*男の子モンスター*
じゅりぃさんの秘蔵写真の白鳳さんが、虚ろで寂しげな表情をしていたのを見て、正直がっかりでした。少なくともあれを見る限りでは、彼と男の子モンスターの間には気持ちの疎通がなさそうに思えました。白鳳さんが一方的に指示を与えて、相手はまんま受け容れるだけ。調教するされるの関係なのだから、当たり前と言われればそれまでだし、逆に双方の間に密なコミュニケーションがあれば、白鳳さんも独りで追いつめられる事はなかったでしょう。だけど、人間とモンスターでも、はくれサメラ〜イ政宗と剣豪さんみたいに対等な友情を築く事も可能なのですよね。白鳳さんと男の子モンスターたちもこういう付き合いが出来たらいいのになあ。ハイ、うちのSSはそんなワタシの願望が噴出したあまり、すっかり捏造パーティーとなり果てています(^^;;)。
+普通モンスター+
同質の者が集まっているだけに、ダンジョンで暮らすモンスターたちは極めて仲が良いと思われます。捕獲して調教可能なことを考えると、種族差はあれど、確固たる自分の意思は持たず(その分、素直に言うことを聞くが)、知能もさして高くないでしょう。何だか寿命も短そう(;;)。ただ、普通の男の子モンスターたちにとって、キャラ屋に所属することは一定の保護を受ける形になるので、決して悪いことばかりではないはず。あれだけの容姿を持ち、しかも仕付ければ言いなりになるのなら、金持ちに密売して大儲けとか企む輩もいそうですし(実際、そういう闇の組織も存在するでしょう)。だから、キャラ屋の資格審査は相当厳しいに違いありません。単なる調教技術のみならず、人品や経歴も詳細に調べられ、絶対に男の子モンスターを悪用・虐待しないと認定された者だけが資格取得できるのです(^o^)。
+はぐれモンスター+
実は一回目のプレイのときはそれほど深く考えていませんでした。そもそも男の子モンスター自体がノーマークの存在でしたし(をい)。だけど、PS版に手を付けてから、無性に政宗と剣豪さんのイベントが気になり始めたのです。決闘に決着がつくやいなや、未練なくダンジョンを出て、武器屋の店番をしている政宗。アンタ、そんなにあっさり仲間と別れてええんかい!?が、ここでようやっと気が付きました。”はぐれ”っていうくらいだから、普通モンスターの群には入っていない、あるいは入れてもらえないのでは。他を圧倒する特別な力を持つがゆえの孤高の存在。それがはぐれモンスターの実態のような気がします。戦闘能力のみならず、知能も高く、自我も強い彼らは、すでに普通モンスターと似て非なる者なのでしょう(寿命も相当違うんだろうなあ)。ぶっちゃけ話が合わない、というヤツですね(もちろん、生来協調性が高ければ、仲間たちに溶け込んで暮らすことも可能でしょうが)。
ダンジョンで孤立しがちな彼らが充実した人生(?)を送るためには、理解のある人物(または同等の力を持つ他のはぐれモンスター)と出会うことが必須だと思います。しかし、残念ながら、必ずしも人間が彼らを受け容れてくれるとは限りません。政宗の場合は剣豪さんが(というか、恐らくルーキウスの国民が)モンスターでも一個の対等な存在として見てくれたから、幸せな結末を迎えられました。けれども、この感覚は国民性や個人の思想によって相当違いがありそうなので、己の居場所を探してあちこちさまよう者も多いのではないでしょうか。そのせいか、私的にはぐれモンスターには諸国を旅しているイメージがあるのです。
余談ですが、”はぐれサメラ〜イ政宗”っていうくらいですから、はぐれモンスターには種族とは別の名前があるんですかね。たとえば、”はぐれ神風○○”とか。そうなると、うちのSSに出てくるコたちにも、本当は名前を付けてあげないといけないのかしらん。・・・・・面倒だから付けませんが(最低)。。
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