「ぼくらはみんな、恋をする」ゲーム感想
ぼくらはみんな、恋をする
pekoe 2006-05-26
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by
G-Tools
可愛い絵(
ラシエルといい、ぷり・プリといい、目のくりっとした美少女系の絵が好きなんです…汗
)と唯一の攻略対象のユニークな設定に惹かれて購入しました。
幼い頃に遊んだ思い出の「おにいちゃん」と同じ学院に入学した主人公、
山吹琴耶
《
やまぶきことや
》
はその直後、二週間後の引越しを父親から告げられた。
ショックを受けつつも、琴耶はバイト魔の「おにいちゃん」
鷲尾寛志
《
わしおひろし
》
の姿を追いかけて、放課後の街を駆け回る。
一方、双子の弟・
琴成
《
ことなり
》
は、自分に内緒で行動する兄に大ショック。
兄が自分に泣きついてくるように、校内でスカウトした刺客を使って過激な行動を始めて…!?
さくさく、テンポよく遊べて、
笑える
ゲームでした!
萌えもありましたが、それよりも笑いですね〜!
行動選択式のアドベンチャーで、弟の繰り出す刺客の妨害を『戦う』『説得する』『逃げる』で交わし、マップ画面でおにいちゃんのバイト先を探して好感度選択をあげていきます。
攻略対象キャラはおにいちゃん1人ですが、脇カプが4組(キャラ・受け攻め固定)発生します。
二周目からはイージーモードが使用できて、好感度の高い選択肢にチェックが入り、マップでおにいちゃんや刺客がどこにいるか顔アイコンで表示されるようになります。
カップルを成立させるのはイージーモード使えば簡単でしたが、スチルの差分(特に最後の1枚の差分…!)を集めるのにちょっとてこずりました。
システムは快適でした。スキップも高速。
(ビジュアルアーツ系はバッグログがウインドウ枠表示なので、全面表示してくれると嬉しいんですけどね〜)
期限が二週間と切羽詰っているため、必死でおにいちゃんを追っかける琴耶が微笑ましかったです。
もう少し大人し目のキャラかと思えば、中々にガッツのあるツッコミ系キャラでした。
でもおにいちゃんに対してはツッコミが甘く…というか、常にプラス方向に捉えている辺りが、
恋
だな〜、と(笑)
おにいちゃんの
守銭奴っぷり
(というかバイトにかける情熱というか)も徹底していて面白かったです。
普段のおっとり、のんびりした雰囲気とのギャップが…(笑)
アライグマの着ぐるみでビラ配ってるシーン、歌声が聞きたかったです、おにいちゃん…!
弟の繰り出す刺客たち、あの手この手で琴耶に嫌がらせ(?)をしかけてくるのですが、ショタっ子・はじめの落とし穴攻撃がインパクトありました。
二週間の間に、徐々に落とし穴スキルがアップ。
これ、期限が一ヶ月とかだったら、あの落とし穴はどこまで進化していったんだろう……(笑)
でもインパクトだけで言うんなら、
縦ロール
もといガブリエールもとい
鳳凰稜
《
ほうおうりょう
》
都
《
みやこ
》
が最強でした!
問答無用で、
「フランソワアァ〜ズ!!」
と叫んで突進してくる様が…!
刺客キャラではないのですが、どの刺客よりも琴耶に(精神的)ダメージを与えていました。
登場シーンから飛ばしていた都ですが、何よりも
オチ
がインパクトありまくりでした。
そうだったのかガブリエール…!!
ぼく恋のお笑い要素を一手に引き受けるキャラでした。
ボイスなしなのが惜しかったです。声がついてた方がもっと笑えただろうに…!
攻略対象が一人ってのも寂しいなーと思ったんですが、脇カプで出歯亀(笑)を十分堪能したので、ボリュームはあまりなかったですけど、終ってみれば結構満足です♪
双子の可愛さも満喫しましたし!双子のやり取りに萌え…vv
あると思わなかった弟エンドがあったのもちょっと嬉しかったです…!
バッドエンド
ですけど(^_^;)
弟にとってはあれが目的達成エンドなんだろうな〜。
兄貴への執着っぷりが萌えでしたv
2006.5.27