点字図書館だより (2025年1月、第320号)
1.サピエ図書館停止期間短縮について
11月号に掲載しました「サピエサービス全面停止」についてサピエ事務局より停止期間短縮の通知がありました。
●変更後の停止期間
令和7年2月5日(水)午前9時から2月26日(水)午前11時までの3週間
この期間は、図書の検索やコンテンツのダウンロード、オンラインリクエストも全て停止となります。
貸し出し業務については、当館が所蔵している図書の中からの貸し出しのみとなるため、大変ご不便をおかけいたします。サピエ会員の皆さまの個人情報と、図書の著作権を守るために必要な作業となりますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
2. 「触って、話して、見て楽しむ美術鑑賞ワークショップ」
見える人、見えない人一緒に、触ることや話すことを通じて、県立美術館の彫刻作品を鑑賞します。今回は、彫刻家の安藤榮作さんをお呼びして、安藤さんの作品をみんなで楽しみます。
■日 時 3月9日(日)
@午前10時30分〜正午
A午後2時〜3時30分
■会 場 県立美術館 2階常設展示室、実習室
■講 師 安藤榮作氏(彫刻家)、県立美術館学芸員
■参加費 無料
■対 象 中学生以上の視覚障がい者 各回5名程度
晴眼者 各回3名程度
■申込方法 点字図書館にお電話でお申し込みください。(先着順)
■申込期限 3月2日(日)
【講師紹介】
安藤榮作(あんどう・えいさく)
東京藝術大学彫刻科卒業。手斧で木を彫り刻み、生命力あふれる彫刻を制作する。1990年に福島県いわき市に移住。2011年に東日本大震災で被災し、原発事故を受けて奈良県に避難移住する。2020年に「第10回円空大賞」円空賞を受賞。
3. 点字図書差し上げます
当館の図書整理のため、点字図書を先着順で差し上げます。図書はバインダーから外し、ひもでとじた状態で発送します。ご希望の方は、貸出担当までご連絡ください。
●教えて、修造先生!心が軽くなる87のことば 全3巻 松岡 修造 著
面倒くさいと思ったらガッツポーズ! 偽プライドで着飾るな! 苦言はいちばんの褒め言葉! やりたいことはクセにしろ! ポジティブになれる松岡修造の言葉を、悩みに答える形で収録する。
●文豪たちの妙な話 全5巻 山前 譲 編
病院で聞いた変な音、突如消えた時計…。夏目漱石、森鴎外ら日本文学史に名を残す10人の文豪が書いた、人間の心の不思議に迫る異色のミステリー10編を収録した文庫オリジナル・アンソロジー。
●少女たちの戦争 全3巻 中央公論新社 編
若い兵士に言えなかった「サヨナラ」の一言、東京大空襲の翌日に食べた〈最後の昼餐〉…。瀬戸内寂聴から佐野洋子まで、太平洋戦争開戦時に20歳未満だった女性たち27名が、非常時の日常をつづる。
◆県点字図書館 電話 024(531)4950
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