2000/05/07 Endless Talk Session〜10番勝負〜第9回戦 ゲスト:Misia

(福)東京FMをキーステーションに、全国のラバーズ達をむすんで、お届け中。福山雅治のスズキTalking FM。という事で、この時間はですね福山雅治のデビュー10周年となるこの節目に、これまでお世話になり、影響を受けた、敬愛なる著名人をゲストに迎えてお届けする、福山雅治10th Anniversary Special Endless Talk Session〜10番勝負〜第9回戦をやっております。長いんですよね。
(M)(笑)
(福)今日は、Misiaです。
(M)はい、よろしくお願いします。
(福)よろしくお願いします。えっと、ライブっていつもどこでやってんの?
(M)えっと・・・。
(福)「クラブ系」ってとこでさぁ、なんかやってたりしたでしょ?クラブイベントとかっていう。
(M)そうですね。この前も4月中旬位に、クラブのライブちょっとやったり。リミックスのこのパーティーだったんですけど、記念パーティーみたいなものをやって、あとはクラブでは最近ちょっとやってなくって。大きな所の方が多いですね。アリーナだったりとか。
(福)はいはいはい。
(M)こないだのツアーが、アリーナツアーで。なのでクラブというと、一曲だけ遊びに行ってちょっと歌ったり・・・っていうのは、時々あるんですけど。
(福)へぇー、クラブ行くんだ。普段、遊びで。
(M)イベントがある時に、連れて行ってもらって踊ってますよ。
(福)あっ、そう。
(M)うん。
(福)あっ、そうなの。
(M)(笑)踊ってますよ。ちゃんとレッスンも行ってますけど。
(福)あっ、ダンスはレッスンも行ってるんだ?
(M)うーん。ライブが大きくなって来ちゃって、会場が。もっと見せる側もやらないとねぇ・・・という事で。
(福)どんな感じのダンスなの?
(M)えっ!?
(福)ねぇ。
(M)まだリズム取り。
(福)(笑)なんで嫌そうなの?これ両手でリズム取り?
(M)まだ、そんなみたいな・・・。
(福)自分でライブとかのさ、映像とか自分のステージの音とったやつとか、見る事あるでしょ?
(M)毎回見ます。終わったらすぐ、その日に。
(福)あー、俺もそうなのよ。
(M)恥ずかしくないです?(笑)
(福)ねぇー。気になるよね。動きのパフォーマンスってさ、格好悪い時はこの上なく格好悪いもんね。なんかね。
(M)あー。なんか腰が引けちゃってたりとか。
(福)俺なんか、手拍子の時の手がちょっと変だったりとか、手振るのもなんかちょっと変だったりするらしいのね。
(M)あっ、私それ言われた事あります。「手がなんか変!?」私見て、確かに変だって分かるんですけど、それとどこをどうすれば、想像に近くなるかっていうところまでは分からなくって。(笑)
(福)なんかね、手を振るのもね。なんか人のを見てると、例えば「矢沢永吉さん」とかはさ、もうなんかひとつの形になってるじゃん。なんかさ「ありがとうっ!」とかっていう。なんかこう、あれがひとつの形になってるから、かっこいいんだけど俺も「どうもありがとう!」って手を振ってんだけど、なんか例えば手が堅いとかさ。動きがさ、手の・・・。
(M)(笑)私は、あの「上で叩く時」に、なんて言うんでしょうね。こう、お人形みたいになっちゃってる時、自分で「あっ、失敗してる」って・・・。
(福)(笑)なんかインドの人がこう、首動かす時の手の合わさった時の状態。
(M)そう、上で止まっちゃダメみたいな・・・。
(福)分かる、分かる。
(M)「打ったら離す」みたいな。
(福)あっ、ほらほら、今離したから大丈夫。大丈夫。
(M)あっ、ごめんなさい。(笑)
(福)これがライブのパフォーマンス。俺ね、打った時はいいとして、離した時に手が両方外ッ側に向くという・・・。
(M)(大笑)
(福)まずい状態がね。
(M)ちょっと「とんでる系」になっちゃうんですね。
(福)そう。これがね、売り物のビデオになっちゃってるという、恥ずかしいのがあるんですけど、「START」っていう。絶賛発売中です。もう古いんですけどね。
(M)そう、でも苦労している。
(福)そうですよ。で、まぁ2000年を迎えて、2000年のリミックスアルバムも出し・・・。
(M)出し。
(福)どんな、これから30代に向かってのですね。Misiaさんの・・・。
(M)30代に向かって・・・。(笑)
(福)いや、俺ほら、31だから。Misiaがどんな20代を過すのかなって、興味ある訳よ。
(M)あの、こう大人として扱われるのと、こう「まだ若いよね」ってみたいなところで扱われてる部分の差がすごくあって、甘えられるとこと、甘えられないとこがあったりとか。言葉遣いにしても、例えばね今まで「Misiaはね・・・」って癖があったんですけど、自分で聞いててそれがすごい子供っぽく聞こえるようになって(笑)、そろそろ自分の事を「あたし」って言いたいなっていう自分がいたりとか。周りに聞いてみたら、「あっ、それはあるかも」って言われて。だから、この癖を一年か2年くらいかけて、24くらいまでには直すってのが目標。
(福)いいことだな。俺も31にもなって「ぼく、ましゃ」って言ってる場合じゃない。
(M)(笑)
(福)ゲストの方からですねいつも、僕福山へですね、福山への捧げる曲を一曲選曲してもらい・・・
(M)捧げる曲。
(福)うん。10th Anniversary を祝して、で更にですね、その曲を捧げている間に、色紙にいつも捧げる言葉もですね、したためて頂く訳なんですけど。なんと今日は、もう色紙が用意されて、書いて来て頂いて。自宅から・・・。
(M)あっ、下の抹茶屋さんで。
(福)あっ、ちょっと話膨らましました。(笑)そのね、まず、じゃ曲を教えて下さい。選んだ理由と。
(M)はい。アンドレア・マーティンという人の曲なんですけども。結構あの、プロデュースとかも、作曲とかもいろんな人に曲を提供したりもする人の曲で「step'n」という、stepにしていくっていうそういう曲なんですけども。あのー、まぁ「辛い事があってもやっぱり私stepしていかなきゃいけないのね」って、そういう事を歌ってるんですよ。で、私ライブやってる時とかに、すごく元気がなくなってる時とか、これ聴いて元気にもらって、それからライブに臨むという事をしていて・・・。
(福)大切なナンバーじゃないですか。
(M)それをあのー、お兄様にも。
(福)それを紹介、曲の紹介をお願いします。
(M)はい。アンドレア・マーティンで「step'n」

♪♪アンドレア・マーティン「step'n」♪♪


(福)はいこちら、アンドレア・マーティンの「step'n」。Misiaの大事な一曲を、わたくしに捧げてもらいました。じゃ、そのお言葉の方を発表して頂きたいと。
(M)はい。ジャン!「流れるままに歩いていても 流されぬように歩いて行ってください」
(福)これね、もうありがとうございます。いただきます。これね、よく分かってるね。さすがMisia、俺の事。これね、一瞬流されてるように見えがちなのよ、俺。(笑)
(M)(笑)
(福)いろんなものに。でもね流されぬようふんばるのが大変ですから。ねぇ。
(M)そう、でも私最近テーマ、自分でもこれなんですけど。
(福)あっ、ほんと。
(M)逆らわないで、流れに沿って行って、でもそれは意志があるべく流れて行ってる。
(福)そう、そう、そうなんですよ。これが、なかなか難しいんですよね。あのー、受け入れるっていう柔らかさ、柔軟さとか自信とか、自分に自信がないと、いろんな事って受け入れられないと思うんですね。受け入れる事によって、流れに乗れる事ってたくさんあると思うんですよ、その流れに・・・。でも、それは流されてる訳ではなくて、自分が受け入れて流れに乗ってるんだって事が、分かっているか、分かっていないかで、えらい違うんですよね。
(M)うーん。
(福)まぁ、そんなですね・・・。
(M)これは、「たれぱんだ」から。私は。
(福)たれぱんだから。
(M)たれぱんだから、この教えを。
(福)あっ、そう。たれぱんだって何?たれぱんだ、こういう事言うの?
(M)いや、たれぱんだは、たれるがままに生きてるんですよ。(笑)
(福)(笑)たれるがままにって、ギリギリですけどね。ちょっとね。
(M)(笑)。
(福)言葉の響き的に、ギリギリなんですけど、まぁ分かります。でもね、これもいい言葉ですよ。今日ほんとにMisiaお越し頂きましてありがとうございました。
(M)ありがとうございました。
(福)あのー、最後にですねMisia最新情報ね、おさらいしときます。
(M)はい
(福)2枚組のリミックスアルバム「Misia REMIX2000 LITTLE TOKYO」これ、リトルトーキョーですか?リトルトキオですか?
(M)リトルトーキョー。
(福)トーキョーですね。といことで、よろしくお願いします。
(M)よろしくお願いします。
(福)また、この次Misiaがライブで会えたり、どこかに顔出したりっていう情報はなんかないんですか?
(M)んー、秋にツアーができたらいいかなぁーと思ってるんですけど。
(福)予定は未定ですからね。決定ではありませんからね。
(M)はい。1回、ぜひ遊びに来て下さい。
(福)うん。俺、1回見てみたい。だって、クラブって俺1回しか行った事ないのよ。
(M)あっ、そうなんですか。
(福)こうっ、踊るっつうの!
(M)うん。
(福)1回しかない。どうにも音楽が大きくなってて、会話がちょっとできなくて。
(M)ああー。
(福)会話するには、ちょっと難しいじゃん。
(M)そうですよねー。こう耳元で話しちゃいますもんね。でも、それいいんですよ結構。
(福)あらっ、そうなのぉー?それがアリなんだ!要するに。
(M)アリアリアリ。
(福)あっ、そうなんだ。俺イヤかなーと思ってさー。なんかさー、こう耳元で酒臭い31のこう「俺さー」とか聞かされるのが、俺嫌なんじゃないかと思って。じゃあですね、今度はそのクラブに俺もつれて行ってもらおうということで、福山雅治10th Anniversary Special Endless Talk Session〜10番勝負〜第9回戦。今日はMisiaをお迎えしました。ありがとうございました。長々と。
(M)ありがとうございました。
(福)じゃあ、続きは場所を変えてですね。クラブの「ふくさや」で。
(M)クラブの「ふくさや」で。(笑)作っちゃってます?クラブ。
(福)(笑)はい。お送りしたいと思います。
(M)はい。
(福)ということで、また会いましょう。
(M)楽しかったです。
(福)今日はありがとう。
(M)ありがとうございます。
(福)どうもありがとう。

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