結婚したとはいっても、まだまだ司令とカヲルちゃんは恋人気分が抜けません。カヲルちゃんはもちろんのこと、司令も第二の青春とばかりに浮かれまくって、友人や部下を捕まえてはのろけ話を聞かせる始末。皆、以前の厳しく近寄りがたい雰囲気よりはまだマシかなと思って、我慢して気のない相槌を打ってはいますが、当然内心ではあまりの色ボケぶりに呆れかえっています。
しかし、そんなこととは夢にも思っていない司令は、またもやカヲルちゃんのおねだり攻撃にあっけなく陥落し、全職員の反対を押し切って、カヲルちゃんが着用しているのと同型のプラグスーツを強引に作らせました。今、らぶらぶの証、ペアルックにはまっているカヲルちゃん。先週も山のようにお揃いの洋服や靴を買ったにもかかわらず、まだ飽き足らないでとうとうそのような無謀な要求に出たのです。
止せばいいのに、年甲斐もなくチルドレンと同じプラグスーツを着て、カヲルちゃんと一緒にネルフじゅうを練り歩く司令。もう誰一人彼を止めることはできません。親友の冬月副司令ですら、とっくの昔に匙を投げています。現在、ネルフ職員の間では「実は、我々は使徒に負けてしまったのでは・・・・・。」とまことしやかに囁かれています。そう、碇司令のあそこまでの堕落ぶりは最後の使徒の精神攻撃によるものに違いないと(^^;;)。
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