1997/06/22 ゲスト:いしだ 一成

(福)さあ、Talking FM、アルティメイトスペシャル、「ひと屋根」全員集合。改めまして、またまたの登場の、柏木雅也です。先ほどは、あんちゃんとの熱い対談をお届けしましたが、今度は和也とのさしで本音対談です。それでは登場していただきましょう。和也!
(い)ミャンマークワガタは取れたかい?ちぃ兄。皆さん!柏木和也です!
(福)そりゃミャンマーだろ。これは・・これはなくなったじゃないか、台本から。
(い)そうなんだよ、台本から・・。
(福)一応シーン的にちょっと・・。
(い)すごーく楽しみにしてたのに。
(福)・・マラソンやってるらしいね。
(い)やってるよ。がんばって。
(福)小雪から聞いたよ。
(い)もう、ね、すごいっすよ。
(福)ねー。
(い)ちょっとこの間マラソンのシーンとか。
(福)何かやったらしいね。
(い)やったよー。
(福)話のトーンを変えるけど。あの一成ちゃんでございますけど。
(い)はい、どうも。よろしくお願いします。
(福)いしだ一成でございますけど。マラソンはその、あれだよね、ドラマ的にも、何だっけ?あのーやってるんだけど、その時のその、もう撮ったでしょ?その最後のほうの、まぁあんまり詳しくは言えないけど。
(い)うん。
(福)最後のほうのマラソン・・。
(い)マラソン。
(福)一部走るシーンがあるんですよね。
(い)そうなんです。まぁ言っちゃうと大会に出るんです。
(福)そうだね。
(い)はい。大会目指してずっと頑張ってて。
(福)それのシーンをもうだいぶ前に撮って。本当の大会にエントリーした・・。
(い)そう。エントリーしたの。
(福)ほぅほぅほぅ。
(い)1番!
(福)1番。1番前に並んでたでしょ?
(い)1番前に並んでたのよ。
(福)あの先頭集団に。
(い)そう、先頭集団にくいつこうと思って。
(福)うん。
(い)でもどうしても、スタートでトップで来て欲しい。
(福)うんうん。
(い)何があってもいいから、トップでカメラの前を通れと。
(福)しかもあれだもんね、やり直しがきかないわけだもんね。
(い)きかない。
(福)その大会は本当に行われている大会なわけだから。
(い)そうそうそう。
(福)しかも1万人くらい参加したやつでしょ?
(い)1万人。
(福)1回こっきりしかできないでしょ?
(い)1回こっきり。
(福)すっごい緊張だよね。(笑)
(い)ものすっごい緊張した。
(福)ヤダよねぇ。
(い)前の日とか全然眠れなくって。
(福)寝れないよね、ホントにね。
(い)うん。全然寝れなくて、それでもう目真っ赤にして、行きました。それで、そしたらね、回り見渡しました僕。
(福)うん。
(い)誰見ても速そうに見えるのね。ちょっと話したけど、自衛隊のランナーとか。
(福)あっ自衛隊の人も参加。
(い)参加してる。
(福)もう屈強な。
(い)屈強な男たち。帽子に「自衛隊」て書いてある。
(福)(笑)もう俺は自衛隊だって。
(い)そうそう。
(福)だから、なめんなよと。
(い)そうそうそう。とか、あとね、スタートするね5分前に突然、何かその大会の事務局の人が、「ハノイから来たランナーの何々さんです!」
(福)もう「ハノイ」って響きがやだね。(笑)速そうだもんね。
(い)(笑)・・そういうね、ランナーを連れてきたの。
(福)うん。
(い)またその人が、背が低くて、足が太くて。
(福)低くて、足太いの速そうだね。
(い)そう。速そうでしょ?しかもね、ホクロがあってホクロからドワァーって毛が生えてるのよ。
(福)速そうだね。
(い)(笑)速そうでしょ?
(福)それが風になびくのが速そうだね、何かね。
(い)もうそのホクロの毛を見た段階で、「マズイ。これはマズイ」「ホントにこれは命をかけないといけないかもしれない」と。でしかも、まぁ一応、ずっとスタートの直前まで帽子とかかぶってこう身を隠してたわけですよ、ずっと。なんだけどやっぱり、やっぱりなんか、周りで・・。
(福)バレるよねぇ。
(い)バレますよねぇ。で、「あっ、撮影だ」
(福)「撮影だ」と。
(い)「きっと、ひと屋根だ」と。
(福)「ひと屋根だ」と。
(い)「面白くない」。
(福)あっ「気に入らねぇ」と。
(い)「気にいらねぇ」。別にね後ろにいるような人たちは、「おぉ来てるね」「おぉ和也だ」とか言って、「頑張ってね」とかって言ってくれるんだけど。
(福)うん。
(い)僕、先頭集団で立ってるでしょ。先頭で。
(福)うん。
(い)その自衛隊をはじめとする地元のちょっとヤンキー入った方々とかですね。
(福)うんうん。割と走りに命をかけたりする・・。
(い)そうそう。集団とかいるわけですよ。
(福)うん。
(い)ひそひそ聞こえてくるわけですよ。「抜いちゃえ」「抜け!抜け!」「先輩、抜いてくださいよ」
(福)あ〜、むかつくね。
(い)うん。頼むから!今だけは抜かないでくれと。
(福)心で祈りながら。
(い)祈りながら。目合っただけで、もっと怒りそうだから。
(福)うん。
(い)だんだんそういう声がでかくなっていくわけですよ。
(福)ざわざわと周りがね。で、そのたくさんのプレッシャーの中・・。
(い)プレッシャーの中。
(福)スタートの合図が。
(い)スタートですよ。スタート。「さぁスタートまで3分前」「1分前」。「あぁもういよいよ行かなきゃいけないんだもう」とか思って。
(福)うん。
(い)「残り10秒」「9・8・7・6・5・4・3・2・」ダーンって俺フライングしちゃったんだよ。
(福)お〜最悪だね。
(い)(笑)
(福)もう、すごく最悪だね。(笑)もうただでさえ、皆から忌み嫌われてる状態の中で、さらにフライングであおりをかけて。
(い)そうそうそう。
(福)・・いやいやでも本当にこのシーンはですね、ホントに好評ですから、皆さん楽しみにしててくださいね。是非!見所ですんで。じゃぁまぁ撮影的な話は、まぁそんな感じだと思うんですけど。
(い)はい。
(福)どうですか、あの久しぶりにホントに「ひと屋根」帰ってきて、法ちゃんとかさ、小雪役のね・・。
(い)はいはい。
(福)大路恵美とかさ、小梅ちゃん役の、あとはあのからみのある・・。
(い)松ちゃん。
(福)松ちゃんとか。松ちゃんって。(笑)番組的には「松ちゃん」と何となく呼ばれている、松たか子さんとか。どうでしたか?やっぱり。
(い)どうでしょうねぇ。
(福)4年ぶりに会って。
(い)いやね、やっぱり、梅は変わりましたねぇ。
(福)梅変わったね。
(い)梅変わったね。
(福)うん、梅、おっぱい大きくなったしね。
(い)もうちぃ兄ねぇ・・。
(福)(笑)
(い)すごいんだから!
(福)もう、かなり危ないおっちゃん・・。
(い)危ない域にもう入ってますよ、ちぃ兄は。
(福)触らしてよ・・。
(い)そう、「触らしてよ」とかね、「爆乳」とかね。すごいことを散々言っておいて、小梅をいじめといて、その後にね俺んとこ来て「カワイ〜」。オヤジ〜、ちぃ兄、イヤダ〜。
(福)要するに、この4年間でオヤジ化が激しく進行したということでね。
(い)もうねぇ・・。
(福)カワイイじゃないっすか。
(い)カワイイよねぇ。
(福)・・あとは、松ちゃん。松ちゃんの印象はどうですか?最初の印象と。やっぱりほら、何回もお芝居、同じシーンやってると、仲良くなるじゃん。普通に話すようになるし。
(い)うん。
(福)あのー、だって俺久しぶりに撮影に帰ってきた時、すっごい仲良さそうだったから、あの「何だよぉ」と思って。
(い)(笑)「何だよぉ」って思ったの。
(福)つい、松ちゃんの趣味とか聞いて、「カメラ」とか言ったから、翌日カメラ持ってきちゃったもん。(笑)
(い)ね。
(福)俺も仲間に入れてもらおうと思って。
(い)(笑)
(福)何かほら、俺らもその〜こういう仕事をやってるくせにさ、すごくあの周りから、ちょうどこのドラマに入った頃って、松たか子さんは本当にこうすごく騒がれて。
(い)うん。
(福)ま、今も騒がれているんだけど。ものすごく注目を浴びてる感じだったでしょ。
(い)うん。
(福)だからなんか、俺もこういう仕事やってるくせに、緊張するんだよね。(笑)何か。
(い)緊張する。
(福)なんかさ、良いのかな?話して、とか。
(い)そう。何話していいのかな?とか。こう、どういう話をすればいいのかなって。だから最初の頃はね、すごく真面目な話をしてた。
(福)アーティストトーク?
(い)アーティストトーク。
(福)やっぱり。
(い)What do you like in mugic?
(福)あっ、「どんな音楽が好きなの?」
(い)Yes。
(福)それ、真面目って言うか、素人だよね(笑)。
(い)素人だよね、完璧に。
(福)・・とりあえず音楽だったらなんか自分も引き出しもあるし、なんてね。
(い)そうそうそう。割とこう、「私あのカーペンタースとか好き・・」。「あっカーペンタース好きなんだぁ。いいよねぇ〜」「あの曲とかさぁ、この曲とかさぁ・・」って言って。何か、言ってた。
(福)でも最近は何かすごくあの・・。
(い)まぁ最近はだから、気楽に。
(福)気楽な感じだよねぇ。
(い)そうそうそう。だからなんかすごく、こう読みにくかった部分っていうのが、かなりあったかなっていう。でも、読みにくいんじゃなくてなんか、「あっこういう子なんだ」と思ったら、割と楽にコミュニケーションが取れるようになったかな。
(福)そうだね。音楽活動の方も。
(い)今ね、結構盛んに。
(福)だからあの頃はさぁ、パート1やってる頃ってBIG BAND自体は存在したけど、デビューっていう形はしないって言う風に言ってた・・。
(い)うん、何かね。
(福)デビューしたじゃん。
(い)・・いやぁしましたね、デビュー。
(福)もともとあの〜麻布のイエローだっけ?
(い)そうです。
(福)やってたバンドだよね。
(い)うん。
(福)今回何しろうちの番組的には、和也としても来てくれてるわけだし、あとはいしだ一成としても来てくれて、まぁBIG BANDとしても来てくれてるわけなんだけど。
(い)うんうん。
(福)あの〜今日は何でも、宇宙初オンエアの新曲を持ってきてくれたという。
(い)そうなの。Yes I did!
(福)ねー。7月25日リリース。
(い)725リリース。
(福)725。夏ですね。夏っぽいですか?この曲は。
(い)この曲は、あぁ夏っぽいかもしれないですね。結構、B面とかも割りと夏っぽい感じ。
(福)なるほど。これはあの〜前からあった、今回の新曲として発表した・・。
(い)曲自体は前からあったやつで、で〜新しくちょっとアレンジし直したり・・。
(福)じゃぁあの7月25日リリースなります。今日はですね、宇宙初オンエア、この番組から解禁ということで、ありがとうございます。
(い)ありがとうございます。かけて頂いて。
(福)じゃぁあの聴いて見ましょうかね。
(い)はい。THE BIG BANDで「Suguer Babys」

♪♪THE BIG BAND 「Suguer Babys」♪♪

(福)はい、お送りした曲はですね、7月25日リリースとなります。THE BIG BANDで新曲、今日は宇宙初オンエアさせていただきました、「Suguer Babys」。
(い)はい。
(福)いい曲ですね。
(い)いい曲です。
(福)素晴らしい、アップビートの。
(い)もうありがとうございます。
(福)・・いやそれでさ、あの和也君からですね、まぁ今後の「ひと屋根」の見所・・。
(い)見所ですか。
(福)うん。マラソンのことも含め、あと松ちゃんの、松ちゃん演ずる実希ちゃんとどうなっていくのか。
(い)悲しいですよ。
(福)悲しいんだ。
(い)悲しいですよ。
(福)それは何だろうなぁ。あえて具体的には言えないんだけど・・。
(い)プルルルルル・・3番線から・・。
(福)おっ!・・それぐらいにしとかないと。・・まぁ何しろ本当に、その実希ちゃんとのカラミの恋の部分もそうだし、後はまあやっぱり何と言っても見所はマラソン。マラソンですよねぇ。
(い)僕はもうやっぱりマラソンを見て欲しいな。これ個人的にはですけど。
(福)いやこれは僕も楽しみにしてますよ。はい、いよいよこの後は松ちゃんが登場してくれます。
(い)おぉ!
(福)松ちゃんに伝言ありますか?
(い)松ちゃんに、そうっすね、・・やめとこ。
(福)やめとく?
(い)よろしくお伝えください。
(福)あ、わかりました、わかりました。・・和也こと、いしだ一成君でした〜。どうもありがとね。
(い)どうもでした〜。

BACK