「AM:200〜猫と月夜のブランコ」ゲーム感想
お値段がお手ごろ価格で、前作も好きだった…そして、総リバなのが決定打となり購入しました。
あまなっとうブランド第二弾です。
都会の片隅、住宅街にある小さな児童公園。
昼間は子供たちのためのその公園は、夜になると、エサを持って、青年が猫に会いにきていた。
日常のささやかなあれこれを、黙って聴いてくれる、彼だけの野良猫―――。
ある日、いつもと違う時間に訪れた彼は、自分と同じような事をしている青年に出会って……。
登場人物(メインキャラ)は三人と少ないのですが、三人全員主人公に選べて、受けも攻めも両方見られる、総当りカップリングなのが嬉しかったですｖ
ひとつひとつのシナリオは短くても、『夜の公園』という雰囲気がよく活かされたお話でした。
萌え、というよりも、じんわりいい話、といった感じでしょうか。
夜の公園で出会った二人が、昼の世界で再び出会って、互いに意識していく…という流れも、わかりやすくて、よかったと思います〜。
猫は「にゃーにゃー」としか言ってない(笑)のですが、猫語をカッコ表記してあるので、何と言っているのかはわかります。
人間たちと猫たちの、噛み合ってない話も楽しかったです〜ｖ
今回は、前作のぷり・プリの時のように、絵と話の雰囲気で購入したら、鬼畜ルートもあってびっくりと言ったことはありませんので、その辺は安心してお買い求めください(笑)
エッチはラストに一回のみで、ノーマルな感じ(でもテキストよく読めばそれなりに…)でした。
エピローグの糖度は結構高めだったと思いますｖ
システムは特に不満点なく、使いやすかったです〜。
個人的に、フォントの大きさは、ここのブランドくらいが一番好みです。(ちょっと大きめなほうが好きなので)
メッセージ履歴をよく見るほうなので、履歴見ている時も声が途切れないのが嬉しいですね。
セーブ数は40ですが、ゲームのボリュームから言っても十分足りました。
セーブする時の、『しゃららら〜ん』という音が好きでした(笑)
絵は、やま・びっこさんの絵柄自体が好きなので〜！
コミカルな絵がもエッチな絵もどっちも好きでしたｖ
猫も可愛かった〜！もふっとしたメンデレーエフが好きです。
ボイスは、偽名ですがわかるひとはわかる有名どころさんなので、安心して聴けました。
音楽もよかったと思うのですが、たまに切り替わるタイミングがよくなかった時があったような…。
難易度は高くない…と思います。
バッドエンド、ノーマルエンドがないので、適当に選択し選んでいても、何がしかのエンドが見られるはずです。
が。
このゲームは、リバゲー。
選んだ主人公が受けに回っちゃったエンドで終わったなら、当然、その逆、攻めのエンドもあるわけです。
大体は、ちょっと選択し変えたらどっちも見られたのですが…。
野並さんが主人公のルートで、本郷君狙いでやった時、本郷×野並はすぐ見られたのですが、逆が…！
野並×本郷がなっかなか見られなくて、苦戦しました。
リバゲーですがたぶん、受けになりやすい人、攻めになりやすい人、ってのがあるのではないかと思います。
三人の中で一番の攻めキャラは、見た目のややショタっぽさ(ハーフパンツですよ!)に反して、受験生の本郷君でした。
受けの場合も攻めっぽかったよ、本郷君…(笑)！！
三人の主人公でどれか１ルート以上エンドを見たら、おまけルートが開きます。
本編では見られないIfルートで、これも面白かったです〜。
夜の公園で、猫を通して知り合った青年たちが、それぞれの悩みや心境を語り合いながら親しくなっていく…という、話としては地味なものですが、寒い季節に心がほんわりする作品だったと思います。
猫と野並さん(笑)に、癒されました〜。
2005/12/13
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