福島県点字図書館のボランティアについて
当館では、点字・録音図書の製作に携わるボランティアの養成講座を行っています。
受講希望者の募集は、新聞の県広報欄や当館ホームページなどを通して行っています。
(学生・生徒の方は除きます。)
講座を修了された方には当館のボランティア(奉仕員)として登録いただき、視覚に障がいを持つ方へ貸し出しなどを行う図書の製作にご協力をいただきます。
製作する図書は、利用者の希望や全国の施設・団体などの製作状況などをもとに「図書選定委員会」を開催し、選定しています。
選定した図書を当館で購入し、ボランティア(奉仕員)の方々に点訳・音訳などを依頼します。
■点訳ボランティア
図書などの墨字(活字)情報を点字に訳すボランティアで、作業はパソコンの点訳ソフトを使います。
養成講座は自宅での通信講座を中心に2年課程で行なっています。
(1年目の基礎講座を修了後、翌年度に実施する実践講座を受講していただきます。)
※今年度の募集は、締め切りました。
講座修了後は、主に自宅で点訳作業をしていただきます。
■音訳ボランティア
図書などの墨字(活字)情報を声に出して読み、音声に訳すボランティアです。
読み手が感情を込めて伝える「朗読」とは違い、記載されている事柄を『目の代わり』として忠実に伝えることが重要です。
作業はパソコンや専用録音機を使用し、録音を行います。
養成講座は1年課程で、当館に週1回(毎週水曜日または、土曜日・年20回程度)通っていただき、基本的な発声やアクセント、音訳処理技術などを学ぶ集合研修形式で行っています。
講座修了後は、当館のスタジオまたはご自宅において録音作業をしていただきます。
※今年度の募集は、締め切りました。
■デイジー編集ボランティア
音訳ボランティアが録音した音声データを、パソコンで編集し、CD(デイジー)図書にするボランティアです。
こちらの受講募集は必要に応じて行っています。講座は当館において6回程度、実施します。
講座修了後は、当館のデイジー編集室やご自宅で編集作業をしていただきます。
※活動ボランティアの状況より、講座開催は不定期となっています。
※1 各ボランティアの養成講座には募集定員があります。課題提出や受講に関する調査のほか、必要に応じて面接などを行い、受講者を決定させていただいております。
※2 自宅で活動されるボランティアの方に対し、可能な範囲で機材の貸し出しも行っています。
[問い合わせ先]
福島県点字図書館
〒960−8002 福島市森合町6−7
電話 024-531-4950 FAX 024-534-0522
電子メール fukushimatenji@ad.wakwak.com
※月曜・祝日・年末年始は休館
トップページに戻る