大町には酒蔵が三つ。
どの蔵もそれぞれの個性があって
飲み比べが楽しいですよ。
上の写真は三銘柄のロゴを入れた
いーずらスタッフの家族の手作りです。
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左から北安大國 蔵づくりどぶろく720ml 1,260円
北安大國 にごり原酒720ml 1,155円
白馬錦 にごり 冬の銀河720ml 945円
北安大國 しぼりたて無濾過生原酒720ml 1,155円
北安大國 しぼりたて生原酒720ml 1,155円
金蘭黒部 しぼりたて 干支ラベル720ml 1,155円
白馬錦 しぼりたて720ml 1,050円
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あれこれ試飲してみたい方、歓迎!
こちらは、お酒の販売コーナーです。
全て大町三蔵のお酒です。
新酒はもちろん、定番人気のお酒、
いーずら限定販売酒や、季節限定酒、
日本酒で造った梅酒などあれこれそろえてお待ちしております。 |
どのお酒を呑もうか迷ったら、
どれを贈るか迷ったら、
あるいは今年の新酒のお味は?
話題のお酒のお味は?・・・
そんな時はスタッフに声をかけてください!
一生懸命選ばせていただきます。
そして
論より証拠。
百聞は一飲にしかず!?
どのお酒も試飲を揃えております。
是非お試しください。
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いーずら特産館のひそかな人気コーナー!?
毎週、決まった時間に来られてパイプの煙をくゆらせながら
ゆったりとコーヒーを飲みながら読書をされる80歳代のお客様、
夕方の犬の散歩の途中に寄ってくださるお客様、
美味しい差し入れをわざわざしてくださるお客様・・・
意外と知られていませんが、いーずらのコーヒーを気に入って通ってくださる方々がいらっしゃいます。
駅からも近く、街中にあるため待ち合わせにご利用してくださるお客様、
2階のギャラリーいーずらの作品鑑賞の後、寄ってくださる方、
旅のお客様には、コーヒー以外も、おやきやジャージー牛のアイスクリーム、
果汁の美味しさいっぱいのジュースが人気です。
夏にはかき氷が毎年人気で、学生さんの立ち寄りコースの定番にもなりつつあります。
今の時期、寒い冬の、ほっと一息タイムにぜひ、一度ご利用ください。
コーヒー300円(お菓子がつきます)
お得なコーヒーチケットもあります。3,000円で11枚綴りです。
飲食コーナーには、地元の新聞や雑誌、パンフレットをご用意しております。
また、大町地域に縁の本も販売していますので、ゆっくりお楽しみください。
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ご存知ですか?「お達者カード」
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スタッフA 「皆様〜、どうぞご利用下さ〜い」
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大町市にお住まいの65歳以上の方に
ご希望により、お作りしている
いーずらオリジナルの【お達者カード】。
これはお買い物の際に
提示していただくと当館の商品が割引になる
嬉しい、お得なカードです。
このカード発行の目的は
地域のご年配の方々に
街中にどんどんお越しいただき
いつまでもお元気で当館を交流の場に
していただければという願いからです。
この思いをご理解いただき、
ご本人と配偶者様限定ですが
どうぞご利用下さい。
有効期限なし、会費なしの人気カードです。
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新連載
(連載が出来るか・・・。がんばります・・・)
飯頭蘭子(いーず らんこ)♪の
“教えて!徳山観介先生”
(とくさん かんすけ)
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大町地域のくらしと歴史を、
いーず らんこが、物知り博士とくさん かんすけ先生に分かりやすく教わる、
連載シリーズです。
らんこ:「皆様はじめまして。いーず らんこで〜す。どうぞよろしくお願いいたします。
あっ、とくさん先生、照れてないでこっちこっち。皆様にご挨拶して下さい。」
とくさん:「あ、え〜、皆様はじめまして。とくさん かんすけでございます。私この度、僭越ながら
大町の暮らしと歴史をご紹介することとなりまして・・。そもそも、私が郷土の歴史や
風俗に興味を持ったのは、さかのぼること、小学生の頃・・・」
らんこ:「はいはいっ。その話はまたにして・・・。先生さっそく本題に入りましょう!」
今回は・・・
「あめ市」
いーず らんこ
「毎年2月になると、あめ市ってやるけど、毎年なんとな〜く飴買うだけで、
よくわかってないんですけど、そもそもあめ市って徳山先生、何なんですか?
それに昔はすごく賑わってたもんだって祖父母や両親が言うんですけど
盛大な頃ってどんな感じだったんですか?」
とくさん かんすけ
「気を取り直して・・。ゴッホン。では・・・
大町の「あめ市」は「初市」とも呼ばれて、古くはお正月に「塩市(塩の市)」として、
市内の五日町・八日町・九日町のそれぞれの町で開かれていたんだよ。
江戸時代はじめ、今から400年くらい前に、松本でお正月に初市で塩や飴が売られたという
記録が残っているんだ。松本で、塩市とあめ市を結びつけるために「塩かます」をかたどった
四角形のあめが考えられて、初市の名物として、お客さんを集めるために商人が売り出したんだ。
あめ市で売られるあめは「福あめ」といって、他にも切り口に顔が出る「福助あめ・おかめあめ」や
細長くひいた「寿入(すいれ)」なんかがあるよ。
お正月にあめを食べる習慣は長く伸びる水飴が長寿の縁起物として中国から伝わった事がはじまりだというね。主に売られた品物の名前が市の名前になるから、初市だった塩市があめ市と呼ばれるようになっていったんだね。
それから、戦国時代に上杉謙信から武田信玄の領地の人々へおくられた塩が到着したのを
祝って塩市がはじまり、いつしかあめ市になったという伝説を聞いた事があるんじゃないかな?
謙信が信州に塩をおくったという話(義塩伝説)は、江戸時代後期、今から200年くらい前に一般に広まったもので、こうした伝説を塩市やあめ市に結び付けて商人たちが宣伝したらしいんだ。
初市に少しでもお客さんを集めたいという当時の思いが伝わってくるね。
いま、大町のあめ市は2月の10、11日に開かれているよね。
八日町では毎年、江戸時代に塩問屋だった平林家を利用した塩の道博物館の前に市神様がまつられ盛り塩がそなえられているんだ。八日町通りには縁起物のお店が出て、本通りにも露店が出るよね。
かつては、こうしたお店や露店がたくさん軒を連ねて、商店街の大売出しが盛大におこなわれていたんだよ。縁起物は料理屋などの商店やそこで働く芸妓さんたちに人気で、大町周辺の人たちもあめ市で買い物する事がお決まりで、とっても活気にあふれていたというね。
あめ市が開かれる頃は、一年でいちばん寒い時期だけど、縁起物や福あめを買いに町へでかけてみてはいかがかな?」
らんこ:「なるほど〜。その頃はお正月の賑わいで縁起物や福を呼ぶ飴が売られて活気があったわけですね。お正月にあめを食べるって面白いですね。塩や甘いものって今より貴重品だったからかな。
今はお正月に飴を食べる習慣ってないけど、今年のあめ市はその頃を想像しながらあれこれ味比べしながら食べちゃおう。へへっ、招福、招福♪」」
徳「これこれ、らんこ、そんなに食べるとまた太るぞ」
らんこ「むっ・・・。とくさん先生、もうじきバレンタインデーですけどぉ、先生に贈るのやめようかなぁ。」
徳「えっ!(期待してたのに・・)」
らんこ「それにしても、昔も今も商売してる人ってあれこれアイディア考えるものですね」
徳「そう、その通り。そんなわけで美味しいチョコよろしく。」
らんこ「先生だって、また太りますよ!」
徳「はいはい。さあさあ、今回はこれでおしまい、おしまい。」
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本通り商店街の様子。
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昭和50年代の後半の頃のあめ市。場所は塩の道博物館のある八日町の通り。
かわいい女の子は誰でしょう?
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