「ひとつや物語」ゲーム感想
ほのぼのした雰囲気に惹かれて予約しました〜。
あと、アインさんの全年齢向けBLってどんな感じなのかな、という好奇心で(笑)
仕事をなくして途方に暮れていた青年、児島薫は、ひょんなことから山の上のお屋敷で働くことに。
人間と獣人が暮らす榊原邸での、住み込み料理人の薫の毎日は、ハプニングとラブがいっぱい…?
全年齢向けでも、studio may-bさんの企画なだけあって、しっかりと恋愛ものです。
18禁要素がない場合は、その分お話の方で見せないといけなくなる分、難しいと思うのですが、その辺り安心して楽しめました。
システムの方も一通りのものが揃っていて使いやすかったと思います。
行動選択式のアドベンチャーで、一日が午前・午後・夜に分かれていて、お屋敷のそれぞれの場所にいる攻略キャラに会うことでシナリオが進むようになっています。
最初のプレイでは、誰がどこにいるのかわかりませんが、二週目以降では『ターゲットレーダー』が使用できるようになり、それに合わせて選択肢の正誤を教えてくれるヒント機能を使えば、ほぼ自力でコンプできると思います。
なので、難易度は低め。
メッセージ履歴が、メッセージ枠表示で、音声が強制再生だったので、全面表示できて、音声再生はこちらで選択できるとよかったな〜。
最初のプレイでは、やり方がよくわかってないのもあって、ノーマルエンド(何も起こらず終了…)でした。
二週目以降はヒント機能とターゲットレーダーが使えたので楽勝…と言いたいところですが、ターゲットレーダーに気付いたのが三週目からだったので、二週目までこまめにセーブしてロードしてました(^_^;)
ちなみにゲーム内期間は三週間程度です。
アインさんのゲームはカフェリンもそうだったのですが、今回もお腹が空きます。
すきっ腹でプレイしちゃ駄目です!
特に夜中にプレイしてたら、夕飯食べててもポテトチップが食べたくなったりするから要注意です。
ごちそうの絵は全くと言っていいくらい出てこないにも関わらず、テキストだけですきっ腹にさせるとは恐るべしstudio may-b…!(笑)
そんな、随所で美味しそうで甘い匂いが漂ってくる(三時に呼ばれたい…!)ゲームですが、個別ルートは重くならない程度にシリアス路線です。
それぞれに事情があって、主人公の青年が新しく加わることで、いい方向へと変わっていく…そういう恋愛展開でした。
絵柄のパステルカラー調と、愛玩獣(言葉を話せるペットって感じ)のダイのおかげで、全体的には可愛い雰囲気でした。
ダイは家に持って帰りたいくらい可愛かったです〜!!
獣人というのは、動物の特性を持った人間で、見た目でわかるテオ以外は、シナリオが進むにつれ何の動物なのかがわかるのも楽しかったですv
どのルートも好きなのですが、特に好き(ってかツボ)なのは、
ツンデレぶりが眩しいジャスティ、
ときめきの変貌を見せてくれたテオ
…でしょうかvv
フルボイスだったのですが、どのキャラもイメージに合っててよかったです〜!
薫の石川英郎さんは普通の兄ちゃん役がよく似合うなあ…!と。
(あがけの樋口といい。エプロンの似合う兄ちゃんと言えば石川さんです!?)
シナリオをフルコンプすると、おまけの人物紹介コーナーから、デスクトップ時計をダウンロードできます。(ボイス付です〜!)
全年齢向けでも十二分に楽しめましたv
ちょっとお人よしで、普通の兄ちゃん(大好物…!)の恋愛モノが好きな、ダイエット中ではない(笑)方はぜひ、どうぞ♪
2005/12/30
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