2000/03/05 Endless Talk Session〜10番勝負〜第4回戦 ゲスト:松 たか子

(福)・・・本日は第4回戦。なんと初の女性、この方に来て頂きました、どうぞー。
(松)松たか子です。
(福)イェーイ、お待たせ、お待たせ。
(松)どうも。
(福)長いよね。枕がね。
(松)ちょっと待ちきれなかった・・・
(福)待ちきれないよね、何つけてるの?香水は。
(松)香水つけてないと思いますよ。
(福)体臭?それ。だっていい匂いだよ。
(松)シャンプーとかじゃないですか?
(福)あっ、シャンプーだ!
(松)何にもつけてないんですよ。
(福)あっ、そうなの。
(松)おさめてないまま来てしまって、すいません。
(福)あっ、そうなんだ。ちゅーかね、俺と松ちゃんはそうゆう仲なの。
(松)(笑)
(福)素顔でも会える仲!だから何の匂いかも、だいだい知ってるんですけどね。とゆうことで今日はよろしくお願いしますね。
(松)お願いします。
(福)で、福山雅治の10th Anniversary Special Talk Session 〜10番勝負の第4回な訳なんですけど、今日はね、あれです。松たか子さんと一緒にトークしたいテーマはこちら!「福山雅治と松たか子のチャレンジングライフ」 なんですかこれ? チャレンジングライフって英語あるんですか?本当に・・・女子大生の松たか子さん・・・
(松)(笑)
(福)僕が知る限り、デビュー以来松たか子は歌、ドラマ、芝居、映画、CMととにかくあらゆるジャンルにチャレンジして来たと。そんな僕も結構チャレンジ好き。そういうチャレンジ好きな2人のこだわりを互いに、言いたい放題に言い放ってみたいと思います。・・・という企画なんですよ。
(松)はい。
(福)で、初めて会ったのはですね、「ひとつ屋根の下2」ですよね。
(松)はいそうです。
(福)あれが97年。
(松)(笑)
(福)早いもんですよ。
(松)早いです。
(福)で、お互いの第一印象ということで、僕の印象はね、ピッタリだなぁと思ったね。
(松)えっ何に?
(福)俺に!!
・福)(笑)
(福)いやぁまあ、それはさておき、お嬢様ってイメージが、ほらあったじゃん。当時さ。まっ今もあるけど。だって茶髪だなんだっていう時代に真っ黒!!(笑)今も真っ黒。
(松)(笑)面倒臭いんですよ。もうなんか・・・
(福)直毛で攻めてるよね?
(松)攻めてる。
(福)そういうなんか、変えたいとかあれはないの?女の子ってたまに気分変えで髪変えたりするじゃん。
(松)あー、ちょこちょこね。こう舞台の時にね波つけたりとか。(笑)
(福)あーあーあー、舞台やったりお芝居やったりする中で、いろんな髪型とか、いろんなメイクとか、いろんな服とか着るから普段は、何にもしなかったりするっていうのは確かにあるよね。
(松)ある・・・ですね。
(福)俺も割とそうだもん。
(松)あっそうですか。
(福)服装も・・うん。でも30になってからちょっと変えたんだよね。
(松)どう変えたんですか?
(福)黒にした。
(松)(笑)何でですか?
(福)あのね、20代の半ば位までっていうのは、どんな格好してても、別に若いからっていうんでいいなって思ってたのね。例えば松がさぁ、街を歩いててふと定食屋を見たら、俺が一人で・・・ね。(笑)定食屋さんで食べてたら何してるんだろう?って、ちょっと思わない?
(松)思います。迷います。声をかけるべきか、見なかった事にしようか・・・。
(福)ねっ。見なかった事にしなきゃいけないような、何か物悲しさが出て来たのよ、段々。それが自分でも分かって。
(松)そうですか?
(福)服装とかそういうの。ちょっと気を使おうと思って、ちょっと黒っぽい感じを、ここ何年か過ごしてる。
(松)そうですか?そんな事すると余計なんか悲しい、寂しい、悲しい・・・。
(福)これがもう寂しいの?俺の?(笑)失敗してんじゃん、おいっ。まっ、チャレンジャー松たか子さんのですね、経歴を言っていきますとですね、舞台が93年の、あのー、から初めて。最近では「ラマチャンの男」ありましたね。
(松)はい。
(福)で、ドラマが94年から始まったのかな。えっ、最初のドラマって何だったの?
(松)えー、一番最初は、その、大河ドラマですね。
(福)あーそうかそうか。
(松)連続ドラマは、一番最初は「ロングバケーション」か。
(福)おー、あれが最初なの?
(松)連ドラは初めて。
(福)ロンバケ!あっそうなんだ。あれ最初なんだ。
(松)はい。
(福)センセーショナルですね。で、現在「お見合い結婚」で初めて、えーお笑いの人と共演してますよね。
(松)(笑)お笑いの人なんですか?
(福)おれはそうは思ってないけど。ミュージシャンだと思ってるんだ。ミュージシャン崩れと。(笑)ユースケ君。
(松)(笑)なんかフォローになってない。
(福)だってさ、結構二枚系と共演が多かったじゃないですか?
(松)うん、その見た感じはね。
(福)いやいや、だからいいじゃない。別にユースケ君のことは最後においしく使うから、おいといたとして。ロンバケにしても木村君?キムタクで。あと誰だ?あと誰?
(松)うん。「ラブジェネレーション」でも木村さんだった。
(福)あっそうかそうか。
(松)「じんべぇ」は田村正和さん。
(福)もう、超二枚目じゃん。
(松)(笑)
(福)どう?今回?
(松)えっ!?
(福)えっ!!
(松)ユースケさんで良かったんですよ。
(福)何が?
(松)この「お見合い結婚」ってドラマは。
(福)話はね。話は、ユースケ君っていうので良かったと思うんだけど。
(松)でもでも、かっこいいって見える時がある・・・。
(福)あーそれはね、何て言うんだろう。すごく大犯罪者が、もうねー、ものすごい犯罪者が、街中で子供をちょっと助けてあげた時に「あっこの人いい人なんだ」って思えるのと全く同じなの。
(松)そうなんですか?
(福)そうなのよ。俺なんかはちょっと今日、「松に会うからおめかしして来よう!」って。それが物悲しいって言われちゃってな。
(松)(笑)かっこいいですよ。
(福)普段めったに着ない「とっくり」なんて着て来ちゃったよ。俺。
(松)(笑)
(福)首苦しいのに。(笑)で、まぁ今回僕気になってたのは、いろいろと聞きたいと思ってたのは、えーっその「お見合い結婚」の主題歌を担当してるじゃないですか。これ初めてですよね?自分のドラマの主題歌っていうのは。
(松)そうですね。初めてです。
(福)最近さぁ、何か音楽活動に積極的じゃない?
(松)えっそうですか?
(福)前はさぁ、だって前聞いた時は「ピアノも弾けるんだし、ライブとかもやんないの?」とかって言っても「絶対、やです」とか言ってたじゃん。舞台で歌ったりするでしょ?「オビーリラ(?)」とか言って。
(松)(大笑)
(福)わかんないけど「ラマンチャ」とか歌うんでしょ?
(松)でもなんか恥ずかしい。楽しそうだなとは思うんですよ。家で練習してる時はいいんですよ。
(福)それはみんなそうよ。みんな家では、天才的なのよ。一歩外に出ると、凡人になっちゃう。(笑)
(松)もう凡人も凡人で、スタジオのピアノの前に座ったとたん、手が動かなくなるんですよ。
(福)あー。
(松)本当にピアノはね、なんかトラウマってやつ?
(福)なんでトラウマなの?
(松)ちっちゃい頃習ってて、先生がすごい厳しくて、私はまいってしまって、血を吐いちゃったんですよ。
(福)なんで?
(松)わかんないけど。
(福)えっ、吐血!?
(松)小学生の時に。
(福)小学生の松たか子、吐血!!
(松)今だから笑って、ほんと、話せるんですけどストレスがたまって。
(福)あっ、ストレスで。
(松)鼻血が頭にのぼった状態で、先生がある日帰った瞬間にワァーっと・・・。
(福)あらー。
(松)で、それ以来やめて。でもやりたくて、やり始めて中途半端にしちゃったまんまなんですよ。
(福)あーなるほどね。分かった。じゃあ今後やっぱりチャレンジ乗り越えなきゃいけない事はそこですね。
(松)ピアノ!ですかね。
(福)ピアノですね。だって今、俺の目に浮かんだもん。白い鍵盤の上に、小学生の松たか子がつっぷして、白い鍵盤が血で染まっていくその・・・。
(松)そんなドラマティックじゃないですよ。
(福)ドラマティックな、そして「ラマンチャの男」が駆け付けるのも浮かんだもん。目に。
(松)(笑)ラマンチャの男が「たか子ー!」って。
(福)いいなぁ。劇画チックな家庭が・・・。というわけで、福山雅治の10th Anniversary Special Talk Session 〜10番勝負〜4回戦。えー、松たか子さんとトーク続きますが、ここで一曲、その例の作詞をした曲を紹介してもらいましょう。
(松)松たか子で「桜の雨いつか」。
(福)もういいの?なんか付け加えたりとか。
(松)えっ、別にないです。
(福)「この曲は私の大好きなラマンチャに捧げます」とか?
(松)ないです。
(福)「桜の雨いつか」。

♪♪ 松たか子「桜の雨いつか」♪♪

(福)えー、鼻血っ子2人がお送りしている・・・・最近は出ませんよね、さすがに大人になって。
(松)最近は出ませんね。
(福)今僕は歌の間に、ちょっと失礼して「はな」をかんだら・・手に「はな」がつく位勢いよく出まして。そう言えば、昔「はな」かんだら血が出たよねって話をしてたんですよね。そしたらね、松たか子の鼻血の止血の仕方は、アキレス腱をたたくんですって。
(松)効きますよ。
(福)アキレス腱をたたくと血が止まるんだ!
(松)効きます。
(福)でも、だってさアキレス腱たたく時って、下向いてるわけじゃん。
(松)そうですよ。
(福)下向いたら、また鼻血出るじゃん。パーっと、また。
(松)でも、こう・・・。
(福)顔を上向けて、アキレス腱たたくんだ。ラマンチャだ。それは。
(松)(笑)全然関係ないですよ。
(福)お送りしたナンバーは、ドラマ「お見合い結婚」の主題歌ですな。 松たか子で「桜の雨いつか」でした。この後もおつき合いお願いします。
(松)はい。

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