*神風×白鳳*




私的に最近、赤丸急上昇中のカプ。ゲーム内でも愛人として、半ば公認されてますが、彼が真のパートナーに昇格するのもいいかもしれません。良くも悪くも世間体を気にしない白鳳さんなら、相手が男の子モンスターでも問題ナッシング。旅の当初から付き従い、苦楽を共にしてきた点もポイント高く、白鳳さんが敢えて水のダンジョンへ置き去りにしたのも、互いに強い信頼あればこそ(もちろん、脱出の時、傷付いた神風を救出して、即、ヒーリングで快復させたはずです)。主人の幸福が己の幸福と信じて疑わない神風は、セレストやおやびんとは別の形で、必ずや白鳳さんの心を充たしてくれることでしょう。


もっとも、セレ白・親白と異なり、白鳳さんと神風に関しては、ゲーム内の描写が少ないので(;;)、どうしても妄想(=捏造)で補う部分が大きくなります。そもそも、お供第一号が神風だというところからして、フィクショ・・・げふげふ。・・・・まあ、細かいことは気にせずに、先、行ってみよ〜(をい)♪男の子モンスターとの限られたイベントを見る限り、白鳳さんと彼らの主従関係は極めて良好なようです。”私色に染め上げた”とか豪語していても、実のところ、皆に優しく接しているに違いありません。


ワタシの中の神風×白鳳のイメージは、今まで書き散らしてきたSS、そのまんまです。神風は最高のナイトであり、最強のお目付役。喩えれば、プリメ2のキューブ的ポジションでしょうか。右も左も分からない白鳳さんの支えとなり、一人前のハンターにすべく、しっかり鍛えてくれました。今は、捕獲や雑事を手伝いつつ、腐れ××者が脱線しないよう、絶えず目を配っています。とは言うものの、神風が不祥事に厳しく対処するのは、実りのない戯れをやめさせたいからで、男の子モンスターたる自分や仲間を対等に扱ってくれる、情け深い主人の幸せを祈る気持ちは誰にも負けません。誤解されやすい言動ゆえ、白鳳さんが当たって砕けるたび、相手の見る目のなさに内心、憤っています。が、己の身分を弁えている神風は、いっそ自らの手で幸福に、とは思いが至らないようです。


苦労の甲斐あって、白鳳パーティーもメンバーが増え、神風が単独で主人のサポートをする場面は減りました。桃色遊戯目指して、性懲りもなく、浅知恵を働かす白鳳に、一同は呆れ果てていますが、仲間と神風のそれは似て異なるものです。前者は真底うんざりしているのに対し、神風は白鳳の面倒を見るのに、密かな喜びを感じています。無論、これっぽちも進歩のない行動に脱力は禁じ得ません。けれども、へっぽこな白鳳さんのフォローをして、あれこれ世話を焼く時、神風はなぜか生き生きしているのです。神風の白鳳さんへの愛情は、主従愛、恋愛、友愛、同志愛等、様々なものが複雑に入り交じっています。いずれは白鳳さんに理想の伴侶を得て欲しい。その気持ちに偽りはありませんが、主人に仕えることが全てだっただけに、失った後はぬけがらになってしまいそうで、密かにXデーを恐れています。


一方、白鳳さんにとっても、神風は特別な従者です。ひとりぼっちだった自分が、強力なパーティーを率いて、ダンジョンを闊歩出来るのも彼のおかげ。優秀過ぎて、時に目の上のこぶとなりますが、戦闘のみならず、日常生活でも一番頼りにしています。それに、一見容赦ないようでいて、案外、ワガママを聞いてくれることも心得ており、ちゃっかりゴネ得をせしめるシーンもしばしば。意地っ張りで甘え下手の白鳳さんですが、神風に対しては無意識裏に目一杯甘ったれています。スイの解呪後は、捕獲した男の子モンスターを解放するつもりの白鳳さんも、神風だけはずっと側にいてくれたらと願っており、伴侶が見つからなかったら、責任取れと持ちかけたのもあながち冗談ではありません。容姿といい、生真面目な性格といい、好みにピッタリだし、白鳳さんの清濁を全て承知した上で、巧みにコントロールしてくれる得難い相手。しかし、いつまでも己を殺した忠誠を強いることは、彼の生き方を無視した押し付けになりかねないと、さすがの白鳳さんも激しく葛藤しています。


いつも一緒にいるのが当たり前にもかかわらず、ふたりが正式なパートナーになるには、かなり条件が厳しそうです。プリメ2の場合、キューブと娘の相性がいくら上昇しても、他に親しい対象が存在すると、控え目な従者はあっさり身を退いてしまいます。忠実で無私な神風のことですから、白鳳さんにそれなりのオトコが現れれば、間違いなく影に徹して終わるでしょう。ゆえに、神風×白鳳が成立するためには、白鳳さんに本命が登場してはいけません。さらに、白鳳さんからのなりふり構わぬアタックも重要です。たとえ、白鳳さんがフリーのままでいても、主人の立場や名誉を気遣い、神風が動く可能性は極めて低い気がします。幸い、暴れうしの突進は白鳳さんの得意技のひとつ(笑)。傍らの青い鳥に、ようやく目覚めた白鳳さんが、固辞する神風を勢いで押し切って、無理やり愛人ロードに乗せる図が目に浮かびますv


晴れて結ばれた白鳳さんと神風は、とある街で小さな飲食店でも開き、日々和やかに暮らして行きます。派手な情熱やテンションはないけれど、穏やかで揺るぎない幸福。旅の空での数年間、常に黙々と仕えてくれた従者の価値を、白鳳さんは改めて実感しています。神風もまた、種族の壁を超え、他者から手放しで頼られ甘えられる喜びに浸っています(世話好き)。浮かれポンチで奔放な白鳳さんの世話を、ため息をつきつつも、どこか嬉しげに焼く神風。彼らの力関係は閨での秘め事を除けば、パーティーを組んでいた頃とまるっきり変わっていません。生来の××者だけあって、未だに病気は治まらないものの、神風の鋭いテレパシーの前に、白鳳さんの悪巧みはことごとく粉砕(;^^)ヘ..。客観的に見ると、神風のみ一方的に負担が多そうですが、ふたりにとっては、これが最善の形みたいです。

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