1999/12/21 西川貴教のallnightnippon SUPER!

(西) 今週はここで久し振りに、この方が遊びに来てくださいました。ご紹介しましょう。全身性器、セクシャルウエポン、存在自体がセクハラ男、福山雅治さんでーす!

(福) どうも!僕、マシャ!
(西) (笑)
(福) 全身性器って・・(笑)いいっすね。
(西) フェロモンの核弾頭。
(福) いやいや、うれしいな。
(西) 本当に。
(福) 大体ね、「平成のエロ男爵」って西川君が言ったもんだから、あれ以降すっかりその通り名になっちゃいましてね。
(西) すばらしい。
(福) 本当にありがとうございます。
(西) いえ、こちらこそです。
(福) 新しいキャッチフレーズの名付け親。(笑)
(西) (笑)いやでもね、本当に失礼な話なんですが、本当に福山さんはですね、あのー僕ずーと、このオールナイトニッポン・スーパーという形になってからもずーと、アプローチしてまして、何とか来て貰えないもんか。
(福) いや僕はいつでも行くって言ってたんだよ。
(西) いや。だってね、とはいえですよ、ドラマって言いますと、拘束時間も長いです。
(福) 長いね。
(西) で、その上ですね、今年はこう色んな形でね、それこそ女性のボーカリスト・・。
(福) あー、ガッポリ計画ね。
(西) ガッポリ計画・・。やめなさいよ!(笑)
(福) (笑)
(西) だからこうね、新しいところで福山雅治の魅力がどんどん出たりした年だったりしてね。なかなか・・なかなかこの時間帯、だってね、1時-3時とかだと、以外に、逆に仕事・・
(福) 来やすい。
(西) そりゃ終わってるでしょ。
(福) そうそう。来やすい、来やすい。
(西) 「ちょっと無理なんですよ」「ウソつけ〜!」みたいな。
(福) うん。確かに、確かに。
(西) 10時-12時ってね。
(福) 繰り上がっちゃったからねー。
(西) これはねー・・。
(福) 一番働き時だもん、だって僕ら。
(西) そうなんすよ。これ僕自身も、あの非常に苦慮してる部分が・・・
(福) あるでしょ?
(西) 当たり前ですよ。
(福) ねー。
(西) でなぜ福山さんをね、僕がそんなに切望してるか。こんなに求めているか。体が欲しがってるか。(笑)
(福) 欲しがってるか。(笑)
(西) 以前からですね、あのーまぁ関係性をご説明しますとですね。僕、このオールナイトニッポン・・、まあ前身になりますか、「オールナイトニッポン」ですね。
(福) そうですね。
(西) その当時ですね、僕2部時代。
(福) 1部、2部ってのがあったんですよね、昔。
(西) ありました。その当時、月曜日でした。
(福) 月曜日でしたね。
(西) 私、96年の・・えー97年の頭か。97年の1月6日です。
(福) もうそんななるかねー。
(西) そん時に、初めて、「オールナイトニッポン」ということですね、スタジオに行きました。スタジオでこう僕が、一生懸命ね、それこそその当時はですよ、打ち合わせだけで3時間とかやってましたよ。
(福) えっ!?そんなやってたの?
(西) やってましたよ。だってもう、まるっきり何やって良いもんかってね・・
(福) あーはいはいはい。
(西) で、したら、福山さんがこうね、あのー当時の会議室の1番大きいところガーンと抑えてですね。
(福) あー、1番いい会議室用意してって言ってたから。(笑)
(西) そうそうそう。「1番いい会議室。1番カワイイ女の子用意して」
(福) そうそうそう。(笑)それほんとだね。1番カワイイ子用意してっていうの。
(西) (笑)あのー、スタッフの分だけ全員女の子あてがってみたいな。
(福) (笑)
(西) ていうのはまぁね、ありました。で僕はもうやっぱ、羨望の眼差しで。その当時、やっぱね行って「初めまして」っていう所から始まって、それこそその、この後番組があるんでって、チラッと出させて頂いてですね、そりゃぁもう嬉しかったもんですよ。
(福) あー、ありましたね。ほんとに1番最初、あの後半のところでしたっけ?
(西) そうです。
(福) ちょっと来ていただいてね。
(西) えぇ。
(福) ありましたねー。
(西) で、そっからもう、かれこれ2年ぐらいですか、2年以上ですよね。ほぼ3年近く。
(福) そうね。
(西) その後僕もね、金曜の1部に上がったりという形でですね。
(福) そうそうそう。
(西) あのちょっとね、接点がなかなか、なくなりつつあったりとかしてたんですけども。でも、とはいえ、僕の絶え間ない愛情がですね、マシャを呼び寄せ・・
(福) そうそうそう。絶え間ぬコールがね。
(西) そう!当たり前じゃないですか。唯一ですよ!福山さんが、唯一僕の電話をね・・
(福) (大笑)
(西) (笑)電話番号に心置きなく電話できるのは。
(福) あー。
(西) マシャだけですね。
(福) なるほど。
(西) かけたらね。コール&レスポンスが早い!
(福) 早いよ。
(西) じゃあ、つけときゃいいじゃん!(笑)この人の電話ね、絶対留守電なんですよ。
(福) (笑)俺、やなのよ。つかまるのが。
(西) (大笑)
(福) でも、「あっ留守電入ってる」と思って、聞いたらすぐかけるから。
(西) そう。僕は、ここまでねなるまでにはね、色々プロセスがあり、それこそ「チィ兄ちゃんとチビ兄ちゃんのオールナイトニッポン」とかやったりね、2人でこう連動ですよ。1部2部合同の企画とかやったりしてたじゃないですか。
(福) うん。
(西) いやー、あの頃はね、福山さん心の扉、硬かったー。
(福) あれ!?そんなことないだろー。変わってないよ、硬いよ今も。
(西) (笑)閉じたままかよっ!
(福) (笑)たまーにね、天照大神的にね、ちょろっと、西川君元気そうだなってちょろっと見ちゃあ、また閉めっていう。
(西) (笑)いやぁ、だからーそうじゃなくて。あのね、ここにくる・・こうやって話が出来るだけでも、僕にしてみるとね、すごい開けた感じがあるわけですよ。
(福) あー、なるほどね。
(西) 以前はね、あのーそれこそ、僕の「僕、こんなことがあって、こうなんですよー福山さん」「あ、そう。・・あっ俺はいいや」みたいな。
(福) なに、なに、なに?
(西) 自分のことは・・
(福) えっ!?
(西) とりあえず、自分のことは、言わないっていうところがね・・。
(福) あー。
(西) まず、心を閉ざしてた。電話番号もね、聞き出すのにね、2年から2年半ぐらいかかったしね。
(福) (笑)だってさー、なんか電話番号とかって、「教えてもどうせかかってこないんだろうなー」とかさ、そういうこう・・芸能界の中の、その何つうんですか、あるじゃないですか。
(西) もうね、擦れすぎですよ。
(福) えーっ!?そうなの。
(西) ダメですよ。人を信じましょうよ。
(福) そうね。
(西) でもね、とはいえ僕も、友達っていうかね、あのそれこそ電話かけたりとかですね、「どっか行きましょうよ」なんてね言えるのって・・。
(福) あっ!「高級クラブ」。
(西) うん、そう!あのね僕ずーと福山さんにお願いしてたことがあって、これね、ちょっとそこにいく前にね、1曲じゃあとりあえずお送りしようかと思うんですけども。
(福) そうだね。
(西) これ、もう、よく聞いてますよー。
(福) ありがとうございます。
(西) 有線でかかりまくりです。
(福) これはもう、有線のほんと有線嬢の今の癒しソングらしい。
(西) でしょ?僕ね、同じリリース日に「Winter Dust」って楽曲出してるんですよ。
(福) うんうんうん。
(西) かかるかなーと思って聞くんですけど、これとね「HEAVEN」がね、テレコでずーっとかかるもんですから、嫌味でしょうがない。
(福) (大笑)
(西) じゃあこの楽曲お送りしたいと思います。じゃあ曲紹介お願いします。
(福) そう言うなよー。(笑)
(西) (笑)じゃあお願いします。
(福) 福山雅治で「Squall」。

♪♪ 福山雅治「Squall」♪♪


(西) ということで、お送りしてます今週の西川貴教のallnightnippon SUPPERは、福山雅治さんを、お迎えしてるわけなんですけども。さっきお話の途中で終わりましたけども、えー・・でね、やっぱその2人で、まぁとはいえ電話ではこうやってね。
(福) そう。(笑)
(西) かけてはかけられ、かけられてはかけ、みたいな繰り返し・・。
(福) 付き合って間もない感じだからね。(笑)恋人で例えるならね。
(西) そうそうそう。
(福) デートできてないんですよ。
(西) まだ、手もつないでない。
(福) 手も握ってない。
(西) お互いのこう、気持ちを確かめ合うので精一杯・・てな感じなんですけど。僕もね、ここにきてね、やはり大きくマシャとの関係をもっとね、グッとこう・・あの・・
(福) 深めたいと。
(西) 深めたい。
(福) 近づけたいと。
(西) そう。(笑)・・で、そうなるとね、やっぱこう、この前ほら電話で話したじゃないですか。
(福) 高級クラブ・・(笑)
(西) そうそう。でね、そん時に、来年・・ほら今年は、福山さんも年末ほら、もうねライブも忙しいし。
(福) そうだね。「1月だね」なんて話してたんだよね。
(西) そう。年明けたら、ちょっとなんか、しようじゃないかと・・
(福) うんうん。
(西) いうようなことを言ってたじゃないですか。これはちょと、僕はもう大期待ですよ。来年の夢ですからね、僕は。
(福) あのねー、西川君の話とか色々聞いてると、たまにその屋台から電話がかかってきたりとか。
(西) (笑)
(福) 鍋物食ってて電話がかかってきたりとか、非常に庶民的なんですよ。
(西) はい。
(福) でそれはまあそれで、俺もそういうことあるしいいんだけど、それだけじゃ、ね。いまやあのー妻帯者もあって、しかもそのーあれですよ、日本を代表するね、エンターテインユーナー(?)西川君、ふり幅がないといけないと思ったわけ。
(西) なるほど!
(福) 俺がほらいつもトータルプロデュースをしてるってもう、口をすっぱくして言ってるけど。
(西) えぇ。もうね、人生のトータルプロデュースって言っても、ほんとに過言ではない。
(福) うん。西川君とゆずは俺がプロデュースしてるから。
(西) えぇ。
(福) あとaikoも最近手出してね。(笑)
(西) (笑)広いなー!
(福) aiko、ちゃんと喋ったことないんだけど。(笑)
(西) (笑)何だよ、それっ!
(福) でもちょっと売れてるから、一応プロデュースしてるって言っとこうかなっ思って。
(西) (大笑)いいなー。僕も何か見つけよ。
(福) うん。プロデュースした方が良いよ、西川君も。
(西) だよね。いや、ほぼそうする。(笑)
(福) 椎名林檎とかやってんじゃないの本当は?(笑)
(西) やってる。
(福) やってる?やっぱ。(笑)
(西) うん。あのね、今回のあのほら衣装とかも。
(福) そうだよね。
(西) 全部作ってる。
(福) (笑)作ったもんね。
(西) (笑)作ったもん。
(福) (笑)いや、それでね、あのーそいでさ、普段の日常とちょっとやっぱりそのエグゼクティブ、ヤーングエグゼクティブ。
(西) あー、いいね。
(福) 俺たちは、ヤングエグゼクティブなのよ。・・だからエグゼクティブが集う大人の社交場に・・
(西) わぁ〜ぉ〜、魅力的だ〜。
(福) もうねデビューさせたいわけ、俺は。
(西) いやーそんなの、考えたことなかったすよ。
(福) あのーね、えービジターとしてまず行っても良いし・・。
(西) ビジター・・(大笑)
(福) (笑)何?だってそういうシステム・・。
(西) そりゃぁそうですよ。まずね、まずビジターとして行った方がいいと思います。
(福) 入れないからだって、ぷらっと行って。
(西) いや、あたりまえですよ。
(福) 一応ほら、会員である・・
(西) うわぁ〜、この男、すげ〜ぞ〜。(笑)
(福) (笑)いや、会員である僕と、一緒に行って、「あの今日ビジター連れてきましたんで・・」って、まず、予約要れとかなきゃいけないからね。まず電話して、「福山ですけど、今からあのちょっとビジターと一緒に行きたいんですけど」
(西) か〜っこいい〜!(笑)かっこよくない?何か。
(福) そいで席をちゃんと空いてるか、確認して押さえて貰って連れてって。お気に召したら、あのー会員になっていただくもよし・・
(西) 行くでしょ〜。おわぁ〜。
(福) 今ならね、俺の紹介だと、ちょっと安めで入れるから。(笑)
(西) マジで〜(笑)。行くよー。いやでも、すごいなー。・・いやでもね、ほんとにそのふれ幅というとこでは、ほんっとにね、ここ、まあ来年僕もね、ぶっちゃけた話30ですよ。
(福) ねー。
(西) 大台に。
(福) きましたね。

(西) いやーでもね、そう考えてですね、西川なりの2000年問題という風になっていくと、あのーやっぱ先人の、やっぱね言葉を自分もどんどん取り入れていこうと。僕にとってマシャは生き字引なわけでね。
(福) プロデューサーだからね。
(西) 当たり前ですよ。あのー、乳首も何度も舐められて・・
(福) 舐めたね。
(西) (笑)・・さてですね、あのね、福山さん的に30代ってどういう印象持ってました?そのじゃぁ、なる前。20代・・直前ですよ。
(福) なる前?なる前はねー、そうだなー、働き盛りだろうなとは思ってたよ。
(西) いざなってみて。どう?何か変化ありました?
(福) あのね、やっぱりあの30っていう数字がくると、あのちょっと大人って言うかさ、やっぱり現場とかで、あのードラマの現場なんかもそうなんだけど、俺の上はもう鉄矢さんしかいないとかってなってくるんだよ。(笑)武田鉄矢さんしかいないっていう。
(西) (笑)なるほど。
(福) あと皆若いし。ユースケ君なんてさ、ユースケ・サンタマリアいるでしょ。
(西) 同い年ですよ、あいつ。
(福) あんな老け顔だけど、下だからね。(笑)
(西) そう!だから皆、僕と同じ年だと言うと「えー!」って言いますけど。
(福) ユースケ君、33ぐらいの顔してテレビ出てるけど・・
(西) そうそうそう。
(福) 下なんですよ。で、当然女優陣なんかもさ、やっぱ若いわけ。
(西) 皆ね、木村佳乃ちゃんなんかも皆。
(福) そうそうそう。そうなると、自分がやっぱりその求められるものが違ってくるんだな、今までと。
(西) はあー。
(福) 「座長」みたいなことが、「マジ座長」なの。
(西) なるほどね。「マシャ座長」なのが、「マジ座長」なのね。
(福) 「マジ座長」になってきてね。差し入れもいつもより多く入れちゃったりするんだよね。
(西) ちょっとだからあれですよ、自分でね引っ張っていかなければいかん・・・
(福) そうそうそう。
(西) 誰かが引っ張ってくれるんじゃなくて、自分がせんといかんと。
(福) 何かそういうものを、求められるような雰囲気になってきちゃうっていうのが、最初は戸惑ったんだけど、でもまあそいう風にしなきゃいけないお年頃なんだなと思いだして。
(西) なるほどね。でもね、見た目全然変わらないですよね。
(福) (笑)見た目はね。
(西) 見た目全然変わらないですよね。
(福) ちょっとパ−マかけたりとかして。
(西) そうね、パーマね。・・なでないのっ(笑)。
(福) 勝子みたいなパーマ・・勝子パーマ。
(西) (大笑)
(福) どんどん母親に似てくるんだよ。パーマかけて。
(西) いやでもね、あのね、ちょうど去年ですかね。あっ今年入ってからか。えーっとあの福山さんの「FUKUYAMANIA」ビデオクリップ集ですよ。もらって、そん時「俺今これだけしかやってないから」って(笑)・・「FUKUYAMANIA」もらって、さっそく家帰ってもうビデオデッキ入れました。ぶち込んで、見ました、じっくり。
(福) 「FUKUYAMANIA」
(西) 「FUKUYAMANIA」見ました。いいーですよ、あれは。
(福) いいですか?(笑)
(西) いいですよ。
(福) 嬉しいなー。
(西) もうね、あのね、当時のこうね、そのデビューして初々しい・・。
(福) あー、昔のね。・・そうだねぇ。
(西) 感じとね。・・こう、手ぐしだなっていう・・こうグラデェーションボブみたいな。
(福) (笑)あれがすごい髪型だよね。自分で見て思うけど。
(西) またねー・・。
(福) いやでもねファッションとか、だから西川君とかね、オシャレだね。
(西) いやー。
(福) 90年代の中頃からデビューした、中頃以降のその活動を開始し始めた人っていうのは、やっぱりね、あのーまだ時代が近しいからオシャレに見えるとかっていうんじゃなくて、やっぱりファッションがオシャレになったよ、全体的に。
(西) へぇー。
(福) 俺90年デビューで、まあその当時の自分が出てるやつとか見たら、やっぱりね、おかしいもんちょっと。
(西) (笑)
(福) (笑)何かねその、宣材写真とか撮るじゃん、デビューする時にさ、宣材写真がブラックジーンズをロールアップしたやつに、素足にモカシンを履いて、あのーフィフティーズっぽいカントリーシャツみたいな・・。
(西) (笑)素足にモカシンは分かる気がする。
(福) うん。でもね、カントリーシャツっぽいのを、ジーンズの中に入れて、ループタイをして、帽子かぶってんだよ。おかしいでしょ?
(西) (笑)バラバラなんでしょ。
(福) うん。全部、時代感がおかしい・・のよ。でもねー、ファッションはね俺あの、結構ね、最近自分でも変わったなーと思うのが、あのー「Smart」とかって雑誌買うんだよね、俺。(笑)
(西) うそー!?
(福) ほんと。
(西) 改めて?
(福) あの何ていうんだろう。これ見とかないと、何か良くわかんないことになってきたと思って。(笑)最初はさー、何を間違っちゃったか、「egg」とか買っちゃって・・
(西) 違う違う違う。(笑)
(福) 「あっこれ違う本だ」と思って。(笑)
(西) (笑)
(福) で、「BOON」とかさ「Smart」とか読んで。
(西) 「Check mate」。「Men's nonnon」。
(福) こんな事言ってる事が、もうやばいんだけど。(笑)
(西) いやでもねー、そういうのにね、何ていうのかな、興味がなくなりだすと、多分急にね、急にその年相応な感じになっちゃうような気がするんですよ。そういう意味では、僕らこう、そこのね、1歩手前のところのね、三途の川を渡りきれないままずっといる感じがね、多分ね、だからねそういう意味では、福山さん40になっても、例えば50近くになっても、あんま変わってない気がしますよね。
(福) あー。でもさやっぱり、自分で作ったりするじゃん?西川君とか。
(西) はいはい。
(福) そういうそのオシャレっていうのが、俺ないからねぇ。
(西) いやでもねー、ほら・・福山さん、どっちかって言うと・・、ずーっとあるのね。その違いをまずね、整理しとくと、福山さんはもうすでに、生れた時から9分9厘勝ってるの。
(福) (笑)何言ってんだよ。
(西) 何が。
(福) 俺の幼少の頃の写真を見せてあげたいな。
(西) いやあのね、福山さんは自分では気づいてないけど、だってそれぞれどんなに格好よくってもコンプレックスはあったりするわけじゃないですか。
(福) うん。
(西) 背の高い人は、自分の背の高さをコンプレックスに思うし・・。
(福) なんかあるねー。
(西) あるでしょ?だけど、9分9厘勝ってる。
(福) (笑)「9分9厘勝ってる」って。
(西) 勝ってるの。
(福) 飲み屋でからまれてる気分になってきたなー、だんだん。
(西) (笑)いやいや。勝ってて、でね、僕はやっぱりね、生れた時ね、もうね2割5分の打率しかないわけですよ。
(福) (笑)
(西) ほんとに。
(福) はい、聞きますよ。
(西) でね、そうなるとね、「どうやったら4番になれるんだろう?」ってそれしか考えないわけですよ。
(福) なるほど。
(西) でやっぱ、その前に自分のスイングを好きになろうとかね、自分の今使ってる器材を磨いてみようとかね、色々考えて、そうするとまずは自分に合ったグラブをそろえようとかね。
(福) なるほどね。
(西) まず自分に合ったサイズのバット。どこの握りが良いのかってところから突き詰めようと。いうところから、服を作り始めたりしたんですよ。
(福) なるほどねー。
(西) 福山さんは、もうね、9分9厘勝ってるから、「あーいいよー」みたいな、あるもので。だからそういう意味ではね、逆。僕みたいにすごいコンプレックスが・・でもね実際ね、あのーフミヤさんとかと話してたときも、何かねその洋服って、メンズでもレディースでも小ちゃいサイズの方がよく最初になくなるんですって。
(福) うんうんうん。
(西) やっぱコンプレックスとかがあるのか、その小ちゃいサイズ・・って言うかね、あのどっちかって言うと、そういう風に気を使ってる人が多いというか・・。だから、僕らん中ではなんとなく合点をいかせるために、小柄な方がオシャレに気を使ってるなんて事をねいうように・・
(福) フミヤさんもオシャレだもんね。
(西) そうそう。フミヤさんこの前もね、一緒に出てたときも、バーッとスーツ着てて、「今日もいいっすね」て言ったら、「これ私服だよ」とかって。
(福) 家からきたんだ。
(西) そう。
(福) 家から来て、そんままテレビ出て、また家に帰っていくんだ。
(西) そう。
(福・西) かっこいい〜!
(福) うわぁー。俺なんかどんだけ自分を改造して出ているか。
(西) (大笑)
(福) ロボ。ロボマシャだよ、あれは。
(西) 変形後。(笑)
(福) SFX並にもうね、ファッション用意してもらってるんだよ。
(西) いやでもね、マシャ、オシャレですよ。
(福) いや俺だってこれ、全部買い取りだもん。
(西) 違う。あのね、それね・・もうねそんなことね・・何着ても似合うの!
(福) あら!もう何かからまれてる気分になってきたな。
(西) でしょ?9分9厘勝ってるの。
(福) どう進行していこうかな・・。この後・・
(西) わかったもうじゃあ、9分9厘勝ってることをね、踏まえてですね・・。
(福) 踏まえて。
(西) 30代になってのですね、まあそれを踏まえたうえでの、これからの展開として、まあ大きなところで、音楽だったりね、あるんですけど。あとね、僕あのドラマを・・
(福) おっ!そうそうなんかね、風の便りにさっき本人から聞いたんだけど。
(西) (笑)さっき言ったもん。
(福) うん。やるってね、それちょっと聞きたい。嬉しいなー。
(西) うん。その話をちょっとじゃあ後で。
(福) あっ後でやんだ。
(西) はい。


(西) はいー、今週の西川貴教のallnightnippon SUPPERですが、福山雅治さんをゲストにお迎えして、ドラマの話を・・でも今回はあれですよ・・。
(福) いや、楽しみだなー。
(西) あのいつものマシャみたいに、ああいうこう中心のストーリーになってくるって言うよりはですね、あのーなんか、傍らで、ストーリーの展開をこう大きく何か動かすような・・。
(福) キーパーソンではあるんだね、でもね。
(西) らしいんですけどね。
(福) うん。
(西) だからまあ、色々・・脚本家の方がずっと知り合いで。
(福) はい。
(西) で、その方がどうしてもっていうお話を頂いて。
(福) へぇー。
(西) 何か珍しいでしょ。脚本家の方が指名してくるって・・
(福) 北川さんだよね。売れっ子ですよ。
(西) すごい人ですからね。でもね、そうそこで聞いとこうと思って。
(福) はいはい。聞いて!芝居場での作法。
(西) そう!それ教えて欲しい。僕ね、ずーっと頭ん中で、もうねあの、他の出演者にいじめられる夢ばっかりしか見ない。
(福) わかる!あのーそういう発想だもんね。(笑)
(西) ロケバスの1番前でね、ジャンプ読んでる夢しか見ない。
(福) ロケバスってね、あんまり乗らないと思う。(笑)
(西) 乗らないんだ。乗らないんだ。
(福) 乗らなくていいの。
(西) オッケー。
(福) 乗らなくていいの。
(西) あとね、何かね、こう遠くの方でディレクターズチェアーに座ってるメインのキャストの人とかがね、こっちの僕の・・僕が乗ってるロケバスとかに向いてね、こうシャツとかさわったりとかして・・でADがとんできてね、「西川さん、あの・・今日赤ですか?」みたいな。「あっさっき渡されたんだけど・・」「ちょっとねー、色がかぶるみたいなんだよねぇ」
(福) あー、それねー、あるかもしんないねぇ。
(西) んでこう「じゃあ聞いてくるわー」ってバーって行って、「あの僕これ着替えた方が・・」「あぁ、そうねー」「んじゃぁ何色が・・」「いや、何色でも良いんじゃないの。赤以外なら」とか言われたりとかしてね。
(福) (笑)もう出来上がってるねぇ。
(西) 自分の中ではね。こう何かあと、「これ食べる人〜?」みたいな、後ろであったりとかして・・
(福) (笑)何だよ、その「これ食べる人〜?」って。それは何なんだよ。もうちょっと10代に分かるように補足してくれよ。(笑)
(西) (大笑)例えば冬ですよ。冬のロケ。カンテラがあってね、皆で囲んで「寒いねー」なんて、「あっそうだ、これ今日買ってきたんだけど、食べる〜?」って・・
(福) それは西川君なの?「食べる〜?」って言ってんのは。
(西) 違う違う。別の人ですよ。
(福) 別の人ね。はいはいはい。
(西) 僕は遠巻きに見てる。
(福) 遠巻きに見てるわけね。まだ輪に入れてないわけね。
(西) そう全然入れてないんですよ。で、「おーありがとう」って食べて、「あっなくなっちゃった」みたいな。目の前で・・
(福) 食べれてない?
(西) そうそうそう。
(福) あーなるほど、完全なるのび太キャラだ。(笑)
(西) そうそうそう(笑)。あとこうやって、セリフ合わせて、リハとかはね・・全然平気なのに、いざ本番「はい、カメラ回ったー」とかって・・僕は普通にセリフ言ってんのに、「何だよー、そこ俺のセリフあんだろ」「えっ!?いや僕の台本だと・・」そこ1ページ切られたりとかね。
(福) (大笑)何でそれさぁ、中途半端に業界のこと知ってんだよ。
(西) いやわかんないけど。
(福) (笑)
(西) 僕の長ゼリフが切られて・・。
(福) 長ゼリフがね。
(西) 「今すぐ、覚えて来い!」
(福) なるほどー。芝居のことよりも、そういうさ芝居場周りのことが心配でしょ?(笑)
(西) もう、心配で!
(福) うん、わかるわかる。
(西) もうねマチ針どころじゃすまないんじゃないかと思って。
(福) いじめがね。
(西) なんかこうさ、それがどんどんスタッフの方にも蔓延してね、「あっ今日、西川君とりあえずじゃあ、待ちで」でこう待ってると、皆こうイスがあったりとかするのに、僕は地べたに座ったり。
(福) あのね、イスは大体ねあのー・・結構ありますよ、そういうの。主演のキャスト2人にはイスあるけど、それ以外はなかったりとか。
(西) ないでしょ?そうするとね、雨がふってきたりとかしてね、軒先に逃げたりとかしてね。
(福) あー、子犬系になっちゃうんだ。
(西) でそうすると向こうの方で明かりがパチッと切れて、「お疲れ様でした〜」とか言って、「あれ?僕は・・」とか思うんだけど・・。
(福) もうさその全部子犬系なんだもん。(笑)想像が。
(西) (笑)そうそう。もうね、そういうね自虐的なことしか想像できなくなってて。もう僕もね、ちょっとさっぱりそこら辺に関してはねわかんないんで、今日はね・・
(福) もうね、何時でも電話して。携帯の電源入れとこうかな。西川君がドラマやってる時は。
(西) あっOK、OK。あのね、おそらくね、来年入ってもね、ちょっと撮ってると思うんで。僕そんな基本的にね、1時間ドラマがあったら、うーん、片手で足りる分数ぐらいしか出るか出ないかなんですけど。
(福) これがねー、だんだん出番増えされることがあるから。
(西) ていうかね、何かね、今ほら自分のやつもプロジェクトっていうかね、音楽やりつつやってるのを、そのー踏まえて、色々こう組んでくださってるらしくって。
(福) なるほど。
(西) そうすると、何かね、あれらしいんですよ。何かね、本当はこう色々もっとねダーッと出て欲しいって言ってくださってたんですけど、そういう風にすると、なかなかスケジュールを拘束する日も難しいと。そうなると、でねいい人っていうのってやっぱ難しい、印象に残らない。でちょっとやな奴にすることで、そのストーリーのキーパーソンにしていこうっていう方向になったということらしいんで。
(福) 楽しみ。見てぇ〜!!
(西) ちょっとじゃあ行き詰まったら、すぐに電話しますよ。
(福) うん。
(西) よろしくお願いします。
(福) これはねー楽しみですよ。
(西) 多分ねー、あのもしかしたらそのドラマの進行自体によってはですね、年内中にエグゼクティブクラブでですね、ビジターに連れてってくれって大暴れするかもしれないんで。
(福) そうだね。
(西) 何とか愚痴聞いてくれって。
(福) わかった、わかった。楽しみだ、これ。1月からですね。
(西) えぇ。ということですね、そんな話も聞きつつなんですけども、まああのー最後にまた色々また1つ福山さんの方からお話を聞きつつなんですが、その前に、あのーそういえば、2人でこう何かね新しい、楽しいことができればということで、1部2部ぶち抜きでオールナイトニッポンをやったりとかした当時にですね、2人で歌ったこの曲をまた・・(笑)何度目なんでしょうね、これ。
(福) ねー。まあこの曲名曲であると同時に、僕らのあの頃誓った夢?2人で組んだバンド。タカノリ・マサハル・レボリューションね。
(西) そうそうそう。タカノリ・マサハル・レボリューション、これまた2000年、またさらに大きな形に変えていこうと・・
(福) そうそうそう。
(西) 来年はだから2人組みになってる可能性がね。
(福) そうなんだよね。
(西) より濃厚でね。プロデューサーも前面に押し出して。
(福) プロデューサーだから。(笑)
(西) (大笑)ということで、じゃあその2人の曲を。えーデビュー曲を。(笑)
(福) デビュー曲を。(笑)
(西) チィ兄ちゃんとチビ兄ちゃんで「世界は2人のために」。

♪♪ チィ兄ちゃんとチビ兄ちゃん 「世界は2人のために」♪♪

(西) はいということで、今週は福山雅治さんをゲストにお迎えして、えー大先輩でございまして、来年以降のですね新しいT.M.Revolutionの展開をですね担う2人が、ここに募って2000年を誓おうと、いうことで。(笑)えー福山さんはですねそろそろなんと、お別れらしいんですよ。
(福) はぁ。
(西) 何かね、色々こう・・。
(福) そうなんすか。
(西) 何か・・あの・・まぁ色んな意味で、難しいらしいですよ。
(福) なんだよ(笑)。
(西) (笑)僕も良く分からないんですけど。
(福) はい。
(西) 大きな政治の力が動いて。
(福) あーあー。そうだね。
(西) 今福山さんを・・首相に・・。よくわかんない。(笑)
(福) 進めよう。
(西) え!?この後?
(福) うん。
(西) この後なの?
(福) 実はね、加藤君の番組にも行くのよ。
(西) うそっ!
(福) ハル坊の番組にも。
(西) マジで?
(福) 交流あるの?
(西) ある。あるある。
(福) ほんと。
(西) じゃああれだ、そこではドラマ話とかできるんだ。
(福) うーん。いやあのねぇ・・
(西) えっそれは・・福山さんとはどういう接点?
(福) 俺は今年の夏にオールナイトのスペシャルをやった時に、その後が加藤君がスペシャルでやるっていう日だったのね。
(西) うんうん。
(福) でまあ、あのー前ほら西川君が来たみたいに、2部やりますよなんていうので一瞬来てもらって。
(西) あっそういうことか。
(福) でその後、番組終わって乾杯なんてスタッフと飲んでたら、僕の曲が加藤君のオールナイトの1曲目にかかって、しかもその両A面のもう1曲目っていうかさ、 あのーあんまり皆知らないような曲が・・(笑)1曲目だったのね。えらいコアなのかけてんなと思って、そしたら何か思い出の曲だってことで、でなんかその番組いってさ、「あーそうなんだー」って話しを聞いて。
(西) はぁーなるほど。やはりこうね、男の中にもですねマシャをこよなく愛する人がやっぱ僕と同じようにいるということで。
(福) (笑)
(西) 後輩にまたね、伝えていく、マシャの魅力。
(福) そうそう。だから加藤君があともうちょっとね、もうちょっと何とかなったら、お店連れて行こうかな。(笑)
(西) そうですね。これはね、もうちょい・・超えられるボーダーって・・
(福) そう、あるんですよ。
(西) ありますよー。これは難しいところですよ。
(福) 長者番付の50位以内に入るかとか。(笑)
(西) (笑)やめましょう。さてですね、えーなんとですね、その福山さんもですねベストアルバム。
(福) はい。
(西) えー出たという事で。
(福) そうすね。「Dear」ね。
(西) 「Dear」。
(福) これが12月の8日に、まあ出まして。
(西) はい。今ちょうどリハーサルをなさったりとかしているあたり。
(福) うん。もう追い込みですよ、あのー24日から年末のライブイベントがありますんで、そちらの方のリハーサルの追い込みという感じで。
(西) なるほど。えーと、場所は横浜の方で。
(福) えぇ、「パシフィコ」というところで。
(西) 1週間ぐらいやるんでしょ、約1週間ぐらい。
(福) そうね。6日間。6公演。
(西) えっ、今度のライブはどういうチョイスでやるんですか?
(福) あのね、一応ベストアルバムの風情でやるのと、去年もやったんだけど、あのーお葉書とか受付けてんのね事前に、来るお客さんから。
(西) ほぅほぅ。
(福) お葉書読んで、歌って、お葉書読んで、歌ってみたいなものと、あとまあフルバンドでドカーンと音圧ガーンとやるコーナーと、まあ2つ構成があって、ラジオ的な構成ともう1個コンサート的な構成って感じで。まあイベントっぽい感じでやるんですよ。
(西) なるほどね。
(福) 通常のツアーと違って。
(西) へぇー。でも何か楽しそうで。
(福) もうねあの僕のお宝スライドショーなんかもやろうかなと。
(西) え!?(笑)なんすかそれ?
(福) もうこれねぇ、本番までちょっと秘密なんだけど。
(西) そうなんすか?
(福) お宝映像満載の。
(西) あーいいなー。
(福) 去年もやったんですけどね。
(西) ライブビデオとかはね、何度も見てるんですけど、本チャンのツアーの方におじゃま出来ない・・結構重なってるんですよね、何かね。
(福) そうそう。重なってんの何か。
(西) 微妙になんか。やってない時も空いてて、やりだすとねぶつかることが結構多くて、僕ねまだライブの方には・・
(福) お互いね。行けてないの。
(西) そう、行けてないんで、是非あのー今度はまたライブの方でも行きたいと思ってます。
(福) そうだね。是非是非ほんとに。
(西) はい、ということで今日は長々とおじゃましてくれまさいましてありがとうございます。
(福) いえいえ。まあ今度はドラマで競演なんてことがあるのかなー、じゃあ先々。
(西) いやでもね、その最初にね、北川さんとかと話をしてた時に、そうそう「誰と仲いいの?」って言われて、とりあえずマシャの名前を。
(福) (笑)
(西) 「1人なんですけど・・(笑)いいっすかー」みたいな。話してたんで、なんかねできると良いですよね。
(福) ねー。
(西) これだから、僕と・・福山さんと僕と、あと脚本が北川さんだとかと、ねー。男のドラマ、男だけしか出ないような・・
(福) あと今田さんと・・。
(西) あー今田さんいいですね。(笑)いいですねー。
(福) あと加藤君もね。
(西) 加藤君も入れとこうか。
(福) うん。あとユースケ・・ユースケ君。
(西) あっユースケもいいや。男だけしか出ないドラマ。
(福) なんか、しゃべりすぎるドラマになりそうじゃない?(笑)
(西) (笑)セリフの長い・・。
(福) セリフが長ーいドラマになりそうだなぁ。
(西) でもねぇ、普通ドラマって言うと、全員・・どっかに女性がね出てくるもんですけど、男しか出てこないのって、よくない?なんか。
(福) (笑)一応女性の存在匂わせるんだけど、女性が見えない。画面上でてこない。
(西) そう、全然見えない。全然。
(福) いいねー。
(西) チラッ、チラッとこう、電話で喋ったりとか。
(福) 声だけね。
(西) 声の出演とか。
(福) それじゃあフッといて北川さんに。(笑)
(西) (笑)わかりました。言っときます。
(福) (笑)
(西) ということで、本当に今日はありがとうございました。
(福) ありがとうございました。
(西) また来てくださいね。
(福) はい。
(西) ありがとうございました。
(福) ありがとうございました。

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