「ラシエルの箱庭」ゲーム感想
ラシエルの箱庭 ~少年と解放の呪文~ 初回版
b_works 2004-07-30
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Amazonで詳しく見る by G-Toolsb-worksのゲーム、前から興味もあった(マギミスが出たら買おう〜!と思ってます。セラスパは未プレイですが…)のと、絵が!とにかく絵が好みだったので、ヴィジュアルアーツに薦められる前にオフィ通に予約を入れました♪(学園ヘヴンはヴィジュアルアーツのダイレクトメール見て購入^^;)
斎賀伶(さいがれい)には、誰にもいえない秘密があった。それは、接触により、相手の心を読みとってしまう力―――。その力ゆえに、彼は優秀でありながらも、他人との関わりを避け、怠惰な日々を送っていた。
そんな彼の元に、遠縁で幼馴染みの九条鷹見(くじょうたかみ)が、ある提案を持ちかけた。
九条家が管理する貴重な〈商品〉を教育し、監視してくれないか、と。
その〈商品〉とは、九条家が契約を結んだ〈顧客〉に提供する、少年少女。
伶には、その中でも特に貴重な〈商品〉、浅羽望(あさばのぞみ)の管理を任せたいという。
彼は、その身に”天使”の血を引くというのだが……。
切な系のファンタジーなアドベンチャーゲームで、短めですけれども、いいシナリオでした〜。
話が進むにしたがって、〈天使〉とは一体何なのか、誰なのか――に迫っていくのですが、クラシック系のBGMが雰囲気を盛り上げて、ラストまで一気に読めました。
目新しい感じはしないのですが、天使とかの出てくる、少女漫画風味のファンタジーが好きな方なら、すんなり入っていける世界だと思います。システムは、非常に快適でした。ただ、メッセージの読み戻し機能はちょっと不便だったかな。
神無のように、画面一杯使って読みなおさせてくれると、嬉しかったのですが。
落とせるキャラクターは三人。
〈天使〉の血を引く、ハ○ス世界名作劇場系の健気少年の浅羽望。
主人公・伶の身の回りのお世話をする、天然善人ナイスジョブ!なメイドさん、宮代真璃絵。
中学生男子よりも初々しい幼馴染みで九条家当主の、九条鷹見。真璃絵は、ルート制限があって、望か鷹見のいずれかのグッドエンドを見てないと、EDに辿りつけません。
望→真璃絵→鷹見の順でプレイしました♪オフィにもお薦め攻略順番として紹介されていましたが、実際プレイしてみて、確かにその通りだと!思います。
なんせ、鷹見は、このゲーム中、唯一(?)のBLルートです!
謎解きを済ませた後のお楽しみにとって置きましょう。
どのルートもとても面白かったのですが、主人公に声がついていなかったのが、すっごく残念でした!
あの、望相手の、手馴れた行為…!ボイスつきで見たかったです!
望の声が女性声優なのは、違和感も抵抗もなかったのですが、いざ事が始まると、女性の声だけ聴きつづけるのは、ちょっと飽きるというか…(^_^;)
CGも綺麗だったのですが、主人公が、1枚をのぞいて、もれなくフレームアウトしてたのも残念でした。なんか、寂しくないですか?思わず、下から覗き込みたくなりました…。
そしていついかなるときも、決して服を脱がない主人公。脱がして!望!(笑)
実は一番最初に落としたかったメイドさん。こういう、コテコテな感じの可愛い女の子、大好きです…。
声も可愛く、行動も可愛く、おまけに、あくまでも善意に基づく、彼女の仕事ぶりには脱帽です。
望ルートでも、鷹見ルートでも…。
ありがとう、真璃絵!
グッジョブ!
そして鷹見…。
ヘタレ攻め好き必見。
望ルートでの主人公への言動でも、すでに十代の少年のような瑞々しさを覗かせ、「好きな子には、優しくしなきゃ伝わらないわよ〜v」と、微笑みながら背中を叩きたくなった彼。
ルートに入ったら、瑞々しいどころじゃない、面映いまでの初々しさを披露してくださいました。
そんなに表情にすぐでちゃって貴方。仕事の方は大丈夫?
…と、余計な心配もしたくなる程です。
なんか、鷹見ルートでは始終頬が緩みっぱなしという、アヤシイ人になってプレイしてました…(^_^;)
クリア後に見られる、〈天使〉に関わるエピソードと、攻略キャラとのその後のおまけシナリオもよかったです。おまけでもエッチが見られますよ〜(親切!)
そういえば、このゲーム。いざ事が始まった後も、選択肢が結構あったのが嬉しかったです…vv
04/8/2