2000/02/20 Endless Talk Session〜10番勝負〜第2回戦 ゲスト:ゆず

(福) 先週は記念すべき第1回目のトークセッション、武田鉄矢兄さんをお迎えしました。今日もですね豪華ゲストを迎えています。柑橘系の2人組、この方々です!どうぞ。

(ゆ)どうもおはようございます。どうもー。おめでとうございます。
(福)なんだ?なんだ?
(ゆ)お誕生日おめでとうございます。
(福)誕生日?
(ゆ) 10周年おめでとうございます。
(福) ありがとう!あっ、バラを・・・。
(ゆ) 31本のバラです。
(福) 31本のバラ!ありがとう!
(ゆ) えー、ゆず、リーダーの北川悠仁です。よろしくお願いします。サブリーダー、岩沢厚治です。よろしくお願いします。
(福) やぁ、どうもどうも。久し振りですー。ありがとうねー。花束31本。あっ、金髪!
(ゆ) 銀髪ですね。
(福) 銀髪ー!またマネしてる。
(ゆ) (大笑)すぐ影響されますからねぇ。ストレスから来る。
(福) ストレスからー・・マリ−・アントワネットがねー。
(ゆ) マリー・アントワネットが・・。
(福) ギロチンにかけられる前夜の・・・。
(ゆ) あのー、ベルバラで見て・・・。
(福) あっ、あれねー。
(ゆ) これだなぁと。
(福) 北川くーん、よろしくお願いします。
(ゆ) よろしくお願いします。
(福) 俺ねー、最近やっとどっちが北川で、岩沢か分かった。
(ゆ) あーそうですか。ほんとですか?知らなかったんですか?マジっすか?
(福) どっちだっけー?って、ずーっと考えながらねー。
(ゆ) これ、はっきり分かりやすくなって。
(福) 分かりやすくなったね。オセロみたいでね。
(ゆ) (笑)
(福) 白と黒でね。
(ゆ) オセロだ。これ最高じゃないすか!
(福) ・・というわけで、あの今日は来ていただいたわけなんですけど、あのどうですか、最近。何やってんの?
(ゆ) 最近ずっとですねぇ、1月は結構ゆったり。
(福) ゆったり。
(ゆ) 生活してまして。
(福) お休み取ったりしたの?
(ゆ) 一応ありましたねぇ。
(福) おー。
(ゆ) はい。
(福) 2人はさー、普段仕事以外の時も会ったりするの?
(ゆ) うーん、皆無ですねー。
(福) 皆無だよねー。
(ゆ) 昔はねー、飲みに行ってたんですけど。
(福) うーん。
(ゆ) 最近、やっぱ仕事であんまり会うんで・・・。
(福) そうだよねー、だって仲悪いって業界の評判だもんねー。
(ゆ) (笑)あーそうなんですか?
(福) でもだいたいねー、お笑いの芸人さん達とかだって、だいたいそうだもんね。
(ゆ) そう。会わないですね。
(福) というわけで、今日はあの、2人ゆずを迎えていろいろやって行こうと思うわけなんですが、今日はね「福山雅治 10th Anniversary Special 〜Endress Talk Session〜 10番勝負」ということで、2回目なんですよ。
(ゆ)ほっ。
(福)第1回目は、武田鉄矢兄さんに来ていただいて。
(ゆ)はい。
(福)で、今日は2回目ということで、トークして行きたいと思いますが。初めて会ったのって、なんだっけ?スペースシャワー?
(ゆ)そー、そうですね。
(福)でー、この子は太ってるねーって。
(ゆ)(笑)「なんか、君ー、テレビで見るより太ってるねー」って。
(福)だって、あの頃ほんとにちょっと太ってたんでしょ?
(ゆ)ええ。あの頃ちょうどいい感じに・・・。
(福)いい感じにー。
(ゆ)ぷっくり、ぷっくり。
(福)ぷっくりねー。
(ゆ)これ、ヤバイと思って。
(福)そうだよねー。
(ゆ)あれ、きっかけに痩せました。
(福)うーん。岩沢くんは結構見たまんまの。
(ゆ)そうですか?
(福)小顔ちゃん!
(ゆ)小顔ちゃーん。へへっ。
(福)小顔だもんね。
(ゆ)いやー、でもそんなことないですよ。
(福)そうかなぁ。
(ゆ)ええ。福山さんが一番小顔っすよー!ビックリする程小顔っすよー!
(福)そうなのー?(笑)
(ゆ)それ、180cmの顔に見えますー?
(福)(笑)アイコラだから。俺ー!!
(ゆ)(笑)アイコラなんすか?
(福)ひとりアイコラ。で、それが初めてだったよね。
(ゆ)はいそうですね。
(福)僕が初めて会った時の印象は、とにかく北川くんは太ってるってことで。
(ゆ)(笑)
(福)で、岩沢くんは小顔だっていう印象だったんですけどー。
(ゆ)はい。
(福)2人はどういう印象だったの?
(ゆ)僕らは相当男前だなと。
(福)また上手いなぁもう。
(ゆ)いやいや、ほんとそうですよ。
(福)この人、若いのに口が上手いからなぁ。
(ゆ)(笑)その時、福山さんあの、眼鏡をかけてて。今もかけてらっしゃいますけど。
(福)目が悪いんでねー。
(ゆ)その、なんか眼鏡がねー。かっこよかった。
(福)もっ、若いのにねー。
(ゆ)俺もかけようかなぁって。
(福)おいっ、若いのに上手いなぁ。おいっ!
(ゆ)えーえ。
(福)あー、そうなんだ。
(ゆ)はい、ほんとに。
(福)2人とも俺の印象はね、2人ともなんかね、どうもねー、まだちょっと俺に距離をおいてるなぁ。
(ゆ)(笑)そんなことないっすよ。
(福)印象が。どっかねぇ。この人はまぁ、「福山だ、福山だから」
(ゆ)(笑)なんすか?それ。
(福)なんかね。
(ゆ)なんすか。
(福)なんて説明したらいいのかなぁ。まっ、この人とは仕事上こうやって会っているだけで、どっかで会っても「あっ、どうも」って言うだけで。例えば寿司屋とかで会ったとしようよ。
(ゆ)はい。
(福)で、そん時に「あーどうも。じゃ、一緒に食おうか!」っていう話にはならずに、別々に食ってるかなー。
(ゆ)あー。福山さん遠くで・・・。帰る時にまたあいさつしたりなんか。
(福)そっ!帰る時にあいさつしたりとか、なんかそういう感じが。
(ゆ)(笑)それ被害妄想ですよー!そんなことないっすよ。
(福)でも俺はねー、ユースケくんにも同じもの感じるよ。
(ゆ)(笑)あの人のはそうですね。
(福)そうだよねー。
(ゆ)そうっすよ。
(福)俺はね、よくTMの西川くんが心を開かない男とかって言われてるけど。
(ゆ)ええ。
(福)そんなことないんだよ。全然。だって電話が入ってたらちゃんと相談にものるし。
(ゆ)はい。
(福)ちゃんと連絡もするし、ただ飯を食いに行くとなると、時間がなかったりするから、「次ね、次ね」って話になっちゃうんだけど。俺は俺より心を閉じてるのは、ユースケくんだとやっぱり思うわけよ。
(ゆ)あぁ。
(福)行ったりすんの?飯食いに。
(ゆ)ユースケさん、2年も僕ら番組一緒にやってるんですけど、1回もないですよ。
(福)ないでしょー。
(ゆ)プライベートで行ったこともないですねー。「今度行こうぜ!おいっ!」なんて言うんですけどね。「宮廷料理おごってやるから」って。
(福)(笑)
(ゆ)いつも勢いばっかりなんですよ。勢いはあるんですけどね。
(福)ないでしょ。
(ゆ)ないです。
(福)電話とかは?
(ゆ)電話とかもないですね。番号知らないですからね。そういえば・・・。
(福)まっ、俺は何を言いたいかっていうと、ゆずと福山の間には、深くて暗い川が流れている印象があるんで、今日はギュッと縮めたいと。
(ゆ)縮めましょう!それはいいですね。よろしくお願いします。
(福)よろしくお願いします。じゃ、まずはね、「福山雅治」と「ゆず」の違い。
(ゆ)はいはい。
(福)これは、まず違うんですけど。
(ゆ)大違い。(笑)
(福)色々と違うんですけど、見て行きたいと思います。
(ゆ)はい。
(福)えー、みなさん御存じの通り、ゆずは・・
(ゆ)はい。
(福)デュオ。2人組。
(ゆ)はい。
(福)で、福山雅治。ひとりぼっち。
(ゆ)ひとりぼっち。ぼっち。ひとりぼっち。
(福)ぼっちですよー。
(ゆ)「ソロ」とかじゃないんですか?「デュオ」と来たら。
(福)だってね、歌番組とか出て寂しい思いしたことないでしょ?
(ゆ)あーまぁ。
(福)2人だと。
(ゆ)まぁ、でも歌番組に出たことない。
(福)えっ!?そうなのー?
(ゆ)ないんですよ。
(福)なんで?それ、ポリシーとして?
(ゆ)いやー、別にそのつもりはないんすけどねー。
(福)お呼びがかからないなんて寂しいことはないよね?
(ゆ)(笑)それは、まー事務所の方針だという・・。
(福)そうなんだー。
(ゆ)そうなんですよー。
(福)出たくないの?
(ゆ)別に・・・。
(福)たまにさぁ、その人のやつを見て「いいなぁ、俺達も出たいなぁ・・・」とかって思わないの?
(ゆ)意外とないんですよ。
(福)ないんだー。
(ゆ)そうっすね。
(福)いやぁ、それは意外でした。で、また次のテーマで比べていきますけど。
(ゆ)はい。
(福)ゆずは、元々は横浜出身。
(ゆ)はい、横浜出身です。
(福)オシャレな街です。でー、あの上京して来たおのぼりさんの僕は、長崎。
(ゆ)(笑)なんかものすごく悲観的じゃないですか?さっきから。
(福)いやいやいやいや。だってねぇ。
(ゆ)はい。
(福)違うんですよ。都会の人と、地方出身者って。やっぱりね。
(ゆ)ええ。
(福)ただ都会に住んでるってだけで、すでに「負けてる」って思っちゃうわけ。
(ゆ)でもあれですよ。あの僕らとかは、 あの、両親とかまぁ近所だから、割と会いに行けたりするじゃないですか。仕事してても。
(福)はいはいはいはい。
(ゆ) でも、上京して来た方って、なかなか親にも家族にも会えなかったりするじゃないですか。その強いところってありますよね。
(福) で、目標として来たことなんかあるの?だって俺、やっぱり一番最初に会ったあたりにも言ったと思うけど、今何歳だっけ?2人。
(ゆ) 23です。はい。
(福) 23でしょ。23の2人がアコースティックギターを持って、まっスタイルとしてはフォークなスタイルと言うか、ていうものがにわかに信じ難いものがあったのね。(笑)俺とかさ、俺らの世代は、確かにあのー、兄貴とかがいて兄貴が歌本買って来てさぁ、長渕さんの歌本とか、松山千春さんの歌本とか、浜省さんの歌本とか買ってー、でアコギで弾いてたってのがあるんだけど、もう全然違うだろーって風に思ってたわけよ。だって目標とまで言うと違うかもしれないけど、長渕さんとかって、ね。聞いたらなんか会った時に泣いたって話聞いたんだけど。
(ゆ) ええ、そうなんですよ。生歌を。1回番組で共演させていただいて。
(福) なんかそういった長渕さんのような、ひとつの形っていうのも、ひとつの目標であったりして来たわけなんでしょ?
(ゆ) はい。憧れでしたね。ええ。
(福) 俺なんか、その目標?なんて言えばいいんだろうな。音楽をやっるていう事は、たぶんこれはねー、すごい「田舎もん的発想」だと思うんだけど、「一獲千金」みたいなイメージであったんですよ。僕。
(ゆ) ドリームとして。
(福) そうそうそう。東京ドリーム!!
(ゆ) あんなとこ住んでやる。
(福) そうそうそう。
(ゆ) ベタな俺、田園調布とか。
(福) 田園調布とかねー!
(ゆ) 家が建つ!
(福) だって田園調布って言葉、田園だもんねぇ。
(ゆ) 田園ですもん。
(福) 田園だよー。
(ゆ) 田園の調布なんですもん。
(福) 田園調布なんだよ。
(ゆ) なんの会話してるんでしょうか?わかんないですよ。
(福) いやいやいやいや。そんな感じでじゃ、そろそろそのねピュアなゆずの心を。
(ゆ) だいぶやられてる。
(福) 汚れてきた?そろそろ。
(ゆ) いやー、もう汚れてますよ。最初から擦れて来た。
(福) (笑)擦れて来た?だよね。俺ももうそうだよ!
(ゆ) (笑)うれしそうにー。
(福) うれしい、うれしい。なんか、だんだんこう、近くなって来た。
(ゆ) 近くなって来た。
(福) 溝が埋まってきた!
(ゆ) 深い溝がっ!
(福) (笑)じゃ、歌聞いてみましょうか。これは一応、最新シングルになるんですか?
(ゆ) そうですね。去年出た、11月にでたシングルです。聞いて下さい。ゆずで「心のままに」

♪♪ ゆず 「心のままに」♪♪

(福)これがまたっ!ファット北川のね。(笑)元ファット北川のね。叫びが。(笑)これー、語りべとかは、もう昔から得意だったの?語りべに歌う感じ。
(ゆ)どうですかね。これは特に。でも、そうですね。ぶつけてる感じで。
(福)おー、これ何回も歌ったから、声枯れちゃったの?
(ゆ)いやぁ、僕こういう声。(笑)ですね・・・。
(福)また失礼な話を・・・。テレビで見るより太ってる。何回も歌ったから枯れたんだ!
(ゆ)こうゆう声なんで。(笑)いやいやいや、溝が縮まりました。
(福)溝が縮まったね。だんだん分かって来る。ゆずのこと。どっちが北川で、どっちが岩沢かも!
(ゆ)どういじったらいいのかも?
(福) どういじったらいいのかも分かって来た。と言う訳で、じゃあCMの後もまだまだお付き合い下さい。お送りした曲はゆずで「心のままに」でした。

 
(福)東京FMをキーステーションにゆずのお2人トークセッションをお届け中の、「福山雅治 SUZUKI TALKING FM」。引き続き話をして行きたいと思う。今度は、お互いの共通点。共通点は、一応ね。3人共、歌、歌いますよね。
(ゆ)歌、歌いますよね。歌い手として。
(福)歌い手!あと、アコギ弾きますよね。
(ゆ)弾きます。
(福)でもさー、デビューできそうだったってのがさ、決まった時って何歳ぐらいだったの?
(ゆ)えっと。20、21とかですね。
(福)オーディションだっけ?
(ゆ)いや、路上で歌ってて、今の捨て猫みたいな。
(福)えっ。それって全然事務所に決まる前から、路上で歌ってたんだ。
(ゆ)そうです。そうです。
(福)へぇー。
(ゆ)1年間位やってて、で、1年目に今のボスが。
(福)ボスがやって来て。
(ゆ)「お前らデビューしたくないか?」ってこう、ガウン着て・・・。
(福)怪しいねー。
(ゆ)(笑)嘘つくなよ。
(福)怪しい黒眼鏡かけてね。
(ゆ)「デビューしたいんだろ」って。
(福)もう、ブランデー持って現れた訳だ。
(ゆ)(笑)恐いなぁ。
(福)恐いなぁ。もうその頃からオリジナルやってたの?。
(ゆ)最初、ゆずカバーだったんですよ。キャンディーズの「春一番」。
(福)おっ。何でそこにいく訳?
(ゆ)なんか俺らなりにできるカバー。
(福)うんうんうん。
(ゆ)歌謡曲と呼ばれてるやつを、こう「今風」じゃなく、「僕らなりにやったらこうなるぞ」って。
(福)かーっ!また若いのにしたたかだねぇ。
(ゆ)したたかなんだ。それ。
(福)そう考える俺がいけないね。ちょとね。なるほど。もう最初からミュージシャンになれたら、ミュージシャンいいなと。なれたらいいなと思ってたから。他の職業考えてなかった?
(ゆ)そうですね。就職はとりあえず、すんのやめとこうみたいなのがあって。でも僕は最初、芝居やってました。最初2年位。
(福)えっ?芝居って?
(ゆ)高校卒業してすぐ、そういう役者の事務所に声かけられて、でちょっとやってました。お芝居を勉強してました。
(福)あっ、そうなんだ。
(ゆ)はい。僕らの住んでる街中では、結構もう大騒ぎで「CM出たーっ!」とかって。北川悠仁がなんかB級、もっと下かな。D級タレントらしいぞ!みたいな、そういう。
(福)じゃ、街中のちょっとした有名人だったんだ。
(ゆ)そんな有名じゃなかったよ。
(福)なんだー、「バス停の君」だったんだな。これがなぁ。
(ゆ)バス停が分からない。それが分からない。
(福)それっ、俺だって。
(ゆ)「バス停の君」?
(福)「バス停の君」だったの。なるほどね。で、共にね僕らはラジオパーソナリティとしても。
(ゆ)はいはいはい、やらせていただいています。
(福)日本中から一目置かれる存在。
(ゆ)いやぁ、僕らはそんなたいしたもんじゃないですけどね。
(福)いや、よく喋るなぁと思ったよ。俺は最初・・・。誰を聞いてたの?ラジオ。
(ゆ)福山さんの聞いてましたよ。
(福)またー。
(ゆ)ほんとに、ほんとに。
(福)またふわーっと、俺を気持ちいい気分に。またふわーっとなって来た。
(ゆ)でも、ラジオ世代と呼ばれてるものではないですね。僕らは。
(福)じゃ、違うでしょ。だってさー、自分の部屋にテレビあった世代でしょ?
(ゆ)うーん。自分の部屋にはなかった。
(福)あっ、うれしい、それ。
(ゆ)テレビですね。ほとんど。
(福)テレビでしょ。
(ゆ)一家に1台、or2台みたいな・・。
(福)俺が中学とか小学校の頃って、部屋も兄貴と、兄弟いるんだけど、兄貴と一緒だったりとかさ。ラジオしかないし、あと部屋にエアコンは絶対ないし。ましてや電話もないじゃん。だんだん思春期になると、眠れなくなってくるから。いろんな、こうねえ・・。
(ゆ)大人の階段のぼり始めて。
(福)大人の階段のぼり始めて。
(ゆ)君はまだシンデレラさ。(笑)
(福)のぼり始めて来るわけよ。で、そんな時に、やっぱり深夜放送!ラジオ!でもやっぱりね、今でもテレビ出てね、結構テレビ苦手なんだよね。どうしても。
(ゆ)それは歌番組とかですか?
(福)歌番組も苦手ですね。
(ゆ)あのー、料理の番組とか出てましたね。
(福)料理の番組じゃないよ、あれ。(笑)企画で料理やっただけだよ。
(ゆ)対決。俺も見ましたよ。
(福)だから、あのー、なんだろうね。喋ることがさ、すごい時間がないのよ、テレビって結構。
(ゆ)あぁー。なるほど。じゃ、ラジオの方が全然。
(福)ラジオの方が楽ですね。好きですね。
(ゆ)どーうなんですかね。こうゲストが来るのと、1人で喋り続けるのとは。
(福)あー、またね違った喜びがあるけど、でも好きなゲストはうれしい!
(ゆ)あー。(笑)今、「今日は?」って、心の中聞いてた。
(福)いやー。今日はだって大丈夫だよ、俺がもう総合プロデュースをしてるゆずがやって来た訳だから。
(ゆ)あーそうだでした、そうでした。
(福)何もかも!俺がもう全部作り上げた。
(ゆ)あん時拾ってくれたのも、福山さんでした。
(福)もうジャケットのデザインから。「ゆず一家」って考えたの俺なんだから。
(ゆ)(大笑)そうでした。一瞬忘れそうになってました。
(福)いつもは黙ってんだけど(笑)。じゃ、と言う訳でですね、ゆずからね、ここでそろそろ福山雅治へ捧げる一曲!10周年ですからね。私の10周年ですからね。祝していただきたい。そしてその曲がかかってる間に、今後の福山雅治の糧とすべく、福山雅治へ捧げる言葉。ゆずならではの言葉。
(ゆ)はいっ。
(福)これをいただきたいと思います。じゃ、まずね、曲は何ですか?
(ゆ)曲は、じゃ、発表させていただきます。曲はですね、もう解散してしまいましたが、T-BOLANの「じれったい愛'98」。これをやっぱり。
(福)(笑)モリトモアラシ。
(ゆ)アラシさん!アラシさん作詞作曲の。(笑)
(福)この曲!
(ゆ)ぜひこの曲をここで。
(福)もう理由はね、聞かない!
(ゆ)(笑)いや、僕らも言わないっすよ!
(福)聞きたくないっ!言いたくないだろっ!では聞いてみようか。
(ゆ)思い出深い、思い出の曲。はいっ!
(福)では、紹介して下さい。
(ゆ)それでは聞いて下さい。T-BOLANで「じれったい愛 '98」(笑)最高。
(福)最高。

♪♪ T-BOLANの「じれったい愛 '98」♪♪

(福)はい、T-BOLAN「じれったい愛 '98」お届けしておりますけど、僕はね、すごい昔に九州の熊本で、ビデオジョッキーやってたことがあるんですよ。
(ゆ)ビデオジョッキー?何すかそれ?VJ?
(福)VJ!
(ゆ)VJ!おーっ!!
(福)そこで、T-BOLANデビューした頃、モリトモ氏はね、1回ゲストに来てくれたことがあったの。
(ゆ)へぇー。
(福)何かいい人だったよ。
(ゆ)いい方だったんですか?
(福)その頃の印象は。
(ゆ)その頃は・・・。
(福)その頃はー。(笑)
(ゆ)知らないですけどね。
(福)危ないなー!
(ゆ)そう言えばね、いろんな人から聞きますね。すごいいい人だって。「いい奴だなぁ、あいつはー・・・」って
(福)熱いっ!
(ゆ)熱いっ!
(福)熱くていいっ!。
(ゆ)音楽に熱い。
(福)音楽に熱い。惜しくも解散してしまいましたけど、なんか思い出してしまいました。私は、熊本に1人で行ってた頃を・・・。
(ゆ)懐かしく。
(福)懐かしいー。泣けて来たなぁ。いわゆる暗かった時代ね。デビュー直後の・・・。(笑)
(ゆ)へこんでた時(笑)。
(福)へこんでた時代・・・。
(ゆ)なんでだよ!なんでだよっ!
(福)なんでだ!なんでだ!なんでだっっ!何故の嵐!
(ゆ)why? why? why?
(福) why? why? why?何故の嵐。ってなんだっけ。おニャン子クラブでなんかあったような・・・。えー、それではお言葉を読み上げて下さい!
(ゆ)はいっ、じゃあ読まさせていただきます。「10年間ナイスガイ、これからもナイスガイ」ありがとうございました!(笑)
(福)ふふっ、「10年間ナイスガイ・・・」最高!このねー、あっこれゆずだ!(ゆずの曲が流れる)あのジャッケトとかって自分で書いてたの?
(ゆ)そうです。そうですよ、北川さんがパンツ一丁で書きました。
(福)絵心あるなー。
(ゆ)絵心あるんですよ!
(福)「書」。「書」ってやつだね。いわゆるね、あの。
(ゆ)書っ?! 書っ?! 書っ?!「書」って何すか?
(福)えっ、知らないのー? 「書」ってあれだよ、筆でガァーと書くやつだよ。
(ゆ)あー。
(福)莫山先生とか。
(ゆ)あー、長渕さんもやってますね。「書」(笑)
(福)今、初めて知りやがって!(笑)
(ゆ)僕は「書」です!
(福)そうよ、これからは。
(ゆ)「僕は書です!」って。
(福)そう、これからは「書やってますから」って。
(ゆ)そうや、なるほど。「絵心あるね」って言われたら、「僕は書やってますから」って。使います。
(福)そうです、あっ書っ・・・(笑)あっごめんね。最悪、ありがとう、戴きます。
それでは、ゆず来てもらったんですけど、一応お知らせしときましょうよ、いろんなね。
(ゆ) お知らせさせていただきます。えー2月16日にですね、ビデオクリップ集「録歌選 金&銀」のですね、2本が同時発売されました。
(福)これは金と銀とどう違うんですか?。
(ゆ) これは入ってる中身が。(笑) そりゃそうだろっ!
(福) なるほど(笑)別に金の方がゴージャスって訳じゃないんだよね。
(ゆ) じゃないです。同等です。
(福) 同等なんだね。
(ゆ) どっち買っても。
(福) どっち買っても。
(ゆ) 2本買ったら、嬉しいなぁー。
(福) 2本買えよ!と。
(ゆ) いやいや、買って欲しいなー。両方見て欲しいなー。
(福) 金には97年から98年の作品「夏色」「からっぽ」など。銀には99年以降作品「サヨナラバス」ね。
(ゆ) 入っております。
(福) 入ってますからね。「録歌選」漢字ですねぇ。これも北川さんがさぁーと書いたんですか?
(ゆ) これは・・・あの・・・すごい習字の先生に書いてもらいました。(笑)書の達人に。
(福) 書の達人にね。
(ゆ) で、僕も書です!
(福) そうです。絵心あるから。ということで、福山雅治 10th Anniversary Special 〜Endress Talk Session 10番勝負、今日はゆずのお2人に来ていただきました。まっ、ゆずが10周年の際には私も何らかの。
(ゆ) ぜひっ。
(福) あと8年後ぐらいですか。
(ゆ) そうです、あと8年。
(福) 32、3?
(ゆ) そん時32、3ですね。
(福) 32、3のゆずっていいねぇ(笑)なんかね。
(ゆ) どうなってるんすかね。
(福) どうなんでしょうかね。
(ゆ) 僕らも楽しみですね。
(福) 楽しみですよね。まーあのー今日のゲストはゆずのお2人だったんですけど、まっこの後もですね、北川悠仁さんとですね岩沢厚治さんにはですね店を変えて話をしましょうということで。
(ゆ) ぜひっ、ぜひっ。
(福) 寿司屋!
(ゆ) 寿司屋で。
(福) あのーユースケ君の家のそばに寿司屋・・・、おいしい所あるんだよ。
(ゆ) あっ本当ですか?
(福) そこにぜひっていう。
(ゆ) じゃ、ユースケさんも呼びましょう。
(福) 来ないでしょう。(笑)なんか、もう最近どうでもいいと思ってて、まっいいや。じゃ、ちょっと行きましょう!
(ゆ) ぜひっ。
(福) まっ、本当に今日はありがとうございました。
(ゆ) ありがとうございました。
(福) どうもでした。


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