平成17年11月1日(火)第28号発行
発行所:いーずら大町特産館
〒398-0002 長野県大町市大字大町3300-1
TEL0261-23-7511
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扇沢から望む鳴沢岳 扇沢から望む爺が岳
大町の名刹霊松寺。その佇まいはそれぞれの季節の趣があります。
とりわけ秋の紅葉の美しさは格別。 近景、遠景、とりどりの木の葉の色が眼に映ります。
今年は色づきが例年に比べて遅めですから、11月初旬が見ごろでしょうか。

霊松寺鐘楼。
平和への祈りを込めてつく鐘です。

境内のオハツキイチョウ

空の青、山の黄葉、庭の紅葉に映える庫裡

鐘楼前から眺める大町市街

紅葉の中の本堂と庫裡
11月2日市内から車を10分ほど走らせ木崎湖畔から小熊山トレッキングコースを散策してみました。
雲ひとつない秋晴れの朝、木立の間から、深田久弥氏が「みごとな紅葉で塗りつぶされた山」とその山行の様子を記した雨飾山を遠くに望みます。
行く先々でいろいろな表情を見せる蓮華岳、針ノ木岳、爺が岳、鹿島槍が岳、五竜岳そして白馬三山、大渚山、火打山の姿に感動のひとときでした。

トレッキングコースの途中、蓮華岳、小さく白く針ノ木岳、そして爺が岳、鹿島槍が岳が一望できるところも・・・

ランディングバーンは見晴らしの良い斜面
向ってくる風をはらんで飛び立ちます
木崎湖が見下ろせる小熊山中腹で、思いもかけず風に遊び、空を舞うパラグライダーに出逢いました。 今日は絶好のフライト日和。 上田市から飛びに来たという方、10年以上のキャリアという方・・・素晴らしい光景を見せていただきました。
眼下に青い湖、
遠く南アルプスの山並を見渡して

左に菅平、正面で噴煙をあげているのは浅間山

飛行機雲とともに飛ぶ

二人仲良く

大町市街を見渡して、大きく旋回します

「今日は2回は飛んでみたい」と
みなさん話していました。
風に乗って・・・
  
空を飛ぶ夢を間近に感じた余韻を胸に黒沢高原へと下ります。 
それぞれの秋を愉しむ人の姿に出逢えた一日でした。
今年2月、大町中心市街地火災で類焼の被害にあった横川商店の店舗は300年の歴史を感じる大切な空間でした。 
そして、店舗再建に向けて力を注いできた店主の横川仁さん。 
7月の着工から日々を重ねて、9月7日には上棟式が執り行われました。 
来年完成する新店舗は、横川さんの心の中に受け継がれた歴史と文化が息づくような空間になることでしょう。
味噌倉の6代使い続けているる木樽。
すべて木桶熟成無添加味噌

低塩ながら深い味わいの醤油


建築中の横川商店店舗です(11月1日撮影)
左側の平らな家屋は6代続いた
味噌樽がねむる味噌倉です
9月7日に行なわれた
上棟式の様子です。
太い梁が見事な木造りの店
完成は来年、風薫る頃だそうです。

毎日毎日一生懸命の横川さん。
お味噌造りに米作り・・・
「眠る時間はあるのでしょうか?」と
思うほどの働きぶりです。

上棟式のはじまり
お大工さんが打つ木槌の音が
響きわたりました。

関係の方々による神事が
執り行われます。

紅白のお餅など縁起物の
お振る舞いです

「いーずら」と「わちがい」の
スタッフも駆けつけました。
手にしているざるはお餅を拾うため?

太い梁を背に、餅まきです。

横川商店店舗再建を心から喜ぶ
ご近所の皆さん、蔵元の皆さん
応援する多くの皆さんが集まりました。

現在横川商店は味噌倉につながる裏手の倉庫を使って営業中です。
それでは、裏手にまわって「仮店舗で営業中の横川商店」をご案内しましょう。



お庭にそびえる大きな
ポーポーの木。
大きな実が鈴なりに
なっていて
甘い香りが漂っています。

倉庫を利用してのつくられた仮店舗。
ひと足踏み込めば
そこは、横川商店です。

軒下に吊るされた今年の稲穂

大町蔵元三社の地酒はもちろん
店主自らが選び抜いた品々が
顔を揃え始めました。
ひとつひとつ手書きでコメントを添える
値札にも商品を大切にする
心意気が感じられます。

柱には見事なツルウメモドキが
飾られていました。

お店のあちこちに
実りの秋ならではの
ディスプレがあり
愉しませてくれます。


その味わいが根強い人気の
横川商店の木桶熟成無添加味噌
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