|
今日は最愛の碇司令のお誕生日。カヲルちゃんも婚約者として何もしないわけにはいきません。けれども、カヲルちゃんのモットーは”ヒトのものは自分のもの、自分のものは自分のもの”。貰うことは大スキですが、出すものはたとえ舌でも出したくないのです。
そんなカヲルちゃんの頭に突如、天啓のように浮かんだコトバ・・・・・・・・手作り。そう、自分でこしらえればお金は一銭もかかりません。これしかない！！！！！とカヲルちゃんは思いました。とは言うものの、お料理や編物のように特殊技能が必要なことは何一つ出来ないカヲルちゃん。せっかく思いついたグッドアイディアもこのままでは活かしようがありません。
しかし、ここでカヲルちゃんはひらめきました。よく、母の日に子供がお母さんにプレゼントしている「お買い物券」や「肩たたき券」。これなら能無しのカヲルちゃんでも作成できます。さっそく、画用紙とクレパスを用意して、お誕生日スペシャルチケットを作ることにしました。でも、お買い物や肩たたきはめんどくさいのでやりたくありません。そこでカヲルちゃんが考えついたのは「カヲルちゃん押し倒し券〜無期限定期」でした。
実はせっかく司令と婚約したのになんと！！まだ二人は清い仲のままなのです。カヲルちゃんがちょっと積極的にアプローチしても、司令は「結婚まではけじめをつける。」ともしリツコさんが聞いていたら、悔しさのあまり悶絶しそうなセリフを言って、何にもしてくれません。自分を大切にしてくれる司令の気持ちはウレシイけれど、やっぱりこのままでは物足りないカヲルちゃん。今となっては1分でも1秒でも早くお手付きになりたいのです。こんな可憐な願いが込められたカヲルちゃんのバースディプレゼント。果たして司令に気持ちは伝わるのでしょうか。
|
