いよいよ年に一度のイベント、カヲルちゃんの誕生日が近づいてきました。カヲルちゃんもおねだりパワーフル回転で、その日が来るのをてぐすね引いて待っています。とはいうものの、給料が振り込まれるたびに勝手におろして使いまくっている最近のカヲルちゃんには、さすがに司令も思うところがあるようです。この状況の中、さらにおねだりを敢行するのは賢い妻のやり方ではありません。(よし。ここはひとつ角度を変えてアプローチしてみよう!司令は根が単純だから、きっとコロリとその気になってくれるはず・・・・・・・・。)こういうときだけものを考えるカヲルちゃんは、名付けて”押してもダメなら引いてみな作戦”で、司令の堅くなりかかっている財布の紐を全開させようと目論みました。


誕生日を明日に控えた夜、カヲルちゃんはにっこり微笑みながら司令に寄り添って言いました。「僕、特別なプレゼントなんて要らないよ。だって僕の一番の宝物は司令なんだもん。あなたがこうして側にいてくれるだけで僕は世界一シアワセなんだ」。日頃のおねだり魔人ぶりに似合わぬ、取って付けたようなセリフにもかかわらず、司令は感激に目を潤ませています。誰がどう考えたってカヲルちゃんがスペサルなプレゼント欲しさに上手いことを言っているとしか思えないのですが、第二の青春に熱い血潮をたぎらせている司令の萌え萌えハートは、もう覚めることを忘れてしまったかのようです。翌日の夕暮れ、デパートやブティックの包みの山を嬉しげに抱える司令と、元気に飛び跳ねながら次々とショーウィンドーを指差すカヲルちゃんの姿が見られた事は言うまでもありません・・・・・・・・。

包みは小ぶりでも値段は高いでちゅ・・・・・(^^;;)。

+カヲルちゃんの独白+

う〜ん、誕生日を前にちょっちお調子に乗り過ぎたかなあ。先月はたった1週間でお給料を使い果たしちゃったし〜(^^;;)。だいたいネルフの司令のくせに僕のささやかな欲望も満たすことが出来ないなんて、いったいあそこの給料システムはどうなっているんだろう。たいした仕事もしてない下っ端のオペレーターは時給にでもすりゃいいんだよ。副司令だってもう枯れてるお年頃なんだから、今更高給貰ったって仕方ないじゃん。その分ありったけ司令に回してくれれば、僕のお買い物ライフももちっと充実するんだけどなあ。まあ、ネルフの組織について、いくら僕がぶーたれたって仕方ない。今はいかにして来るべき誕生日を充実したものにするかを考えなきゃ。とにかく司令が僕のおねだりにやや警戒心を示し始めているのは確かだ。ここはイメージを一新して、健気で無欲なカヲルちゃんで攻めてみようっと。


予想通り司令は僕の作戦にあっさり陥落してくれた。本当にわかり易いんだから。こんなに単純でよくもまあ組織の司令なんて勤まるものだ。もっとも、それだけ僕の魅力が凄いってことなんだろうけどさ。学校帰りに待ち合わせして、百貨店や専門街を力の限り歩き回った。これだ!と思ったブツを8割くらいは手中に納めて満足満足。あとの2割はまた次回の楽しみにとっておこうっと。僕って結構控えめなとこもあるじゃん。ふふふふふ。もう司令の口座は僕専用の銀行みたいなものだね。本当に良い人と結婚したなあ〜。シ・ア・ワ・セ(#^.^#)♪

+碇司令の独白+

カヲルは本当に愛いヤツだ・・・・・・・・(#^.^#)。

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