『遙かなる時空の中で３』ゲーム感想

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　遙かシリーズ第三弾…。
　一応、１も２もプレイ済みだったりしますが、どっちも半分強くらいしかやっておりません。

　が。

　今回は違いましたッ！
　八葉コンプ、黒龍の神子の朔と、白龍と、メインキャラすべてクリア。
　あと（たぶん）ED1つ見たらコンプという…快挙です！おお！

　基本(?)シナリオは、今までを踏襲、現代に住む女子校生が、いきなり昔の日本(?)な異世界に飛ばされ、龍神の神子、という救世のヒロイン(?)になって、神子を守る八葉と共に怨霊と対峙する、恋愛シュミレーションです。

　今回、ゲームシステムや、戦闘がラクチンになっていたので、コンプするぞ〜！という意欲が前作、前々作よりも増しました。
　特に戦闘シーンでの応援の選択肢がなくなったのがありがたく…。
　あれ、いっつも迷っちゃって、攻略本片手にやっちゃうんですよね(^_^;)
　レベルもあげやすいので、うっかり戦闘にはまったり。

　今回の新しいシステム、運命上書きシステムがよかったです。
　バッドなEDになると、章を溯ってやり直せると言う！
　しかも、バッドな展開に至った記憶(データ)もしっかり残ってるので、これでどんな悲劇も修正が効きます。
　そのせいか、最初辿る展開は、結構泣き路線が多く、普通にシナリオが面白いです…！
　反面、ネオロマ度っていうか、ラブ度は低めかな？って感じでしたが。
　これは主観の問題なので。
　３の神子の性格が思いきりが良く、結構男前（これは全シリーズの神子に言えるかも？）なので、余計そう思ったのかも。

　

　個人的好き八葉EDベスト３は、ヒノエ、敦盛、景時、です。
　ヒノエは、恋愛イベントが。

　俺の花嫁

　に、素で萌え。
　単純ですとも、ええ…！

　

　敦盛は、神子との恋愛ではなく、兄上、経正との別れにじーんと。

「兄上はもう世界の何処にもいない…！」

（未確認。大体こんな台詞）

　に大変萌え。
　兄弟モノスキーにはたまらん展開でした。

　

　景時は…。
　顔が…ヘソ出しルックが…と、ビジュアルが厳しかったのですが。
　いざルートがはじまってみたら。
　鎌倉方との板ばさみだったり、途中で

　一緒に逃げよう…！

　と、縋りついて来たりと。
　予想外に美味しい展開に。
　鎌倉殿に世紀のハッタリかますシーンとかもよかったです〜。

　

　たぶん一番の泣きシナリオだろう譲とか、白龍の神子より恋愛してた朔とか。
　どのシナリオも楽しくプレイできました。
　多少のツッコミどころはもちろんありますが。
　それをさしひいても、充分、お釣くるくらい楽しめました。
　あと、鎌倉時代（正確には、平安末期ですが…）が好きってこともあって、歴史的な部分からも楽しめました。
　がんがん歴史を変えられますしね(笑)

　

　最後に一言。

　

　平知盛も落としたかったですッ……!!

05.1.4