●●　「ペット探偵Y's」ゲーム感想 　●●

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オフィシャル予約して買ったのですが、2人クリアしてから長いことそのままに。
ようやく残りをコンプしました〜！


ごく平凡な高校生の女の子、双葉裕香。
両親が旅行中の夏休みを、『ペット探偵』を営む叔父夫婦の家で過ごす事に。
ところが訪れてみれば、叔父夫婦は探偵家業を裕香に任せて、幻のペットを探しに旅立ってしまった後だった。
裕香は叔父が拾ってきたというポンコツのジゴロロボット・バリーと一緒にペット探偵代行を始めることになって…！？


探偵をしながら依頼人とも恋を〜…という内容ではあるのですが、恋愛要素は薄めでした。
ペット探しの依頼をこなすのがメインになるので。
ペットを探すシナリオは面白かったんですけれど、後半でいきなり恋愛展開をもってこられるので、

今までのやりとりで、何かときめき要素があったっけ…？

…という気持ちに、どーしてもなりがちでした。
惜しい〜！
エンド自体は結構好きだっただけに、ホントもったいない。
保父さんの守屋さんのちょっぴり切ないバッドとか好きなんですけどね〜！
キャラ毎にシナリオの長さにばらつきがあったのも、もったいなかったです。

店長、隠しキャラよりも短いなんて…ッ！！

一本道ルートなのも寂しかったですペットショップ店長。
……だからって、ゴのつく虫をひたすら叩くミニゲームは入らないけどね………。

隠しキャラはマップ上で青い鳥を50羽探すと見られるようになります。
手がかりは一切なしなので、攻略サイト様をガッツリ頼りました。
最初のプレイで取りこぼした青い鳥が、喉の奥にひっかかった小骨のように気になって、3人目攻略が中々進まなかったという…。
幸せを遠ざけた青い鳥……(遠い目)
(隠しキャラルートは好きでしたが)


……何だか不満点ばかりあげているようですが、このゲームの見所は助手のジゴロロボット・バリーだと思うので、バリーで十分元は取れると思います(笑)
バリーというか、バリー役の藤原啓治さんの名演技というか。
最初のうちはどうしても『ク○○ンしんちゃんのパパ』を思い出してしまったのですが、その呪縛(?)から解き放たれると、芸達者なバリーに釘付けになります！
ジゴロから武士からお袋さんまで、見事な演じ分けを…！
普段のクールな喋り方とのギャップが面白おかしかったです。
他のキャラとの恋愛でも、バリーがいなきゃグッドエンドにはならなかったのではないでしょうか。
主人公が迷っていたら、すかさず背中を押してくれたバリー。
仕事だけではなく、恋のサポートもバッチリ。
ありがとう、バリー！
ルート制限がかかっていて、ある程度キャラを攻略しないとバリーは落せないのですが、ペット探偵の仕事から解き放たれたせいか、バリーが一番恋愛モノしていました。
(って、ペット探偵の仕事の意味は………)
バリーのなくした記憶を取り戻すこのバリーエンドが、ゲームのトルゥーエンドなのではないでしょうか。
次第に明らかになっていくバリーの過去に、切なさで一杯になりました。
そして、全年齢ギリギリで表現していたシーンが美味しかったです〜！
エピローグのセクハラなバリーも(笑)