「仁義なき乙女」が面白かったので、ファンディスクも迷わず購入♪
追加ディスクではなく、ファンディスクなので、このゲーム単体でプレイ可能です。
桜虎組の組員たちの無駄遣いに腹を立てた、金庫番の朝生義之が、出て行ってしまった。
口うるさい朝生がいなくなって、のびのびと過ごす組員たちだっだが、ある日突然、屋敷の電気がつかなくなる。
朝生がいなければ、金銭面が途端にストップし、無一文になってしまうことに気づいた彼らは、せめて組長である主人公だけは守ろうと、アルバイトを始めることに……!?
単体で遊べるファンディスクなので、いきなりこのゲームからプレイしても大丈夫なつくりになっています。
アナザーストーリーの最初に、本編の内容と登場人物の簡単な紹介もついていますので。
CDロム3枚組みで、2枚がゲームディスク、1枚がドラマCDです。
構成は、以下の通り。
・「アナザーストーリー」
本編でキャラルート分岐前くらいの時間軸から始まっているっぽいIFルートです。
これは、本編知らずにここからいきなりプレイしても大丈夫なのではないかと思います。
本編では攻略できなかった、組の下っ端構成員のヤスが攻略できるようになりました。
・「アフターストーリー」
本編のその後のお話です。
こちらは、前作をプレイしていたほうがより楽しめるかな。
本編ベストエンド後のお話なので、ヤスのアフターストーリーはありません。
・「デスクトップアクセサリー」
壁紙(ちびキャラと立ち絵)、スクリーンセーバー、デスクトップアイコン、カーソルがあります。
直接ディスクから見る場合は、ディスク1じゃなくて、2の方に入ってます。
マニュアルには1と書いてありますけど、ディスク2です。
・「ドラマCD」(タイトル『honey×bitter』
執事とお嬢様という、パラレル設定のドラマCDです。
貧乏な女の子のシンデレラストーリー的な、甘いものと、わがままお嬢様にツンデレ執事が対応する、辛いもの(笑)の二本立てです。
70分ちょっとと容量ぎりぎり収録されてました。
オーディオ機器で聴ける、ドラマCDとして、ゲームディスク2枚とは別に、CDが1枚入っています。
ですが、フルコンプしたら、おまけとして立ち絵つきのゲーム状態(スチルはなし)でプレイして聴く事が出来ます。
システム面は、本編と同じです。
セーブ数も多いですし、既読スキップが、通常のもの意外に、一気に未読部分・選択肢まで飛ぶ「ジャンプ」もあってとても便利です。
選択肢のあともスキップを持続させるかなど、細かい設定も出来て、いたれりつくせりです。
ディスクレスプレイは不可。
空き容量は1.2Gと、FDとしては結構容量がいる方なので、空き容量が不安な方は先にいらないものを削除してすっきりさせておきましょう〜。
ボイスは、脇役までフルボイスですが、主要キャラでまわしているっぽいです。
なので、主人公が、子ども、看護士、お客さんとあらゆる子ども・女性系の脇役を担当していて大変そうです。
今回、主人公の友人は出てませんので。
スチルは、ギャグスチルが前回(本編)よりも多くなった印象?
普通のスチルはストーリーの長さに対して、このくらいかなあという感じで、多くもなく少なくもなく。
アナザーストーリーは、本編ゲームの途中から分岐するIFストーリーです。
本編が4月から始まり、アナザーが夏休みから始まるので、桜虎組の生活に慣れたけれど、まだキャラルートには分岐する前から始まるパラレルストーリーですね。
本編をプレイしていなくても十分楽しめるものだったと思います。
コミカルな部分は、本編以上に磨きがかかっていて、スミス・山木・今回攻略キャラとして昇格したヤスの3人のやり取りも相変わらず楽しかったです!
1周するのにボイスを飛ばさずに聴いて約4時間程度、2周目以降は、既読スキップ使って1〜2時間程度でしょうか。
攻略キャラは全部で7人。
内5人はエッチあり・なしでエンドが各2つずつです。
今回攻略キャラに昇格したヤスはエッチありのみエンドの1つだけ。
本編に引き続いて、喜多川さんはエッチなしのみエンドの1つだけです。
その他に、執事エンドやノーマルエンド、バッドエンド、大団円エンドなどがあり、エンド数も全部で17個と、中々やり応えがありました!
難易度はそんなにありませんので、攻略はさほど難しくないと思います。
アフターストーリーは、選択肢なしの1本道(喜多川さんだけ途中に選択肢がありますが、結末は同じです)のサウンドノベルです。
ボイスを飛ばさず聴いて、35分くらいです。
スチルはキャラによって違いますが、1〜3枚くらいでした。
本編のその後のお話なので、ヤスのアフターストーリーはありません。
本編ベストエンド後の設定なので、もうすでにお嬢とキャラが付き合っている状態なので、かなり甘々です。
砂を吐く勢いで甘いので、そういうのが好きな自分としては、どのキャラのアフターもとても楽しめました〜!!
ちなみに、具体的なエッチシーン&スチルはありません。
(が、天音君のルートでは確実にやってたし、ボイスだけならありました)
アナザーストーリーは、全体的にコミカルな展開ですが、キャラルートに入るとしっかり甘く、切ないシーンもちりばめられていました。
アフターストーリーは、本編が好きだった方なら、きっと大満足間違いなしな、ラブラブ後日談です。
ファンディスクでしか攻略できないヤスも、お嬢に相応しい男になるんだ!と頑張ってる姿が好印象で、よかったです〜v
いきなりファンディスクからプレイして、遡って本編をプレイして見る、というのもアリなのではないかと思います。
ファンディスクとは思えないくらいボリュームがあるので、これだけプレイしても、十分に楽しめますよ〜!
2008/9/8