2000/02/20 Endless Talk Session〜10番勝負〜第2回戦 ゲスト:ゆず |
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(福)先週は記念すべき第1回目のトークセッション、武田鉄矢兄さんをお迎えしました。今日もですね豪華ゲストを迎えています。柑橘系の2人組、この方々です!どうぞ。
(ゆ)どうもおはようございます。どうもー。おめでとうございます。
(福)なんだ?なんだ?
(ゆ)お誕生日おめでとうございます。
(福)誕生日?
(ゆ)10周年おめでとうございます。
(福)ありがとう!あっ、バラを・・・。
(ゆ)31本のバラです。
(福)31本のバラ!ありがとう!
(ゆ)えー、ゆず、リーダーの北川悠仁です。よろしくお願いします。サブリーダー、岩沢厚治です。よろしくお願いします。
(福)やぁ。どうもどうも。久し振りですー。ありがとうねー。花束31本。あっ、金髪!
(ゆ)銀髪ですね。
(福)銀髪ー!またマネしてる。
(ゆ)(大笑)すぐ影響されますからねぇ。ストレスから来る。
(福)ストレスからー・・マリ−・アントワネットがねー。
(ゆ)マリー・アントワネットが・・。
(福)ギロチンにかけられる前夜の・・・。
(ゆ)あのー、ベルバラで見て・・・。
(福)あっ、あれねー。
(ゆ)これだなぁと。
(福)北川くーん、よろしくお願いします。
(ゆ)よろしくお願いします。
(福)俺ねー、最近やっとどっちが北川で、岩沢か分かった。
(ゆ)あーそうですか。ほんとですか?知らなかったんですか?マジっすか?
(福)どっちだっけー?って、ずーっと考えながらねー。
(ゆ)これ、はっきり分かりやすくなって。
(福)分かりやすくなったね。オセロみたいでね。
(ゆ)(笑)
(福)白と黒でね。
(ゆ)オセロだ。これ最高じゃないすか!
(福)・・というわけで、あの今日は来ていただいたわけなんですけど、あのどうですか、最近。何やってんの?
(ゆ)最近ずっとですねぇ、1月は結構ゆったり。
(福)ゆったり。
(ゆ)生活してまして。
(福)お休み取ったりしたの?
(ゆ)一応ありましたねぇ。
(福)おー。
(ゆ)はい。
(福)2人はさー、普段仕事以外の時も会ったりするの?
(ゆ)うーん、皆無ですねー。
(福)皆無だよねー。
(ゆ)昔はねー、飲みに行ってたんですけど。
(福)うーん。
(ゆ)最近、やっぱ仕事であんまり会うんで・・・。
(福)そうだよねー、だって仲悪いって業界の評判だもんねー。
(ゆ)(笑)あーそうなんですか?
(福)でもだいたいねー、お笑いの芸人さん達とかだって、だいたいそうだもんね。
(ゆ)そう。会わないですね。
(福)というわけで、今日はあの、2人ゆずを迎えていろいろやって行こうと思うわけなんですが、今日はね「福山雅治
10th Anniversary Special 〜Endress Talk Session〜
10番勝負」ということで、2回目なんですよ。
(ゆ)ほっ。
(福)第1回目は、武田鉄矢兄さんに来ていただいて。
(ゆ)はい。
(福)で、今日は2回目ということで、トークして行きたいと思いますが。初めて会ったのって、なんだっけ?スペースシャワー?
(ゆ)そー、そうですね。
(福)でー、この子は太ってるねーって。
(ゆ)(笑)「なんか、君ー、テレビで見るより太ってるねー」って。
(福)だって、あの頃ほんとにちょっと太ってたんでしょ?
(ゆ)ええ。あの頃ちょうどいい感じに・・・。
(福)いい感じにー。
(ゆ)ぷっくり、ぷっくり。
(福)ぷっくりねー。
(ゆ)これ、ヤバイと思って。
(福)そうだよねー。
(ゆ)あれ、きっかけに痩せました。
(福)うーん。岩沢くんは結構見たまんまの。
(ゆ)そうですか?
(福)小顔ちゃん!
(ゆ)小顔ちゃーん。へへっ。
(福)小顔だもんね。
(ゆ)いやー、でもそんなことないですよ。
(福)そうかなぁ。
(ゆ)ええ。福山さんが一番小顔っすよー!ビックリする程小顔っすよー!
(福)そうなのー?(笑)
(ゆ)それ、180cmの顔に見えますー?
(福)(笑)アイコラだから。俺ー!!
(ゆ)(笑)アイコラなんすか?
(福)ひとりアイコラ。で、それが初めてだったよね。
(ゆ)はいそうですね。
(福)僕が初めて会った時の印象は、とにかく北川くんは太ってるってことで。
(ゆ)(笑)
(福)で、岩沢くんは小顔だっていう印象だったんですけどー。
(ゆ)はい。
(福)2人はどういう印象だったの?
(ゆ)僕らは相当男前だなと。
(福)また上手いなぁもう。
(ゆ)いやいや、ほんとそうですよ。
(福)この人、若いのに口が上手いからなぁ。
(ゆ)(笑)その時、福山さんあの、眼鏡をかけてて。今もかけてらっしゃいますけど。
(福)目が悪いんでねー。
(ゆ)その、なんか眼鏡がねー。かっこよかった。
(福)もっ、若いのにねー。
(ゆ)俺もかけようかなぁって。
(福)おいっ、若いのに上手いなぁ。おいっ!
(ゆ)えーえ。
(福)あー、そうなんだ。
(ゆ)はい、ほんとに。
(福)2人とも俺の印象はね、2人ともなんかね、どうもねー、まだちょっと俺に距離をおいてるなぁ。
(ゆ)(笑)そんなことないっすよ。
(福)印象が。どっかねぇ。この人はまぁ、「福山だ、福山だから」
(ゆ)(笑)なんすか?それ。
(福)なんかね。
(ゆ)なんすか。
(福)なんて説明したらいいのかなぁ。まっ、この人とは仕事上こうやって会っているだけで、どっかで会っても「あっ、どうも」って言うだけで。例えば寿司屋とかで会ったとしようよ。
(ゆ)はい。
(福)で、そん時に「あーどうも。じゃ、一緒に食おうか!」っていう話にはならずに、別々に食ってるかなー。
(ゆ)あー。福山さん遠くで・・・。帰る時にまたあいさつしたりなんか。
(福)そっ!帰る時にあいさつしたりとか、なんかそういう感じが。
(ゆ)(笑)それ被害妄想ですよー!そんなことないっすよ。
(福)でも俺はねー、ユースケくんにも同じもの感じるよ。
(ゆ)(笑)あの人のはそうですね。
(福)そうだよねー。
(ゆ)そうっすよ。
(福)俺はね、よくTMの西川くんから心を開かない男とかって言われてるけど。
(ゆ)ええ。
(福)そんなことないんだよ。全然。だって電話が入ってたらちゃんと相談にものるし。
(ゆ)はい。
(福)ちゃんと連絡もするし、ただ飯を食いに行くとなると、時間がなかったりするから、「次ね、次ね」って話になっちゃうんだけど。俺は俺より心を閉じてるのは、ユースケくんだとやっぱり思うわけよ。
(ゆ)ああ。
(福)行ったりすんの?飯食いに。
(ゆ)ユースケさん、2年も僕ら番組一緒にやってるんですけど、1回もないですよ。
(福)ないでしょー。
(ゆ)プライベートで行ったこともないですねー。「今度行こうぜ!おいっ!」なんて言うんですけどね。「宮廷料理おごってやるから」って。
(福)(笑)
(ゆ)いつも勢いばっかりなんですよ。勢いはあるんですけどね。
(福)ないでしょ。
(ゆ)ないです。
(福)電話とかは?
(ゆ)電話とかもないですね。番号知らないですからね。そういえば・・・。
(福)まっ。俺は何を言いたいかっていうと、ゆずと福山の間には、深くて暗い川が流れている印象があるんで、今日はギュッと縮めたいと。
(ゆ)縮めましょう!それはいいですね。よろしくお願いします。
(福)よろしくお願いします。じゃ、まずはね、「福山雅治」と「ゆず」の違い。
(ゆ)はいはい。
(福)これは、まず違うんですけど。
(ゆ)大違い。(笑)
(福)色々と違うんですけど、見て行きたいと思います。
(ゆ)はい。
(福)えー、みなさん御存じの通り、ゆずは・・
(ゆ)はい。
(福)デュオ。2人組。
(ゆ)はい。
(福)で、福山雅治。ひとりぼっち。
(ゆ)ひとりぼっち。ぼっち。ひとりぼっち。
(福)ぼっちですよー。
(ゆ)「ソロ」とかじゃないんですか?「デュオ」と来たら。
(福)だってね、歌番組とか出て寂しい思いしたことないでしょ?
(ゆ)あーまぁ。
(福)2人だと。
(ゆ)まぁ、でも歌番組に出たことない。
(福)えっ!そうなのー?
(ゆ)ないんですよ。
(福)なんで?それ、ポリシーとして?
(ゆ)いやー、別にそのつもりはないんすけどねー。
(福)お呼びがかからないなんて寂しいことはないよね?
(ゆ)(笑)それは、まー事務所の方針だという・・。
(福)そうなんだー。
(ゆ)そうなんですよー。
(福)出たくないの?
(ゆ)別に・・・。
(福)たまにさぁ、その人のやつを見て「いいなぁ、俺達も出たいなぁ・・・」とかって思わないの?
(ゆ)意外とないんですよ。
(福)ないんだー。
(ゆ)そうっすね。
(福)いやぁ、それは意外でした。で、また次のテーマで比べていきますけど。
(ゆ)はい。
(福)ゆずは、元々は横浜出身。
(ゆ)はい、横浜出身です。
(福)オシャレな街です。でー、あの上京して来たおのぼりさんの僕は、長崎。
(ゆ)(笑)なんかものすごく悲観的じゃないですか?さっきから。
(福)いやいやいやいや。だってねぇ。
(ゆ)はい。
(福)違うんですよ。都会の人と、地方出身者って。やっぱりね。
(ゆ)ええ。
(福)ただ都会に住んでるってだけで、すでに「負けてる」って思っちゃうわけ。
(ゆ)でもあれですよ。あの僕らとかは、
あの、両親とかまぁ近所だから、割と会いに行けたりするじゃないですか。仕事してても。
(福)はいはいはいはい。
(ゆ)でも、上京して来た方って、なかなか親にも家族にも会えなかったりするじゃないですか。その強いところってありますよね。
(福)で、目標として来たことなんかあるの?だって俺、やっぱり一番最初に会ったあたりにも言ったと思うけど、今何歳だっけ?2人。
(ゆ)23です。はい。
(福)23でしょ。23の2人がアコースティックギターを持って、まっスタイルとしてはフォークなスタイルと言うか、ていうものがにわかに信じ難いものがあったのね。(笑)俺とかさ、俺らの世代は、確かにあのー、兄貴とかがいて兄貴が歌本買って来てさぁ、長渕さんの歌本とか、松山千春さんの歌本とか、浜省さんの歌本とか買ってー、でアコギで弾いてたってのがあるんだけど、もう全然違うだろーって風に思ってたわけよ。だって目標とまで言うと違うかもしれないけど、長渕さんとかって、ね。聞いたらなんか会った時に泣いたって話聞いたんだけど。
(ゆ)ええ、そうなんですよ。生歌を。1回番組で共演させていただいて。
(福)なんかそういった長渕さんのような、ひとつの形っていうのも、ひとつの目標であったりして来たわけなんでしょ?
(ゆ)はい。憧れでしたね。ええ。
(福)俺なんか、その目標?なんて言えばいいんだろうな。音楽をやっるていう事は、たぶんこれはねー、すごい「田舎もん的発想」だと思うんだけど、「一獲千金」みたいなイメージであったんですよ。僕。
(ゆ)ドリームとして。
(福)そうそうそう。東京ドリーム!!
(ゆ)あんなとこ住んでやる。
(福)そうそうそう。
(ゆ)ベタな俺、田園調布とか。
(福)田園調布とかねー!
(ゆ)家が建つ!
(福)だって田園調布って言葉、田園だもんねぇ。
(ゆ)田園ですもん。
(福)田園だよー。
(ゆ)田園の調布なんですもん。
(福)田園調布なんだよ。
(ゆ)なんの会話してるんでしょうか?わかんないですよ。
(福)いやいやいやいや。そんな感じでじゃ、そろそろそのねピュアなゆずの心を。
(ゆ)だいぶやられてる。
(福)汚れてきた?そろそろ。
(ゆ)いやー、もう汚れてますよ。最初から擦れて来た。
(福)(笑)擦れて来た?だよね。俺ももうそうだよ!
(ゆ)(笑)うれしそうにー。
(福)うれしい、うれしい。なんか、だんだんこう、近くなって来た。
(ゆ)近くなって来た。
(福)溝が埋まってきた!
(ゆ)深い溝がっ!
(福)(笑)じゃ、歌聞いてみましょうか。これは一応、最新シングルになるんですか?
(ゆ)そうですね。去年出た、11月にでたシングルです。聞いて下さい。ゆずで「心のままに」
♪♪ ゆず 「心のままに」♪♪
(福)これがまたっ!ファット北川のね。(笑)元ファット北川のね。叫びが。(笑)これー、語りべとかは、もう昔から得意だったの?語りべに歌う感じ。
(ゆ)どうですかね。これは特に。でも、そうですね。ぶつけてる感じで。
(福)おー、これ何回も歌ったから、声枯れちゃったの?
(ゆ)いやぁ、僕こういう声。(笑)ですね・・・。
(福)また失礼な話を・・・。テレビで見るより太ってる。何回も歌ったから枯れたんだ!
(ゆ)こうゆう声なんで。(笑)いやいやいや、溝が縮まりました。
(福)溝が縮まったね。だんだん分かって来る。ゆずのこと。どっちが北川で、どっちが岩沢かも!
(ゆ)どういじったらいいのかも?
(福)どういじったらいいのかも分かって来た。と言う訳で、じゃあCMの後もまだまだお付き合い下さい。お送りした曲はゆずで「心のままに」でした。
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