50cps(50Hz)の鉄片が大きく振動しています
(振動が見やすいようにスローシャッタで撮影しています)

Ｆ　FREQUENCY METER
　　鉄片振動型周波数計
　　TOKIWA WORKS ZF-65

周波数計と云えば今ではデジタル表示のモノを思い浮かべると思います。
しかし過去において周波数の測定は苦労したモノです。

コレは白いマークの付いた鉄片の共振周波数を調整して、ここでは46〜54Hzまで1Hzごとに共振する鉄片を電磁石のそばに置いてあります。
電磁石に電流を流すことによりそれぞれの鉄片は吸い寄せられますが交流電流の場合振動することになります。その周波数が鉄片の周波数と同じになった時、鉄片は共振し大きく振動します。
振動板の先端に共振周波数を調整するためウエイトを調整した様子が見えます。
大きな2μF/150vのコンデンサがコイルと直列に入っています。直流阻止と回路電流調整用と思われます。

(ja1cvf 0905)