点字図書館だより(2006年9月、第216号) 


1. 見やすい紙面へ

利用者からの要望を受けて、今回より書体を明朝体からゴシック体へと変更いたしました。弱視の利用者の方にはまだ読みにくい部分もありますが、文字の大きさの変更などについても検討してまいりたいと考えています。今後もより多くの人に見やすい広報誌作りに努めてまいりますので、ご覧いただいてのご意見・ご感想などございましたら当館までご連絡ください。


2. 貸し出し係から

皆さんへ貸し出しをしておりますテープ図書ですが、返却いただいた際にテープが最後まで巻き戻されていない事が時々あります。お手数でも、聞き終わりましたら最後まで巻き戻しをしてから返却してくださいますよう、ご協力をお願いいたします。また、他の利用者への迷惑にならないよう、貸出期間内の返却をお願いいたします。


3. 「みんなの広場」について

点字広報ふくしまでは「みんなの広場」というコーナーを設け、皆さんからお寄せいただいた短歌や俳句・川柳などを掲載させていただいております。今後は本を読んでの感想や身近な出来事など皆さんからのお便りも掲載したいと思っております。各偶数月の10日ころまでに投稿をお寄せいただければ、翌月発行の「点字広報ふくしま」に掲載させていただきます。お手紙やファクス・電子メールなどでお寄せください。(紙面の都合上全文を掲載できない場合があります。)
また、点訳時の間違いを防ぐために、短歌・俳句・川柳などに、墨字の場合にはふりがなを、点字の場合には墨字を書き添えてお送り下さい。固有名詞などにもふりがなを付けていただきますようお願いいたします。皆さんからのお便りをお待ちしております。

◆お便りの送付先
 〒960-8002 福島市森合町6-7 福島県点字図書館 みんなの広場係
 ファクス  024-534-0522
 電子メール fukushimatenji@ad.wakwak.com


4. 点字・録音図書紹介

○ ふくしまの温泉と文人墨客(ぼっかく)
全2巻(点字)
高橋 八重子  著
人生という旅の途中で、静かな宿に独特の世界を刻んだ文人達。筆と共に彷徨(ほうこう)し、そして癒され、「ふくしま」の温泉地で光り輝いた文人達と同じ景色を見てみよう。

○ 心を鍛える言葉
全3巻(点字)
白石 豊  著
 心は苦しいことに耐えて頑張っていれば強くなるわけではなく、トレーニングをすることで鍛えられる。そのトレーニングの時に注意したいのが“言葉”。言葉は心に多大な影響を及ぼし、言葉によって不安や緊張を感じることもあれば、自信や意欲に満ちあふれることもある。スポーツだけでなく、ビジネスや生活にも応用できる言葉を使った心の鍛え方を指南する。

○ 君に書かずにはいられない―ひとりの女性に届いた四〇〇通の恋文
全5巻(テープ)全1巻(デイジー)
中丸 美繪  著
昭和初年、若き東大生と美しい少女がはぐくんだ奇跡的な純愛。後に財界で重きをなす篠島秀雄とその妻の輝かしい青春を描く感動のノンフィクション。

○ 六つのルンペルシュティルツキン物語
全3巻(テープ)全1巻(デイジー)
ヴィヴィアン・ヴァンデ・ヴェルデ 著
「うちの娘は藁から金糸を紡ぐことができます」父親のそんな言葉が王様の耳に入り、粉屋の娘は窮地に陥った。紡がねば命はない。だが、できっこない―。そこで小人のルンペルシュティルツキンが登場し、助ける“代わり”を要求するのがグリム童話の物語。さて、本書では―?


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