1999/10/02 ユースケ・サンタマリアのTHE おとばん

(ユ)皆さまお待たせ致しました!この会場にやってきてくれております。それでは紹介しましょう!福山雅治さん、どうぞ!!

(客)キャー!!(大騒ぎ)
(ユ)いや、福山さん、お疲れさん。
(福)どうもー、福山です。どうも。
(客)キャー!!
(ユ)武人ー!・・・終わったよ、ドラマ。
(福)まっ、座ろうよ。
(ユ)座ろうよ。俺がゲストみたいだな。しかしねー、福山さん、歓声が違うね。
(福)Thank you!!  Thank you!!
(客)キャー!!
(ユ)やっぱこれが狙いか、お前ら!今までのプロローグか、おい!これがメインかよ!
そういうわけでね、まあまあまあ、しかし福山さん。
(福)うん。
(ユ)ようこそいらっしゃい、今日は。改めて紹介しましょう。福山雅治さんです。
(客)キャー!!
(福)あ、どうも。皆さん、どうも。
(ユ)しかしね、ちょっとあの福山さんと始めて俺が出会ったのが、まっその何ていうんですか・・、あの、何でしたかね?
(客)(笑)
(福)えっとね・・・。
(ユ)何でしたかね?初めて会ったのは、「エルビス」だ。
(福)「エルビス」かな。
(ユ)「エルビス」。「電リク野郎エルビス」っていうので、福山さんと初めて会って、そん時は密な会話なんてあんましなかったよね。
(福)うん、そうだね。
(ユ)ただ俺が、福山さんが履いてる靴が、「かっこいい」「かっこいい」言って・・
(福)あーそうそう。
(ユ)「くれ」「くれ」言ったっていう。
(福)そうそうそう。
(ユ)それで福山さんは、あの俺の方を疎ましそうに見ながら、帰っていったっていうね。
(福)(笑)いやいや、そんなことないですよ。
(ユ)「こいつ、くれ、くれってなんだよ。初対面の俺によー」。そしてその後が、「おとばん」ですよ。
(福)そーだね。「おとばん」かなー?でもほら、年末の「ミュージックステーション」かなんかでさー・・・。
(ユ)あっ、そん時に、一緒で俺が「カラゴンズ」で出てて・・
(福)「カラゴンズ」そうそう。
(ユ)で、福山さんは福山さんで出てて、んで、なんかけつの方の福山さん出番待ちで、控え室にいて、俺もなぜかそこに居たっていう。
(福)そう、あれは俺専用に用意してくれてた楽屋だったんだよ。
(ユ)そう、そこに俺がなぜか・・・。
(福)ずかずか入り込んできて。
(ユ)「福山さん、おはよーございます。久しぶりです。」なんつって、そこでタバコ、ズバズバ吸いながら・・・。
(福)ズバズバ2人で吸いながらね。
(ユ)「何かやりたいっすよねー」とか、また適当なことをね。「福山さん、何かやりましょうよ」とか。「プロデュースしてくれ」とか。何かそういう話をして。
(福)でもそん時になんか、「その内にドラマで会うんじゃないかな?」なんて思ってたんですよ僕。言葉にはせずとも。
(ユ)あー。
(福)あの「ミュージックステーション」の現場で会った時に。で、そしたら今回・・・。
(ユ)そしたら今回この「パーフェクト・ラブ」
(福)そうですよ。
(ユ)これはやっぱりね、裏話からなんから色々いきたいんですよ。
(福)うん。
(ユ)福山さん、でもいかがでしたか?皆さん「パーフェクト・ラブ」はね、見てくれてましたよね?
(客)見たー!
(ユ)見てくれてましたよね。
(福)よかった。
(ユ)あのね、最終回ね、まー全般的に良かったんですけども、あのー俺のあそこ良かったですね。ジャングルジム!
(福)まー良かったよ。でも本当に良かったよ。
(ユ)あそこね、最初ね、本見た時に「わっ、俺おいしいシーンあるわ」と思って・・・
(福)(笑)
(ユ)思ったんですよ、俺。「最後の最後でついにきたか」と思って。すっごい俺、作っていったんですよ。
(福)演技プラン練っていったんだー。
(ユ)演技プラン練っていったんですよ。
(福)うん。
(ユ)ほんで、みゆきちゃん役の浩子ちゃんと2人で、「浩子ちゃん、ここどうする?」とか、滅多にしない話しとかして。「俺さ、ここ、こういくから、ちょっと溜めてほしんだよね」とかそういう話ししてたんですよ。
(福)あっそう。うんうんうん。
(ユ)そしたら、現場行ったら、監督が「このセリフ、ジャングルジム登りながらやってください!」「はぁ!?」みたいな。「格好よくやろうと思ったら、大間違いだよ」とか監督から言われちゃって。
(福)(笑)まず、くぎさされちゃってな。
(ユ)くぎさされちゃって。「ここはねー、ちょっと笑えないと」とか言われちゃって。「あ、だめだ」と思って。
(福)でも、良かったよ。ジーンときちゃったよ、あれ。
(ユ)えっ、本当に。 でも俺はね、あそこ、良かったですよ。最後プールで・・・。
(福)プールなー。
(ユ)プールで、おい、おい。俺なんかキスシーン1回もなかったよ。
(福)いや、俺今回キスシーン多かったー。
(ユ)多かったよー!
(福)だって1つのドラマの中で3人の女性とこう、キスをするって初めてですよ僕。
(ユ)あっ、ほんとに、そうすか?
(福)うん。
(ユ)あれ設定上ね、竜太ってのが1番女たらしみたいな、イメージがね、あるんだけど。キャバクラ通いみたいな。竜太はキャバクラに行ってるだけで、誰ともエッチはしてないわけですよ。
(福)そうなんだ?やってないんだ、あれ。
(ユ)その割には、武人っていうのは、千草とやり・・・。
(福)ようけやりました!
(ユ)ようけやりましたー!やりまくりましたー!
(福)ダイエーホークス、バンザイです!
(ユ)バンザイです!ほんとに。
(福)ほんとにもう。
(ユ)博多人形。
(福)博多人形もう。
(ユ)あれでしょ、あとあの子ともやったよね。みさこ。
(福)みさこ。
(ユ)みさこともやったでしょ。
(福)やってますねー。
(ユ)彩ともやってるでしょ。
(福)やってます。
(ユ)4Pじゃないか。
(福)(笑)4Pじゃない。一緒にはやってないもんだって。個別だから。
(ユ)でもねー、いかがでした、ああいうドラマやってみて。
(福)いかがでしたって。(笑)え!?僕はそうですね、ラブストーリーが多いんですけど、ああいうその、割と元気な役柄っていうか、はじけたタイプのキャラクターは初めてだったんで、面白かったですよ。
(ユ)なんかね、すぐにすごい打ち解けられて。撮影も楽しかったんですけども、俺もバリなんか行ったりして。
(福)そうだね。でもNGが、すごいユースケ君多くて・・・。
(客)(笑)
(ユ)は!?
(福)あのー、けっこう撮影が滞ることとか、おすこととかありましたよね。
(客)(笑)
(ユ)・・・いいえ!
(福)このラジオで何を言ってるか、俺はよう知らんけど。もうNGが、多いんですよ、ユースケ君は。
(ユ)福山さん、その目はマジですね。(笑)
(福)(笑)
(ユ)いやいや、確かに多かったですよ。
(福)多かったですよね。
(ユ)でも俺がね、ちゃんとやってるのに福山さんがフイてね、できなかったてことも多々ありましたよ。
(福)(笑)すいません。それありました。
(ユ)ちょっと福山さんのど渇きません?のど?
(福)のど渇きましたね。
(ユ)渇きましたね。ちょっとすいません。俺ものど渇いた。ちょっとお茶持ってきてー!
(立)ハーイ!
(客)キャー!!
(ユ)何だこの声?何だこれ!
(福)何だこれ!聞き覚えのある・・・。
(ユ)どうした?何だこれ!
(福)しかもこの間が長い。あっ、来たー!
(客)キャー!!
(ユ)おー、大友ー! 大友ー!おぃ!宇宙行ったんじゃなかったのか、お前!
(立)皆様、こんにちはー!はじめまして!
(ユ)大友じゃないか!
(立)ご無沙汰してます、どうも。
(ユ)大友ー! ということで、立川政志君です。立川君座ってよ。
(福)聞いてないよ。俺。立川君くるの。
(ユ)いや、これはね、福山さんをびっくりさせようと思ってね。
(福)あ、そうなの?
(ユ)あのね、立川君とはずっと前からね・・・。
(福)そうなの?
(ユ)ね、約束できてたのよ。
(立)ええ、黙って、黙って、ずっと黙り通して。
(福)あー、そうなんだ。
(ユ)立川君言いそうになりながら。
(立)(笑)
(ユ)「今度、ラジオお願いします」って福山さんに言いそになってた。それを、俺が止めてた。
(福)これ皆さん、最初に言っときますけど、これ衣装じゃありません、私服です!
(ユ)私服です!
(客)キャー(笑)
(福)先に言っときますけど。
(ユ)あの、セリフ読みの時、びっくりしました!
(福)これ衣装じゃありませんから、私服ですから。
(ユ)でも、立川君いつもこれだったよね。
(福)立川君、マイク常に持ってないと。リアクション拾えないからね。
(立)(笑)どうもすいません。
(ユ)でもね、これドラマ終わったとはいえ・・・。どうしたんだ!?
(立)スイッチ、オンになってるか・・・。
(福)大丈夫。
(ユ)大丈夫だから。スイッチないから。
(立)ずっと入りっぱなしですか?
(福)うん。ないから大丈夫。
(ユ)しかしね、ドラマ終わったとはいえ、武人、竜太、大友というね、永遠のスリーバカチン、ね。
(福)ゴールデントライアングルバカチンね。
(ユ)ゴールデントライアングルバカチンはね、永遠に不滅だってことでね。でもねやっぱりね、大友?おおともみたいなね、まんまですよね?立川君は。性格も、見た目もね、大友は立川君しかいないんですよ。
(立)ありがとうございます。
(ユ)立川君いかがでした?今回ドラマね、
(立)ええ。
(ユ)「パーフェクト・ラブ」やって。
(立)ええ。
(ユ)「ええ」って大友か! だからね、俺、大友なのか立川君なのかわからないんだよね。
(福)俺もわかんない。(笑)
(ユ)宇宙に行ったんじゃなかったのか!みたいなね。
(立)そうですね、ドラマ全体としては本当にあのユーモアと・・・。
(福)うん。
(客)(笑)
(ユ)硬いねー、あいかわらず。
(立)やはりその、なんていうんですかね。そのユーモアと・・・。
(客)(笑)
(ユ)ユーモアと、その後、何?
(立)物悲しさの情感っていうんですか、そのバランスが良く取れたドラマだなていう風に客観的に思いました。
(福)おー、なるほど。すばらしい。
(ユ)でもね、最終回のね、何にジンとしたかって、最終回のね、大友と千草のね、別れのところ。「ありがとう」て言って、握手するところも良かったんだけど。最後あの、3年後。宇宙にね、いきなり大友宇宙に行ったじゃないですか?
(立)行きましたね。
(ユ)あれあの時、俺ら撮影の時いたんだよね。
(福)いた。
(立)あそこのシーンは3日前からセリフを、10行ぐらい考えて・・・。
(福)また作ってたのかよ。
(ユ)またかよ。
(福)またプラン練ってたんだ?
(立)ええ。ドライの時にやりまして、「却下」って。
(ユ)バッサリ。長すぎるってな。
(福)バッサリね。
(立)で「地球は青いです」って言うセリフをずっと。
(ユ)でもね、あれ本番でね、ドラマん中で見たら、なんかジンとしましたよ。
(福)俺もジンとした。
(ユ)大友の夢がね、叶ったんだなーっていうかんじで。あれはね、すごくいいシーンでしたよ。
(福)うん。ジンとしたよ、俺。
(ユ)んでその後、あのえりこちゃん、佐藤えりこちゃんと。
(福)佐藤えりこちゃんと。
(ユ)佐藤えりこちゃん、お客さんに迎えて。あれも良かったですね。「僕が治してあげるから」ニコーッって笑って、最後終わったじゃないですか?
(福)そうそうそう。
(ユ)あれで全てが浄化されましたよ。福山さんの笑顔で。
(福)そうなの?よかった。(笑)
(ユ)最後ね、俺が、こう俺が最後もし飾るとしたら、ああはいかなかったと思った。
(福)(笑)何でそんなこと考えられるの?(笑)そんなことないのに。
(ユ)俺はね、俺はね、・・・
(福)(笑)おかしいよね。
(ユ)いや、俺はね、もし俺が主役だったらっていうね。常に思っているわけ。
(福)いつも夢見てるんだ?(笑)
(ユ)いつも、夢を見てるんです、俺は。俺は、夢の中の住人ですよ。
(福)(笑)そうだね。そうだよね。
(立)(笑)
(ユ)しかしね・・・、えっ!もう何、時間?
(福)時間なの?
(客)えーー!!
(ユ)あーごめん。これ暴動が起きるぞ、いいのかこれ。まっ、みんなでね終わってさ。あのー、ちょっとサクサクっと・・・。
(福)一言ね。一言、だから立川君、時間が短かったからもらおうよ。
(ユ)そうそう、立川君。ちょっとね、シメのトークを・・・。
(立)俺がシメるの?全然シマんないだろ・・・。
(ユ)ちょっと頼むよ。立川君、ビシっと。みんなに対してなんかね。こういうの、ないじゃない?立川君。
(福)打ち上げでも、ビシっとシメてましたよ。
(ユ)シメてましたから。ここで、まあ初めてこういう場に出てきたっていう立川君の胸の内を。
(福)もう今すっごい考えてる。立川コンピューターが、ガーッてもう今。
(立)ていうか、即興に弱い。
(ユ)アドリブきかないからな。
(福)アドリブきかない割りに、自分でアドリブ考えてくるんだよね。
(ユ)立川君頼むよ、ちょっと。
(立)そうですね、僕役者を本業でやってるんですよ。
(ユ)わかってる。わかってる。
(立)あのすごい役者ってのは、ほんと幸せな職業で、あの・・・。
(ユ)ちょっと長いかな。
(立)あの自分の人生が、1つの人生ありますよね。んで、仕事やってる時は、この大友っていう2つの人生を生きれるっていう、なんか贅沢な仕事だなってつくづく今回思いました。
(ユ)皆に言おうよ、それ。俺ら、2人に言わないで。
(立)えー、贅沢な仕事で、ほんとにあのー、役者は一生続けていきたいと思いますんで、あのまた皆さんといつかお会いできる機会があると思うんですけど、またよろしくお願いします。
(ユ)いいね!まあ、そんなことでございましてね、じゃあちょっと、後ほどちょっと、3人で例の件についてまた話しましょうか。あの「ネオ・パーフェクト・ラブ」についてね。俺達3人を軸に回る、ホモセクシャルなドラマ。「バミューダトライアングル」って仮タイトルの。
(福)そう、バミューダだからね。
(ユ)ちょっとね皆さん、本当ね俺も残念です。皆もいやでしょうが、これしょうがないという事で、今日は本当にありがとうございました。
(福)どうもありがとうございました。
(立)どうもありがとうございました。
(ユ)今日のスペシャルゲスト、福山雅治さん!そして立川政志君!どうもありがとう!

<< >>

BACK