MUSEUM for junk  雑品館
捨てられずにしまってあったゴミのようなモノです。

自己満足の ガラクタ 博物館

【 何とも 珍しくない ガラクタたち! ラジオパーツに 留まらないのが 珍しい 】 

H 方杖(ほうづえ)
  
(梁を支える補強材)

上の写真は東武線の春日部駅のホームです。最近は珍しい木造駅舎です。
柱の上の方に梁を支える斜めの小柱があります。これが方杖と呼ばれる補強材です。
筋交(すじかい)を入れにくい駅舎ですべての柱に4方向の方杖が入っています。
最近は木造の駅舎は珍しくほとんど見掛けることが無くなりました。
一般家庭などでは壁の中に筋交が入っているはずです。 これがないと地震の時建物が崩れます。

実はこの駅にはもう一つ珍しい構造物があります。 無くならないうちに写真に納めて置きたいと思います。お楽しみに!
★年末(0712)に行ってきました。
ホーム間を移動する跨線橋です。構造は鉄骨ですがこの鉄骨の形をよく見ると普通の型材ではありません。
これはレールの廃材?です。?マークが付いているのはレールがすり減っているように見えないのです。 昔は明らかにすり減ったレールが使われていました。最近はレールの交換も早いので目立たないのかもしれません。
廃材利用の駅舎も珍しいものになってきました。駅舎は比較的長期間使用されるため珍しい構造、珍しい工法建物があります。

下の写真は私の家ですが梁と梁(桁)を水平に繋ぐ補強材が入っています。 こう云うのを火打ち(ひうち)と云います。
残念ながら筋交はかべのなかでお目に掛けることが出来ません。

(ja1cvf 0708)