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大腸CT 検査(CT コロノグラフィー)
東芝メディカルシステム

<CT コロノグラフィーとは>

肛門から二酸化炭素を注入してCT を撮影することで、大腸の立体画像を作成し大腸ポリープ、癌などの診断を行います。

CT コロノグラフィーが優れている点

◆二酸化炭素ガスのみを挿入するため少ない痛みで検査できる。

◆内視鏡で見つけにくいひだの裏側の病変を見つけられる場合がある。

◆管の外側(肝臓、膵臓など)の病変を同時に見つけることができる。

大腸カメラが優れている点(CT コロノグラフィーと比較して)

◆粘膜の微細な構造は内視鏡の方がわかりやすく、小さい病変の診断、性状の診断能力は内視鏡の方が優れています。

◆組織検査を行うことで癌の確定診断がでます。

◆放射線被爆がありません。

*もしCT コロノグラフィーで異常が見つかった場合に大腸内視鏡検査をお勧めする場合があります。

<検査方法>

前処置
検査前々日から下剤の内服が始まり、検査前日から検査食を食べていただきます。また、便とポリープの区別がつきやすいように、造影剤を内服していただきます。

当日

午前または午後に検査を行います。

①肩に腸の動きを抑える注射をします。

②指で肛門・直腸の診察を行い、麻酔のゼリーを塗ったあと、肛門から腸にガスをいれるチューブを挿入します。

③二酸化炭素を注入します。おなかが張った感じがありますが、痛みが強いときはおっしゃってください。

④うつ伏せ、あおむけと2回CTを撮影します。

⑤チューブを抜いて検査終了です。ガスがでるようなら積極的にだしてください。

3.合併症など

検査前後で日常生活や仕事に制限はありませんが、下剤服用によりお腹がゆるくなることがあります。

非常に稀ですが、穿孔(腸に穴があくこと)が報告されています。大腸内視鏡検査より低頻度です。

放射線被爆: 妊娠している方、妊娠の可能性がある方はおすすめできません。

4.大腸CT を受けられない方

以下の患者さんにお勧めしておりません。

・全身状態の悪い方 ・腸の手術後間もない方

・右側の大腸を切除している方(小腸にガスが流れやすいため)

・クローン病、潰瘍性大腸炎の方

・特定のペースメーカー、除細動器が埋め込まれている方。

・妊娠中の方、妊娠の可能性のある方 ・腸に活動性の炎症のある方 など


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