直線上に配置

外科的療法ーつまり、手術のことです。

乳がんの手術は現在は主に、乳房温存療法と胸筋温存乳房切除術(全摘)の2つに大きく分かれると思います。
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1.乳房温存療法
2.胸筋温存乳房切除術

乳房円状部分切除と乳房扇状部分切除の2種類に分かれます。
両方とも、乳首が残り、美容的にはまずまず受け入れられるようです。
現在のところ、腋窩リンパ節(わきの下のリンパ節)と、手術後に残った
乳房に放射線照射をすることを基本としています。

現在では、乳房全摘という場合、この手術です。約15年位前までは胸の筋肉も一緒に切除するのが定型的乳房切除術といわれていたので、非定型的乳房切除術とも言われます。
3.乳房再建術

以前は、自分のおなかの筋肉や背中の筋肉を移植するのが一般的でした。
最近は、シリコンを入れたバッグで感触や形のとてもいいものができてきていますので、まずはこちらを試す場合が多くなってきています。

4.胸筋合併乳房切除術、拡大乳房切除術

19世紀から約100年近く乳がんに対する定型的手術とされていました。乳がんが見つかった場合、たとえ1cmのしこりでも、8cmくらいあっても同じ手術がなされていました。