点字図書館だより(2007年9月、第222号)

1.「プレクストーク体験会」in郡山

 デイジー図書再生専用機であるプレクストークの第2回体験会を11月11日(日)に開催します。
会場は、郡山市障害者福祉センター(郡山市香久池一丁目15-15)会議室です。
対象はプレクストークを操作したことがない利用者で、募集人数は、午前の部(10:00〜)・午後の部(13:30〜)とも各5人ずつ、計10人です。(先着順)
デイジー再生専用機のPTN1を使った2時間程度の体験会です。
この機会に、デイジー図書の楽しさを体験してみませんか。
参加を希望される方は、当館まで電話でお申し込みください。
県点字図書館  電話 024(531)4950
(開館時間午前9時から午後5時、ただし月曜・祝日は休館)


2.大盛会だった「点字図書館のつどい」

 7月29日に開催した「第42回点字図書館のつどい」は、会場が満員となる112人の方に参加をいただき、楽しい一日となりました。
 開催にあたり、準備や当日の運営などでご協力をいただいた奉仕員・関係者の方々にあらためてお礼を申し上げます。
当日参加された利用者、奉仕員の中から一人ずつ感想をいただきましたので、ご紹介します。なお、当日行ったアンケートの結果については、次号でお知らせしたいと思います。

斎藤君子(利用者)

「点字図書館のつどい」では図書館の皆さんはじめ、関係者そしてボランティアの方々にはお世話になりました。
心より感謝申し上げます。
開会のごあいさつの中で、点字図書、録音図書、デイジー図書が完成するまでのお話を聞き、感謝せずには居られませんでした。
「点字図書館」とは・・・をもう一度考え、振り返ってみました。
「副音声付映画」は、内容が手に取るように分かり良かったです。
「福祉機器展示」も人気があり、押すな押すなで混んでいました。
「アロマオイルの石けんづくり」も、わいわいと会話がはずみ、楽しいひとときでした。小川先生の香りのお話もよかったですね。
私は、今回、ラベンダー・スーパーの香りを選びました。
 ラベンダーの花も色もそれから香りも、大好きなのです。
 帰宅してから、未完成のせっけんに少々の食紅を加えて、さらに練り、薄ピンク色の基剤をハート型にして、再び楽しみながら完成させました。部屋の中には香りが漂い、心身ともにリラックス・・・
 「香りの想い出」・・・いつかこの日の事を思いだす事でしょう!!有意義な一日を本当にありがとうございました。


亀谷知子(奉仕員)

「第42回福島県点字図書館のつどい」は、とても盛会であったと思いました。それは、参加された利用者の方々の「楽しかった」「面白かった」との声を耳にしたからです。主催者の計画や準備が大変だったことでしょう。
主催者と後援者とが互いに連絡を密にし、主催者の意図を後援者がしっかりと受け止め、協力し合って役割分担をこなすことがうまくいくコツと思います。
以前の「つどい」とは一味違った形式のものでしたが、「利用者と奉仕者との親睦を図る」という開催の趣旨は変わらないものと思います。その意味では、両者共に楽しめる内容だったのではと思います。
 しかし、同じテーブルの方とは話ができても、利用者の方々が点字図書館や奉仕者に対し、何を望み何をして欲しいのかを全体的に話し合う時間が少しでもあれば、なお一層、満足のいく「つどい」であったと思います。
 次回も、楽しい有意義な「つどい」にするべく、互いに協力し合う精神と感謝の気持ちで接して行きたいと思います。
 

なお、当日の開会式では館長感謝状の授与も行われました。
今年度の受賞者は次のとおりです。
◇平成19年度福島県点字図書館長感謝状 (敬称略・五十音順)
大山 廣子 (点訳)    今野 洋子 (点訳)
鈴木 玉喜 (音訳)     




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