『カレと彼の間で〜ホワイトラビリンス〜』ゲーム感想


 キネティックノベルでダウンロード販売されている、AMEDEOの恋愛ホラーアドベンチャーをプレイしてみました♪

 

 主人公は、部活で気になる男の子、川田渡とその双子の弟・翔、翔のつれ・あゆみと共に、スキー旅行に行く事になった。
 硬派な兄と、軟派な弟の間で、揺れる主人公。
 ロッジで具合の悪くなったあゆみの様子を見に行くと、血まみれになって死んでいた。
 製薬会社の保養所でもあったロッジには、かつて研究していた致死率の高い、ウイルスが残っていた…。
 吹雪に閉じ込められたロッジで、主人公は、『誰と』生き残るのだろうか……?

 

 あらすじは大体こんな感じ。
 フルコンプまで約二時間ほどと、気軽に楽しめるアドベンチャーゲームです。
 良くも悪くも1050円程度のボリュームでした。
 難易度は低め。簡単にクリア出きると思います。
 狙ったキャラ(兄か弟)に当てはまりそうな選択肢をひたすら選んでいって下さい。
 2回目からのプレイでは、正しい選択肢に兄or弟のマークが付くので、確実にコンプできます。

 タイプの違う、でも同じ顔の男のこの間で揺れる主人公、という視点で一貫されているので、わかりやすく、多少の矛盾も、とにかく恋愛感情で(笑)乗りきっていきます。
 ホラーといえども、そう怖くないので、ホラーはちょっと…な方も安心してプレイしてください。

 ワタル狙いで始めたのですが、ワタルルートでのカケルは、あたかも

 ジェ、ジェイ○ン……!?

…のようで結構怖かったです(笑)
 カケルルートだと、軟派なりにも、優しさが垣間見えるんですけどねー。
 ちなみに、双子の兄弟愛は、カケルルートのバッドで堪能できます。
 バッドなので、限りなくバッドなラストではあるのですが。

 もう少しED数があってもよかったのになーと思いましたが、値段が値段だから、しょうがないのかな、と。
 グッドEDは、スタッフロールの後に、エピローグ(スチル付き)があるのですが、最初はもちろんそんなの知るはずもなく、スタッフロール流れだした時「え…これ、バッド!?」と、焦りました(笑)

 スチルも綺麗でした。ワタルEDのスチルがお気に入りですv
 EDはカケルバッドが一番好きだったりしますが、キャラ的にはワタルが好きです〜。

05.2.15