平成18年3月21日(火)第31号発行
発行所:いーずら大町特産館
〒398-0002 長野県大町市大町3300-1
TEL0261-23-7511
大町から楽しい話題、素敵な画像、耳寄りなニュースをお届けします!

        
春の雪はことのほか冷たく感じることもありますが
雪ばれの空に山の表情も少しずつ和んでくるようになりました。
山麓の雪原でも気がつけば、耳に聞こえる小鳥のさえずり・・・
春はもうすぐそこまで来ているようです。
秋から年を越えて春まで続く蔵元の酒造りも、いよいよ甑上げ、皆造祝いのときを迎えました。
甑上げ・・・酒米を蒸しあげる作業が終わること      皆造・・・上槽、粕離しが全て終わること
造り酒屋のどぶろく 今が旬の貴重なしぼりたて生酒
米、米麹を発酵させて、熱処理殺菌後
搾らずにそのまま瓶詰めしたどぶろく。
北安醸造のどぶろくはこの冬、新発売。
金蘭黒部の「賢人」は、清酒を「聖人」と
いうのに対してつけられた名称。「信州産
とどろきわせ」100%、人気のどぶろく。

どぶろく:1260円(720ml)
どぶろく賢人:1470円(895ml)
どぶろく賢人: 945円(440ml)
蔵元三社が醸し出す個性ゆたかなしぼりたての生酒。
年ごとに新しいこころみから生れる味わいが楽しみな
今が旬のお酒です。 フレッシュなおいしさを楽しんだり
低温で管理して、まろやかな熟成を楽しんだり、
さまざまな味わい方をお楽しみください。
左から、
白馬錦「本醸造無濾過生原酒」 1300円
白馬錦「純米吟醸生酒」 1837円
白馬錦「特別純米酒あらばしり」 1575円
金蘭黒部「杜氏が自ら育てたお米で仕込んだお酒」 1680円
(合鴨農法のお米使用)
北安大國「純米吟醸無濾過生原酒いいずら」 1680円
ともに720ml、季節限定、数量限定です。
1月から3月にかけて、降り積む雪の大町ではさまざまな出来事がありました。
今年はそんな出来事に出逢えなかった方に、この冬を振り返って、ご案内しましょう。
 1月27日の出来事
1月も末の晴れた朝、白馬錦の人気NO.1とも言えるお酒「特別純米酒雪中埋蔵」の埋め込み作業が行なわれました。
7メートルほど掘られた雪原に、一升瓶で5000本ほどの特別純米酒(酒米美山錦)、純米酒(氷筍水仕込み)、
白馬のお米(白樺錦)の本醸造と三種類のお酒が埋められました。 杜氏さんを先頭に皆さん総出で行なわれました。
  
大型クレーンやバックホーンなどの重機が何台も、懸命に働いていました。
大型クレーンで何回も運ばれる
お酒のコンテナを、丁寧に積み込み


酒販関係者、報道関係者
そして何よりも雪中埋蔵を
待ち望むお酒好きな方々が
見守るなか、早朝から
お昼過ぎまで作業は続きました。

見守る丸山陸栄杜氏(右)
      
埋められるお酒の試飲もできました。 
埋蔵酒を守るために、勇壮に雪を飛ばし、埋め込み作業終盤です。
「眠るところは雪の中」という自然の力が育む埋蔵酒、初夏までの静かな眠りのときを刻みます。
雪中埋蔵は6月初めに発売予定です。 無濾過生原酒のご希望は早めにいーずら大町特産館までお寄せください。

2月10日(初午の日)の出来事
『初午』とは2月最初の午の日のこと。
この日は稲荷神社の祭りの日です。昔から初午詣は福詣。
商売繁盛・家内安全のご利益があると伝えられています。
薄井商店では初午の夜明けにお酒を絞り上げ、
小売店の方々も早朝から蔵に出向きラベル貼りなどの
作業を行い、その日のうちに店頭販売しました。


早朝の白馬錦醸造倉。 

朝7時前に駐車場に到着すると
薄井商店田口さんがお出迎えです

搾りたての生酒を詰めた壜が並ぶ
白馬錦の作業場所
作業の前の蔵見学です。薄井社長から講義を受けた後、酒米を蒸し上げる様子、麹室など順序を追っての見学です。
いよいよラベル貼りです。 なかなか難しいと苦労している方もありました。
四合瓶、一升瓶に襷がけに貼り、箱詰めした初午寒搾りのお酒は納品先に振り分けられていきます。
今年、いーずら大町特産館で
仕入れた初午寒搾りは
予約も含めて70本ほどで
ほぼ即日完売してしまいました。

早春にふさわしい
いきいきとしたフレッシュなお酒
特別純米無濾過生原酒
初午寒搾り

どうぞ来年もよろしく
蔵元の賄い料理を美味しくいただいて解散となりました。
2月10日、11日の出来事 おおまち雪まつり ・ 飴市
  
2月10日夕刻からは八日町ポケットパークで雪まつりのイベントが・・・風と寒さでちょっと淋しい人出でした。
11日は打って変わって、穏やかな青空の下、大勢の市民の方が街に繰り出しました。
いーずら前もこの賑わい。
美麻、八坂そして姉妹都市の立川市、氷見市からも交流物産展に参加していただきました。
粕汁も好評 新大町市誕生のちょうちん行列 鏡割り
3月3日の出来事

今年で4回目の「地酒と料理で遊ぼう会」
大町の大切な食文化・酒造りに携わる蔵元の皆さんと
言葉を交わし、お酒を味わうという、
とても素敵な「遊ぼう会」です。
工夫をこらしたお料理と、とっておきの音楽や
パフォーマンス・・・盛りだくさんの楽しみが
いっぱいです。今年は参加できなかった皆様・・・
来年はぜひご予約をお早めに・・・

出品酒はおよそ40種類。
それぞれのお酒やお料理について
こまやかな説明の気配りがあり
愉しく食べて、美味しく飲んだひとときでした。

お出迎えの蔵元三社の社長と杜氏さん
素敵な乾杯の
挨拶は
権代美代子さん

日本酒でチーズ
フォンデュは
霜田早苗さん

日本酒カクテルは
ソムリエ&利き酒師の
石田通也さん
桃花酒で乾杯のあとはお料理に舌鼓。
今年は信州サーモンのお料理が何品か味わえました。
それぞれのお酒にあった温度で
お燗をつける蔵人さん

人気女性トリオ、ネコマジのコンサート

始まってまもなく、
頬染まる地方事務所の皆さん

浜さんのフラワーショー
蔵元の皆さん総出でおもてなし いよいよ抽選会です
今年の抽選会の商品は蔵元三社の生酒。 みんなでこんなに大当り! 微笑が止まりません。
 お問い合わせは「いーずら大町特産館」までお寄せください。FAX:0261−23−7511
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