平成17年2月1日(火)第22号発行
発行所:いーずら大町特産館
〒398-0002 長野県大町市大町3300-1
TEL0261-23-7511
大町から楽しい話題、素敵な画像、耳寄りなニュースをお届けします!

大町中心市街地商店街火災について

2月7日未明に大町市街地中心商店街で発生した火災による災禍は、
11軒余りの店舗や住宅を焼き尽くすという大きな災いとなってしまいました。
罹災された皆様には心より御見舞を申し上げます。
また、特産館にもご来館のお客様や、お電話、お手紙を通じて、ご心配やお励ましのお言葉を賜りましたことは
本当にありがたく心から御礼を申し上げます。

様々な要因が重なり合ってこのような状況になってしまったことは、深い悲しみに耐えません。
商店街の低迷が叫ばれる中で、いろいろなイベントを企画し頑張ってこられた塩原書店さん、
若い世代が店舗を開き取り組んでいたパソコン関連のゲームボーイズさん、
守り続けてきた何軒かの衣料品店、熟練の技術を誇る経師屋のかねくつわさん・・・
それぞれのお店が失ったものは、有形無形を問わず大切な存在そのもので、
何とか再興の手だてを探っていかなければと思うばかりです。

特産館の組合員でもあり、300年の歴史と文化を感じる空間が広がる
「やまじゅう・横川商店」の昔ながらの店構えも全焼してしまいました。

「やまじゅう・横川商店」のお店は、訪れたことのある方なら思い起こされることでしょう。
太い梁、高い天井から吊り下がる大きな自在鉤、そこに息づく何ともいえない豊かな時の流れ・・・
店主自らが選び抜き、一字一句、心を込めてお客様に伝える商品のありさま・・・
本当に残念でなりません。

不幸中の幸いは、6代続いた味噌造りの木桶が並ぶ味噌倉は無事であったこと。
横川商店では、一日も早く皆様に美味しいお味噌やお醤油、
やまじゅう自慢の舌で吟味して仕入れた数々のお酒類をお届けできるよう、
気持ちを新たに頑張っているそうです。
本通りの西側から小路を入った従来の店舗裏手に、小さな販売所を作り、営業をはじめています。
お客様には、ご不便とご迷惑をおかけ致しますが、どうぞお立ち寄りいただければありがたくお願い申し上げます。
店舗は焼失してしまいましたが、「やまじゅう・横川商店」の精神は健在でございますので、
今後ともよろしくお引き立てのほどお願い申し上げます。

雪まつりを待つかまくら 
1月半ばから2月はじめにかけての「寒」の時季。
 衣を重ね着るという如月の名のとおり、寒さが身にしみる季節です。
それでも、この雪ばれの景色。 山の姿は眺める場所により少しずつ表情が違って見えます。

また、1年のうちで湿度が一番低いため、「寒干し」をした「大根」や「凍り餅」がつくられるのもこの季節です。
「節分」、「立春」、「雨水」・・・南日本の方では「春一番」というニュースが伝わるのもこの月ですが、
ここ大町は「雪まつり」、「飴市」、「寒仕込み」・・・冬ならではの風物詩がまだまだ続きます。

市内から仰ぐ 北葛・蓮華岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳

図書館・文化財センターから

西公園のスケートリンク

美麻村から眺める蓮華岳
雪原で眠りにつく搾りたて無濾過生原酒  目ざめるのは薫風の5月末
雪中埋蔵」の名のとおり、搾りたての無濾過生原酒を温度が1度前後の雪の中でゆっくり熟成させて仕込む人気の特別純米酒。
白馬錦の冬の行事として欠かせないこの仕事は、今年で10年目を迎えます。
今年は一升瓶およそ5000本を雪原に掘った大きな穴の中に埋め、氷温熟成のまろやかなお酒に仕上がることを待ち望みます。
発売は6月初旬。
そのおいしさに、年ごとに人気の高まる「雪中埋蔵」です。

大型クレーンで積み込み

大きな雪室に積まれた生原酒

雪をかぶせる作業のブルドザーや除雪車
電気のふるさとじまん市 札幌 2月3日(木)〜7日(月) 丸井今井札幌本店大通館 9階催事場
毎年全国各地から、自慢の特産品をたずさえて、電源地域市町村が参加する物産展。 
「いーずら大町特産館」では地酒、味噌など、そして「コーベニヤ」のおやき・・・
大町の味自慢を北海道札幌の皆様にご紹介してきます。
下記にご案内の2月10日、11日の大町雪まつり(前夜祭)、飴市は諸般の事情により中止となりました。
大町雪まつり 前夜祭 2月10日(木)18:00〜 市内本通り中央広場
いーずら粕汁のお振る舞い
大町雪まつり 飴市 2月11日(金)
いーずら粕汁のお振る舞い(いーずら大町特産館)
甘酒のお振る舞い(本通り わちがい)
大町温泉郷雪まつりは2月5日、10日、12日、19日、26日に冬の花火と太鼓の競い打ちなど各種催物があります
講演会ならびに地域懇親会 2月1日(火) フレンド・プラザ大町 および わちがい
特産館および中小企業団体中央会主催の研修会です。山田桂一郎氏、AMIY MORI氏を迎え第1部は「観光戦略としての街づくり・接客を考える」をテーマに講演会を、第2部は「大町」を語り合う地域懇親会です。
イベントについてのお問い合わせは特産館までお寄せください。

開きまじめた蝋梅
毎年訪れるそれぞれの土地で、風景、街並み、食べ物、人情、歴史・・・いろいろな形で心に響くいーずら研修旅行。 今年は八王子〜立川〜青梅を巡る旅。 
大町は大雪の1月11日。 西多摩の空は青く、冬の公園で自転車を駆り、咲く花を愛で、その土地の地酒と料理を味わい、風土から生れた文化に親しんだ2日間でした。
そして、離れて、「いーずら」や「おおまち」を思い描く旅でもありました。

椿の花

ここは石川酒造。 
水が美味しいからと都内から軽トラックで来て、
たくさんのタンクに水を汲む人に出会いました。
大町のおいしい水・・・大切にしたいと思いました。

立川昭和記念公園。真冬のサイクリングもまた楽し!

壮大な佇まいとお料理に感激の高尾山麓の「うかい鳥山」。 

多摩八景。ここから奥多摩湖沿いに山道を、塩山へ向かいました。
ギャラリーいーずらでは、毎年この季節には大町市内学校展が開催されます。
児童・生徒の個性あふれる作品展。 どうぞおでかけください。
1月13日〜18日:大町北高校  書道・美術展。

北高の書道展
交流のある韓国ソウルの高校のハングル書道作品も展示

北高の美術展。点描・油絵・デザイン画など。
白馬高校からも参加作品があります。
1月20日〜25日:大町高校

 大町高校 書道部 美術部 写真部などの作品展
1月27日〜2月1日:大町第一中学校


2月3日〜8日:大町北小学校
2月10日〜15日:大町南小学校


2月17日〜22日:大町仁科台中学校
2月24日〜3月1日:大町西小学校
3月3日〜8日:大町東小学校
[ 開館時間10時〜17時(最終日は17時まで)入場無料 ]
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