イラスト/尾山泰永                    イラスト/蟹空解太              イラスト/ペイントロボ

漫画屋無駄話 其の1700
▼3年振り位でほげらが原稿を。2枚目だけど締め切りがだらしがない(でも使ってやる)。そういや昨日来たいトう、まだマスクを。「花粉か?」「いえ。伸びたヒゲが恥ずかしくて…」「………」『キキ裸の回想』、訳の北代美和子は問題あり。藤田嗣治は最近出た講談社文芸文庫の随筆集で、キキがコートの下は素っ裸なのに、胸元にハンカチをピンで止め、ゴマかすり下りをユーモラスに書いてるが、本書では抽象的訳で意味不明。他にも時々。『新・嫌われ者の記』を更新。('05.5/17)

漫画屋無駄話 其の1699
▼一昨日プール帰りに、「ブックマーケット」富岡店で525円で買った、『キキ裸の回想』(白水社'00)が読ませる。マン・レイ撮影の腋毛&陰毛付き写真も多数収録(『熟女H告白』の表紙担当、小海隆夫にパクらせよう)。日本でのフランス文化の地位没落(鹿島茂)と共に、同社の本も「山田書店」を中心にゾッキ化が進行中だが、こんなのが出てるの知らなかった。ローテ・レーニャ同様に体当たりですがすがしく、アナイス・ニンの文章のような下品さがない。('05.5/16)

漫画屋無駄話 其の1698
▼今朝、上信線高崎駅でいつもの0番線ホームではなく、操車場に降ろされる。見れば一輛の上信電車が、一昨日の愚妻の車状態。付近にゃ上信やJRの職員がワンサカ。勿論、誰も文句など言わない。そういや『東京新聞』朝刊最終面で、没後15周年位になるのか、ボードビリアン、トニ−谷の特集を。絶頂期の当人と、肥の効きすぎたつくしん坊みたいなファンの写真が…と思いきや、内澤旬子&南陀楼綾繁コンビで、「不忍ブックストリート」の特集だった。あんだけ悪意溢れる写真も珍しい。('05.5/13)

漫画屋無駄話 其の1697
▼昨夜は愚妻が車を脱輪させたため、最寄り駅から30分近く歩く。事務所の洗濯物と本が詰まったバックが、肩にキリキリ喰い込んだ。今日買った本。『松本清張研究』第6号(北九州市立松本清張記念館・本体2095円)。『神戸ハレルヤ!グルめし屋』(オヤジ芝田・幻堂出版・本体1200円)。奥さんは男まさりだが、旦那は神経質らしく、『漫画ピンクタイム』の原稿はまだかと何度も光雅製版から電話。そば屋じゃねえぞ。昔から、やたら請求する印刷屋や製版屋の分は、わざと遅らせる主義。('05.5/12)

漫画屋無駄話 其の1696
▼「俺が漫画描く訳じゃねえし、ンなこたわかんね。けど30年間、搬入日遅らせた事ぁねえよ」製版屋や印刷屋に下版日程を尋ねられた際の、昔からの俺の台詞だ。コレしかねえはずだが、他の編集はデタラメ並べんの?(業者に嫌われるはず。漫画家にゃ、案外憎まれない理由の一端)。「遂に税務署の差し押さえ?」昨今、「書肆アクセス」のウインドウに、シールがペッタンコなんだもん。よく見たら、『古本屋の女房』(田中栞・平凡社)の宣材。一昔前の角川映画を連想。('05.5/11)

漫画屋無駄話 其の1695
▼「新宿書店」、新宿店はエロ劇画系単行本も結構あるのに、神保町店には皆無。仕方なく疲れるけど、「すずらん堂」の2階へ(「東西堂」にすりゃ良かった?)。『映画論叢』『ノンフィクス』も途中で。古本等が初老男には重いので、昨今は専大交差点の「ターリーズ」でコーヒーの小(270円)を頼み一休み。外資系たあいえ、英字新聞しかねえのがムカつく。なら従業員も英語で接客しろ。ポールデザインの書き文字が下手すぎて、おがともよしの原稿の製版投げが出来ない。('05.5/10)

漫画屋無駄話 其の1694
▼子供を亡くすなら、国立大系の付属小学校に限るな。何でもねえ校舎を建て替えさせたり、死んだ8人へは4億円。そして今度はPTSDとかで8児童へ1億と。例の大阪教育大付属池田小学校の件だ。要求する側の選民意識の悪臭と、「どうせ税金だ!!」とノーズロースで払う無責任役人にゲロ1トン(こいつらに殺意を抱く位の度胸が欲しい)。JR西日本効果か、近頃上越新幹線もよく遅れる(特急券を払い戻さぬ程度に)。『にっぽん話題スクープ』、今月売りで小桃のヌードが(読者欄ね)。('05.5/9)

漫画屋無駄話 其の1693
▼話題の『ワンモアタイム』、昨日の「シネマテークたかさき」での夕方5時からの上映、全観客数5名(全員男。初老3、ガキ2)。入場料1700円。フィルム代や人件費どころか、光熱費も出るのか?(70点。『永遠のモータウン』より数段上。ライブシーンを20分カットすりゃ75点)。『レモンクラブ』『Mate』『にっぽん話題スクープ』『漫画ピンクタイム』『熟女H告白』の色や活版が重なり、グッチャグチャ。1年後、果たして何誌残ってるのやら。('05.5/6)

漫画屋無駄話 其の1692
▼本業は例によって絶不調なのに、なぜか連休も無関係に出社、間を縫って観たり読んだりした映画や本は好調。『Shall we Dance?』は憎めない1本だが、それ以上に歌舞伎町は「新宿プラザ」の、客のマナーの良さにビックリ。帰りに読んだ青山光二の、『砂時計が語る』(双葉社)も抜群の面白さ(倉橋三郎の装丁も渋く、半分エロ本屋の刊行物とは思えない)。『漫画ピンクタイム』の本文原稿、光雅製版投げスタート。同社との仕事は『漫画エキサイト号』以来。('05.5/2)

漫画屋無駄話 其の1691
▼昨日1日では上がらず、早朝仕事でズンジョやっとアップ。当然出勤、DTP屋、悠社の姉ちゃんに渡す。そこへ公栄社からヤケジョの再校。南陀楼綾繁が命がけでブチ上げた、「不忍ブックストリ−ト」へも勿論行けず。けど仕事のみの土曜じゃ寂し過ぎるし、駆け足で神保町一巡。スレッカラシ共が千駄木方面に行ってるので、ひょっとするとめっけ物がと期待したが、普通。いトう、ふじたじゅん、中山まさひこ、さとうしんまるに電話。馬鹿星がセールス電話をやくる〜とに取り次ぎ、怒られてる。('05.4/30)

漫画屋無駄話 其の1690
▼当人はサービスのつもりだろうが、無意味な元気と愛想の良さを朝っぱらから押し売りされると、腹立たしくなる(今朝、潮出版社と道を隔てた、「セブンイレブン」での体験)。清掃しながら相手かまわず「おはようございます!!」と声かける馬鹿も近所にいて、蹴りを入れたいのを抑えるのが大変。オウム、あるいは創価学会の類いだろうが、馬鹿面に死ぬまでに1度、工業用カッターで×印を刻みたい。今日の「まさみ」の定食は、きすのフライ(600円)。納豆も付けた(120円)。('05.4/28)

漫画屋無駄話 其の1689
▼来月売りの『Mate』、「エロ漫画家の読者時代」はペイントロボの巻。俺も全く知らなかった、某ソフトハウス時代の挫折談を初公開、泣かせる(漫画も掲載)。30日は出社しないと駄目。南陀楼綾繁が音頭取る、「不忍ブックストリート」にはとても行けそうにない(夜、都内場末の「ブックオフ」にでも?)。今夜は泊りだが、映画にも居酒屋にも行かず、エロシーンの修正一筋。こればかりはやくる〜とにも任せられない。つまらん老い方だが、これまた人生。('05.4/27)

漫画屋無駄話 其の1688
▼記録的低視聴率に喘ぐNHKの朝ドラ『ファイト』。地元だけに高崎駅にはポスターがベタベタ。その下に横組みで、“NHKへのご理解・ご協力ありがとうございます”。大した神経。これ見て立腹、不払いに転じた人も多いだろう。兵庫方面、2名の関係者が。昨日はあわてて電話(夕方まで事件を知らず)。無事でホッ。今日は3時前に空が真っ黒になり雷雨に。雷や稲光りは群馬のソレに比べればオカマ並だが、あんなに空が暗くなる事はマレ。東京は多い。関東平野なのだ。('05.4/26)

漫画屋無駄話 其の1687
▼昨日、一カ月前に開店した、「ブックオフ」高崎中居店へ再び(買い漏れがあった)。驚いたのは半額コーナーに、『皆殺しブック・レヴュ−』(佐藤亜紀・福田和也・松原隆一郎・四谷ラウンド)が10数冊並んでた事(全て2刷り分)。倒産後同社はゾッキに流さず、全て断裁したと聞いてたが…。佐藤亜紀の分まで流れると、かなり値崩れするだろう。『皆殺し〜』では拙著『嫌われ〜』をベタボメされた経緯もあり、3秒前後センチに。矢島Indexのオメコシーン修正中。('05.4/25)

漫画屋無駄話 其の1686
▼リベラルながら中国のならず者部分や、日本総泥棒公務員の図々しさを毅然かつ具体的に批判する(しかも安い)、『東京新聞』の「わが街わが友」に矢作俊彦登場。勿論面白いが、荒淫生活のためか、昔からのAV男優顔に磨きがかかり、もう1歩で新東宝時代の江見俊太郎の肥満版。プチ松本清張化した荒川洋治といい(特に口元)、歳月の流れは元美少年達にも残酷。昼飯に東京駅で買ったMマコトの、焼鮭肉じゃが弁当(850円)。鮭、いくら何でもデカすぎ。水道橋駅「平禄寿司」の、カニ棒も真っ青。('05.4/22)

漫画屋無駄話 其の1685
▼やまだのらや中山まさひこが口を揃え、「熟女物ブームで手元に旧作が1本もなくなった」。全部漫画は再録の“三十路物”さえゴロゴロ(漫画屋はそういうズルは基本的にしない)。テメーでブームの芽を摘んでりゃ世話ねえ。各社を漂流した生原稿が、ヤフオクや「まんだらけ」に叩き売られる日も近い?エロ漫画家よ、原稿管理しっかりせんと痛い目を見るのは自分。「波多野書店」に、『プチ・パンドラ』が1冊150円で8冊。全部買う。生きてるのか蛭児神建?('05.4/21)

漫画屋無駄話 其の1684
▼小学館系の昭和ビル裏手、「キッチンマミ−」に7〜8年振りで。値段、量、味ともに満足出来る店だが、フライの盛り合わせはこの年になると…。昔は無愛想な、創価学会婦人部の活動家風のおばさんコンビだったが、明るい店になっててビックリ。えびフライとコロッケの盛り合わせ800円。やっぱ初老男は途中で、壺漬けかこぶのつくだにが欲しくなった(「伊香里」が懐かしい)。エンテツ爺ちゃん、水呑み百姓、インポの前に、“アバタヅラ”を加えてくんないと、語呂が悪いっス。“切れ痔”でもいいか。「凡人回想録」を更新。('05.4/20)

漫画屋無駄話 其の1683
▼立川談四楼、立川志らく、松崎菊也。昨今の“カンチガイ文化人”ベスト3。談四楼の高みからのエッラソーな妄言にゃ、昔からゲロ。エンテツ(遠藤哲夫)さん、本当に落語は面白いの?志らくの頭脳程度は、被写体センスに全て露呈(オメ−は落語界の林海象か?)。松崎菊也の発想、文章のハンコ(シャチハタ)振りは、「古書現世」の向井透史が書いてた通り。説教好きの無能無芸。ファンはともかく、起用する人間の馬鹿さに呆れる。雑誌、売れないのに忙しい。長くは続かない状態。('05.4/19)

漫画屋無駄話 其の1682
▼「トントン」「どうぞ!!」場違いな色っぽいお姉さん。どっかのセールス嬢と思いきや、熟女モノDVDで知られる、グローバルメディアエンタテインメントの広報の方で、近所だからとプレゼント商品を持参してくれた。いいな。想像だけのエロ漫画業界と異なり、生物を扱う世界は(シミジミ)。司書房の山田、三世社の鈴木に電話、絶望的なロリ漫画業界の未来話。は〜…。『熟女H告白』の本文5台下版。泊り覚悟だったが、ギリチョンで帰れそう。('05.4/18)

漫画屋無駄話 其の1681
▼ロクな喫煙所もないらしい昨日のビルの正式名は、千代田ファーストビル。入口に、“駐停車・駐輪、スケートボード禁止”の看板。人様に説教出来る立場かっての。面白いね、押井守の対談集、『すべての映画はアニメになる』(徳間書店)。ファンの実写系監督、池田敏春の不器用さと、金子修介の突っ込みがいい。ロリコンでパクられた今関あきよしも、種々意味深な発言を。今は何を?そうだ豚乳、いや生乳。「凡人回想録」の新データはまだか?('05.4/15)

漫画屋無駄話 其の1680
▼専大通り、首都高手前の堀留北児童公園は、大洋図書ビル相向かいの「ラ・トゥール千代田」があるビルがオープンして以来、そこに入居する連中の喫煙所化。ビル内にないのか?だとしたら呆れた話。禁煙運動を新型公共事業と化した腹黒区長、石川雅己よ、連中に特別税を課せ。『熟女H告白』の原稿がドカドカ入稿。扇蘭丸、香坂ツトム、北野健一、瀬木勝…。同誌、今月から永山薫のコラムがスタート。社会福祉事業する余裕はねえはずだが…。('05.4/14)

漫画屋無駄話 其の1679
▼多忙の際に夕食は、東京駅の「膳まい」で時々駅弁を。色んな会社が入ってるが、Mマコト(大田区東六郷)の品が、値段、量、味共に一番安定。ハンバーグ弁当(850円)は筆頭(ボリュームたっぷり!!)。鹿児島地鶏弁当(900円)、お花見弁当(880円)を加え、同社のベスト3。で、中国って独裁国家としてやっぱ2流。日本大使館の被害はすぐ弁償、犯人検挙に務めるが、靖国参拝、復古調教科書は絶対に許さないと宣言すれば、日本の常任理事国入りは100%消えた。('05.4/13)

漫画屋無駄話 其の1678
▼昨日『にっぽん話題スクープ』の、下版とは言えない“下版もどき”をしたばかりなのに、既に『熟女H告白』へ(公栄社、赤字入れてもシカトするような青焼、わざわざ出稿すんな。ケツだけは編集に持たせる気か?)。そろそろLC&CMのカラーに着手せねばならんのに、来月売りからの新雑誌も。いくら冥土への駄賃代わりの仕事とはいえ、本当に出来るの?(隣の爺さんとの闘いもあるし)。いいね。『ヨーコに好きだと言ってくれ』(矢作俊彦・光文社'87)。池袋に急用。('05.4/12)

漫画屋無駄話 其の1677
▼バルザックの『農民』に比べると余りにセコいが、自宅隣の80近い爺さんが、境界部分に妙な囲いを勝手に作って困ってる。最初は放っといたが、図に乗られても困るので撤去すると、すぐまた築く。境界は一部セメントで、昔から明確。ああすれば地所が増えると思い込んでるのだろう(村中で類した問題を起こし、鼻つまみ者と)。数年前に長男を病気で亡くしたりと、同情する面がなくもないが、腹立たしい。運動代わりの撤去作業が続くのだ。('05.4/11)

漫画屋無駄話 其の1676
▼従来、成年マーク雑誌とコンビニ雑誌の間には、扱う素材、修正度において明らかに垣根が(コンビニ本にはSM&セーラー服は絶対不可等)。が、シール綴じになって以来、メチャクチャに。従来通りの路線を保つ物もあれば(セブン系は特に)、「もう子供は立ち読み出来ねんだし」と、成年雑誌顔負けの内容の本もかなり目立つ。笑ってしまうのが都庁。未だにシール綴じ雑誌を、都民の皆様の血税でせっせと買い続けてると。1度手にした予算と権限は、死んでも離さない小役人根性。('05.4/8)

漫画屋無駄話 其の1675
▼法政前の土手は花見の真っ盛り。午後4時頃は、女の子だけのグループがやたら目立った。続『CABIN』。高木護の「辻潤のたたり」も読ませた(オリオン出版社版『辻潤著作集』、まだ売らずに所有)。松尾邦之助が、尾崎翠での稲垣真美そっくりで苦笑。ただ最後のつけ足しは余計。増刷にもかかわらず、「一言の挨拶もなかった」とあるが、そういう契約なら当然(10数社に断わられた後の、同社の決断なのだし)。“勿論”の一言を加えれば、物欲しそうにならなかった。('05.4/7)

漫画屋無駄話 其の1674
▼今月発売の『Mate』の「嫌われ者の記」でも触れたが、「啓祐堂ギャラリー」での林哲夫素描展はイマイチだったが(薄口すぎ)、装丁&本文共にチャチさが爆発してる同人誌、『CABIN』での林の一文、「スムースの作り方」が異常に面白い。『ARE』時代から「アクセス」で買ってた者にはたまらない。自分の日記の用い方も公平で、自らの先行性の道具に絶対する、小林信彦と違い読んでて気持ちいい。一番イヤな仕事、『にっぽん話題スクープ』の本文公栄社投げ開始。('05.4/6)

漫画屋無駄話 其の1673
▼先週の『朝日新聞』で、自治労書記長の植本真砂子が、ベラボーな裏金支給自治体は、組合との民主的交渉の結果ゆえ、批判は当たらないと居直り。裏金検察&警察あって、この厚顔ブルジョワ役人あり。民主党は自治労を切り捨てない限り政権を取れない(プラス部落解放同盟)。風邪を引き、右の鼻の穴から鼻水タラタラ。左側はサハラ砂漠並に乾いてるのに。そういや、いトうセンセがアシ募集中と。希望者は編集部まで(人柄はエロ漫画家とは思えぬ良さと、俺が保証)。('05.4/5)

漫画屋無駄話 其の1672
▼『書評のメルマガ』連載、今回の「版元様の御殿拝見」は『週刊読書人』を。昼飯ついでに東西線で神楽坂へ(取材費使ったのは同じ沿線の、白夜書房以来。と言っても往復の交通費、320円のみだが)。地下鉄2番出口すぐ左の、「ブックスミヤ」が閉店してたのにビックリ。頑張ってたけどね。更に驚いたのは、後釜に「文鳥堂書店」がオープンとの告示。映画、『見ざる聞かざる目撃者』をふと。LC&CMの他に、熟女系2誌と単行本まで加わって…。('05.4/4)

漫画屋無駄話 其の1671
▼ポカポカ陽気に、上信線もいつもの倍の客が。開いてた『室生犀星』(富岡多恵子・筑摩書房'82)も当然面白く、各誌の返品の山もしばし忘れる。文中に萩原朔太郎の有名な詩、「帰郷」の引用。なぜか行間からベンチャーズのメロディ。すると続いて多恵様も、“大衆演劇の役者が見栄を切る景色を思わせ”と。類した感慨を抱けてうれしい。が、この人に伝記は書かれたくないと、遺族は思うだろう(『週刊新潮』風の筆致だし)。右腕がだるい。3時頃、馬鹿星のドタマを殴ったせい。暴力はいけない。('05.4/1)

漫画屋無駄話 其の1670
▼三百代言の弁護士もたまにゃいい事をと思ったのが、愛知万博弁当持ち込み禁止を訴えた連中がいるとのニュース。私企業、ディズニーランドとは全く意味が違う(それを理由に子供とも1度も行かなかった。今後もな)。テロ防止と言や何でも通ると思ってやがる。サリン事件に便乗、ゴミ箱を撤去したまま銭浮かせてる(物は売ってるくせに!!)、東京メトロの腐れ幹部同様、サリンまんじゅうを喰らわせたい(社会道徳退廃の元凶)。半年ぶりにペイントロボの原稿が入る。('05.3/31)

漫画屋無駄話 其の1669
▼HP扉のカウンターが壊れて半月。リンククラブに何回もメール出したのにナシのツブテ。こういう時のため高ぇ年会費取ってんだろ?糞の役にも立たん会報やバイト募集のメール寄こす暇あんなら、本業キチンとしろ。DTP屋で言えば、公栄社の水準か?(編集が入れた赤字、何の相談もなくシカト、何万部もの不良品の『にっぽん話題スクープ』を作って平然。下請け如きはともかく、版元も舐められたもの。使う方が悪い)。つい天気いいのでフラフラ神保町。昨日の今日だし収穫ゼロ。('05.3/30)

漫画屋無駄話 其の1668
▼専大交差点そば、山本書店ビル隣の建物が取り壊し中。確か、「百万両」なるゆでたてじゃない、70年代風の立ち喰いそば屋が。俺と同世代の、麺同様にくたびれたおじさんとおばさんがよく店番を。脂っこい下品な味が捨てがたかった(半年に1回以上行く気はしなかった)。角の「てんや」も、昔は立ち喰いそば屋だった。「田村書店」はビニールハウス化。雨に強い「八木書店」ガレージセール。「アクセス」は棚卸しで休み。『熟女H告白』の表紙をやらないと。('05.3/29)

漫画屋無駄話 其の1667
▼小泉の靖国参拝、予想以上に高くついてるね。勿論俺は、参拝は法律的にも道徳的にも大義を欠く愚行と思ってるが、“左翼李承晩”ノムヒョンにまで、竹島不法占領の口実にされちまってさ(歴史認識と教科書問題で、竹島をサンドイッチしてるのがミソ)。向こうは中国&北朝鮮という2大独裁国家カード持ってるし、ボンクラ2世の小泉にゃ歯は立たん。「後は知らん!!」と政権を放り出すか?で、愛国心に頼る権力者は、左右を問わず似た顔付きに。売国奴の最後の拠り所らしいが。('05.3/28)

漫画屋無駄話 其の1666
▼『レモンクラブ』の本文を大日本へ投げる合間に、「嫌われ者の記」をカリカリ。素早く神保町で古本も買い込み、「まさみ」で定食の予定が売り切れ。で、納豆、わさび漬け、ひややっこ、飯にみそ汁で670円(定食より70円高いだけなのに、凄く気の毒がるお姉さん。大丈夫、70円くらい!)。先週は近くの少年写真新聞社前で、出版労連の抗議活動が。今日も「岩波ホール」付近で、三一書房の労組が情宣活動。ビラを見ると推理小説みたいで面白い。('05.3/25)

漫画屋無駄話 其の1665
▼夏公開の『ヴェラ・ドレイク』試写前に(京橋の「メディアボックス」)、近所の「ニコスコーヒーショップ」でピザトースト&コーヒーセット(600円)を。ちょっと時間がかかりイラついたが、出て来たトーストの巨大さにビックリ。コーヒー共々味も合格。従業員も感じいいが、レジ後方の“宮内庁御用達”のスミベタ文字には苦笑。不要なBGM流したりピンが甘かったりと、最悪な環境の試写場だが、遂に今日は上映まで数分中断。昭和40年代の富岡の映画館、「宝映」を思い出す。('05.3/24)

漫画屋無駄話 其の1664
▼いちいちムカつくNHKだが(受信料を払ってなくも)、中国の全人代の事を「日本の国会に当たる…」との形容するのは、サギペテンの極致。選挙で選ばれた議員が本当に1人でもいたら、連れて来てみやがれ。「凡人回想録」を更新(生豚、いや生乳、新データ送れ)。本、相変わらずちっとも売れない。一方で都条例、そして再び警視庁の呼び出しも。家にゃ出来の悪い大飯ぐらいのガキ共…。元三世社のイイダさん、ホントにいい時に辞めたヨ!!(一時就職、また失業中との噂)('05.3/23)

漫画屋無駄話 其の1663
▼前宣伝が早すぎたか?いトうセンセの『トイレの玩具』(日本出版社・定価900円)、明日正式発売と。ヨロピク・で、壊滅的につまらないね、『カンフーハッスル』。『少林サッカー』大ヒットの要因、完璧に勘違い。大マヌケな“CGで強いカンフー”に加え(ならアニメに)、中国風アジア趣味の押し付けにもゲロ(某和風アニメのパクリが多いらしいが、併映の『Mr,インクレディブル』が面白かったからいいが。「新文芸坐」)。朝8時から仕事して疲れた。('05.3/22)

漫画屋無駄話 其の1662
▼政治意識面じゃ日本人より上かと考えてたが、馬鹿も多いね韓国人。国際司法裁判所を忌避、一方的に占領しといて「出てけ!!」はねえだろ。歴史認識と竹島問題は関係ない。自分達の分が悪いと、すぐ差別云々を持ち出す、どこぞかの被差別カルト団体を連想。KBSなど、北朝鮮も日本をとヒステリー。自衛隊、2〜3発ミサイル撃ち込んだれよ(一応冗談ですが…)。両手に古本を下げてたせいか、雨にすべり「信山社」脇で横転。初老男は用心しながら街を歩まねば(イテテテテ…)。('05.3/18)

漫画屋無駄話 其の1661
▼中華料理屋で、飯と麺類が両方うまい店がまずないのと関連あるのかは不明だが、午前中読んだ『夜を夢想する小太陽の独言』(思潮社)の著者、飯島耕一を筆頭に、白石かずこ、鈴木志郎康と、詩はいいが散文は本当に退屈(例外は荒川洋治くらい)。ふらり、名店「ブックオフ」早稲田店へ。すると今日が何と新館開店日。つい30冊も。目録送ってもらうだけで買った事のない、「古書現世」へも回り何かみつくろうつもりが、瞬時に放棄。雨に濡らさないよう帰るのが大変だった。('05.3/17)

漫画屋無駄話 其の1660
▼呉智英の愛知県西枇杷島町の防災無線放送差し止め請求訴訟が、高裁で却下された件で超ムカついてたら、昨日の『東京新聞』夕刊に信じられんヨタ記事。“防災無線ひったくり包囲網”とのリードで、暴音で警戒を呼びかけたら犯罪が減ったと、荒川署の一方的なデータをトクトク。騒音への抗議件数もちゃんと調べろ、ボケ記者(裏金警察の飼い犬記者よ、名前も記せ)。区の斉藤秀喜危機管理対策課長の自画自賛の陰で泣く、住民の声をなぜ拾わぬ?荒川区民は、ガイキチ斉藤秀喜に強硬に抗議すべし。('05.3/16)

漫画屋無駄話 其の1659
▼「信山社」前で、凸版印刷少数派労働組合が街宣活動。総売上で初めて大日本を抜いたが、純益でもそれを実現したい経営陣は、更なる現場への締め付けを開始と。汚れだらけの『熟女H告白』の製版も、そのため?(同情はせんが)同誌執筆陣の1人、九紋竜が原稿を。『Hot wax』の無頼シリーズネタで盛り上がる。「DVDのBOXセット出すなら、黒のダボシャツとセッタを特典で付けて欲しい」と俺。「それ着て鏡の前でドス振り回すんか?いい初老男共が。ガハハハ…」「ウケケケ…」('05.3/15)

漫画屋無駄話 其の1658
▼新げっそり…のはずが少し気が晴れる。『中央公論』60年12月号(「風流夢譚」掲載号)、『別冊新評・深沢七郎の世界』、『ユリイカ』(深沢七郎の衝撃)、『話の特集の特集』の計4冊のラブミ−、いや深沢七郎関連本が、匿名さんから送られて来た。ファンを自認する割に、1冊も持ってなかったので大助かり。どこのどなたか知りませんが、ありがたく拝読させてもらいます(後で請求書なんか送るなよ)。『熟女H告白』、おがともよしのおばさんの浣腸シーンを修正中。('05.3/14)

漫画屋無駄話 其の1657
▼続々げっそり。『にっぽん話題スクープ』の下版。安いらしいが、公栄社の青焼き下版にゃめげる。青焼きの前にコピーを。それに赤字を入れ、本番の青焼きではよっぽどの事がない限り変更しないでくれと。つまり、DTP現場で責任持つべき作業工程を、編集に押し付けてる。安いな当然。暇な版元の社員編集はともかく、忙殺される下請けにゃえれえ迷惑。「新・嫌われ者の記」を更新。「田村書店」店頭はともかく(雨だし)、「小宮山書店」のガレージセールに行けない金曜は悲しい。('05.3/11)

漫画屋無駄話 其の1656
▼続げっそり。昼飯ついでに高輪台の展覧会へ。わかりづらい、東西線→都営浅草線→京浜急行の乗り換えも何とかクリア…と油断したら、帰りに泉岳寺から再び高輪方面に戻る始末(3駅目くらいで気づく)。泉岳寺で再び振り出しに戻れば、今度は車輌ストップ。反対側ホームで人が落下したのだ。近くにそれ見て、微笑んでうなずいてる身なりのいい中年男。無意味に笑う日本人の一番救えない一面(笑いたきゃ心で)。やまだのらと教育談義。デビュー30周年とか。甘い世界。('05.3/10)

漫画屋無駄話 其の1655
▼げっそり。『書評のメルマガ』連載の「版元様の御殿拝見」、今回は30回記念で洋泉社を。立ちション外見取材のはずが、小川町3ー8の同社がちっとも見つからない。シンコーミュージック付近を30分もウロウロ。断念。帰りに「アクセス」で畠中店長に尋ねると、「アソコは八木書店のビルよ!」。最初から聞くんだった(戻って同ビル内に不法侵入、嗅ぎ回る)。シンコーと言えば同社が発売元の、『Hot wax』が日活ファンを号泣させてる(俺も)。『映画秘宝』系ライターを使ってないのが偉い。('05.3/9)

漫画屋無駄話 其の1654
▼しくじった。夕食は東京駅で時々駅弁を。7〜800円の物が多いが、昨夜は奮発、1000円の「東京弁当」を。ところが老眼ゆえ値段を見間違えたらしく、何と1600円!!姉ちゃんの手前、みえを張り黙って購入(箱が朱塗りで絵ハガキまで付いてるが、実質はどう考えても900円程度)。謙虚、誠実、質素を座右の銘とする俺には、あるまじき夕食であった。今日の昼飯は「小諸そば」のミニカレー丼セット(480円)。少し均したつもり?(車谷長吉の『武蔵丸』読んでるもんで…)('05.3/8)

漫画屋無駄話 其の1653
▼ありがたい。潮出版社前の自販機のお茶は、10円安く140円(ヤクルトの「お茶」なる品)。“ガンジー、キング、イケダ、ショーコー”と念じながら飲むと、余計に美味。先週、定食屋「まさみ」を出る際、お姉さんに加え、一角で勉強してた女の子にも、「ありがとうございます!!」。親が商売で苦労する様を見守りながら成長する子供は、幸せ。俺も。陸穂、しいたけ、コンニャク…あんな働いてこんなに貧しいなんて、絶対に百姓にはなるまいと幼心に決意(逆効果?)。('05.3/7)

漫画屋無駄話 其の1652
▼つまらん。ハテナの日記が風邪で3日以上更新されてないので、「肺炎で死ぬ運命だったにしても、もう2冊位は本を出してやりたかった…」と、「嫌われ者の記」で追悼文を書く予定だった南陀楼綾繁が、息を吹き返したと。小太り中年男は結構コロリと逝くものだが…。昨夜、蟹空解太の監視役で事務所で寝るハメに。春の雪が舞う3月に、よりによって何であんな野郎と一夜を?人権擁護“マスコミ弾圧”法案、無修正のまま国会提出と。部落解放同盟の必死の努力のお陰だ。ペッ!!('05.3/4)

漫画屋無駄話 其の1651
▼足元が冷える。いつになったらパッチに別れが?部屋の上部に集中しがちな暖気、床付近に還流させる装置、探せばあるような。昔から「日本特価書籍」に絶対にない講談社文芸文庫の新刊(仕方なく「信山社」で)、『腕一本 巴里の横顔』(藤田嗣治)がいい。絵描きの文章は本当に味わい深い(逆がカメラマン。藤原新也、森山大道、荒木経惟のうぬぼれ文読むと、吐き気)。『にっぽん話題スクープ』の修正原稿が山。めまい。けどしないとお金もらえないし…。('05.3/3)