「催眠の奏」ゲーム感想

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　今回もメッセ特典付をうきうきと予約しました、マリンハート新作♪
　雑記で早々と購入決意を表明したら勇者の称号を頂いてしまいましたが…(^_^;)

　

　不眠症の響佳澄(ひびきかすみ)を唯一眠らせてくれるもの――それは、幼い頃から持っている、一つのオルゴール。
　両親から突然言い渡された、全寮制男子校への転入。
　内気で大人しい佳澄は、唯一ともいえる親友の一世(いっせい)とも離れ、不安な中で、新しい学校生活をスタートさせる。
　そこで、佳澄が知ったのは……。

　

　シナリオと原画が前回(弄り以降の方)とは変わってしまったので、多少不安があったのですが、ノープロブレムでした！
　絵は……

　いいという人を自分以外では聞かない

　のですが、私は結構好き　で　す　よ………。
　塗りはイマイチですが。いや塗りだけじゃないだろ！とツッコミが入るのでしょうが。
　絵柄自体が好きなので。合体絵(笑)とか、アリエナイヨ！というのもなく。枚数も結構あったし。
　私は満足していますよ、ええ。（※明らかに少数派です）

　

　シナリオは、一文が長く、多少読みづらい時もありますが、慣れたら平気な程度じゃないかと。
　誤字脱字はちょこちょこありますが、これも気にならない程度でした。
　転校前の描写が1日分しっかりとってあったのが意外でした。
　転校してから始まるのかと思ってたので。

　話の筋としては、主人公・佳澄の不眠の原因が、攻略対象との接触によって明らかになって行く…という感じでしょうか。
　あるキャラではわからなかったそれも、別キャラを落とすことでわかるようになったり、わからないまでも、解決への糸口が見えてきてグッドエンドに…という経過で、目に付いて気になるような破綻もなく、どのキャラも結構楽しくプレイできました。

　攻略キャラは五人で、これもちょうどよかったな、と。
　オフィシャルで見て、親友の一世目当てだったのですが、いざプレイしてみると、外見チャラくて、マイペースの俺様流、の割には言動は意外にマトモ、な宇紀（たかき）がよかったです。
　キレると怖いヴァイオリニストの夕夜（ゆうや）も。ラストが少女漫画っぽくって好みでした。
　一世は…グッド１、２と彼だけED数が多いんですが。
　グッド１ではグッドなのにびっくりな腹黒独白が…！

　どのキャラも、くっついたその後までをラストで描かれていたので、ヴォリューム自体は今までのマリンと変わりないですが、物足りなさはなかったです。満足。

　

　システム面も、今までと変わらず〜。既読判定が、選択肢が変わってちょっとでも違ったら、きかなくなったので、その辺何とかして欲しいかな、と。
　メニュー画面とッセージウィンドが以前よりちょっとだけシャレた感じになってました。

　

　メッセの特典ですが。

　一世スキー以外には用のない代物です。

　ご注意下さい(笑)
　グッド１の腹黒EDを見てベストEDがあるはずだと思ったのになかった一世。
　グッド１、２、バッドを見たら、まあ一応納得は出来るんですけど。
　まさかフォローがメッセ特典でくるとはね…。
　腹黒一世なんてどうでもいいのよ！という方には、本当に見てもせんなきものですので。

　内容の方ですが、一世(黒…)視点で、佳澄との過去・現在・未来の三つが見られます。
　過去編は、前の学校での一世と佳澄の日常。子ども時代じゃないのね。ちっ…。
　現在編は、佳澄の転校先に潜入する一世のストーカーぶりを。過去編でもそうだけど、とんだ犯罪者だよね、一世…。
　未来編…というか、妄想というか、願望編は、ピンクのエプロンでコゲたカレーを作ってくれるかわいらしい佳澄が。えっちもあります(笑)

　ちなみに、

　腹黒・犯罪者なのに親友、おまけに○○（一応ネタバレにつき伏せ）な一世……

　大好きで　す　よ………(汗)!!

　

04/12/1