「弄り遊戯」ゲーム感想


弄り遊戯弄り遊戯

マリンハート 2004-02-27
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 タイトルからして気になっていたこのゲーム…。
 発売元のマリンハートのサイトのサンプルCGも気になってました。
 女装CGに。
 …羞恥プレイ!?
 高まる期待。
 だけど、何かと評判(?)のメーカーさんだけに、レビュー待ちしてました。
 一番の不安だった、バグもなく、シナリオも萌えだと聞き、十八番タブーさんのアドバイスに従って(笑)、メッセで特典CDロム付を購入しましたv
 あらすじは、大体こんな感じ。

 

 地味で、目立たない大学生の結城陸(ゆうき りく)。
 バイトもクビになり、彼女もいなくて、友人も少なく、暇を持て余していた。
 そんな退屈なある日、中学の同級会の連絡を受ける。
 陸は、中学の時、三人のクラスメイトに執拗にいじめられていた。
 変化のない日々をもてあましていた陸は、同級会に行く事にしたが―――。

 

 マリンのHPと大してかわんない梗概ですね…。
 同級会で、再会執着愛モノ。
 やけぼっくいに火をつけろ!(違)って感じです。
 システムは大変重かったです。
 う、動いてる?とまってる?頑張って!とエールを飛ばしつつプレイです。
 選択肢を選んで、次の台詞が現れるのに、1分。
 待ち時間に本を読みながらプレイ(^_^;)
 これは環境にもよると思うのですが。
 (マックの方は、さくさく動くらしいと聞いたので)

 感想は、とにかく萌えます。

 いままで、ありそうでなかった、オーソドックスなボーイズラブモノです。
 強姦から始まって和姦に至る……そんな、ミラクルなボーイズラブ小説に親しんできた、貴女に薦めたい一品です。
 系統としては、『終わりのないラブソング』とか、『フジミ』シリーズとか、あの辺の一昔前のボーイズラブ小説にハマッた方なら、すんなり入っていける世界だと思います。
 主人公の一人称で進むストーリーも読みやすいです。
 凌辱、強姦などのハードなものもありますが、その根底に愛が…!

 愛があれば大丈夫…!!

 ……そんな、やおいの力技がオッケーな方なら、大丈夫、怖くない、怖くない。
 十二分に、いや、むしろお釣が来るくらいに、萌えで乗り切れますよ!

 絵は、結構好みです。
 主人公も可愛いし、攻めキャラもカッコよく、親しみの持てる、クセのない絵だと思います。
 立絵が可愛いです。スチルは…ちょっと微妙なのもありましたが、キレイでした。
 背景は……小学生の時やった、ファミコンのアドベンチャーゲームを彷彿とさせました(笑)
 ここで絵が欲しいなぁ、というとこには、ほぼ絵が入っていたので、大変満足ですv

 シナリオのボリュームは、少ない方だと思いますが、私にはちょうどよい長さでした。
 キャラ毎に、シナリオが全然違うので、繰り返しやっても苦になりません。
 というか、やればやるほどハマります。
 こんなに、どのキャラのルートでも萌えるシナリオは初めてです…!
 とくに二宮。
 攻めなのに、身勝手発言ないじめっ子なのに―――なんて可愛いんだ……(悶)!!

 主人公に執着しまくるいじめっこ連中がオソロシイくらいに可愛いです。
 メガネを外せばカワイコちゃん(死語)、というお約束をかましてくれる、ネガティブな割には、ここぞというとこで、すぱっと斬ってくれる陸ちゃんも可愛いのですが、やっぱ攻めが。可愛すぎ。
 メッセの特典、「弄り遊戯 特別編〜あいつに執着する理由〜」(タイトルそのまま)も、短いながらも大変よかったです。
 いじめっこ一人称なのも萌え。
 どうせなら兄も特典に追加して欲しかったです。
 ファンディスクなど、おそらく出そうにもないので、ここはぜひ、メッセで特典付を!
 出たら迷わず買うんですけどね〜、ファンディスク……(笑)

04/3/17