イラスト/内田こねり                  イラスト/あとりK               イラスト/月下冴喜

漫画屋無駄話 其の3500
▼雨だし神保町詣では休んで「珈琲美学」ヘと思ったが、こういう日こそ「古書モール」だと結局は出かける。どの戦場でも常に独自の闘いを続ける四谷書房や、金持ちの割に悪らつな値付けのつん堂の棚は無私(金持ちは誰もが吝嗇)、u-senの棚へ直行して雑誌を1冊せどる。少し前にすずらん通りの「上島コーヒー」で奴に奢ったが、これでコーヒー代が回収出来る(はずだ…)。来る時には昨夜同様に旧祥伝社前を通った。が、玄関の住人は見かけなかった。追い出されたのか、あるいは夜だけの別荘なのか。(13.2/6)

漫画屋無駄話 其の3499
▼『新装版 少女対組織暴力』の修整、やはり泊り込んでする事に。途中で1度抜け出して「神保町シアター」へ。空きビルになってる旧祥伝社ビルの、正面玄関でお休みになられてるホームレスの方が1人。右手駐車場も鎖1本張ってるだけで出入り自由だが、狭い方が暖かいのだろう。首都高速の下を利用してる人もいるが、吹きさらしで寒いものな。大雪予想のせいか極端に人が少ない神保町。7時15分からの渡哲也主演の『反逆』、全観客10人(女性2人)。その程度の出来だったが、三田佳子の歌が凄まじく、観た甲斐があったと。(13.2/5)

漫画屋無駄話 其の3498
▼カバーの初稿がもう出たのに、本文の濡れ場の修整(21世紀仕様)が終わらずに焦ってるいずみコミックス、『新装版 少女対組織暴力』(オイスター)。今週も1日くらい泊らないとまずいか。久々の全ページ生原稿で心配なのが製版。ベテラン職人が退職したためか、修整シールの陰をどこでも平気で出して来る。赤字を入れられたら削る腹づもりらしいが、当然その分だけ白地幅が増える。全カ所に出る訳でもないのに、どこもここらいいかげんというか下手糞。池袋の「大口製版」は、非常に巧みな技術を持っていたよ。(13.2/4)

漫画屋無駄話 其の3497
▼u-senの糞ガキの根こそぎ買いに加え、渋谷から九段へと舞い戻ったつん堂の蛮行のためか、『Mate』の誌面並に荒んでた昨今のコミガレ&軒下コミガレ。今日は久々にまともな文庫本を6〜7冊。午後からの追加に遭遇したのだ。もう午前中は一切昨日の残りにて放置、午後からの重点的大量追加を恒例化して下さい。店頭の本を見た後で、片っ端横に平積みしちゃう馬鹿が。若い男を1回注意したが、実は別に1人おったのを一昨日発見。ただコイツは柔道でもやってたような体格。恐くて文句を言えなかった初老男。(13.2/1)

漫画屋無駄話 其の3496
▼最近「古書往来座」と間違えて2度も留守電をコールして迷惑かけたし(のむみちへのヤボ用)、余り悪口は言いたくないが、「往来堂書店」の笈入建志店長の『日刊ゲンダイ』の書評は、本の選択も文章も恐ろしく平凡で退屈。間の岡崎武志も毎回面白い訳ではないが、さすがに3度に1本はヒットを。あれだけの品揃えセンスの書店のイメージダウン。”書き”は止めといて、黙って返品処理してた方がイイなんて、余計なお世話だったな。今週2度目の「早稲田松竹」通い。帰宅時間の関係で2本目が観られない。でも1300円(泣き)。(13.1/31)

漫画屋無駄話 其の3495
▼三省堂の4階で新刊3冊、計5000円近くもの大盤振る舞い。まずは『Mate』4月号で南陀楼綾繁が推薦してた、『貧乏暇あり 札幌古本屋日記』(須賀章雅・論創社)。この版元じゃ印税ゼロの現物支給の可能性大。それと『吉本隆明という「共同幻想」』(呉智英・筑摩書房)。相手が生きてるうちに出さなければ、思想を論ずる者としては無意味な本だと思うが、一応(”積んどく”になりそう)。残る『映画芸術』のワースト10、小川徹時代に比べると糞もいいトコだが、青春時代からの癖はなかなか抜けずに無駄金遣い。(13.1/30)

漫画屋無駄話 其の3494
▼行けば必ず新たな発見がある、専大交差点の「吉野家」。今日も20歳位の学生風兄ちゃんが、牛丼の肉と飯を上下左右斜めにと、念入りにかき混ぜてる姿をキャッチ。納豆やカレーでは時々見かける姿だが(大嫌い!)、牛丼界にも遂に。紅ショウガやトンガラシも込みとなると、かなり凄惨な様を呈するに違いない。腹に入ればどうせ一緒になるのだし、あそこまでこだわる必要もないと…。380円に500円玉を出した隣の客に、480円の釣りを出す新人店員。お隣さん注意して上げてた。俺みたいな男も結構いるもんだね。(13.1/29)

漫画屋無駄話 其の3493
▼「ホテルグランドパレス」に向かい、三信ビル右手は秋田書店の倉庫。路地を挟んで古びた濃紺の3階立てビル。事務器屋が最近は使ってたが、近々建て替えるとの表示。ここは三和出版が使ってた時代も(20世紀末)。『レモンクラブ』の女性常連投稿者の1人が、ここで絡みのモデルを1度やったとの話を聞いた事も。付近はボロビルが多いので、10年後には景色が一変してるだろう。「ズンドコジョッキー」、懐かしの投稿者が2名ほど。男の方はP・Nどころか存在さえ思い出せず。女性も、三和のモデル嬢とは無関係な四国娘。(13.1/28)

漫画屋無駄話 其の3492
▼「フィルムセンター」、『野良猫ロック 暴走集団’71』のガラガラ振りは半端じゃなかったが、ロマンポルノ転換直前の低予算映画だけに、満員の客と共に観るよりか妙な落ち着きがあった(全国のダイニチ系映画館も似た風情だったのだろう)。どてら姿の原田芳雄も悪くはないが、トドメは立ちションしながら現代天皇制への、含蓄ある鼻歌を口ずさむ榎木兵衛。『紅の流れ星』での飼い葉以上のインパクト。野呂圭介などに比べ、映画史的にも充実した傍役人生だったって、まだ訃報は聞いてないな(でしょ?)。(13.1/25)

漫画屋無駄話 其の3491
▼専大近くの「梅もと」へ久々に。かき揚げ丼とかけそばのセット(530円)。覚悟はしてたが相変わらずのキッパリとしたまずさ。「富士そば」よりはマシだからと言って許される水準ではない。値段も「小諸そば」や「ゆで太郎」に比べ、同メニューで30円も高いのだし。「ファミリーマート」や「ローソン」の糞ゲロまずいパンを連想。加盟店から一番悪らつな搾取を続ける反社会的企業「セブンイレブン」だが、パンに関しては一番まとも。梅・ファミマ・ロー経営陣の舌は腐ってるんじゃないのか?(13.1/24)

漫画屋無駄話 其の3490
▼朝、出勤前にカイロを貼付けるのを忘れる(いつも2個)。特に難儀でない所を見ると暖かいのだ。どうも最近寒さ恐怖症気味(当然だが…)。一昨日の夜観た『キャビン』(3月公開)、結構面白かった。『映画秘宝』で町山智浩が誉めてたので、六本木くんだりまで出掛けた。が、チラシを見れば彼は同作の字幕監修者。つまり興行関係者だ。見過ぎ良すぎの手法は勝手だが、ならもっとでかい字で名前を掲載しろ。タコ多田に猫背の悪化を指摘される。明日から腹を突き出して歩こう。(13.1/23)

漫画屋無駄話 其の3489
▼好善信士と次のコミックスの打ち合わせ(むろん女装オンリー)。タコ多田の話じゃ、いずみコミックスは近々12台になると。4月頃に出すには、1本描き下ろしてもらうしかない。部数が全般に落ちてるのに加えて、稿料の出ない原稿を描かされる漫画家はたまらない。が、まだ”出してもらえる人”はマシ(フ−…)。活字本業界は更に深刻だ。印税代わりの現物支給は既に日常的光景。本じゃ腹は膨れねえよ。生物じゃないので腐らないだけが取り柄か。本当に静かな三信ビルの3階(実質的には4階だが)。(13.1/22)

漫画屋無駄話 其の3488
▼書き忘れたが、昨日の「オーディトリウム渋谷」(「渋谷電気館」か「丸山町銀星座」に改名しろ!)のあるビルでも、階段の方々で一箱古本市を。見覚えのある醜い顔があちこちに。俺が帰る段階ではいまいちの売上げとの話だったが、素人古本市もゴキブリかドブネズミ状態。毒まんじゅうで駆除すべき時期じゃ?カラオケに始まり、出版・素人古本市・ブログ・トークショー…。発信者は急増する一方で、それを必要とする人が全然増えない。エセ文化もシャープやパナソニックに右に倣え!”落葉の〜舞い散る停車場は〜♪”(13.1/21)

漫画屋無駄話 其の3487
▼今月分が早めに入稿したさどっこと、次回3月進行の打ち合わせを。漫画家の職業病ではあるが、彼もやはり腰の調子が悪いと。俺も退院後はその傾向にあるが、バッグの荷物を軽めににと心掛けたら好転した。だからといって、野良仕事で悪化する訳ではない。机仕事が大敵って事か。ただ漫画家も編集も、寝転んでちゃ仕事にならねえし。日下部五朗の『シネマの極道』(新潮社)、噂通りの面白さ。岡田茂の馬鹿息子の現社長には、もっとストレートに苦言を呈すべきと思うが。書名センスは岡田茂なら即却下の水準。(13.1/18)

漫画屋無駄話 其の3486
▼午前11時30分頃。東京駅北口付近のトイレから出て来た、60年代末の殿山泰司風の頭をしたオッサンが、歩きながらクシで盛んに頭を撫で付けていた。ハゲは男女を問わずに全然カッコ悪いとは思わばいが、クシのお陰で一級のギャグシーンに。『BOOK5』5号(u-sen編集長)の名画座座談会、極貧編集長に5000円もらって喜んでたら、校正2回で3時間以上の時間を費やす。書肆紅屋は先見の眼があったよ。一箱古本市の助っ人嬢に専大交差点でバッタリ。「神田コーヒー」で流浪の開祖様の噂話などを。(13.1/17)

漫画屋無駄話 其の3485
▼日当たりのせいだろうか、上信線の方が新幹線より車内が暖かい。乗客も新幹線でのように、ブラインドを降ろす人が少ない。俺は直射日光の当たらない、進行方向左側のシートに座るが、暖房のものだけではない暖気が伝わって来る。読書の手を休め、しばし居眠りでもしたい所だが、上信線は振動が激しくて(多くが大手私鉄の中古車輌)。ただ夜の冷え込みはまた格別。女子高生も膝掛けを用意してる者が多数。空っ風は夜はめったに吹かないが、甘楽の谷間は冷えますよやっぱり。(13.1/16)

漫画屋無駄話 其の3484
▼たまに雪が降ると商人の根性が分かっていい。午後の神保町、すずらん通りを含めてどこも丁寧に店頭の雪かきが。例外も。専大交差点の芳賀書店だ。北向きだから凍結、オッサンは足を取られぬように緊張して通過。ここの3代目だかが、以前『週刊プレイボーイ』に登場、女斬り自慢を吹かしまくってた。オマンコの傍ら、初歩的従業員教育も忘れるんじゃねえよ、ボンボン社長。コミガレ開催中。従業員の皆様御苦労様。さすがに客は少ないが、いいものがハイエナの被害に遇わずに残存してる感じ。(13.1/15)

漫画屋無駄話 其の3483
▼神保町交差点を渡りながら、今さらではあるが思う。背筋をピンと伸ばし、キョロキョロせず真正面を向いて歩く人は、男女を問わずに聡明に見える。つまり、四方を観察しつつ、ノートルダムのせむし男みたいなカッコで闊歩する俺は、痴呆同然の59年間だったのだ。一方でもう1つの内部の声が囁く。「外見だけだよ。”達筆な馬鹿”が腐るほど居るのと同じさ」一理ない訳ではないが、他人とはほとんどの場合行き交うだけ。上辺だけでも聡明そうに見られた方が、少しは救いがあるような、どうでもいいような。(13.1/11)

漫画屋無駄話 其の3482
▼アストラにカット用の雑誌を持参した後(奥山嬢はトイレでウンコしてた模様)、日本教育会館並びの東京ラーメンこと「成光」へ初めて。列など絶対に出来ない、こういう何でもない店が通りにない町は非文化的だ。冷蔵庫のビンビールはちゃんと大ビン。高血圧者にはややきつ過ぎる味だが、うれしくなってしまった。日本で一番、騒音街宣右翼に悩まされてる中華料理屋でもあろう。「早稲田松竹」か「フィルムセンター」かで迷う。結局は後者に落ち着くのだろうが。洋画は長いからスカだとダメージ大きいし。(13.1/10)

漫画屋無駄話 其の3481
▼元の「利根」を居抜きで使っている、立ち喰いの「むぎなわ」。明らかに味は落ちるが、舌が自然となじんで来るのが分かる。人は死者もこういう感じで忘れるのだろう。元マル経学者(?)の蔵書が山の田村廃棄コーナーで、『構造』や『情況』を何冊か拾い三省堂の4階へ。ロバート・アルドリッチ本が出てたが5000円近い。今の俺には分不相応と断念。それに遠距離通勤読書者に大型本は不向き。柳下毅一郎の書評集も無理して買ったが、ずっと積んだまま。腕を骨折しかねないような本は、内容に関わらず先送り。(13.1/8)

漫画屋無駄話 其の3480
▼今年初めての軒下コミガレへ。ハイエナu-senの根こそぎ買いの後だったらしく、どこにもお年玉は見当たらず。つげ義春の新潮文庫を1冊だけ(わざと残しといたか?)。田村の廃棄コーナーは『婦人画報』が町内の富士山状態。さすがに持ってく人は見掛けず。タダだからって腰痛めちゃ、間尺に合わないしな。ボケタコ多田の尻拭いや、交換雑誌の整理などで1日が暮れる。気持ちは分かるが、『日刊ゲンダイ』に昨今元気がない。こういう時はド派手な空吹かしを続けて、時を待てばいんだよ。(13.1/7)

漫画屋無駄話 其の3479
▼昨夜は自分のドジで事務所に泊るハメに。暖房付けてても寒かった!ただお陰で深夜と早朝で大掃除ならぬ”中掃除”が出来たのは、ドジ中の幸い。暇なので午後2時過ぎから、「神保町シアター」で『猫と庄造と二人のをんな』。山田五十鈴と香川京子のキャットファイトが楽しめる映画として有名。が、監督が”日本文芸映画界のテオ・アンゲロプロス”と称される豊田四郎。何と136分!部分部分は面白いが、だらけてて1本の作品としてはB級に。観てりゃ分かる事を役者が喋りまくる。森繁の台詞の3分の1は不要だと。(12.12/28)

漫画屋無駄話 其の3478
▼9日振りで麹町郵便局から荷物が届く(アフリカからだってもっと早く着く)。面倒だから経緯は省くが(他で書く)、驚愕の超無責任組織だ。腐ってるのは警察や富岡市役所に限らないと、改めて痛感(あらゆる日本の役人は盗人である!)。パッチ・カイロ・マフラー…種々の耐寒道具を身に付けてるが、膝から足首までが空白地帯。愚妻は長めのソックスをと。パッチの上に重ねるのか?モコモコして気持ち悪そう。が、脳硬塞回避のためには贅沢は言えないか。どてらはともかく、マジで事務所にはんてんでも持ち込むかな。(12.12/27)

漫画屋無駄話 其の3477
▼コミガレにはやっぱり真夏が似合う。売る方も買う方も汗・ホコリ・悪臭まみれでメロメロ。うんざりするが毎週末の夏祭りの熱気が。年末も連日やってるが、人出・出品量が少ないせいか覇気のない事おびただしい(冬の軽井沢?)。たそがれ世代の趣味だから、季節までがそうだとフィットし過ぎで失速するのかも。とはいえ『映画批評』『映画芸術』を4〜5冊。また『映画評論』(70年前後)や『シナリオ』(50年代)を出してくれ。80年代半ば以降の『キネマ旬報』は、売り場の単なる燃えるゴミ。事前に廃棄処分を。(12.12/26)

漫画屋無駄話 其の3476
▼凄いねゆうパック。不在通知が入ってたので連絡、午後に配達に来ると言いながら以降ナシのつぶて。最初の配達から既に1週間。発送元には留守だったと言い繕い、返品しちゃうのだろう。組織全体の営業方針な気も。恐るべき組織だ。余りに冷えるので上着を着て仕事。こわばるから、今度どてらを持って来ようかな。首の周りにタオルを巻いて、どてら姿での編集作業。ダンディ過ぎて嫌みかな?送り主に聞いたら荷物はコーヒーセットだと。無事に返品されてますか?マジでどてらを持って来るか、やっぱり…。(12.12/25)

漫画屋無駄話 其の3475
▼水曜日の健康診断日、「富岡総合病院」の待ち合い室でNHKの朝番組を。輸入薬品の危険性を伝えてたが、販売会社の架空の住所を訪ねる際、姉チャンは切り抜き処理され、周囲の景色は全てボカシ。なら取材なんかするな!映像産業従事者としての誇りもゼロ。年収1400万を死守するためには、恥も外聞もプロ意識もなしの幇間ドコジキ共。NHKに受信料を払うのなら、ヤクザにミカジメ料を納める方が数百倍道徳的だ。特報!アストラの奥山嬢が近く結婚との情報。タコ多田・いがらし・俺、全員ガックシ!!(12.12/21)

漫画屋無駄話 其の3474
▼脳溢血者の物忘れは宿命。ただ一般人から非難されるのはともかく、病気仲間のタコ多田あたりから言われると、妙にむかっ腹が立つ。「お前にだけは言われたかねえ!」だ。が、この程度の事でいちいち目くじらを立ててるから、血圧も下がらないのだ。反省。暖房つけてるのに足元が冷える。ホコリがたまって弱くなってるのかも。掃除したいが、高い所に設置されてておっかない。入居して5年目。1度しか掃除した記憶ないもの。今度愚妻を呼びつけて2人がかりでやってみるか。(12.12/20)

漫画屋無駄話 其の3473
▼下版後に紙類の処分や原稿整理というか、CD&スクラップ整理してると、歳のせいもあってか最近は、冥途への旅の準備をしてるような気分に。かつてはこの手の話題を冗談にしたが、いつの間にやらリアルな作業に。皆さん本当に、若いうちに好きな事しといた方がいいよ。年収200万でオナニー狂いの果てに、徴兵されて中国人民軍と一戦交えて殺されちゃ、何のために生まれたのか分からない。アベシンや慎太郎の糞ふき紙としての人生…。まだ2丁目の公衆便所の便器の方がいい(あるのか?)。(12.12/17)

漫画屋無駄話 其の3472
▼田中龍作のツイッターを見たら、今日の午後7時20分前後、国会前の反原発集会に小沢一郎が顔を出すと。これは万難を排して行かねば。幸いFCの『私が棄てた女』は既に「並木座」で見物済みだし、他館も大した番組の夜じゃない。後は寒さの中で興奮、ぶっ倒れないように用心せねば。日頃はお腹と背中だけのカイロ、横っ腹にも1個づつ装填しようかな。4個じゃ少し贅沢な気もするが、命には代えられない。ゴーマン猪瀬に苦戦中の宇都宮都知事候補も来ると。片山さつきと猪瀬は人格が似てるな、外面も内面も。(12.12/14)

漫画屋無駄話 其の3471
▼さすがの平目裁判所も勾留延長は認めなかったらしいが、三鷹警察署が都知事選での宇都宮候補のビラまき中の運動員を逮捕と(しかも70歳の)。前大戦中の大弾圧下での翼賛選挙並。従来通り裏金を見逃してくれれば、猪瀬さんこれからも我々はあなたの味方ですよとの合図。モ−ロク親馬鹿慎太郎の腐ケツをレロレロする猪瀬直樹。そしてその直樹の糞だらけの肛門に舌を差し入れる裏金警察(官僚総代)。チンピラ橋下といい、東西を代表する都市の首長(候補)がこれ。確かに愛国心はならず者の最後の拠り所ではあるな。(12.12/12)

漫画屋無駄話 其の3470
▼腹立たしいなあ。本を乱暴に扱う奴。今日も薄汚ない団塊世代のやせた糞ジジイが、田村の100円箱、軒下コミガレで本を投げ捨てるような振る舞い。乱闘になって頭が裂けると困るので、以前のように文句は付けなくなったが、忍耐スレスレ。糞ジジイよそういう真似は買って後、1人だけの自分の部屋で朝まで勝手にやれ。「フィルムセンター」中横列の一番後ろで、痴呆ダチと大声で映画談義、周囲に聞かせて満たされてるびっこの腐れ爺さんと、哀れなる精神構造は同じ。今年の仕事は既に山を越した。(12.12/11)

漫画屋無駄話 其の3469
▼先日の高円寺でのトークショーに行けなかったお詫びに、アストラの奥山嬢とすずらん通りの「アルカサール」で昼飯。彼女、質のいい肉を食べると急に視力がアップするのだと。「ああ、今日も周りが急に明るくなったあ。こういう景色だったんだあ!」と、濃密な山形なまりの語尾で。初老男のしみだらけのアバタ面、すっかり見られちまった訳だ。高血圧者には少し味付けがきついかな。そろそろ三省堂へ向かわねば。のむみちはともかく、眼にしたくないu-senの貧相なクリニ−ング屋の丁稚じみた風貌。(12.12/10)

漫画屋無駄話 其の3468
▼南陀楼綾繁が『Mate』で、オカタケ天皇が『日刊ゲンダイ』で取り上げていた、河出書房新社の山田うどんがどうのこうのとかの本、俺なら絶対に取り上げない(2人共にケツがまだまだ青い)。同書、仕込みが計算され過ぎて悪臭プンプン。一時は町田康が、あるいは夏葉社の本がこういう口調で誉められた。賞賛する方もされる方も緩み切った馬鹿面を臆面もなく世間に。くたばれっつーの!!かく俗物共を罵倒・嘲笑するためにこそ文章はある。『日月両世界旅行記』(シラノド・ベル・ジュラック・岩波文庫)、退屈すぎて死にそう。(12.12/8)

漫画屋無駄話 其の3467
▼『色暦 大奥秘話』主演の小川節子、スレンダーなのにでかいオッパイなのは記憶にあったが、鮭みたいな唇がパクパクと、あんなにいやらしかったとは…。高岡健二と結婚して幸せな生活をと、80年度版『キネマ旬報・日本映画俳優全集女優編』にあるが、離婚して熟女ヌードを披露して欲しいぜ(現在60歳…)。同作公開の71年は俺高校3年。ピンクと東映やくざを交互に上映していた、富岡銀座通りの「電気館」で同級生と(都会の半年遅れ公開)。全部カラーなのに加え、主役が美人なので驚いた。いやたまげた。(12.12/7)

漫画屋無駄話 其の3466
▼ひょっとして今日だったのか?山崎邦紀監督のタコ映画の試写会だ。無論、白昼からとてもそんな所に行ってる暇はなかった。が、奴の下らないであろうピンク映画を、いい大人がお天道様の高いうちから鑑賞するのは、1度味わえば誰でも納得するだろうが、並外れて豪奢な趣味だ。”何のためにもならない行為”で時間を潰す。先の見えた初老男にとり、これ程の贅沢はない。しかし、生活のためにはそれも許されない。真の貧しさを肌で感じる時だな。背中と腹のカイロ交換するのを忘れた。(12.12/6)

漫画屋無駄話 其の3465
▼念のために書いておきますが、数日前の悪党・つん堂の悪口の相手は、誰にも平等に接する南陀楼綾繁センセイでも、周囲に常に寛容な向井透史センセイでも、世界情勢分析のプロ・「古書往来座」の瀬戸店長センセイでもないので誤解なきよう(じゃあ「盛林堂」の小野”ベン・ケーシー”店長センセイか?)。今日は休んで母ちゃんの下仁田ネギ掘りを手伝いたかったが、珍しく本業が多忙で仕方なく出勤。お陰で『反逆のメロディー』にも行ける訳だが。昨夜の『適齢三人娘』、かなり良かった。(12.12/5)

漫画屋無駄話 其の3464
▼当然今夜はFCのでかい画面で、『大幹部 無頼』の何度目かの見物の予定だったが(10回以下という事はない)、「シネマヴェーラ渋谷」で未見の川島雄三作品、『適齢三人娘』が。しかも観られる夜の時間帯での再映はない。人斬りの五郎さんに不義理をするのは心が痛むが、やはり渋谷行に行くしかあるまい。どうせ明日の夜は、佐藤蛾次郎の「もずが枯木で」でに酔い、青木義朗の残忍さに震え上がるのだから。『反逆のメロディー』、初めて観たのは40年前の、法政大学の文化祭のオールナイトだったな(いや駿台際か?)。(12.12/4)

漫画屋無駄話 其の3463
▼廃刊になると聞いてたのに、普通の実話誌として続刊されていた『実話時報』(竹書房)。午後、神保町交差点の「廣文館」で久々に立ち読みしたら、すっかり元のやくざ業界雑誌に。編集後記等はなく、表4に聞き慣れない社名と埼玉の住所。「???」複雑な大人の世界の事情が色々とあるのだろう。俺の小間使い…じゃなくて、青年実業家のつん堂が夕方茶色の顔を。古くからの俺の友人の悪口を種々吐くので一喝。「そういうこた当人の前で言え!」「で…でもそれがですねえ…」煮え切らねえ野郎だ。(12.12/3)

漫画屋無駄話 其の3462
▼死の灰原発大推進・更なる消費税アップ・憲法改正国防軍設立・米国の属国化TPP大歓迎・中国&韓国武力で殲滅!実に分かりやすい自民党とその右翼別動隊、維新とやらの選挙公約。以上に賛成の人はチンピラ橋下や親馬鹿慎太郎、坊っちゃん妄想下痢ファシスト、アベシンに黙って投票すりゃいい。俺はギャーギャー叫びながら未来の党へ。にしてもあれっぽちしか議席がないのに、社民党は共産党並に勝てない候補をズラズラ。どっかから金が出てんじゃと、素直に考えれば誰もが思う。小沢に怯える官公労?(推理)(12.11/30)

漫画屋無駄話 其の3461
▼三信ビルのトイレ、3階も便器を洋式の新品にしてくれるようだ。当然だよな、同じ家賃を取ってるんだし。材料などがトイレに山積み。以前は”塩山”と書けば済んだヤマトの宅急便が、フルネームで頼むと最近。何かトラブルがあったのだろう。そう顔なじみではない佐川急便の兄ちゃんも、ビル玄関や階段では荷物を渡してくれない。鍵を開けて事務所に入って初めてサインを求める。ヤマトはともかくあの佐川がねえ…。まあ21世紀だし仕方ねえか。(12.11/29)

漫画屋無駄話 其の3460
▼林家三平の厚顔無芸遺族同様に、故人の遺産で喰おうとの生臭さがギラギラしてる、立川談志ファミリーには生ヘドが出るが(批判しろよ吉川潮)、身辺にもその類いはゴロゴロ。つん堂の野郎のツイッターでの、「盛林堂」へのヨイショは度が過ぎる。古本ナイアガラの宣伝という次元ではなく、中小企業を乗っ取ろうとする前の大企業の口上の域。小野店長もガラパンのゴムを締め直した方がいい。ここらがつん堂が、スターリン向井や、金日成南陀楼に昔から毛嫌いされる源だろう。まあ、他人がどうのこうの言う問題ではないが。(12.11/27)

漫画屋無駄話 其の3459
▼野田盗賊総理一派は、小沢一郎以下が衆議院選挙勝利で得た政党助成金200億と(制度自体の当否は置く)、巨額の官房機密費を持参金に、金欠に喘ぐ自民党に自分達を高く売り込む気では?阿修羅のある人の書き込みだが、実に説得力が。灼熱の夏場に一切の農作業をせず、秋の実りだけを貪るクズ共の最期。こういう連中に天誅を加えず、日教組がどうのこうのとばかり言ってるから、日本の右翼は警察や暴力団、アメリカの手先にしか一般人には見られない。真の愛国者が官憲に愛されてどうすんだよ。(12.11/26)

漫画屋無駄話 其の3458
▼三信ビル3階、つまり漫画屋のあるフロアーの大便用トイレがやっと直る。2カ月近く故障中だった。2階や3階同様に、洋式にしたのかと思いきや、以前のままの痔に悪いタイプ。空室だらけのボロビルへの投資は、最低限で済ます方針らしい。そういう根性だから益々部屋が埋まらない。埼玉方面に去ったダークホースさん、そちらの景気はどうですか?飯田橋は相変わらずの最低ライフ。風邪で声が出ない。おまけにくどいせき。水泳を止めたので気管支が昔に戻っちゃったか?元小児喘息患者ですこれでも。(12.11/22)

漫画屋無駄話 其の3457
▼昨日も今日もコミガレが営業中。連休までぶち抜きでしょう。平日はグラフ類の棚前までがガラガラ。少し熱気が欲しいくらいだ。今朝から『金閣寺』(新潮文庫)を。恥ずかしながら初めて。『禁色』(同)とは異なり、こっちは真面目に純文学してるね。まだ100ページも読んでないが、赤面ものの営業精神というか、生臭い読者への媚びは感じられない。無論、石塔を建てるように書かれた三島由紀夫の小説は、努力賞ものだが基本的に退屈との考えは変わらない。高血圧と湿疹に風邪までプラス。ゲホゲホゲホ。(12.11/20)

漫画屋無駄話 其の3456
▼雑誌の交換は知り合いの編集者が退社したり死亡すると、プッツリ途切れるのが常。仕方ないが困った雑誌も。見本が届かなくなったので、当方も経費節減と名簿から削除する。それを見計らったように再び送って来るのが、『雲遊天下』(前科2犯)。のむみちが書いてるので、臨時に送ってくれたのかも知れないが、態度明確にしろっつーの。カッコつけてアドリブで送られると、対応に苦慮して非常に腹立たしい。その点、雲上編集部なのに毎号送ってくれる、『MUJIN』と『快楽天』の皆様、本当に有り難うございます。(12.11/19)

漫画屋無駄話 其の3455
▼18日は恒例、池袋鬼子母神商店街での”みちくさ市”。久々に好天になりそうなのは心強いが、今回はふくよか美人、あーるあいんさんはお休みなの?毎回、最強の”色物コンビ”として同一場所に出店してるのに。18日は爺さんこと北方人と一緒らしい。乾燥し切った超ヨボヨボ爺さんで、へそのあたりまで冥途に沈んだような方。死に損ないの俺とで”棺桶コンビ”とでも名付けるか?(香典なんか持って来るなよ、まだ)隣室、なかなか埋まらない。ビル自体がボロボロの駝鳥だものな。(12.11/16)

漫画屋無駄話 其の3454
▼何かやっぱりぼけてんだろうか。メディアックスの加藤健次から、旧知の元書評紙の編集者が、俺と同じ病気で最近亡くなったと聞きビックリ。夏に「神田コーヒー」で話したばかりだし、夫婦で仲良く神保町を散策してるのを先日も見た(声は掛けず)。事情通に確認電話をしたら、長く闘病されていた同僚の方だった。無論ご遺族が大変なのは変わらないが、俺とは違う血管系以外での最強の病。加藤に事情説明の電話をすると、病名は勘違いしたが名前は正しく言ったと強情。奴も糖尿の悪化で記憶が時々喪失するのだろう。(12.11/15)

漫画屋無駄話 其の3453
▼pippoのラジオを初めて聴く。堂々たるものだね。この間まで「古書往来座」の外市で、互いに路上で震え合っていたのに、もはや”雲上電波系文化人”。今後は態度を改めねば。ただ直接本人の朗読を聞く際は気付かなかったが、マイク越しだと東京生まれの割にはナマってねえか?(荒川弁とか…)個性だから別にいんだけどさ。いトうの原稿が1本行方不明。棚のどこかにはあるんだけど、見つけ出すのが大変なんだよ。病気以降、この種の金にならない事で時間を喰われてゲッソリ。(12.11/13)

漫画屋無駄話 其の3452
▼高崎駅で足元がスースーすると思ったら、パッチを穿き忘れていた。甘楽富岡の谷間ではまったく気付かず。いかに前橋や高崎が空っ風(赤城下ろし)で冷え込むかが分かる。山間部のより濃いめの放射能まで運ばされるハメになった、気の毒な空っ風。何が除染だよ馬鹿野郎眼めがビュービュービュー!赤城沼、釣った汚染ワカサギは廃棄する決まりだと。罰則はねえらしいから、貧乏人は当然パクパクだ。県内でワカサギやお蚕様、下仁田ネギみたいな風貌の奇形児が産まれるのもすぐ。風が〜泣いている〜ビュービュービュー♪(12.11/12)

漫画屋無駄話 其の3451
▼「書肆アクセス」閉店以来の神保町の悲報ではないか。新装なったはずの「利根」に行ったら、看板も店内も従業員も一新、「むぎなわ」なる女性も入り易い立ち喰いそば屋に。決してまずかったり感じ悪かったりはしないが、付近からアングラ・サイケ時代の臭気は一掃された。『神保町古書街2013』(毎日ムック)で、詳しく「利根」に触れといて本当に良かった。「ごぼう天じゃなくきんぴら天です!」と、力強く俺に説教したデブの兄チャン、首じゃないといいね。メニューは以前に似せている。今のうちだけだろうが…。(12.11/9)

漫画屋無駄話 其の3450
▼『Mate』2月号の仕込み開始。隔月が1誌しかないのに、常に追われてる感じだ。老い先短い人生のためもあろう。ただ、もっとゆったりした青春・中年時代を過ごしたかった気も。このせっかちな性分では無理だろうが。高崎駅構内で福島の物産展が。食べて体内被曝を強化、絆を深めようという趣旨だ。愛想のいい数人の東北美人が魔女に見えた。群馬でもバシャバシャ放射能が降ってるが、より効果ある汚染を欲する人々が居るのだ。凄まじい公共の場所での地獄景色。日常の中の神風特攻隊。軍人恩給めいた物は無論付かない。(12.11/8)

漫画屋無駄話 其の3449
▼以前も触れたが、道を隔てたビルの2階にユニークな事務所が。昼間、電気を一切灯さない省エネ振りに感動してると、次には売り上げ数字のようなモノを、黒マジックで直接窓ガラスにズラズラ。下に住む大家に抗議されたのか、それはすぐに中止。すると今度は薄い紙状の膜で窓を全面的に覆い、中が覗けなくなった(残念至極!)。その事務所が最近移転した。ガックリ。やっぱ強欲な大家と折り合いが悪かったのか?細部にこだわらない大陸的発想が、俺には面白くて仕方なかった。社名をメモしておくべきだった。(12.11/6)

漫画屋無駄話 其の3448
▼今日はアストラに「池田大作より他に神はなし」のカット持参したついでに、奥山嬢を職権で拉致して昼飯に。お互いなぜか1度も入った事のない、すずらん通りのステーキとハンバーグの「アルカサール」へ。外見と違ってゆったりしてて落ち着き、味もまあまあ。場所柄か共通の知り合いでもあった(何ゆえの過去形?)、「書肆アクセス」の畠中おばさんの話題に。畠中さんはここで、巨大なステーキを何枚もペロリと平らげたのかってな話題こそ出なかったが。元司書房のハゲの岡野がブレイクしてるとか。顔も忘れたが。(12.11/5)

漫画屋無駄話 其の3447
▼「三省堂」4階で『古本の雑誌』などには眼もくれずに、オカタケ天皇の『上京する文學』(新日本出版社)と、もう発売になっていた『シナリオ』12月号を(普段は3日。発売後も4階にはない場合が多い)。たまに新刊を買うと余りに高くて震えが来る。震えを止めるためにコミガレ&田村と、日頃のコースを散策。古本祭りは神保町とは無関係な出店者も多いが、所場代も高そうだね。ふっと見た某店の、『新編「昭和二十年」東京地図』(ちくま文庫)が1500円。また倒れそうになった。(12.11/2)

漫画屋無駄話 其の3446
▼つけ麺「大王」と同じビルの地下にあるのが、高田馬場に店舗の多い焼き鳥の「串鐵」。先日ここで久々にランチを。厨房に見覚えのある顔。かつて付近で俺がガンガン外飲みしてた頃、各テーブルの注文を取ってた同世代のオッサンだ(リストラされましたって体臭を発散)。寡黙で愛想は悪かったが、機敏で絶対に間違えなかった。カウンター内で活躍するのも納得。夜に負けないランチタイムの混雑振りだが、ここのしょうが焼き定食、初老男の胃にはやや強烈。けどきれいに食べた。無意味な精力ではあるが。(12.11/1)

漫画屋無駄話 其の3445
▼つけ麺「大王」飯田橋店、遂に外装の取り壊わし開始。甘酸っぱい青春の想い出がじゃなく、中年時代の馬鹿げた事件がここで色々と。『出版業界最底辺日記』刊行の打ち上げを、筑摩の担当と南陀楼綾繁の3人で付近でやり、翌日には全く覚えてなかったが、俺は最後に1人で訪れたらしい。朝気付けばバッグがない。目白通りの植え込みを物色したり、九段下の交番に行ったり大変だった。諦めてた半月後に久々に同店へ。「これ…」2代目は勤務先も知らないし困ってたと。保存しといてくれて有難う!(お礼はしなかった)(12.10/30)

漫画屋無駄話 其の3444
▼事務所を出てすぐのガソリンスタンドの先で、自転車に乗ったわめぞ民に遭遇。感じいい爽やかな青年で(私生活では絶対にDV男だ!)、みちくさ市で良く馬鹿話してるのに、名前が思い出せない。というか、最初から名前を覚えていないよきっと。種々世話になってるのに、我ながらテキト−な男と再認識。古本祭り、何となくだが出店者も客も例年より少ないんじゃ?野田性中国不況の影響か?しばらく振りで「シネマヴェ−ラ渋谷」へ。9ポイントもたまってる事だし。半蔵門線は混むので嫌いだが。(12.10/29)

漫画屋無駄話 其の3443
▼南陀楼綾繁は良く1人で毎月家賃が払えてるなじゃなくて、”神保町のオヤジ版新加勢大周”とでも言おうか。午後2時過ぎのコミガレで、白いランニング1枚で本を物色してる40前後の野郎が。顔がつん堂に良く似てたので、一瞬マジマジと見てしまったが別人だった。どうせなら麦わら帽子をかぶり、棒付きアイスキャンディをペロペロしてくれれば、”コミガレの山下清”になれた。兵隊の位で言ったら、軍曹の気分でかたせ湘のいずみコミックスの原稿整理。上等兵殿程度しか実際には進行せず。(12.10/26)

漫画屋無駄話 其の3442
▼神保町マニアとしては、1年中で一番うっとうしい季節の到来だ。在庫一掃セールのために欠かせない行事なのは分かるが、あの人出にはゲロ吐きそうな神田古本まつり。豪雨を伴う大型台風でも2つ3つ、ドカンと襲来すりゃいいのに(11月18日のみちくさ市は願・晴天!)。「一誠堂」裏の路地で原武史に良く似た中年男を見た。良くある顔だから自信はないが(どうでもいいし)。昨日は久しぶりに休んだし、今日はちょっと真面目にお仕事を。振りをしたと言うべきかも。(12.10/25)

漫画屋無駄話 其の3441
▼数日前に読み終えた『貧国強兵』(森本忠夫・光人社NF文庫)もなかなかだったが(天皇の戦争責任問題以外)、今朝からの『欠陥車と企業犯罪ーユーザーユニオン事件の背景ー』(伊藤正孝・教養文庫)も面白い。本田宗一郎が、松下幸之助と同レベルの人間と知っただけでも収穫。検察・司法の腐敗・デタラメ振りは当時(70年代初頭)から。ホンダN360、高校時代にスタンドでバイトしてたが、給油中にすぐガソリンが吹きこぼれて悩みの種だった。要するに道路を走る棺桶だったのだ。地上のF104とでも言おうか。(12.10/23)

漫画屋無駄話 其の3440
▼三省堂の4階で、アストラの奥山嬢が真面目な顔してO女性従業員に営業活動を。まさか文藝春秋から出た、自著の売り込みしてる訳じゃないだろうが(未確認)。両名に気付かれないように迂回、映画雑誌コーナーで『映画論叢』をと思ったが、出てないので仕方なく『映画秘宝』を。古書センター前のワゴン、在庫整理なのか100円でなかなかの物が。山田稔2冊を含む単行本を9冊を買ったら、腕がポッキリもげそう。やっと『Mate』の原稿整理が出来た。「塩山業界無駄話」の初稿校正は明日だ。「新文芸坐」へ。(12.10/22)

漫画屋無駄話 其の3439
▼みちくさ市の常連で、介護関係勤務の薄汚ない色黒中年男がいて、神保町でも良く見掛ける。ところがコイツ、柄にもなく時々「一誠堂」店頭で従業員と立ち話。今日は田村前で遭遇。「オメーはよう、アソコで本が買えるような身分じゃねえだろう」「おっしゃる通りで。実はフィルムセンターの常連で、顔見知りの方がいらっしゃいまして…」下層労働者の仕事の邪魔すんじゃねえ。かたせ湘の、11月売りいずみコミックスの原稿整理。生原稿をいじっていると、本当に編集してるのだという実感が湧いて来る。(12.10/19)

漫画屋無駄話 其の3438
▼雨で神保町詣でをに中止、「珈琲美学」へ。400円のコ−ヒー代を払う際に、50円玉が1つ入ってたのに気付かず。数日前には田村で1000円札を1枚余計に出した。集中力の鈍化は怖いほど。結局は指差し確認というか、日々の行動を自分で再確認するしかない。脱糞したのを忘れてトイレに行きはしないだろうが、小便だと既にしそうな予感。確認作業事態を忘れるようになると、痴呆の門をくぐったと言えるのかも。スティ−ブ・マックイーン、カッコいいが蝮が黒のタートルネックセーターを着たようでもある。(12.10/18)

漫画屋無駄話 其の3437
▼関係者の皆様、本当にすいませ〜ん!(本物の元祖・林家三平タッチで。今のは偽物。元祖が草葉の陰で泣いているぞ)。『Mate』12月号の見本誌、やっと今日発送しました。見本誌の発送や原稿整理、結構時間喰うのでゲッソリ。まだ雑用(要するに金にならない仕事)は一杯残ってるが忘れて、「新文芸坐」に『ブリット』見物へ。封切り時の富岡高校時代、富岡西銀座通りにあった「中央劇場」(現駐車場)で観て以来。ピーター・イエーツ監督は、『ヤング・ゼネレーション』も素晴らしかった。(12.10/17)

漫画屋無駄話 其の3436
▼老いても秋晴れは勤労意欲モリモリ。まずは『女装奴隷』Vol.3の4色の校正を開けば、今どき丁寧に指定して上げた版面枠指定部分を、なぜかまんま断ち切りに(擬音ズタズタ)。版面概念が営業マンは無論、現場でも教育されていないのだろう(三共グラフィック。他社でも散見)。じゃあ本文をと読み始めれば、ネーム書体が11台全ページ間違っている。他誌と間違えたのだ(オノ・エーワン)。俺も病気以後は物忘れが激しく、両社にも迷惑かけっぱなしで大きな顔は出来ない。が、相当やる気を無くした日ではあった。(12.10/16)

漫画屋無駄話 其の3435
▼三省堂4階では児童労働させてるのかじゃなかった(見間違いでした…)、凸版印刷の製本はひどいでもなかった(これは事実だが)、上着込みで合計3枚着て来ると、やっぱ東京じゃあ暑いな。三信ビル3階のトイレの大の方、まだ使用禁止中。確かに2階と4階のは使えるが、いくら何でもひどいよ。これじゃ方々の空き部屋が埋まる訳ない。忘れられたビルなのかって、家賃はちゃんと払ってますぜ。印刷屋は夕方ギリギリで出稿するな!せめて5時までには何とかしろ。間違いの元だよ。(12.10/15)

漫画屋無駄話 其の3434
▼昨日、今日とコミガレ、道路側に各種雑誌類が積まれてない。こんなに天気もいいのに。つまんねえでやんの。趣味の銀行口座の残高確認。ここ10日間ずっと1491円のまま。これまたつまんねえでやんの。経費節減のため、新幹線定期を回数券にしようかと売り場で尋ねたら、週に3日以上通うと定期の方が得と。なら上京する旅に、1泊して仕事をすればいいのだな。けどそんなにする仕事があるとも思えない。最低限の売上げ目標さえクリア出来ない、モンガ堂の気持ちが少し分かる。初老男は色々とつらいよ。(12.10/12)

漫画屋無駄話 其の3433
▼「あたし、抗議のハガキ書こうかと思って…」愚妻が激怒してる。何でも9日放送の文化放送でのpippoの詩の朗読、かなり良かったらしいのだが、朗読の間にセンチメンタルなBGMが入り、雰囲気ぶちこわしなんだと(俺は聴けず)。昔から騒音には無神経な女房が言うのだから、よっぽどひどかったのだろう。年収平均1300万の職員で構成されてる、NHKの自然記録番組などでも良く経験する。その種の本来不要なぶら下がり仕事で、飯を喰ってる人々がいるのだ(pippoのリクエストならゴミンゴミン!)。(12.10/11)

漫画屋無駄話 其の3432
▼「神田コーヒー」で『週刊文春』を開いたら、奥山晶子嬢の本の特集が見開きでドカン。ビックリ。一種の自社広だが、これでアマゾンの順位が相当上がるんじゃ?肩書きがアストラの社員じゃなく、フリーライターになっててクスクス。確かに待遇は似たようなもん。小林信彦は同誌コラムで、野田豚足総理は岸信介以下だと。同感。官房機密費での連日の大豪遊。しかも大げさな警護付き。菅直人もだったが、成り上がりの浅ましさ恥知らず振りは底なし。官僚(警察・検察・司法も含む)は永遠のニセ民主党政権の持続を願っている。(12.10/10)

漫画屋無駄話 其の3431
▼2時過ぎ、晴れ間が見えるのに雨がパラパラ。軒下コミガレは既に撤収済みだろうと危ぶみながらも、癖で田村前に行って右折すると、何と本体コミガレが開催中。得した気分でゆっくりじっくりグラフ雑誌類をチェック(オール100円)。ここでは単行本類はめったに買わなくなった。3冊500円だと、貧乏人はつい駄書も無理して買う傾向が。後で「ブックオフ」行きじゃ馬鹿らしいし。今週は連日やるって事でしょう。夜は本当に久々に「フィルムセンター」へ。(12.10/9)

漫画屋無駄話 其の3430
▼『向井透史日高屋文学全集』の向こうを張り、『塩山芳明吉野家観察全記録』の完成を目論んでるが、歳を取ると脂っこい食事がどうもねえ…。そりゃともかく、保険金殺人事件の被害者に間違われて、ブッスリ刺殺されないかしら?(タコ多田が季節外れの夏休みを取り、長期タイ旅行とのむかつく噂を聞いて)。今夜は西荻に出張り、古本ナイアガラの面々と懇親会。禁酒中だし本当は行きたくないが、やはり世間との最低限の付き合いはね。俗物です。「モンガ堂」での高額本万引きは、もう少し延期しよう。(12.10/5)

漫画屋無駄話 其の3429
▼田村の100円箱に坪チャンこと坪内祐三の単行本が6〜7冊。いずれも初版だが帯がないせいだろう。右の箱で200円の文庫を選んでたし、丁度500円玉があったから無意識に3冊だけ買う。が、「廣文館」前で早くも反省。素人古本市に来るような連中は、奴の本は既に持ってる場合がほとんど。不良在庫になって「ブックオフ」で処分したら大損だ(1冊20円くらい?)。ああ何て馬鹿なんだ俺って!(欲に眼がくらんだ天罰だヨ)「神田コーヒー」前で店と看板娘の撮影が。少なくとも、ミリオン出版の雑誌じゃないだろう。(12.10/4)

漫画屋無駄話 其の3428
▼専大前の定食屋「三好弥」に行ったら大混雑で、ご飯が2時前には切れお客さんを断わる有り様。景気が回復してるのか?内容・量・味からすれば決して高くはないが、野菜いため定食700円は店構え同様に20世紀風だ。貧乏学生風はまず見ないし。店を出ると再び雨。神保町行きを断念、「神田コーヒー」に向かおうとすると、近くの中華「たいよう軒」が臨時休業。この余波もあるなと素直に納得(オメーにゃ関係ねえだろ!)。業者が来てたようだが、まだトイレが直らない。家賃幾らか引いて振り込むか?(12.10/3)

漫画屋無駄話 其の3427
▼三信ビルのトイレから、トイレットペーパーが消えたとの件は、既に書いたような気がするが、今度は大便所が故障中だから使用するなとの貼り紙。そ…そんな事言われても…。で、2階に行ってみると通常通り営業中。一方で2つある小の一方に故障中との表示(3階の小は両方問題無し)。素人考えじゃ同じパイプのような気もするが。1階の喫茶店、「樹」も同じ状態なら困っちゃうだろう。大体掃除人を近頃はめったに見ない。大家の放置プレイに遭ってるのか?管理する不動産屋にねじ込むしかないか。(12.10/2)

漫画屋無駄話 其の3426
▼世間様並に8時間も働いたらグッタリ。死に損ないは4〜5時間で充分だよ。とはいえ健康な人々同様に日々3食は喰らう。どうもここらが納得が行かないと、愚痴っても仕方ないな。田村は店卸しで今日は休み。神保町の魅力3割減(少し前なら5割減)。再びクーラーを。さわやかさを取り戻しほっと一息ついてたら、かたぱるとが獣姦フェイスを。吐きそうになったが笑顔で迎える。これも仕事だ。意外にも売れっ子らしい。漫画の好みは色々だからな。紙物にこだわりたいと。顔はともかく根性は殊勝だとほめる。(12.10/1)

漫画屋無駄話 其の3425
▼朝から頑張ったせいで、今夜も「シネマヴェ−ラ渋谷」に行けそうだ。最近、毎日東京へ何しに来てるのか分からない。古本屋巡りと映画見物の時間増に反比例、どんどん本業が暇になって行くし。定年年齢だからやむを得ない面もあるが、やっぱり寂しいよ。ただいつまでも老人が上につかえてるのもね。肛門付近の乾燥した堅い便が、奥の軟便をストップさせている、便秘に良くある構造なのかも。これが解消される際は本当に苦しい。やっぱ年金支給の時期と額が少なすぎるんだよ。ブツブツブツ。(12.9/28)

漫画屋無駄話 其の3424
▼先月号の『Mate』、コグチ側に白地の出ちまってる作品が数本。製版・面付けが三共グラフィックからオノ・エーワンに移行した号ゆえ、てっきり同社の臆病過ぎる面付けのせいかと思ったら、凸版印刷の製本ミスらしい。本当にみっともない。まだネームが1行スッポリ切れてる方がマシ。凸版、色関係は悪くないけどね。日本の産業は行き過ぎた合理化で、現場が荒廃してるのかも。あるいはこの種の仕事も、ベトナムかタイでやるべき時期なのか?失われし職人仕事の伝統か?(12.9/27)

漫画屋無駄話 其の3423
▼恥ずかしくて大きな声では言えないが、今度初めて漱石の「吾輩は猫である」全長版をちくま文庫の全集で。当たり前だが本当に面白い。さすがは日本を代表する文豪だ。幸田露伴みたいに、程度が急激に落ちて行くアホな子孫が(石原慎太郎一家程ではないが)、先祖の名前を汚してないのもダンディ。弱点は雑司ヶ谷墓地の悪趣味な墓。よく婆さんが掃除などしてるが、醜悪極まりない(梅毒末期の性器顔負け。未見だが…)。漱石読者の過激分子が爆破でもしてくれれば、その愛国精神に左右を問わない讃辞の声が集中しよう。(12.9/26)

漫画屋無駄話 其の3422
▼最近、1曲の歌が常に口をつく。タイガースのヒット曲「シ−・シー・シー」(作詞・安井かずみ/作曲・加瀬邦彦)だ。理由が下らない。良く行く専大前の中華、「たいよう軒」にはタクシーの運ちゃんの常連客で、ようじを使う際にやたら歯をシ−シー鳴らすオッサンが。不愉快なので車が前に止めてある際は、絶対に入らないようにしている。半月ほど前にも1度。その頃からである。”愛のピエロは数え〜愛の心を〜(中略)シ−シーシーシー”との歌詞が一日中頭の中を。夏目漱石の女房性ノイローゼか?(12.9/25)

漫画屋無駄話 其の3421
▼景気は益々後退してるのだ。1時30分を過ぎてたのに、「小諸そば」は九段下店、すずらん通り店共に長蛇の列で入店出来ず。消費税が更に上げられようとしている。納税者の2倍給料を取る公務員の裏金詐欺行政、NHK職員の平均年収1300万に見られるように、4倍取る大マスコミの捏造報道を信じて、下々は立ち喰いそば屋ライフ。再び連中の罠にはまって、中国や韓国をいくら罵倒しても、少しも腹は膨らまない。つくづく御し易い低能国民だ。アサドもきっとうらやましがってるだろう。(12.9/24)

漫画屋無駄話 其の3420
▼年金支給までまだ6年もあるのかと、思案に耽りつつあくせく。仕事がほとんどないのに忙しい。訳が分からない。通勤疲れで、1日実質4〜5時間しか労働してないせいもあるが…。ただ遠山老人も昔言ってたが、長時間労働を自慢する編集はロクなもんじゃないと。遠山企画は俺が入社する以前から、12時出勤で6時に終了。「活字モノはともかく、漫画はそれでこなせなけりゃおかしいヨ」が口癖。違う理由で遠山企画時代に回帰している。神田駿河台の百瀬ビル、まだあるのか?1階が製本所だった記憶が。(12.9/21)

漫画屋無駄話 其の3419
▼また半ズボンに。湿疹が相変わらずひどい。今月から上信線内にも『灯台』(第三文明社)の中吊り広告が。池田名誉会長の高邁な思想が、甘楽・富岡・下仁田のがさつな人々により広く伝播するのは素晴らしい事だ。『潮』の出稿もあればより勤労意欲が湧く。コミガレでオカタケ天皇に遭遇。小林信彦の目玉が飛び出るような文庫をさらりと手に。今日は残飯で諦めるしかあるまい。昨今、金権野郎の下賤な足跡がないのは気分がいい。「利根」、相変わらずの繁盛振り。回転寿司にはさすがに行く気がしない。(12.9/20)

漫画屋無駄話 其の3418
▼昨日、今日とコミガレが営業。多分週末までぶっ通しでやるだろうな、過去の例からすると。100円均一で『ウィガン波止場への道』(ジョージ・オーウェル・ちくま学芸文庫)、『風狂始末』(安藤次男・同)、『ウィトゲンシュタインセレクション』(平凡社ライブラリー)と(3冊共に帯は無し)、秋の不忍一箱古本市があれば即売れの本を買う。春まで積んどいたらカビが生えるかな。みちくさ市じゃそれぞれ400円にしても売れないだろうし。『ウィガン〜』には凄く痺れた記憶が。他の2冊は未読。今日から長ズボン通勤に。(12.9/19)

漫画屋無駄話 其の3417
▼思わず「軍艦マーチ」を口ずさみたくなる、大中華帝国”漁船”連合艦隊の威風堂々たる雄姿。アジアの盟主様にはかないません。笑っちゃうのが中国の公安警察。社交ダンスを踊るような優しい警備(指導)が、日本裏金警察と街宣右翼・在特会他の関係と酷似。みちくさ市帰りに上信線内で見た中国人グループは、明るく楽しそうだった。同胞が日本では虐められていないのに、我々の行動は恥さらしでは?等のの正論吐くと、でっち上げ逮捕で豚箱入りか。日本でも似たようなもん。麻生邸抗議活動違法逮捕事件は、今も裁判中。(12.9/18)

漫画屋無駄話 其の3416
▼そろそろ金権古本マニア・つん堂が、先月の「盛林堂」での古本ナイアガラの返品・売り上げを持参してくれる時間。毎月全本入れ替えが基本だから、うかうかはしてられない。一方、16日の日曜日は鬼子母神商店街でのみちくさ市(午前11時〜午後4時)。日本一シビアなお客さん相手に苦労しそうだ。一体俺の本業は何だったっけ?『Mate』関係の下描きがドカドカ入稿。ネーム指定は週末自宅でやるしかないな。コミガレ、最近空いてる。100円均一雑誌には珍しい物が出てるけどね。単行本はまず買わなくなった。(12.9/14)

漫画屋無駄話 其の3415
▼街を行く短パン姿は減って来たが、手足・腹部・背中の湿疹は相変わらずで(顔面にはなぜか出ない)、とても長ズボンになる気がしない。ただ午後11時頃、上信線から降りる時はさすがに涼しい。その上信、高崎駅寄りに新駅設置と。勝手だが、上州ドコジキ鉄道らしく、またもや高崎市を中心とした沿線自治体に、設置費用をたかるのだと。通学学生・老人・子供を人質にやりたい放題。鉄道とはいえ所詮は民間会社。いつまでも人のいいヒモにされてないで、「勝手に廃線にしたら」と突き放し、職員給与も大幅に下げさせろ。(12.9/13)

漫画屋無駄話 其の3414
▼照れたのか名乗らなかったが、タコ多田が間違い電話をさっき漫画屋に(見え見えだヨ)。物忘れに加えて、互いにこういう面にも一種の後遺症が。更に機敏さもかなり退化したようだ。物に良くぶつかるのだ。昔は体が自然に回避行動を取っていたのに。転倒だけじゃなく、絶対に勝てない車両との衝突も用心せねば。今日はめでたく「たいよう軒」の冷し中華を。待つ間に老眼鏡を忘れたのに気付く。仕方なく取りに1度戻り、神保町へ出直す。そのまま帰っても問題ない日ではあった。(12.9/11)

漫画屋無駄話 其の3413
▼『苦役列車』同様に、15日公開の『天地明察』も大コケ必至か?(「三省堂」の全従業員がTシャツ着て、店内もポスターだらけ。確か『人間失格』も…)。懲りない配給会社だなんてコタどうでもいいが、昼飯は「三好弥」のカツカレー(600円)。あっさりしてて「南海」のより好き。本当は「たいよう軒」の冷やし中華(800円)の予定なるも、店頭に常連のタクシーの運ちゃんの車。この人は食後に、夏目漱石の奥さんと同じく歯をシーシー鳴らす。震えるほど不快だが、家族・縁者はともかく、俺も他人にはさすがに…。(12.9/10)

漫画屋無駄話 其の3412
▼元「東京堂ふくろう書店」って、新小岩の不動産屋の妾のパンティ風な悪趣味な看板を掲げてるから、洋風居酒屋にでも変身したかと思いきや、まだ一応本屋なんだね。ボラれそうで怖くて入店出来ない。持ってる携帯がマッチ箱に見えた(検便用という訳ではない)、畠中さんが神保町の方々に転がってる姿を見なくなって久しい。「兵六」の周囲に荷物を置いていた、おばさんホームレスはとっくに姿を消したし。上半身裸のやせたオッサンホームレスは既に長老格。神保町生活40年なんてあっという間(73年以来)。(12.9/7)

漫画屋無駄話 其の3411
▼午後、アストラに拙稿のカットを持参したら(デモ用プラカード)、奥山嬢がいつもにも増してお美しい。聞けば夜、不忍ブックストリームに出演と。あんな色っぽいノースリーブ姿じゃ、俺なら完全に首筋や脇の下をバター犬しちゃうが、不忍にはそういうふらちな奴はおらぬな(南陀楼綾繁にもその程度の覇気が欲しいトコ)。Digでも藤木TDCセンセイが、不忍放送終了の頃に紹介してくれるかもと。版元(文藝春秋)が全然宣伝してくれないんじゃ、自分でやるしかないよ。(12.9/6)

漫画屋無駄話 其の3410
▼この夏は例年に増して湿疹のかゆみに悩まされてるが、昨夜は1階の自宅居間に無断侵入して来た、15センチ位あるムカデに左足中指をかじられた。幸い腫れたりはしなかったが、愚妻は恐怖で発狂状態。ボロで掴んで2つに引きちぎり復讐を果たし、庭にポイ!今朝、発狂女が覗くとまだピクついてたので、液体洗剤の刑に処したと。昔はこんな事はなかった。周囲の竹やぶの膨脹と無縁ではないはず。俺、芋虫は苦手だが、蛇やムカデはそうでもない。芋虫はあの色・模様が耐えられない。ただムカデ、放射能で巨大化しないといいが…。(12.9/5)

漫画屋無駄話 其の3409
▼1時過ぎ、結構雨が強かったから久々に神保町詣では休み、カレーの「エース」、ないしラーメンの「秀栄」から、「珈琲美学」コースかと予定してると、30分もするともう青空が。まるで群馬の天気だ。仕方なく(?)神保町へ。無論、軒下コミガレは引っ込めたままだが、貧乏人に近頃冷たい田村は営業(4〜5冊買う)。「ブンケン・ロック・サイド」は店頭105円ワゴンが総ビニ本状態。「@ワンダー」の外壁は、奥の数棚のみ濃緑のビニール装のまま。雨へのスタンスにも店の個性が感じられる。別に面白くもないが。(12.9/3)

漫画屋無駄話 其の3408
▼専大大学院の並びにある「梅もと」、結構広い店舗のせいもあるが、いつ前を通っても閑散。無論、俺も2〜3度は入った。量が少ないのは致命的だが、味は「富士そば」よりはマシと。ただ味より何より腹を満たしたいだけの貧乏人は、「ゆで太郎」か「小諸そば」を選ぶよ。神保町帰りに寄る「神田コーヒー」ヘの通り道だから、毎日のように入りをチェックしてるが(誰も頼んでねえ!)、なかなか厳しい感じだ。早退して久々に首相官邸前デモへ。早めに引き上げて「神保町シアター」行きかな。(12.8/31)

漫画屋無駄話 其の3407
▼竹書房から刊行された本のみを素材に、”いがらしみきお論”を仕上げるようなもの?北林谷栄と並ぶ名老け役女優、賀原夏子の『明日にむかってねる』(劇団NLT’04)を読んでるが、映画関連の事が全然登場しない。無論名文家なので面白いが(武藤良子タッチ)、初演配役・劇場名が記載されてなかったり、編集がズサン極まる(奥付で書名ミスも)。所属劇団が発行するからこそ、彼女の全体像を私益抜きに検証・網羅すべきだった。今井正版『あにいもうと』での秋吉久美子のお母さん役、ため息が出るばかりの名演だったよ。(12.8/30)

漫画屋無駄話 其の3406
▼最近「吉野家」にも今一つ個性的な客がおらずガックリしてたが、先週また発見。まずは同世代のオッサン。注文に対して実に横柄。「うん。それでいいから、うん!」お前よう、会社でバイトの姉チャンに郵便局に行ってもらうのと訳が違うぜ。組織での身分関係を、そっくり外食産業にまで持ち込む糞馬鹿野郎。神様の客とはいえ、決して彼女らより偉い立ち場ではない。まあ、あの歳ではもはや矯正不可能だろうが。若者にも馬鹿客は当然。明日は自宅仕事なので、明後日に詳しく書く予定。(12.8/28)

漫画屋無駄話 其の3405
▼「盛林堂」(西荻窪)での古本ナイアガラ仲間でもある、旧知のH君には気疲れさせてしまった。某社絡みの小さな原稿書きの依頼を受け快諾したが、責任者が俺だけは絶対に許さないのだと(忘れてたが、最近本欄で同版元の悪口を書いてたらしい)。気にするなよ2枚目どじょうのH君。結局、蟹は甲羅に似せて穴を掘るという事だ。益々経済的に追い詰められてる昨今、緊縮策を種々練る。新幹線定期を普通に換える手も。ただ20時30分には上野を出ねば。「フィルムセンター」にも「シネマヴェ−ラ渋谷」にもまず通えない。(12.8/27)

漫画屋無駄話 其の3404
▼昨今、我々ドブ客は全く相手にしてくれない、田村をチラリ覗いてコミガレへ。折原一、立原正秋、井伏鱒二、島尾敏雄、大江健三郎…かつての人気作家が投げ売り状態。『月刊PLAY BOY』の山の間から、懐かしのエロ劇画誌を数冊。創刊号ばかり。熱心なマニアはエロ本にまで触手を伸ばしてるのだな。新聞の号外マニアとか、世間には色んな人がいる。余りの熱さに3週連続で官邸前デモをさぼる。昔はこういうのを日和るとか言った。日本の明日より自分の健康ですんで。来週は駆け付けたいと(当てにならないが…)。(12.8/24)

漫画屋無駄話 其の3403
▼最近また新人さんの投稿がポツリポツリ。全般に技術的には向上してて、以前ほどひどいのはないけれど、一番肝心な女性キャラに難があるような。俺の趣味がオッサン化してるだけならいんだけど。10年くらい前、とびひになって以来の湿疹が今年は一際ひどい。かゆくってかゆくって。塗り薬で一時的には治まるが、再び別の場所にプチプチが。小学生時代にもとびひに。中高時代はにきびだし、皮膚病には一生悩まされてる感じ。色黒の人がうらやましい昨今。隣室が静かすぎて寂しいなあ…。(12.8/23)

漫画屋無駄話 其の3402
▼強制収容所の逃げ遅れたゲシュタポが、連合軍兵士に向かって「同じ人間じゃないか。仲良くしよう!」と言ってるが如し。昨日以来のNHK、東京、上毛(共同配信か)他を見ての思い。山本美香と俺たちは同業者だと盛んにプロパガンダ。戦場は無論、福島原発の50キロ圏内にも業務命令を楯に足を踏み入れない、年収だけは一般人の3倍も得てる特権階級が何をほざいてるのか。新聞労連・日放労・民放労連は東電労組と同一。一方で組合大会では口先のみでリベラル振る。裏金機動隊の同志のくせに。くたばれ!(12.8/22)

漫画屋無駄話 其の3401
▼タコ多田が去年の灼熱地獄下の、吉田婆ちゃんとのコンビによる緊急応援作業のつらさを思い出したらしく、「無理しねえで休んだ方がいいよ。また倒れられても困るしよぉ」。その言葉に甘えて明日は自宅仕事の予定。だが、大工さんが作業中で夕方の5時までは落ち着かない。つん堂情報に寄れば、今月の俺の「盛林堂」の棚、先月ほどの勢いには欠けると。7月の結果に調子づいて、高いのばっか揃えたしな(みちくさ市の売れ筋平均単行本価格、400円の4〜5倍)。一考を要するな。昼飯ついでに文庫本でも補充に行くか。(12.8/20)

漫画屋無駄話 其の3400
▼『時代小説盛衰史(上)(下)』(大村彦次郎・ちくま文庫)、面白くて一気読みさせるが、登場する作家の性格・世間のしのぎ方は、実に不愉快な野郎揃い。他の文学史には抱かない感慨だ。出版資本の売り上げ至上主義、読者の導かれたがり根性、作家の純文学コンプレックスが混合した悪臭だろう。映画関係の本では、脚本家メインのモノに似た香りがする。こちらは監督コンプレックス。両者共に一門で徒党を組みたがるのも一緒。久生十蘭や笠原和夫はやっぱり偉いのかも。九段のエロ爺さん(坂崎重盛)がニヤけた解説を。(12.8/17)

漫画屋無駄話 其の3399
▼それに懲りてか、法定文字に加えて、作家名にだけは用心するようになった。お陰でタコ多田のように、サインペン片手に戸田周辺の製本屋に駆け付ける事態だけは、35年間で1度もない。一方でその2点だけ気をつけてれば、細かいネームの誤植など大した事ないとどこかで(絵を見れば分かるし…)。そういう根性を、今月末売りの『ぶっかけ!!』進行中に、さどっこから批判される。連載のある回にやたら誤植が。「病気以来ボケ気味で…」とごまかしたが、誰もが許してくれる訳じゃない。反省しなきゃな(素直!)。(12.8/14)

漫画屋無駄話 其の3398
▼今回の外市では売上げ面以外でも赤っ恥を。「藤井書店」の箱だったと思うが、エロ劇画全盛時代に人妻モノで一時代を築いた、沢田竜治の特集本が。B5反平とじの『愛の狩人』(芸文社)だ。隔月くらいで出てた、コミックブックシリーズなる再録の特集本の1冊。同誌は俺が遠山企画に入社後1年もしないで編集したが(77年頃)、作者名に2種類もの誤植を。遠山さんにも作者にも本当に恥ずかしかった。それが今になって突如出現するのだから、考えれば恐ろしい職業だ。他の雑誌の陰にこっそりと隠した。(12.8/13)

漫画屋無駄話 其の3397
▼コミガレにエログラフ誌が100円均一で数十冊。モデルを選んで『写楽』を4〜5冊。間に『ヤングキッス』と『劇画ブッチャー』の創刊号が。何となく義理買い。後者はまだ山崎邦紀は担当してない時期のよう。前者はタコ多田編集長が一水社創立以来の返品記録を樹立し、さすがに首切りの噂も出た、エロ劇画からロリコン漫画への苦悩期の漫画誌。小鈴ひろみ、すぎうらあきと、野口正之、スノウチサトル、きしもとのり(現松文館社長)、ほんまりう、大原礼為、いがらしみきお他のメンバー。誰も死んでねえの?(つまらん)(12.8/10)

漫画屋無駄話 其の3395
▼惨敗した外市の一角に、わめぞ連中に比べてかなり育ちの良さそうな姉チャンらが出店、夏葉社の新刊を大々的に販売。見覚えのある1人に言う。「ここって何であれほどチヤホヤされんだ?昔の本を高え値段で再刊してるだけじゃん。金と暇がありゃあ誰だって出来る。新人作家育ててる訳でもねえし。版元界の黒岩比佐子かっての」「そ…それは私たちより社長さんに直接おっしゃった方が…。昨日も見えてました」「経営者には恨みも興味もないの。チヤホヤする自称腐れ読書家どもがむかつくだけで」「………」明日も暑うなるぞ。(12.8/8)

漫画屋無駄話 其の3394
▼仕事や冠婚葬祭の類いが重なり、5日間も映画を観てない。さすがに本は読んでるが、片肺飛行してる感じだ。『AMENITY』の原稿が遅れて『記録』が終わらない。奥山さんすいません。美ケツに触らせてくれればもっと早くアップしたのに。今夜と明日の早朝で何とかしよう。ちょっと頭痛。まあ血圧は低いので大丈夫だろう。ここ数日で新幹線が混雑し始めた。「小諸そば」九段下店の兄ちゃん、丁寧だが仕事が遅くて長蛇の列。先輩及び本部は何とかしろ。3回ほど入店を断念し、「三好弥」に回った。ここも安くてうまいが。(12.8/7)

漫画屋無駄話 其の3393
▼大洋図書ビル屋上の広告スペースが、いつまでたっても埋まらない。俺には関係ないが(同社からはコミックスネット販売印税が、チョロリ入ってるけどね)、出勤コースから良く見えるので気になって仕方がない。雨で神保町通いは休み。半年振りで床屋へ。精力は昔から全然ないのに、髪だけはぼさぼさ生える。安いカツラ姿のオッサンを見ると、マジで分けて上げたくなる。ただ皮膚まで移植するのは嫌だよ。惨敗のだった外市(多分俺以外の参加者も)、しばらく休んで捲土重来を期すと向井透史。期待してるぜ。(12.8/6)

漫画屋無駄話 其の3392
▼平均年収1300万維持の為に、オリンピックを発狂的に報道、原発&オスプレイ+消費税隠しに必死の、NHKが涙ぐまし過ぎるじゃなかった、『Mate』10月号(8月17日発売)の名ネーム。「小夜子なりのお礼をしてやるよ」(オイスター「狂れ腐れ焦がれる」5ページより)。何でもない台詞のようだけど、事情通が聞けば震え上がりますぜ。カワディMAXにもいいのがあった気がするが、指定紙が見つからない。まさか捨てたはずはないが。官邸前デモ、今日は暑いのでお休み。先週もシッカリ出たし、倒れても困るしな。(12.8/3)

漫画屋無駄話 其の3391
▼今夜は70年代に部落解放同盟や新左翼各セクトに、さんざっぱら批判された今井正監督の、『橋のない川』が「フィルムセンター」にかかるので、朝から胸をワクワクワク。所が『Mate』10月号の校正が夕方ドカドカ出稿。涙を飲んで8時すぎまでお仕事。”差別映画”とのレッテルの空虚さを確認したかったのに。連中、『人間革命』は放置してるのに、同作は絶対に明大内では上映させなかった。共産党員の同監督作品を攻撃することで、解放同盟に忠節を誓ったのだ。まるで陛下の赤子である。(12.8/2)

漫画屋無駄話 其の3390
▼理由は分からないが、夏休みに入ってから新幹線が妙に空き始めた。いつもと逆のような気が。ただ糞ガキ共の馬鹿騒ぎは相変わらず(特に新潟方面からの親子連れ)。昔は良く連中に負けない大声で怒鳴り付けたが、昨今は血圧の問題もあるのでぐっと我慢。却って体に悪いのか?そういや帰りの高崎止まりのたにがわ号も閑散。お金に余裕のある連中は、妻子を西日本に避難させているのか?いよいよ映画『フリークス』の世界が、眼前にパノラマ島奇譚状に展開する訳だ。「お母〜さん!!」(12.8/1)

漫画屋無駄話 其の3389
▼お隣さんがわざわざ引っ越しの挨拶に見えた(手みやげまで持って)。埼玉方面へ移ると。「竹書房から遠すぎませんか?」というと、何と『実話時報』は廃刊になってしまうのだと。裏金捏造警察の天下り拡張法案こと、暴対法の余波だろう。エロの次は暴力。赤や無政府主義者から、まず弾圧された戦前と同じ轍だ。馬鹿な日本国民は、自分に”召集令状”が来るまで他人事。小沢一郎ほどの男さえ、日本の腐敗官僚は葬る権力を持っている怖さに気付かない。馬鹿は死んでも直らない。何が政治と金だよ。ケッ!(12.7/31)

漫画屋無駄話 其の3388
▼他に問題がない訳ではないが、ことネームに関してはカワディMAXは超優等生だ。『ボクをいじめてください。』掲載、「少年いじめ」のネームデータ校正をしながらつくづく思う。好善信士や朝比奈まことだと、最低2倍の手間を要する。出井州忍(谷間夢路)もそうだったが、いくら説教されてもこれは直らない。昔は部下にその手は押し付けたので問題なかったが…。ネーム打ちはともかく、指定までは女房に任せられない。任せても直しで逆に泣きを見そうだし。実質今日は7時間も働きそうだ。偉いね俺様も。(12.7/30)

漫画屋無駄話 其の3387
▼せっかくメガホン(緑色)まで100円ショップで買ったけど、今夜の官邸前デモは早めに切り上げ、東西線経由で西荻窪に出て、「盛林堂」に寄ってみよう。失礼な話だが、あそこでは本を売ってもらうばかりで、棚をじっくり見た試しがなかった。映画館関係はかなり揃ってた感じだし。「ラピュタ阿佐ヶ谷」にまで行ける時間的余裕はなさそう。三信ビル、最近掃除のおばちゃんを余り見掛けない。大家さんの手抜きではなく、単なる俺との時間的ズレである事を祈ろう。(12.7/27)

漫画屋無駄話 其の3386
▼最近一番驚いたのは、地元で『西毛文学』を主催、詩人であり『リアリスト萩原恭次郎』『大手拓次曼陀羅』他の著書のある、斎田朋雄が今月の15日に死去してたとの報。97歳。とっくに亡くなったものと思っていた。更に驚いたのは、『上毛新聞』が20日付けで一般訃報欄でしか報じなかった点(俺の父ちゃんと同じ)。3面写真入りが当然。さすがは死の灰は気の持ち用で安全と、社説で書くドコジキ新聞だけはある。共産党系文化人への差別か?無論、これは斎田自身には非常に名誉な事である。(12.7/26)

漫画屋無駄話 其の3385
▼今月の『Mate』の読者乱「ズンドコジョッキー」、いつもに増して投稿ハガキが少ない。20世紀末からの傾向だが、こうも少ないと1人喋りを得意とする俺も苦労する(メール投降もさっぱり増えない)。橘孝志のイラスト投稿欄「もんでなめてグイッ」も、今は4ページあるが減ページを考える時期かも。四方八方から追い詰められている。これで野田豚足首相の思惑通りに消費税が上がると、死体に十字架を打ち込まれるようなモノ。早く奴を誰か始末してくれ。(12.7/25)

漫画屋無駄話 其の3384
▼神保町の名物、「いもや」の各種店舗が、一昔前に比べて閑散としている。アソコはとんかつもてんぷらも600円以上はするから、「松屋」や「てんや」に慣れた若い人には、高く感じるのかも。客に占める高齢者の割合も高い。明大夜間部時代はとんかつの店に行って、お代わりしてはご飯を一粒残らず食べた(きれいに食べると、大盛りやお代わりはタダ)。最近は全然行かない。ストイックで清潔な店内が、鬱陶しくなったのだ。田村店頭で60年代、未所持の『キネマ旬報』や『映画芸術』を7〜8冊。(12.7/23)

漫画屋無駄話 其の3383
▼5週連続での首相官邸前抗議行動に参加する予定で、昼飯前にプラカードの補習や、追加文(オスプレイを撃墜せよ!)まで書き込んでたけど、さすがにこの雨じゃなあ(風邪ひくと明日の「みちくさ市」に参加出来ない)。裏金機動隊との面白怒鳴りっこ後に見物予定だった、「丸の内東映」の『苦役列車』に直接行こう。官邸前は逃げてく訳じゃないし、来週また駆け付ければいい。雨降りはさすがに閑散としてるコミガレ。ところが一瞬でも雨が止むと突然ラッシュ。人々は何処に待機しているのか?(やっぱ新刊本屋で暇つぶし?)(12.7/20)

漫画屋無駄話 其の3382
▼ヘンテコな映画だったなぁ、武智鉄二監督の『源氏物語』(昨夜の「シネマヴェ−ラ渋谷」)。浅丘ルリ子や芦川いづみまで出ているアングラ映画とでも言うか…。映画自体は凄く山崎邦紀してたけど、捨て難〜いにがり味が。もう1回観たいような気も(部分的に寝ちまったし)。21日、池袋鬼子母神通り商店街の「みちくさ市」に、またも懲りずに参加(今回は午後2時から6時)。”池袋のふくよかなる妖女”、アールアインさんとの謎のコンビも復活。くも膜下出血発病・手術1周年記念日でもある。(12.7/19)

漫画屋無駄話 其の3381
▼今週はずっと開催中のコミガレで『リュミエール』を4〜5冊買い、冷房の効いた三省堂をゆっくり横切って、「かんたんむ」ヘ久々に。つん堂の野郎が相変わらず極悪な値付けを。万引きしたろうと思ったが(草森紳一や杉作J太郎)、女性の店番がレジに2人も。一方、四谷書房は良心的値段だがロクな本がない。世の中ままならぬな。少し前、「シネマヴェ−ラ渋谷」で間違って「新文芸坐」の会員証を出したばかりなのに、昨夜は「新文芸坐」で逆を。ホント、ここらの集中力のなさは盆栽ぼけ老人の、冥途への一服の域。(12.7/18)

漫画屋無駄話 其の3380
▼今日も「小諸そば」で1人見掛けたが、そばをゆでてるために、食券が5〜6枚カウンターに滞留する時間帯がある。皆さん順番に並べてるが、後から来て自分のを強引に一番前に滑り込ませる奴が(中高年に多し)。無論、チェーン店従業員のここらの教育は徹底してるので、すぐに並べ替えられてしまう。が、この種の阿呆は昔から盗人同様に絶える試しなし。「人を押し退けてでも前に出ないと、世間では喰っていけない!」幼い頃、両親にそう教育されたのか?お陰で確かに喰えてるが、立ち喰いそば屋じゃなあ…。(12.7/17)

漫画屋無駄話 其の3379
▼お隣の『実話時報』編集部が今日引っ越しを。エロと暴力が仲良く隣あってたのに寂しい。移転費用なんかないから、俺はもうここに骨を埋めるしかない。もっときれいな所を墓地にしたかったよ。今日のコミガレ、妙に淫靡な空気が支配してると思ったら、やはり坂崎重盛老がニヤニヤ。俺たちの税金は、この世代の荒淫な老後に全部遣われてしまうのだ。まだ民間人ゆえ許せるが…。今日は官邸前に遅めに行って、解散前後の騒ぎを見物して来るつもり。裏金ゴロツキ公安の猿芝居が見物出来るかも。(12.7/13)

漫画屋無駄話 其の3378
▼久々の昼時の雨で神保町通いは休み。「秀栄」でメンマラーメン(600円)。パラパラしてた店の『乱』(リイド社)の最終ペ−ジに、結構長い謝罪文。武光誠という漫画家の作品を、勝手にネット配信した事に関してだ。小さい文字ながら分量は多く、老眼鏡にはつらいので途中放棄。他人事ではない一件である点は理解する。「珈琲美学」は満席。夏目漱石の『三四郎』(新潮文庫)を数十年ぶりで今朝から。ヒロインは大いに知的かつ悩殺的。高校時代は当然理解出来なかったが。ふむふむ。凄くエロいな。(12.7/12)

漫画屋無駄話 其の3377
▼27日売りのいずみコミックス、朝比奈まことの『美少女秘所いじめ』はページ不足のため、4ページ分描き下ろしをしてもらった。題して「5年2組ワレメ検査」。清々しい題名はともかく、この分は白焼きを事前に出させた。アマダレが斜めになってないネームに数カ所赤字を入れたが、今日青焼きを見ると直ってない部分が。三共グラフィックも相変わらずだと、最初の白焼きを一応確認する。”意外にも”俺のチェックミス。すぐ横を訂正してるのに…。ボケはこういう点から面へと、次第に拡大するのであろう。(12.7/11)

漫画屋無駄話 其の3376
▼首相官邸前抗議行動に対する、裏金ゴロツキ機動隊の不当干渉が怒りを呼んでいる。出口を4番しか使わせなかったり、勝手に国会議事堂前駅を閉鎖したり。強制的職質・持ち物検査同様の違法ハレンチ行為。応援演説に来た森ゆうこ、田中康夫、亀井静香らは国会で腐敗警察を徹底追求すべし(今週も行こうっと)。今夜は小学校時代からの夢、『黒い雪』がやっと観られる。楽しみ。昨夜の『紅閨夢』を再見して思ったが、武智映画は渡辺文樹や山崎邦紀映画とどこか似ている。修行や技術、精神論を完全にシカトしてるし。(12.7/10)

漫画屋無駄話 其の3375
▼軒下コミガレで、肥満気味の高田次郎と遭遇。「映画ですか?」と尋ねられたが、いくらお茶ひき編集者でも、午後2時からの「神保町シアター」通いは無理(今夜は「シネマヴェ−ラ渋谷」だが…)。今日はつん堂のように育ちの悪さ丸出しで、図々しく20〜30冊も買う事なく、お上品にお5冊ざんす。「澤口書店」、かなり店頭陳列の舗道占拠を後退させたね。商売熱心なのはいいが、歩行者に迷惑をかけてはいけない。「キムラヤ」、いつの間にか「ヤマダ電機」の傘下に。異心同体・師弟共戦の心強い仲間だ。(12.7/9)

漫画屋無駄話 其の3374
▼裏金機動隊の、腐った小姑のような干渉がうっとうしかった官邸前抗議行動後に(嫌がらせを繰り返せば、来週は参加者が減ると思っている犬心)、古本ナイアガラの西荻「宝麗華」での宴会へ。10人チョイの会だったのに、俺以外にも2人の抗議行動参加者がいてビックリ。古本好きは出歯亀根性も豊富。pippo女王と帰りは新宿まで一緒。近代詩布教の場でもある、問い面形式での古本市が、不忍しか無くなってる状況を何とかしたいと。好みはあろうが、彼女が参加すると何でもイカれ盛り上がるよ。(12.7/7)

漫画屋無駄話 其の3373
▼タコ多田、緊急内視鏡検査の結果、胃ガン発見なら超面白かったのに、何でもなかったと。ガックリ。でも、手の付けようがなかったので、奥さんにだけこっそり連絡が行ってる可能性も。ヒヒヒヒ。先週はさぼったプラカード作り。さっき安っぽいのを即席で。今夜も行きます官邸前。西荻での古本ナイアガラの宴会は、8時かららしいので充分間に合う。先週ほどは集まらないと思うけど。あちこちで同窓会景色が見られたが、残念ながら俺は今の所は。アストラの奥山嬢も誘ってみるか。(12.7/6)

漫画屋無駄話 其の3372
▼クーラーにやっと慣れて来た。次第に頭痛がしなくなるので分かる。ただ腹が落ち着かない。昼食に、仕事絡みで高級中華ををゴチになったせいだろう。明大夜間部時代、旧古書会館内にあった第一書房でバイトしてた頃、社長の親戚のお姉さんにうなぎを奢ってもらったら、下痢になり大学のトイレに駆け込んだのを思い出す。やっぱり「利根」のげそ天そば(340円)や、「三好弥」の野菜いため定食(700円)の方が落ち着く。最近、お隣の『実話時報』編集部が静かだ。(12.7/4)

漫画屋無駄話 其の3371
▼昼頃、1時間ばかり初めて冷房を。気分が悪くなったのですぐに切る(昔から体質的に嫌いで、慣れるのに時間がかかる)。まだ短パン通勤ではない。それどころか新幹線通勤は長袖が必須条件。Tシャツ1枚じゃマジで冷房で凍え死んじゃう。走る『八甲田山』だもの。今週の金曜日の官邸前抗議行動は、古本ナイアガラの集まりがあり行けそうにない。6時30分頃まで怒鳴りまくってから、西荻に遅刻して参加するという手もあるが…。迷い所ではある。映画・古本・デモ。イカす知的初老ガイの基本である。(12.7/3)

漫画屋無駄話 其の3370
▼神保町から帰ると三信ビルの前で、ヤマトの配達員が2人も待っていた。1人はいつもの人。もう1人は航空便専門の人。同じ会社でも縄張りがあるらしい。今朝は愚妻の転がす車で、『文学賞の光と影』(小谷野敦・青土社)の、榛葉英治の下りを呼んでて馬鹿声で爆笑、凄く気持ち悪がられた。なるへそ。榛葉は『ポケットパンチOh!』などにもエロ小説を書いていて、おかずにしたよ高校時代。古臭くて下手っぴなトコが、エロ小説の場合は妙な臨場感を醸し出したりもするのだ。(12.7/2)

漫画屋無駄話 其の3369
▼今日は早めに仕事を終え(やる事がない。トホホホ)、NHK他では存在しない事になっている、総理官邸前抗議行動にアリバイ的に参加後、「シネマヴェ−ラ渋谷」に回り、『実録・私設銀座警察』の後半、及び『博徒外人部隊』を観よう。後者は19時35分からの上映。普段なら東京駅発の21時28分の、俺にとっての最終あさま号に間に合わないが、金曜日は上信の最終が23時15分に(普段は22時25分)。沿線市町村から巨額の資金援助を受けてるのだ。毎日そうすべきだが、タクシーの儲けが減るのを怖れてるのかも。(12.6/29)

漫画屋無駄話 其の3368
▼気取った改装がむかつく「東京堂書店」にはあるのかも知れないが、出来たら行きたくない(暗くて転倒しそうだし)。そう思って三省堂で探してるが、なかなか見つからない『死ぬまで編集者気分』(小林祥一郎・新宿書房)と『文学賞の光と影』(小谷野敦・青土社)。視力の衰え?来月27日のみちくさ市に、誰かが出品してくれれば助かるが。いずみコミックス『美少女秘所いじめ』(朝比奈まこと・一水社)の入稿。来月中盤までは地獄のように暇。8月に反動が来る。素人古本市あったっけなあ…。(12.6/28)

漫画屋無駄話 其の3367
▼昔は打ち合わせや原稿取りで良く乗った、真っ昼間の中央線。ちょっとした用で本当に久々に。やまだのらはまだ吉祥寺に住んでるのか?西荻窪で降りたが、かわもりみさきもここらだったような気も。段・玲児、笹沼傑嗣…色んなエロ劇画家が住んでいた(かわもりはロリ)。喫茶店代、交通費、そして往復数時間もの手間。今では考えられない鷹揚さ。それで版元も下請けも、充分に回収出来た時代だったのだ。古本など全く興味がなかった、20世紀末の約20年間。(12.6/27)

漫画屋無駄話 其の3366
▼かりんとうが好きになった昨今。和菓子は10年以上前から積極的に食べてるが、いくら酒は飲まないからって、糖尿にならないか心配。別に名店のじゃなく、ファミマのをポリポリポリ。パン類はセブンに比べて数段落ちるが、こいつはいける…でも考えたらセブンのかりんとうは喰った試しない。やっぱ両方味あわないと公平じゃないな(無論、パン&サンドイッチ類は食べ比べた)。軒下コミガレが元に戻って一安心。先週はかさばる単行本処分週間だったのだろう。(12.6/25)

漫画屋無駄話 其の3365
▼専大交差点で古い知り合いの活字系編集者に会う(白髪&ハゲ)。団塊世代の定年退職同業界再就職組(運がいい)。「神田コーヒー」で久々に世間話を。俺の病気は知っていた。共通の知人が肺ガンと。数日前、これまた旧知の若い編集者から、大腸ガン手術の連絡を受けたばかり。後者は田舎の親御さんの遠距離介護中だ。『エンディングノート』のように、長寿の親より介護してる子供が先にという例は、全国に腐るほどあるのだ。さてそろそろ国会議事堂前に。プラカードも完成したし。映画は休みだな。(12.6/22)

漫画屋無駄話 其の3364
▼パラパラ雨。久々に神保町詣でを休み、カレーの「エース」でささみフライカレー(480円)。そして「珈琲美学」へ(400円)。竹書房のT女史と2年振り位で遭遇。こっち方面は雨の日以外は来なくなっちゃったから。『ジェルミニィ・ラセルトゥウ』(ゴンクウル兄弟・岩波文庫)の残り。訳文(大西克和)は変なトコに点が入ってて疲れるが、後半盛り上がる。1953年に初版で43年後に4刷り。同文庫としては異常な売れなさだが、こんだけめいる内容では仕方あるまい。俺には非情に面白いが。(12.6/21)

漫画屋無駄話 其の3363
▼つん堂のウンコ色の顔や俺のアバタ面を見たくないため、わざとレジの美女がそう指示したのかと、妙に自意識過剰になってしまう、昨今の軒下コミガレ。100円文庫はほんの一角に追いやられ、3冊500円の退屈な時代小説単行本の山(実は読んだ経験がない執筆者揃い)。それでも、星新一の文庫をゴッソリ買ってるお兄さんを見掛けた。節約を要求されるのは電力ばかりではない。原稿料の総枠もだ。下がる一方。今、編集や漫画家が紙モノで生き残る上での、光明なき宿命である。(12.6/20)

漫画屋無駄話 其の3362
▼もう10年早いと悲惨だったけど、功なり名を遂げて教壇に立つ身でもあるし、小林旭のリサイタルを見物出来なかったのは残念だが、まあ仕方ないんじゃと内心思った畑中純の死去。”タコおじさん”こと山崎邦紀のツイッターを読むと、余計にその思いはつのる。肉親からすれば100歳まで生きても無念だろうがな(要介護だと話は別)。自分、及び家族以外の病気や死は本当に他人事だ。もう約1カ月でくも膜下出血1周年記念だ。来年の夏にはビールが飲める。絶対にその日までは!(12.6/18)

漫画屋無駄話 其の3361
▼”不忍一箱古本市の金日成”(南陀楼綾繁)や、”わめぞのスターリン”(向井透史)に負けてはならじと、昨今売り出し中の”棚貸し界のムッソリーニ”ことつん堂が先週、末期肝硬変面を事務所に。軒下コミガレで30冊買う日もあると聞き説教。「あさましい田舎者だ。山菜を根元から引っこ抜くような真似すんな。古本マニア養成施設なんだからな、あの軒下はよう」「い…いやあ」ちなみに先の長くない俺みたいな老いぼれは、30冊でも40冊でも買って構わない。日々燃やし、冥途への道の片足元を明るく照らさねば。(12.6/15)

漫画屋無駄話 其の3360
▼「神保町シアター」らしい景色。午後2時頃、70前位で白髪のやせた爺さんが、しつこく窓口の慣れない兄チャンにからんでる。複数のポイントカードの合算禁止は理にかなってない、許せないと。横の先輩のお姉さんがたまりかね、「当館は昔からその方針てす!」と助け舟。その通り。カード裏にも明記してある。公営施設ならともかく、一民間施設が死に損ないに運営方法をとやかく言われるい筋合はない。いくら1本1200円もの入場料を取る小学館が、非文化的な悪らつ・吝嗇企業であるとはいえだ。(12.6/14)

漫画屋無駄話 其の3359
▼『高橋由一 日本洋画の父』(古田亮・中公新書)を、専大部落内の「神田コーヒー」で開いてて思う。高橋の「鮭」と並ぶ代表作、「花魁」のモデル(大見世「稲本楼」の通称、小稲、本名お定)は、武闘派イラストライター・武藤良子にどこか似ている。後難を怖れて武藤の方が3グラム程度は美人だと、超わざとらしくフォロー。ただ小稲も私はこんな顔じゃないと、当時は怒ったらしい。その武藤、昨今は写真撮影の際に眼鏡を外すと。美人に写るのだとか。まあ美醜は常に主観的なものだ。(12.6/13)

漫画屋無駄話 其の3358
▼先週、大入りの「フィルムセンター」で『水の中のナイフ』を再見。大いに満足したが不満も。プログラムで”ポランスキ”と表記。高給で暇な糞アホ学芸員が、下らねえ自己主張しやがって。ロマン・ポランスキーで定着してんだからいいじゃんかよ!もっと情けないのは、こういうゲロ役人に追従する馬鹿が必ず出る事。ミャンマー、看護士、准教授…。ビルマ、看護婦、助教授。この方が全然自然だ。ポランスキ学芸員、本名と発音改正の理由を明かしなさい。(12.6/11)

漫画屋無駄話 其の3357
▼今朝の上信線の中で。前の爺さんが片足の先を、もう10分以上クルクル回している。気になって開いていた、『伽藍が白かったとき』(ル・コルビュジエ・岩波文庫)に集中出来ない。もっともこれは訳文(生田勉・樋口清)にも問題が。シニカルな原文をヤボにならない水準の日本語にしている。結果的に著者が、肯定してるのか否定してるのか判断出来ない部分が。要は読者を見下した訳文とも言える。翻訳は美文より機能を優先すべし。横縦屋の乳臭い自意識にはヘドが出る。(12.6/8)

漫画屋無駄話 其の3356
▼みっともない印刷・製本ミスが出て某漫画家に平謝り。「一体何でだよ?」という水準の基本的怠慢。印刷現場って謝れば済むって内心考えてるから、数年に1度は必ずこういう真似を。赤城神社裏の某社だが、昔はもっともっともっとひどかった。ただ今の漫画家にそういう屁理屈は通用しない。今進行中の分も心配になって来た。こういう心理状態が一番血圧に悪い。印刷ミスで脳硬塞にでもなったら、眼も当てられない。7月の22日にぶっ倒れたんだよ。早い1年だったな…。(12.6/7)

漫画屋無駄話 其の3355
▼「神田古書センター」前の均一210円文庫、入れ替えもあって益々充実。今日もつい12冊。レジの兄チャンがうっかりと105円で計算を。無論、正直者の俺は「お間違いですよ」と真心申告、大いに感謝される。親の教育が行き届いた俺はともかく、兄チャンが朝から全部の客にそう計算してない事を祈ろう(馘首もん)。夏目漱石の『門』(岩波文庫)を数日前に読了。ヤボテンなので、親友の妹と結婚して何故悪いのかとしばらく…。コミガレの小川国夫と並ぶ在庫キング、辻邦生の解説が地獄のように退屈だ。(12.6/6)

漫画屋無駄話 其の3354
▼普段は月に2度行けばマシな専大交差点の「吉野家」に、新たなる日本人像を求めて今日も入店。10数個しかない店内の椅子に、客が一杯なのにドッカとバッグを乗せてる奴くらいじゃ、余りに小粒とガックリしてたら、右隣の60代半ばの爺さん見て唸る。牛丼を食べる前に、牛・生たまご・紅ショウガ、ご飯を(とんがらしも)ぐちゃぐちゃにかき混ぜている。文字通りの牛ゲロ丼!牛丼と納豆の違いを、この歳になるまで学ばなかったのか?初めて喰った牛丼カレーを戻しそう。あとここ、従業員が虎の眼のように変わる。(12.6/5)

漫画屋無駄話 其の3353
▼退屈男といえば、わめぞ内でも屈指の温厚な人格・人望で知られる。が、2〜3年前の「古書往来座」時代の外市で、さすがにののしりこそはしないが、ある人物から真剣に逃げ回っていたのを思い出す。珍しく表情にも嫌悪感が露呈していた。いかなる人物か、今思えば詳しく聞いておくのだった。こういう事は今となっては聞きずらいもんだ。内藤誠の息子の知り合いか何かだったと、うっすらと覚えてはいるのだが…。本当にどうでもいい事にこだわりながら、今日も1日が無事に終わる。(12.6/4)

漫画屋無駄話 其の3352
▼専大交差点の「吉野家」には常に発見がある。今日、若い男がトイレを借りに来て、終わるとそのまま帰った。コイツはまだ礼儀正しく礼を言ってたが、近所の「ドトール」では黙って一番奥のトイレに直進、無言でそのまま帰った親父を見た。店のおばさんも絶句していた。チェーン店は道徳退廃の元凶だ。非常識な客には毅然と文句を言うべし。買わない客は神様じゃない。『Mate』8月号の好善信士の「ところてん」、読めば読むほどわからない。当人はネームを修正していいと言うのだが、下手に直せない不可解さ。あきらめる。(12.6/1)

漫画屋無駄話 其の3351
▼珍しく7時間労働したら腰痛が出て、しつこい肩凝りを一瞬忘れた(普段は5時間前後で切り上げる)。当たり前だが、長く働くと色んな仕事が片付く。ただ集中力は次第に薄れる。ネームの誤植や漫画題名の間違い程度ならともかく(…)、法定文字はミスれない。今日もさどっこの表紙の『Mate』8月号の表紙、通常発行日の17日が6月は日曜なので、訂正をとタコ多田から電話。他の営業部員が発見したのだろう。版下制作(?)はやくる〜とセンセだが、入稿時に俺が訂正させなきゃね。怖い怖いボケボケ初老編集者。(12.5/31)

漫画屋無駄話 其の3350
▼単行本が売れない漫画家の原稿や、ページ埋め活字コラムの入稿が遅れるくらい腹立たしい事はないが(南陀楼綾繁)、さすがにこの季節はさわやかで怒りもなごむ。「神田コーヒー」を出て事務所に歩き始めると、九段方面から澄んだ風がいつもなら吹いて来る。それが今日に限り、妙に淫靡かつ絶倫風の妖しい空気の動き。当然である。坂崎重盛老が靖国の森を背に、ニヤニヤニヤ。こういう反社会的エロ老人は、暴力団排除条例で取り締まるべきだろう。『名画座かんペ』編集長が、またついでに最新号を持参してくれる。(12.5/30)

漫画屋無駄話 其の3349
▼昔から金持ちケンカせずと言うが、本を濡らすようなリスクも犯さないようだ。まだ雨がポツリとも来てない午後、既に軒下コミガレは影も形もない(最初から出さなかった可能性も強い)。前からそう。天気を気にしながらの100円商売など、馬鹿らしくてやってらんないって事だろう。が、それを日々楽しみにしている、我々ドブ客の立ち場はどうなる?と、胸を張るのもははばかられるが、ひいきの居酒屋が臨時休業してる風で寂しい。明日は自宅でズンジョを仕上げよう。(12.5/28)

漫画屋無駄話 其の3348
▼付近の飲食業で一番図々しく舗道を占拠・営業してるのは中華の「全家福」だが(事務所近くと専大部落にあり)、古本業界では九段方面から見て田村手前右手の「澤口書店」。臆面のなさには、明大夜間部時代にいじめられた裏金神田警察署に、俺が密告したくなるほど。安くていい商品を提供する店ならともかく、両店共に周囲からは大いにヒンシュクを買ってるに違いない。往々にしてこの類いが大金を残すのだが。明後日は地元富岡市、もみじ平公園でのフリマが(古本で参加)。富岡警察署、ここでも所場代をカツアゲか?(12.5/25)

漫画屋無駄話 其の3347
▼お隣で編集してる『実話時報』(竹書房)、かつて表紙は親分衆の迫力ドアップ写真だったのに、先月は田原総一郎。今日「廣文館」店頭で見かけた最新号は吉本隆明(いずれも全く違和感なし)。日本一汚い裏金やくざ警察庁に、例の違憲条例を楯に種々の嫌がらせを受けていそうだ。エロ(変態)→ヤクザ→一般人。抽象的条例で誰でも逮捕、自分らの利権を絶対化したい思惑の腐れクズ共。1冊もらおう(買えって!)。タコ多田から俺はお前ほどぼけてないとの抗議が。狂人も誰もが自分は正常だと思ってるもん。(12.5/24)

漫画屋無駄話 其の3346
▼大慌て。急きょ企画が変更になった本があって、方々にペコペコペコリ。タコ多田みたいな脳軟化野郎を相手にしてると、種々疲れますって。銭のうちと思って耐えてるけどな。数年ぶりで「高岡書店」に入店したら、余りの閑散振りに驚く(前はほぼ毎日通過)。デブハゲ糞馬鹿ゲス店員が、「台車が通りま〜す〜!」と、偉そうに客を蹴散らしてた時代が懐かしい。奢れる者は久しからず。ついでに「新宿書店」に行ったら、今日の開店は3時からと。神保町の漫画専門店は、70年代の旧繁華街における映画館みたいだ。(12.5/23)

漫画屋無駄話 其の3345
▼オイスターの『外道』の下版を巡って、印刷所の現場と営業がダブルミスをしてイラつく。こういうのが血圧に良くねんだよ。連中、俺を計画的に脳硬塞に追い込む気か?(それ程の存在じゃねえな、20年前ならともかく)本当に久しぶりに、軒下コミガレで1冊の文庫本も買えず。見逃してるのかもと見直したが、やっぱりなかった。2時過ぎに最終回の予約に、「神保町シアター」に行くと1番。番組にもよるだろうが、当たってないんだろうな「80年代ノスタルジア」。そいう気分じゃねえしな。(12.5/21)

漫画屋無駄話 其の3344
▼シャワー男(晩鮭亭)やオカタケ天皇がほめてたので、昔から虫の好かない丸谷才一の『快楽としての読書 日本篇』(ちくま文庫)を。160ページまで読んだが全く面白くない。200ページあたりから突然良くなるのか?そういう真似は嫌いだと言いつつの、太々しい自慢話が特技らしい。大腸ガンならぬ末期の書評ガン。くたばるまでには、我らが池田名誉会長には足元にも及ぶまいが、一杯勲章を好きで好きでクンクン頂戴するタイプ。ただ愚書も勿体ないので、結局イライラ最後まで読むせこい奴(俺)。(12.5/18)

漫画屋無駄話 其の3343
▼本業の間に、20日の池袋鬼子母神通り商店街の”みちくさ市”(午前11時頃から午後4時頃まで)の荷作り。天気は心配なさそうだが、実は翌週の27日には富岡のもみじ平公園でもフリマが。こりゃ3年続けて雨にたたられ、参加費合計4500円をドブ捨て中。やはり6000円目を、富岡青年会議所に寄付するハメになるのか?専大村の中華「たいよう軒」前で、外見も服装センスもpippo姐御そっくりの女性を目撃。ただ年収は150万は確実に上な感じが。そろそろここの豪華な冷やし中華の季節だ。(12.5/17)

漫画屋無駄話 其の3342
▼昨日は京王線柴崎駅改札口に、季節外れの桜が満開状態。キャンディミルク嬢が早々といらっしゃってたから。降りて来る客が全員ド肝を抜かれてる感じで、見物してて楽しかった。久々に明日は自宅でゆっくり仕事をと思ってたら甘かった。『肛欲』をやっつけたら、すかさず『外道』『狂悪犯』の青焼きがドドド。『Mate』の色もやらねばならないし。日本出版社が近く解散と。東京三世社の廃業とドコが違うのか?紙物で大儲けしてた時代に、人材育成に投資しなかった版元から順に退場して行く感じ。お世話になりました。(12.5/16)

漫画屋無駄話 其の3341
▼漫画屋BBSでも触れた烏賀陽弘道の『報道の脳死』(新潮新書)、上杉隆とはまた一味違う腐れ大マスコミ批判が良かった。が、元朝日の記者ならアメリカのジャーナリストに御意見を拝聴する前に、やらねばならなかった事が。朝日時代の待遇、そして退職金等の具体的数字だ。NHK職員の平均年収1780万を上回るのは確実。彼等の利権への執着が視覚的にに1発で読者にわかったろう。”公金取材”してる彼等の賃金は情報公開される義務が。烏賀陽弘道は西村賢太スピリッツに欠ける。下世話ではなく本質的問題なのだ。(12.5/14)

漫画屋無駄話 其の3340
▼満州”カイライ”国版『文藝春秋』まで出してた版元らしいと痛感させる、昨今の『週刊文春』及び『文藝春秋』。もはや朝日他の大マスコミのケツをレロレロ舐めてるのに(論調は同じ)、ささいなゴシップのみ追求、野良犬振る姑息さが恥ずかしい。後者の橋下への厚顔な迎合は、奴がインチキである事の証明だ。この連中や日本共産党、官僚(司法を含む)、宗主国・アメリカに堂々と立ち向かう、小沢一郎のカッコ良さ!懲りない馬鹿国民は死後にまたも一億総懺悔、大いに悲しむのだ。軒下コミガレでまた10冊。(12.5/12)

漫画屋無駄話 其の3339
▼ヤマトで思い出したが、神保町で温厚な老夫婦が配達員に道を尋ねていた。良く見かける光景だが(さすがに疾走する佐川を停止させて問う人は見ない)、拒否出来ない制服姿の彼等が気の毒。お公家様風のヤマトに限らず、配達員は基本的に歩合制だ。暇な交番の裏金警官じゃない。道順はもっと暇そうな人に頼れ。自分が牛乳配達時代に、この種の自己都合しか頭にない人に悩まされたので、今見ても腹立たしい。「牛乳を売ってくれ!」とほざく馬鹿さえ(お得意様分しか積まない)。流しのヤクルトおばさんじゃねんだ。(12.5/11)

漫画屋無駄話 其の3338
▼60年前後の東映京都撮影所は、歩いてる人が居ないほど多忙を極めたと、映画関係書籍には良く記載されている。飯田橋2丁目の佐川急便のお姉さんもだ。数日前には新人らしき女性を従え、バットマンとロビンのように台車を器用に操りながら、空に舞っていた。あれで帰宅後は家事や子育て、ねちっこい夫婦生活(淡白でも構わないが)もこなすのか?とても人間わざとは思えない。横縞模様の彼&彼女らに比べると、ヤマトはお公家様の花見のよう。眠くて仕方がないがもう一仕事。(12.5/10)

漫画屋無駄話 其の3337
▼さどっこと8月売りのいずみコミックス、『ぶっかけ!!』の打ち合わせ。こうして約半年に1冊の単行本を出してるが、常にはみ出す原稿がある(いトうにもカワディMAXにも)。要するに漫画家にするともう1つ納得出来ない作品だ。気持ちは良〜くわかるが、絵は次第に古びる。多くの場合がお蔵になってしまうが、編集としては複雑。そういう漫画にも同じエネルギーと金銭をかけたのだよ。下請けの立ち場を考慮、あんこ代わりにどっかに忍び込ませてくれ、と思ってはいるけれど…。(12.5/9)

漫画屋無駄話 其の3336
▼「良く来るの?」「は…初めてですぅ…」昨日の午後、「小諸そば」九段下店に珍しく美形OLが。それを見つけた会社の同僚の男が声を。姉ちゃん、もう2度と来ないな。無神経野郎は会社でも、「立ち喰いで××さんを見てさあ…」などと吹聴するのだ。回転寿司や立ち喰いでは知人を見ても、眼が合わない限り知らぬ振りが礼儀。合っても黙礼。新社会人は良く心得ておくこと。軒下コミガレ、今日は何と12冊。20日のみちくさ市用に放出してくれてると、勝手に感謝。最近、田村が重度の文庫枯れだしなあ。(12.5/8)

漫画屋無駄話 其の3335
▼今日の軒下コミガレには、かなりのモノが出てた気配。俺は午後からだから残りモノ専門。でも9冊も買えた。普段は2〜3冊。勤務先が神保町の人が羨ましいって、贅沢が過ぎるんだよオメーは。起死回生を狙って「盛林堂」に今月分を宅急便で。今度こそ売れるといいが。カワディMAXの『傷だらけの少女たち』のカバー、発色が良くて初稿で責了に。めったにない事だ。文部省・都庁特選健全図書に指定され、学区や区の図書館に常備されないかしら。まぎれもなく道徳的エロ漫画なんだし。(12.5/7)

漫画屋無駄話 其の3334
▼朝一番で「シネマヴェ−ラ渋谷」で2本見物後に出社。ヘルツォークの『小人の饗宴』、エド・ウッドの『怪物の花嫁』より遥かに退屈で(芸なき1本調子)、かなり朝寝が出来た。WOWOWで観た際にも思ったが、ピクリとも動かない巨大タコ(?)に襲われる役者が、自らタコの足が動いてるかのように演技する様が、苦笑と感動の涙を呼んだ。お隣さんも昨日、今日と出社している。明日もするたくさん事はあるが、馬鹿らしいので休む。(12.5/5)

漫画屋無駄話 其の3333
▼6月上旬売りのいトうのMUJIN COMICS『狂悪犯』、同下旬売りのいずみコミックス『新装版 外道』(オイスター)のために出社。後者、アップルコミックス時代の修整は今に合わず(白地が余りにでか過ぎる)、大幅にやり直してたら新規の本よりも手間が。こりゃ明日も出ないとその他の仕事もあるし、間に合わないかも。仕事のあるうちは死なない程度に働こう。三崎神社のお祭りらしく御神輿(金子信雄)が練り歩く。雨でしけたムードの神保町。激しく降られて走って帰社(誰かの恨み雨?)。(12.5/4)

漫画屋無駄話 其の3332
▼昨日、話題の『名画座かんぺ』編集長が、最新号をわざわざ光栄にも事務所に持参してくれた。お礼に下の「まさみ」で定食をおごった(600円…)。昔なら「ランチョン」か「共栄堂」コースだよ。罪悪感から神保町へ出るついでに、「神田コーヒー」へも(320円)。互いのこの10年の貧乏生活自慢を。ただ50代後半の男は佐分利信気取りで、もう少し見栄を張れる甲斐性が欲しい。連休中も2日くらいは出勤しないとまずい。各方面に事前にペコペコ。(12.5/2)

漫画屋無駄話 其の3331
▼本当〜に気の毒!(キッパリと真心から)不忍一箱古本市後半戦、5月3日は和田アキ子というか、ドッシャブリ〜の雨の〜中は〜間違いなしと。雨の弊害その1。まずお客さんが全然来ない。その2。吹き付ける雨で本がべとべとに濡れる(嫌だ嫌だと口では言いながらも避けようがない)。その3。少しも減らないので帰りのカートが地獄のように重い。その4。デブの一節太郎の顔面が、湿気で再び廃油まみれに等他。2000円の参加料はドブに捨てたと思って、俺ならばっくれるね。けど本当に気の毒だなあ(ケヶケケケケケケケ)。(12.5/1)

漫画屋無駄話 其の3330
▼昨秋は病後で休んだので、丁度1年振りの春の一箱古本市。結果的に言うと会心の売上げで80点以上(ブックカバーも5枚)、持参した6割強ははける。今回は文庫本のみ(新書も10冊程)。久々に3万円代突破で、顔面はアスファルトのアイスクリーム並。ま、目付きの悪い一箱の開祖の邪悪な野望がなければ、常にこんなもんだよ(エッへン!)。出店場所の「往来堂」で、『昭和酒場を歩く』(藤木TDC・自由国民社)を入手出来たのも助かる。以前なら「日本特価書籍」の、入って左側通路、右棚から眼をつむってても取り出せた。(12.4/28)

漫画屋無駄話 其の3329
▼明日は確実に晴天との予報らしいが、心配になるねちっこい降りだな(デブの一節太郎の涙のブルースか?)。不忍一箱古本市、「嫌記箱」は「往来堂」前に出店(午前11時〜午後4時)。喜捨の精神で少々高くも黙って買うように(出来たら2〜3冊)。殴るつもりこそないが、値切りカス客は一切お断り。カワディMAXの『傷だらけの少女たち』(いずみコミックス)本文を三共グラフィックへ。これが都の青少年向け特選図書に指定されないのは、小沢一郎冤罪裁判以上に不当だ。(12.4/27)

漫画屋無駄話 其の3328
▼中央線沿線の格安ホストクラブの、愛想いいマネージャーみたいな白髪頭が、毎晩玄関で迎えてくれた「フィルムセンター」。最近顔を見ないので定年退職にでもなったかと、警備のお爺さんに尋ねると、上の方の階に部署異動になったと。あの人に、あれ以上向いた部署があるとは考えられない。全てにアバウトなくせに、モザイクの濃淡に関してはやたら神経質なタコ多田と、しばし電話でやり合う。人にはそれぞれ、理屈では割り切れない”こだわりの部署”があるらしい。まあどうでもいいが。(12.4/26)

漫画屋無駄話 其の3327
▼出社が遅れる日は御茶ノ水駅で下車、先に神保町を一巡後に事務所へ。重いカバン下げてると店頭を見るのも大変。普通はこうなのだと少し優越感を。駿河台下の「小諸そば」点景。まだ忙しい1時30分頃、客でもないのに入店、おばさんに神田駅までの道順を尋ねる30代半ばの男。働きながら丁寧に御茶ノ水駅への道順を教えるおばさん。心暖まるようなむかつくような。前の今東光の脂を抜いたような40男、うどんの上にネギをピラミッド状に。更にトンガラシで真っ赤に…と期待したら、普通なのでがっかり。いい天気だなあ。(12.4/25)

漫画屋無駄話 其の3326
▼最近は週4日出勤にしていたが、土曜日に不忍一箱古本市を控えて(「嫌記箱」は28日に「往来堂」前に出店)、今週は皆勤しないと種々苦しくなりそう。5月売りのいずみコミックスの2冊、カワディMAXの『傷だらけの少女たち』、アナルファンタジー『肛欲』は目ぼしがついたので、6月売りのMUJIN COMICS、いトうの『狂悪犯』と、オイスターのいずみコミックス、『新装版 外道』を片付けようとしたら、『女装奴隷』Vol.2の見本誌が届いて発送で大変だった。原稿整理もしなくちゃなあ…。(12.4/24)

漫画屋無駄話 其の3325
▼「秀栄」で味噌メンマラーメン食べて、血圧の薬を忘れずに飲み、傘さして20メートルほど歩き、金払うのを忘れたのに気付く。戻って「ボケちゃって〜!」と、照れながら差し出すと、おばちゃん(飯田橋のCIA)も眼中になかったらしく、逆に感謝される。何種類かの薬を日に3度服用しているが、集中力を失わせる副作用のある薬もあると。各漫画家さん、印刷屋さん、版元様、そのつもりで老いぼれと付き合って下され。ゴホンゴホンゴホン。労咳かも知れんなあ。ゴホンゴホンゴホン。ぺッ!!(12.4/23)

漫画屋無駄話 其の3324
▼神保町名物、コミガレのケンカが久々に勃発(珍しく俺は非当事者)。1人はわめぞのNEGIを連想させる、大柄な空気デブ風で色白。NEGIに喰いかかったのは、小柄だが引き締まった感じで浅黒い肌のロッカー風。きっかけは足を踏んだ踏まないのレベルだが、前者が去リ際に吐いた捨て台詞に後者が激怒。猛然たる現場再現台詞にも説得力が。普段は女に持てなそうな前者に味方するトコだが、今日は後者に分を感じた。靖国通り側に2人で去って行ったので、結論は不明。握手などせず乱闘になった事を真摯に期待。(12.4/20)

漫画屋無駄話 其の3323
▼「高崎総合医療センター」の定期検診帰りに乗った、100円均一のぐるりんバスの運ちゃんは、親切で愛想のいいオッサンだった。が、途中で突然、ラジオをかけ始めたのにはビックリ(しかも非常識なボリュームで)。確かにこの天気で気がゆるむのもわかるが、やはりマイカーと仕事のバスは区別してくれなくては。「ラジオなんか切って下さい!」ヤボは承知の反騒音人間がたまたま乗るとは、運ちゃんも不運。飲酒やチンポを通行人にさらす程度なら、きっと見て見ぬ振りをしたろうに。(12.4/19)

漫画屋無駄話 其の3322
▼昨夜9時頃、御茶ノ水駅売店で『日刊ゲンダイ』を買う際、30前くらいの貧乏臭い姉ちゃんにレジの順番を譲った。腰の低い子で何度も礼を述べつつ、100円チョイの買い物に(お菓子)に1000円札を出し、たった1個なのに袋に入れさせた。その間も凶悪な強姦魔から救出した訳でもない俺に、ペコペコペコ。で、結局はいつもの中央線快速に乗り遅れた。彼女はあの調子で一文もかからない頭を下げ続け、巧みに世間を泳ぎ、巨額な貯金をしてるのかもと、東京駅までの車中で考えた。(12.4/17)

漫画屋無駄話 其の3321
▼例のつん堂が相次ぐトラブルに根を上げ、遂にブログを中止すると。何とも情けないインポ野郎だ。恩義ある友人や、未知の人からの抗議のないネット上の文章・写真は(紙でも同様)、わさびを欠いた刺身の盛り合わせの特上。毎日うめえもの喰ってる割に、人生の醍醐味を知らない馬鹿坊っちゃんではある。1冊下版を終えると無駄な紙が山と出る。裂いて45キロのゴミ袋に詰めるが、資源の無駄使いとは良く言ったもの。鉛盤下版時代はここまで紙を消費していなかった。地獄の出版不況は紙の天罰か?(12.4/16)

漫画屋無駄話 其の3320
▼日本人の被害者意識ももはや妄想、いやド気狂いの域。8割の国民が死刑に賛成するのも、己が殺される事はあっても自分や家族は絶対に人を殺したり、冤罪の被害には遭わないとの、根拠なき思い込みの果て。北朝鮮の花火打ち上げへの怒りも、まるで低能ド百姓のヒステリー。大量の放射線汚染水の海洋投棄を繰り返し、未だに放射能をまき散らしてるのは、一体どこのどいつだ?言うまでもなく、原発の被害は花火なんぞとは比較にならない。恥の文化が聞いて呆れて屁がねばる。『Mate』6月号の見本誌発送。(12.4/13)

漫画屋無駄話 其の3319
▼不思議とでかい誤植は最後の最後、再校や三校の段階でしか発見出来ず、常にあたふた。今日、責了予定の月下冴喜のいずみコミックス、『アナニ−アイドル』の欧文に恥ずかしいスペルミスが何と4カ所。初稿で見つけてれば全然問題なかったのに。印刷屋さんすいません。シクシクシク。『女装奴隷』Vol.2といい醜態が続く。発見出来てるうちが花って見方も出来るが。6月売りのMUJIN COMICS『狂悪犯』(いトう)、同いずみコミックスの『新装版 外道』(オイスター)の台割も引かねば。(12.4/12)

漫画屋無駄話 其の3318
▼ショボさの極みの「さくら祭」の代休で、昨日は臨時休業の店が多かった神保町(田村も)。コミガレは連日営業。うす汚いリュック背負った、糞泥色の”モンガ堂ルック”の人間産廃ゴミ共が、ロボットのように均一行動を。棺桶にも集団で同時に入るんだな。昨日は左右陣営のまんじゅう本、今日は演芸関係本が豊富に。6冊ばかり買い、帰りに田村店頭で『終末から』を2冊拾ったら、重いの何の。「神田コーヒー」にも寄らずにヨタヨタと、12時頃に帰社。『女装奴隷』Vol.2の、カバー再校に赤字を入れる。(12.4/10)

漫画屋無駄話 其の3317
▼昨日の宮下公園での小沢一郎支持デモ、700人前後は集まった感じで、一昨年末の青山での集会以来の動員と思う。が、『日刊ゲンダイ』に1ページ広告を打った割には少なかった。最初と最後の、恥ずかしい主催者挨拶を聞けば当然と(小吹伸一って馬鹿野郎か?)。本当に警察に対して卑屈。無理に敵対する必要はないが、迎合する必要は更にない。警察に言われるがままの、日本共産党的な管理された息苦しい分断デモ。若い連中の動員はこの姑息な連中が仕切る限りは、永遠に増えない。(12.4/9)

漫画屋無駄話 其の3316
▼『小谷野敦のカスタマ−レビュー』、面白いが担当編集は怠慢だ(あるいは著者の指示?)。特に映画編。DVDの発売時期ではなく、作品製作年度を入れるべき(脚本家名もあればよりいい)。本編も、例えば近松秋江の『黒髪・別れたる妻に送る手紙』の場合、講談社だけでは不親切。講談社文芸文庫としないと、無知な書店員に注文する際に往生するはず。一般書はともかく、文庫&新書名は絶対に欲しい。熱烈愛読誌、『映画論叢』執筆者に抗議メールをいただく。光栄である。そういや仲正昌樹は元気なのか?(12.4/6)

漫画屋無駄話 其の3315
▼新装なった「東京堂書店」に昨日初めて。『時には漫画の話を』(川本三郎・小学館)と、『小谷野敦のカスタマ−レビュー2002〜2012』(アルファベータ)をやっと入手。ついでにポイントカード会員に。コーヒーのタダ券もらい喫茶部門に行くと、従業員カップルの仕事がとろくて旧ソ連並の長蛇の列。しかもまずい。それよか同店、使い易かったしおりの紙質を、段ボールみたいな厚紙に変えた。馬鹿かお前!「フィルムセンター」の半券の方がよっぽどマシ。使う立ち場になって作れ。(12.4/5)

漫画屋無駄話 其の3314
▼勇太君と言えばオイスターの『悪徳乃栄』収録、「暗澹」シリーズの姉思いの少年として、ファンには知る人ぞ知る存在(キンタマ踏まれて可哀想だった)。外見・精神が一変した彼が、今月売りの『Mate』6月号掲載、「狂れ腐れ焦がれる」第3話に復活登場、諸行無常の思いにかられた。カワディMAXの「淫獄の少女たち」にも名ネームが。”少女の苦痛はわが歓喜(よろこび)”少女の絶望はわが希望”。記憶力のいい、韻まで踏んだ鬼畜漫画家たち。親の顔が見たい。(12.4/4)

漫画屋無駄話 其の3313
▼食べ方は顔以上の人間の履歴書だ。人生が100%出るので観察は密かなる我が趣味。貴重だし東北大震災同様、絶対に記録しておくべきだ。信じられないだろうが、70年代の日本人はフォークの裏にご飯を乗せて食べていた。それがマナーあり、都会的な行為と考えられていた。職員の平均年収1780万で知られるNHKには、各地・各時代の事件や風俗が綿密に記録、残されているはずだ。が、こういう奇習も平等に保存されているのか?心配で夜も眠れない。(12.4/3)

漫画屋無駄話 其の3312
▼『記録』の発信元、アストラに行くと郵便受けがえらくゴッツイ物に。奥山嬢や上司の話では、郵便物の盗難・廃棄事件が勃発したためと。「ウチのエロ漫画原稿はともかく、ここの手紙なんかをねえ」「そうですよね」「そう。モノ好きがいますよ」3人共に、俺の30回続いてる連載が、「池田大作より他に神はなし」である事を、全く忘れていたのだ(……)。しばらくして俺が、「地獄を這いずり回る一握りの日顕一派が…」と発言、小汚い事務所が陰欝な空気に満ちた。名誉会長、私は負けません!師弟共線・広宣流布!!(12.4/2)

漫画屋無駄話 其の3311
▼昨日事務所に、山崎邦紀組のスタッフが下見に。若い前途有望な助監督君に言う。「山崎みたいな素人監督の下で働くのは、内心うんざりだろう?今はいくらでも有望な監督が、仕事出来ずにお茶をひいてる時代だし」「い…いえ、全然そんな事ありませんよ」”い…いえ”が出るまでにワンクッションあったのを、無論俺は見逃がさなかった。「この人はひどい毒舌でさあ…」と、助監督をおもんばかった山崎自身がフォローしたのが、意味不明というか笑わせた。(12.3/30)

漫画屋無駄話 其の3310
▼「三省堂」帰りに「ラドリオ」横の路地から、軒下コミガレ通りを行く右文の青柳センセのハゲ頭を眺めつつ、既に寄った田村前に再び舞い戻る。廃棄コーナーに先程まで100円だった余り有名でない詩人の詩集が10冊ほど。中崎一夫、清水和子、篠原秀仁…全然知らんが詩集は、厚い岩波文庫などを読了後の眼の保養になる(中身はどうでもいい)。サインはともかく、長い手紙がそのままはさんであるのは涙を誘う。絶対に真似したくない。書く側の愚行はもちろん、もらったらせめて捨ててから売れよ(けど面白い)。(12.3/29)

漫画屋無駄話 其の3309
▼腹立たしいのが、立ち喰い「利根」の旧式食券機の前で、メニューを考え込んでる奴。フランス料理屋でワイン選んでる訳じゃねんだし、早く決めろい!更にはやっと決めた後で、おもむろに財布を取り出す愚鈍野郎まで。暴力を抑える努力だけで15ポイントは血圧アップ。この手のカス野郎に限って、タダの物への執着も異常水域。あんなにトンガラシ入れちゃ、そばの味しないよって段階まで容器を振り回す。ここはネギは店側が入れるが、「小諸そば」形式なら”ねぎそば”にしたのだ。タダのの物への執念は、貧富に関わらず凄い。(12.3/27)

漫画屋無駄話 其の3308
▼この季節、馬子も裸足で、いやフルチンで逃げ出しそうな面相の袴姿の姉チャンが、母親と連れ立って神保町をウロウロ。お母さんは娘さんほどは、破壊された顔の持ち主でない場合が多い。罪な父親どもではある。全員が上島コーヒーに雇ってもらう訳にも行かないし。ジクジたる醜い男親の気持ち、よ〜くわかるよ(たまにゃ謙遜しないとサ)。最近、漫画屋クラスに来る試写案内は六本木方面の会場が多い。遠くて大変。京橋付近より「シネマート六本木」は、使用料をダンピングしているのか?(12.3/26)

漫画屋無駄話 其の3307
▼イランじゃなくトルコ帰りだった山崎邦紀監督と昼過ぎ、事務所での女装ポルノ撮影の打ち合わせ。原稿も1本誰かのを借りたいと言うので、丁度運悪く電話をよこした好善信士に快諾を(無理矢理)。栄昇ビル時代、既にピンクとゲイを各1本づつ事務所でやってると。堂々たる3本目の栄誉だ。終わるや昔話。ついでに南陀楼綾繁の話題も(内澤旬子の名前は一切出ず)。ピンク映画にしろエロ漫画にしろ、未だに現役なのは俺たちくらいか、てな無駄話をダラダラダラ。(12.3/23)

漫画屋無駄話 其の3306
▼付箋束の最後の1枚、あるいはわさび漬け容器の隅っこ部分まで、しっかり使い切ったり残らず食べ尽してる人は、全国に何人くらい居るのかとの思索に耽りつつ、コミガレに行くとあった−!!アングラサイケ真っ盛り、佐藤重臣編集長時代の『映画評論』が約30冊、ドーン。状態が良くサイケ度の高い物を迷わずに15冊選ぶ。同誌、それ以前の分には結構あるのに、この時代で保存状態の良いのはまずない。こういう部分にも、編集長のアバウトさが出てるのか?田村と合わせ久々に神保町で3000円以上の大名買い。(12.3/21)

漫画屋無駄話 其の3305
▼前回外市の無駄話中、セドローの野郎と武藤のアマが感想を聞きたいとほざく。俺もサービス精神はある方なので、『もの食う本』(木村衣有子・ちくま文庫)をわざわざ買う(書評依頼があった訳でもねえ)。結論。映画の配給会社は今、宣伝部門を下請けに回してるが、木村は”人間作家丸ごと宣伝会社”。今はある程度の美人で、この位の按摩技術がないと原稿以来が来ないのか?邪悪な切れ味をうかがわせる、武藤の挿し絵が強烈な皮肉光線を乱射。コントラストの妙味と解釈すべきか?(12.3/19)

漫画屋無駄話 其の3304
▼専大部落内の「神田コーヒー」付近で、清楚な女性新聞奨学生が先輩から道順を教わっていた。制服の色からすると毎日か?女性のほとんどが夏休み前後で脱落すると聞いたが、せめて秋まで耐えてみるとか。大手御用新聞は全部廃刊になっても少しも惜しくはないが、貧乏人の大学への道が閉ざされるのは悲しい。”奨学臨時公務員制度”でも自治労が率先して作れば、橋下みたいなゲス野郎をバッコさせずとも済むのに。身を削らない公務員に明日はない。特権と預金を抱い黙っててゲットー入り?(12.3/16)

漫画屋無駄話 其の3303
▼午後2時過ぎ、オカタケ天皇が「澤口書店」店頭を一瞥後、険しい顔で黙って通過。あのくらいのモサになると、いくら店頭ポップが傑出してようが、指1本触れもしない(実質本意の関西流店頭流し)。俺は「神保町シアター」へ『綴方教室』の予約に(途中、ニコニコ畠中おばさんに遭遇)。既に12番。満席に近いだろう。高峰秀子は星百合子、酒井和歌子同様、おこんじょう(上州弁。根性悪の意味)な性格が役柄を超えて画面に滲むので、大嫌いな女優だ。が、まともな番組をやってない夜は仕方ない。(12.3/15)

漫画屋無駄話 其の3302
▼何を今さらと笑われそうだが、夏目漱石を読むのは富岡高校文芸部時代以来。正直な所、当時は退屈こそしなかったが、特に面白くも感じなかった。ヒラメ教員がやたら、安全パイ(非政治的)としてほめるのにもむかついた。数日前から『明暗』(岩波文庫)を。お…面白すぎる!ディヶンズとバルザックを足して、ロレンスで割ったみたい。三島由紀夫の出来損ないの通俗的やおい小説、『禁色』風情とはレベルが違う。小林はユライア・ヒープか?老後の楽しみがまた1つ。(12.3/13)

漫画屋無駄話 其の3301
▼意外に売れねんじゃねえの、話題の『飼い喰い』(内澤旬子・岩波書店)。岩波風というか非ビジュアル振りが徹底、田舎の3流官立大学老教授の、古稀記念本みたい。担当編集者が馬鹿なんだろう。『痕跡本のすすめ』(古沢和宏・太田出版)には、担当編集者の社内的地位を賭した覚悟が感じられた。ああいう豪傑女を岩波風にスポイルして何の意味が?デモで言えば警察と党に管理された、民商・民青の退屈なそれ。むろん買わなかった。(12.3/12)

漫画屋無駄話 其の3300
▼またもやガラガラのコミガレ。神保町名物がこれじゃ、周囲の商店の客の入りにも影響するかも。金持ちだけあって売れない雑誌の結束が、4本ばかり軒下に雨ざらし。田村みたいに客にくれればいいのに。産廃業者が回収に来るのか?(「ヴィンテージ」前には良くトラックが)。馬鹿息子の将来しか頭にない石原慎太郎が、汚染瓦礫を東電の子会社に処理させるのもあざといが、枝野の実父も関東産廃業界のドンと。下々の不幸で荒稼ぎする鬼畜共(いトうのエロ漫画など健全の極致)。(12.3/9)

漫画屋無駄話 其の3299
▼競合誌、『週刊東洋経済』の編集長が、痴漢冤罪っぽい容疑で逮捕された件にびびったか、今週の『週刊ダイヤモンド』の特集、”だれが復興を殺すのか”が腑抜け腰抜け魂抜け。瓦礫処理問題など政府の口パク。有能な岩手県知事のみ登場させないし(俺の間違い。ちゃんと登場してました。すいません)。東大地震研究所の御用学者が大地震を警告、早速首都機能を関西へとイボ蛙官房長官。要は高級官僚のみ税金で、放射線の薄い安全地帯へ逃亡する気だ。当然、福島や宮城、岩手にこそ移すのが筋だ。東大は丸ごと福島大学と合併させろ。身にしみるはずだ。(12.3/8)

漫画屋無駄話 其の3298
▼「おあいそう!」と最後に、大声で回転寿司で叫ぶのも相当滑稽だが、種々注文をつける客も見苦しい。午後2時前に水道橋の「もりいち」で、同世代の親父が何とかにドレッシングはかけないで、代わりにどうのうこうのうと。”一皿130円の客”としての自覚に欠ける。子供のさび抜き以外は、紳士なら回転寿司で注文をつけるべからず。軒下コミガレでオカタケ天皇と遭遇、コーヒー飲みながら病気・老後につてしみじみ語り合う。(12.3/7)

漫画屋無駄話 其の3297
▼山本一太参議院議員と言えば、群馬選出の痴呆国会議員の代名詞として全国的に有名だが、今朝の『上毛”放射線被害は気から”新聞』に、糞馬鹿をヨイショするてんごうなしゃいなし記事が。毎週紅茶を振る舞いながら「マンデ−紅茶会見」を実行しており、”発信し続ける政治家”だと絶賛。”何を発信してるか”が問題と思うが、お茶一杯でクンクンククン。この「TOKYO通信」の署名は(関)。両親にもらったフルネームを記せ。上毛の夜空に輝く星浩になれるぜ。(12.3/5)

漫画屋無駄話 其の3296
▼富岡市内には日産系ディ−ラ−が2社。行きつけの所の幹部が変わって以来、ベラボーな料金請求を(車検直後の故障も頻繁だし、接客も最悪に)。「前は修理部分の説明も詳しくしてくれたのに…」と愚妻。今回は何と8万近い見積もりを。夫婦で激怒。日産に長年勤務した義兄に書類をファクス。「相場の3倍だね。不要な修理やサービス料を紛れ込ませてるし」抜きたがるヘボ歯医者のごとし。即キャンセル。もう一社で見てもらうと、お義兄さんの言う通り。女を蔑む悪徳商人に明日はない(愚妻、方々でそこの悪口ベラベラベラ)。(12.3/2)

漫画屋無駄話 其の3295
▼田村、軒下コミガレが不毛で身軽だったので、「@ワンダー」で『シナリオ』5冊に加え、80年代初頭の『スクリーン』も1冊(双葉十三郎が楽しめる)。美形熟女お姉様に、「『ドラマ』はどうですか?」「あれはねえ(脚本勉強ならともかく、雑誌としては退屈)。それより60〜70年代の『映画評論』はないの?」「ちょっとそれは…」300円代なら両誌に加え『映画芸術』も、未所持分は基本的に買う俺。裏文化評論家・高田次郎来社。昔話をしばし。(12.3/1)

漫画屋無駄話 其の3294
▼上信線は4〜5分遅れたが、新幹線は時刻表通りだった今朝。さすがは豪雪地帯を走る上越新幹線だ。腹と背中にカイロを貼付けて出勤。自宅の周囲は竹やぶが多いので、それが柳状態で大変だった。近所の電気屋さんに蛍光灯を全部交換してもらう。一挙に事務所内は明るくなったが、銀行口座にまで波及するかは不明だ(ハ−…)。ネット宅急便みたいなので、原稿がダウンロード出来ない。Macが古いためらしく、矢島Indexに呆れられる。すいません。(12.2/29)

漫画屋無駄話 其の3293
▼豚と生活してみたら、愚夫よりよっぽど聡明かつ清潔だったので決断した、て訳じゃねえだろうが、今夜の「新文芸坐」の『不滅の熱球』、終了が20時50分じゃきつい。東京駅の俺にとっての新幹線最終は21時28分。理論的には可能かも知れないが、焦って丸の内線の通路で気を失ってもな。仕方なく「神保町シアター」の『でんきくらげ』に。しばらく行かないうちに、ポイントカードが新しくなっていた。紙っぺら1枚に合理化。金持ちは本当にけちん坊だ(小学館&吉本)。(12.2/27)

漫画屋無駄話 其の3292
▼事務所の4本ある蛍光灯の1本が消える。本パソコンの丁度頭上の奴。手元が暗くて凄くムードがあるって、自慢する程の事でもねえか。老眼鏡も作り直さねばならないし、手元足元がいよいよ暗くなって来た。今日のコミガレの混雑は一際で、従業員が棚の入れ替えが出来ない。最近はそれ程の揃えじゃないが、「ブックオフ」に飽きた旧世代の活字人間には、有り難く見えるのかも。藤原弘達の『創価学会を斬る』(日新報道出版部)、全く古びてないので驚く。(12.2/24)

漫画屋無駄話 其の3291
▼「太平洋戦争は大日本帝国が勝った!」名古屋の河村市長、実父がそう言えば信じるのだろう。福島の自治体の首長の多くが、”絆”で放射線が消えるがごとき主張(妄想)を。歴史や物理的問題が、心情で合理化出来ると思ってる土人振りが恥ずかしい。後者には全国に瓦礫を通じて、放射線をばらまきたいとの屈折した願望も一部には(何で自分達だけが?)。ナチ収容所では、逃げ延びてたユダヤ人への具体的密告が跡を絶たなかったとの証言が、収容所幹部の伝記に出て来る(書名失念)。(12.2/23)

漫画屋無駄話 其の3290
▼高崎駅の「くまざわ書店」で『映画秘宝』を買うついでに、先週に続いて『サンデー毎日』を。岩見隆夫や牧太郎を除いてざっと読む。ついでに山下洋輔の「ドファララ門」なる連載も。読みづらいだけでなく恐ろしく退屈。山下という名字が頻出する所を見ると、先祖探訪&血筋自慢?(「ブックオフ」でぼた山の、津島佑子の小説みたいな)19回までは抜群の面白さだったか?演奏や喋りと文章は同一でないという事だ。俺がアナクロ感を抱いちゃ終わりだぜ。(12.2/22)

漫画屋無駄話 其の3289
▼上信線を使う女子高生の日々の必需品は膝掛け。皆、凝ったのを用意してる。一方まず持ってる客は居ないが、もう1つ欲しい物が。ブラシだ。ドコジキ鉄道だけあり社員教育がなされてないとみえ、連中はシートを一切掃除しない。だから方々がゴミだらけで、客が手で払う光景が日常的。莫大な公的援助を受けながら何様のつもりだ?馬鹿社長の糞面と労組委員長のヘドコジキ面を見てみたい。今夜は「銀座シネパトス」しかないなあ。非積極的だが…。(12.2/20)

漫画屋無駄話 其の3288
▼社内事情で『女装奴隷』02の発売日が少し延びたので、今月中盤から来月上旬が暇すぎて…。仕方ないので今から3月半ば以降の仕事に着手。早すぎても誰も文句言う奴はいない、との思惑。が、3月末はギャラがロクに出ない。鬼子母神商店街のみちくさ市に、拾った命を張るしかないか。パソコン経由でないファクスは絵がずれがちだが、矢島Indexはページも多いのに全然大丈夫。機械の相性ばかりは良くわからない。(12.2/17)

漫画屋無駄話 其の3287
▼公約破りの増税後に選挙をなどとのイノブタの妄言を、素面で支持する記者クラブマスコミよ、ならエイズも生で致した跡でコンドームすりゃ防げると、堂々とキャンペーンを張れ。時々聴くNHKラジオが、ニュースの前に振り込め詐欺防止を呼び掛けている。役人の下使えの鑑だが、日々電波の送りつけ商法をしては”NHK職員年収1000万代維持税”(自称・受信料)を、裏金司法と組んで徴発してる御用放送局が、まったく良くゆうよ。東電、NHK…金持ちは本当に恥知らずだ。(12.2/16)

漫画屋無駄話 其の3286
▼記者クラブや部落解放同盟利権、警察・検察・司法の裏金3兄弟に一指とて触れない、ゲスペテン師・橋下ごときを熱烈支持とは、関西人の白痴さにも呆れるが、親馬鹿慎太郎に300万もの人々が投票すんだし、関東人もどっこいか。背景には、民間人も公務員並みの給与を目指して、彼等を批判するななどとほざく、斎藤貴男(共産党・社民党の口パク)みたいなドアホの存在も後押し。高みから極端な理想論を説いてエッへン。実現する前に民間人は絶滅だ。橋下は結局は下級役人を踏み台(生贄)に、高級官僚の英雄になる魂胆だ。(12.2/15)

漫画屋無駄話 其の3285
▼田村店頭で両手、顎で文庫本を30冊ほど抱えたオヤジが。「全部買うんですか?」「ええ。凄く安いですよ!」そりゃわかってます。俺も中に何冊も欲しいのがあったのに。シクシクシク。のび太、いや従業員の方に尋ねたら普段見ない顔と。初めてのSEXで楽しくて一晩中やり明かしたというか、”処女(童貞)田村”だったと見える。「三好弥」の野菜いため定食、もっと早く喰っとくんだったと反省。あのオヤジ、きっと今頃はギックリ腰だ。少し気が楽に。(12.2/13)

漫画屋無駄話 其の3284
▼混雑する割に何も買えない「澤口書店」の前を通り、久方ぶりに午前中のいつものコースを。コミガレが準備中なので「書泉グランデ」に行くと、地下の映画・演劇コーナーが3階に移動していた。既に昨年10月の事と。地下、漫画は相変わらずで、その他はスポーツ関連でビッシリ。余り座りがいい景色とも思えないが、最近のスポーツマンは本も読むのか?新宿の混雑する「ジュンク堂」が閉店するのに、スーパーゴーストタウン店、高崎駅西口店はなぜ健在なのか?(12.2/10)

漫画屋無駄話 其の3283
▼再読のような気もするが、抜群に面白い『パビリオンTOKYOの町』(関根弘・創樹社’86)。瀕死の人文系版元はこういのを復刊すべし。川本三郎や坂崎重盛のワンパな新刊を出すより、よっぽど安く済むし社会的意義が。戦中からバブルまでを網羅。最近まで映画美学校が入っていた片倉ビルまで登場(解体工事中)。アソコの巨大なトイレで用を足すと、自分の粗末な器官が立派に思えたものだ。持てた想い出が嫌みじゃねんだから大した文才。(12.2/9)

漫画屋無駄話 其の3282
▼50肩ならぬ60肩と言うのであろうか、退院以来の肩凝りが相変わらずひどい。対策療法を色々やってみるのだが、効果があるのは最初だけで再びコチンコチンに。同世代の誰もが「アソコがこうなら…」と、”太田市の種馬”こと大澤正明群馬県知事を、深い羨望の眼差しで見上げる場面だ(70年代までの中国人民と、毛主席との位置関係でもある)。「まさみ」の今日の定食は鯖の味噌煮。150円のポテサラを追加して750円なり。(12.2/8)

漫画屋無駄話 其の3281
▼”ディック・ミネのオナニー”とでも言うか、馬鹿坊っちゃん・つん堂の野郎の古本屋道楽の偵察に、久々に「神保町古書モール」へ。50〜60年代の『キネマ旬報』を200円で売ってた頃は良く来たが、300円になって以来サッパリ。所が4階で60年代半ばの未所有の『映画芸術』を発見。1冊200円。迷わず5冊買う。斎藤龍鳳や白坂依志夫、石堂淑朗の超お下品な評論がたまらねえぜ。明日も行くかな。つん堂の野郎の棚?思い出しもせず。(12.2/7)

漫画屋無駄話 其の3280
▼休み明けで朝一番からガンガン仕事しようと燃えてるのに(出社は昼頃だが…)、こういう時に限り印刷所からの各種出稿が遅れる。ダラダラ昼飯時間になり意欲半減…と思ってたら帰社するなりドカンと出やがる。一気に出すんじゃねえよオラッ!手も眼も2つしかねんだから。不平吐いても誰も手伝ってはくれない(ショボン)。黙々と片付ける。1人なら何とかなるが、1誌で2人原稿が遅れると泣きたくなるな、35年やってても。(12.2/6)

漫画屋無駄話 其の3279
▼新刊書店にも縄張り争いのようなモノがあるのか。小川徹編集長時代に比べれば鼻糞のような荒井晴彦版『映画芸術』、何となく惰性で買ってるが、三省堂1階の映画雑誌コーナーには一昨日に並んでいた。当然4階の映画書コーナーにはあると思ったのに影も形も。昨日になってもない。仕方なく混雑してうんざりする1階で買ったが、1階と4階の責任者には確執でもあるのか?女性社員が多いらしいし、色々と裏に面白い事がありそう。ムヒヒヒ。(12.2/3)

漫画屋無駄話 其の3278
▼「ズンドコジョッキー」の行数が70行も足りない。自分のミスだから仕方ないが、自宅に持ち帰って夜の11時過ぎから書くのはつらい。実は映画見物を止めれば済むが、今夜の「フィルムセンター」の『夜の緋牡丹』は、傑作なのに10分位寝たトコがあって、ちゃんと再見したいのだ。開始20分前後って傑作・愚作を問わずに眠くなる。俺だけ?今日からカイロを背中に加えて腹にも貼付けたが、余り効果がないような。(12.2/2)

漫画屋無駄話 其の3277
▼昨日、俺が専大交差点付近でゲロ踏んでた頃、愚妻は車のパンクに遭遇してたと(前輪左側)。2万近くがパー。我が家にとっては呪われた火曜日であった。でも今日も無理して上を向いて歩いた。この姿勢だと、背中に貼ったカイロが余計に熱を帯びる気がする。「神保町シアター」、午後2時すぎに行っても最終回が1番という日が増えた。1本1200円は高いものな。500円の「フィルムセンター」に行くよ、並の貧乏人は。(12.2/1)

漫画屋無駄話 其の3276
▼刷り部数の問題で良く著者と騒動を起こす、飛鳥新社の先を歩いてて真上正面からゲロを踏む。昨今せむし化防止のため背筋を伸ばし、上を向いて歩いてる結果だ。世の中ままならない。ここまで躊躇なくゲロ踏みしたのは、まだ「高田馬場東映」があった頃、”昭和残侠伝シリーズ”のオールナイト見物帰りの同館前以来だから、優に20年振りだ。あの日は明け方で誰にも見られなかったが、今日はいいさらしもの。植え込みの土でゴシゴシゴシ。(12.1/31)

漫画屋無駄話 其の3275
▼長くて書名が覚えられない、坂崎重盛老の新刊を三省堂でパラパラしたら、活字の大きさとスカスカな行間にのけぞる(スキーが出来そうだった)。中島義道の絶頂期といい、新潮社はこの手の商いが得意。短期的に集中的な利益をとの思惑だろうが(ゲテモノ系の使い捨て)、坂崎本はそんなに売れるのか?長田弘と言い、版元にこういう真似を許される著者は羨ましい。めったに本を出してもらえない奴ほど、無理して文字量を詰め込み、より売れなくしてる傾向あるし(反省!)。(12.1/30)

漫画屋無駄話 其の3274
▼専大そばの定食屋「三好弥」で、トイレのドアを30センチ位開けたまま、小便してるタコ多田似の60代半ばのハゲジジイが。よっぽどドアを蹴って閉めてやろうとしたが、注文したカツカレー(600円)はまだ出来てなかったし、ビリ糞でないだけマシと我慢(大人なボック)。大日本印刷の紙袋を持ったスーツ姿の糞ハゲ、同じくカツカレーを頼んだのだが、最後には味噌汁をスプーンでズルズルズル。孫が出来る歳ても馬鹿は馬鹿である。(12.1/27)

漫画屋無駄話 其の3273
▼『上毛”放射線被害は気から”新聞』に、中之条町の折田謙一郎町長が岩手・宮城の瓦礫受け入れを表明と。地元は人情に厚い人が多いので、反発も少ないだろうとの発言も。白痴かコイツ。人情で放射線が減るのなら、竹槍でB29も撃墜できた。同紙、擬装リベラル新聞東京よりマシな面も。ベタ記事だが、群馬裏金県警ぐるみの大河原宗平氏冤罪事件の公判は一応報道。瓦礫処理?福島とか、原発の恩恵を受けてきた場所で当然なすべきだ。国中を汚染してどうする。(12.1/26)

漫画屋無駄話 其の3272
▼『トイレの秘密』の見本誌を16部、メール便で各方面に送る。昨今は物忘れだけではなく、何事も作業スピードも落ちてるので結構時間が。昔は直後に原稿整理もするのが常だったが、結局は明日回しに。むかつくセールスの電話がやたら来る。変な名簿にでも掲載されているのか?直後に仕事関係者の電話が入ると、対応のギアチェンジが大変。世間は給料日なのだな。月末払いに慣れてるので何の感動もない。(12.1/25)

漫画屋無駄話 其の3271
▼頑張ってる初老男も多いのだと驚く。”上信線爆笑パパカップル”に続き、昨夜は『夜の鼓』上映中の「銀座シネパトス」ロビーで、30代半ば前後の女性の口を吸っている、同世代のやせた白髪頭男を目撃。トイレに行ってる俺に気付かなかったのだ。最近1人で貫先神社に参拝したとか、懐かしいので『夜の鼓』を観に行ったと言ってる夫の発言は全部ウソ。自立した奥様方、離婚する際は証人になりますので連絡を。お礼は……要りません!!(悔しい)(12.1/24)

漫画屋無駄話 其の3270
▼55歳を過ぎた頃から、毎年少しづつ背が縮じむのには気付いていたが、足も同じなのな。かつては26・5以下じゃどうにもならない馬鹿の大足だったが、昨日買った靴は25・5でピッタリ。メイカーにもよるだろうが(リーガルでした)、当然ペニスとかも同じはず。幸い俺はしてないからいいが、ケースを装填してる少数民族は胸が痛むだろう。俺が小学生だった頃の運動靴にように、空白部分にボロや新聞でも押し込んで、知らぬ振りをするのか?(12.1/23)

漫画屋無駄話 其の3269
▼”天気のせい”での久々の神保町参拝休み。この雨の中、最近のコミガレ水準じゃとても外出気分になれず(田村が開いてりゃね)。「@ワンダー」で毎日2冊、双葉十三郎の映画評が読みたくて、80年代初頭の1冊210円の『スクリーン』を買ってるが、重みで足元取られて腰を痛めかねないし(同誌、昨今は映画パンフ並の薄さで初老男の涙を誘う)。飯田橋側で飯。「珈琲美学」で『シスター・キャリー(上)』(ドライサー・岩波文庫)。(12.1/20)

漫画屋無駄話 其の3268
▼大洋図書ビル前の通りを、水道橋方面に直進した突き当たり、かつて「ナギ」なる因業そうな店主が営んでた飯屋跡に(左隣にセブン)、「神田コーヒー」なる喫茶店が最近オープン。320円だがいい味。かつては神保町帰りには専大交差点の「ドトール」に行ってたが、狭いし混む。ここは余裕で読書も出来る。欠点は1つ。椅子の足がやたら騒々しい。欠点じゃないが、店員の顔が毎日違うのも珍しい。マラソン形式なのか?(12.1/19)

漫画屋無駄話 其の3267
▼一安心。12月の「富岡総合病院」の半日ドッグで便潜血反応が陽性に(大腸ガンの可能性が高い)。蜘蛛膜下出血で頭カチ割ったばかりなのに、今度は腹のかっさばきかよと憂鬱な正月を過ごしていたが、胃カメラならぬ大腸カメラの結果は問題なしと。痔でも陽性になるらしい。タコ多田に昨年7月初旬、スカトロ系アンソロ本をそそのかされて以来、紙オムツ生活だ大腸大探索だ、ロクな事がない。ただ『トイレの秘密』2号目のネタはタップリだ。(12.1/18)

漫画屋無駄話 其の3266
▼脂ぎった上に両腕に毛がボーボーの野獣漫画家(キモさナンバーワン!)、かたぱるとの獣姦系いずみコミックス、『少女犬』の下版が終了(25日前後の発売)。ページ不足で4色4ページに加え、12ページ丸ごと描き下ろしたりで、スタミナ過剰の本人も苦労を。ただ同日発売のスカトロ系アンソロ本、『トイレの秘密』がまだ残っている。なのに明日は出社出来ない。今夜は遅くまで仕事だ。月曜は映画に行けない日が多い。(12.1/16)

漫画屋無駄話 其の3265
▼かたせ湘は老いた両親の住む神戸に、時々バイクで帰るそうだ。「危ねえなあ」「だってお金ないし…」今はともかく、かつては一番いい思いをした世代が何を言っとるか。株や相場で損するタイプじゃないし。おたく悪女にだまされた可能性はあるかも。今夜は「フィルムセンター」じゃなく、「シネマヴェ−ラ渋谷」へ。ロクでもない街だけど仕方ない。あ、明日は「上野オークラ」で山崎邦紀監督の放射能ポルノか。充実した日々…なのかい?(12.1/13)

漫画屋無駄話 其の3264
▼三共グラフィックで『BUSTER COMIC』の仕事中、新人らしい美人編集者がこちらの校正もと。ウンチだらけの漫画で「???」。聞けばティ−アイの編集ではなく三共の女性社員と。同じく同社担当、『トイレの秘密』の本文初稿だ。開帳させて恥ずかしい思いをさせて失礼。既にピンでは持たず、皆様のお情けや”企画物エロ漫画”でしのぐ初老編集の生活とはこうだ。ふと菜摘ひかるが昔、「あたし、手の専門モデルしてるんです」と、少し得意げに話していたのを思い出す。(12.1/12)

漫画屋無駄話 其の3263
▼『上毛”放射線被害は気から”新聞』、群馬県内各官庁からのゴロツキ取り屋新聞らしく、朝日、産経、読賣に歩調を合わせた小沢一郎バッシング記事を掲載してるが、同紙に限らず記者クラブコジキメディアは、良くヤメ検の若狭他の裏金犯罪者をコメンテーターに起用出来るよ。そもそも奴らは当事者ではないか。いくら小沢一郎冤罪事件報道に熱心な『日刊ゲンダイ』でも、三宅雪子はさすがに使わねえぞ。野田豚足総理共々、完全に大手メディアは発狂状態。(12.1/11)

漫画屋無駄話 其の3262
▼当ってるって聞いたけど、役者の舞台挨拶と前売り券買わされた出入り業者でにぎわう、「丸の内東映」だけの話じゃ?昨夜の「109シネマズ高崎」の『山本五十六』、18時15分からの回、観客は俺を含めて3名。期待してなかったせいか退屈はせず。大元帥・天皇裕仁は声でしか登場しない徹底振り。全責任は無能な大本営とマスコミ、そして国民にあると。憲兵隊も特高警察も存在しなかったかごとし。傑作『大日本帝国』を再見、両眼を清めたくなる。(12.1/10)

漫画屋無駄話 其の3261
▼店員と間違えられたのか、コミガレでまだ若い拾い屋(ゴミ収集所他で拾った本や雑誌を古本屋に売って、小遣い稼ぎをしている人々。プチホームレスに多い)さんから声を掛けられる。が、良く見れば藤木TDC。有名になるに従い小汚くなる奴も珍しい。最近『映画秘宝』で見ないねと言うと、注文が全然来ないのだと。「ミリオンが主戦場ですかね」友達のブラボー川上が浦和で古本スナックを開いたとも。行ってやりたいがオヤジ相手にウーロン茶飲んでもなあ。(12.1/6)

漫画屋無駄話 其の3260
▼出頭したオウムの運ちゃんを相手にしなかった機動隊員が非難されているが、全くの筋違いだ。普段から彼等は上から教育されている。裏金用の架空三文判を収集したり、繁華街で違法な強制的職質したり、反原発デモ隊を在特会とコンビでテロったり、天下り先の東電を皇族以上にに手厚く警護したり(予算青天井!)、これらこそが職務だと。一文にもならないストーカーだオウムだに誰が汗をなど流すかい。いじめられたら仙波俊郎や大河原宗平とトリオで闘うべし。(12.1/5)

漫画屋無駄話 其の3259
▼マフラーをやたら凝って巻いている男女ほど滑稽なモノはない。男は屈曲してすえ臭い粗末な男根を無理してまっすぐに、女は黒ずんだ陰唇を丁寧に左右に分けて、貧相な胸を張ってるようにしか見えない。土方風のタオル巻きしか出来ない俺のひがみもあろうが(これで充分暖かい)、他の人様の服装には何も感じない。マフラーには教養と知性が象徴的に露呈するのだ。アストラも既に誰か出社していた。4日出勤は貧しさの証だ。(12.1/4)

漫画屋無駄話 其の3258
▼連日の開催のせいかコミガレも荒れに荒れ、「一誠堂」の店頭レベルに。今日はアストラの奥山女史と、ままならぬ人生について語り合いながらラーメン食べたが、神保町に回らずにコーヒーでも飲んでるんだったよ(羨ましいだろうタコ多田!)。昨夜は車が故障、30分かけて自宅まで歩いた。オリオン座を見上げながらトボトボ。良く東映時代劇を富岡銀座通りの映画館で観た後、父ちゃんの自転車の後ろに股がって帰った道だ。夜景は昔のまま。(11.12/28)

漫画屋無駄話 其の3257
▼橋下人気は来春で終息と予想する俺。本当に馬鹿でクズで姑息。市職員の綱紀粛正のため、退職裏金警官30人雇うってギャグか?大久保清を女子大の寮長に、宮崎勤を幼稚園の園長にするがごとし。相場の4割の家賃しか払ってない市職労を市庁舎から追い出すって、まだ4割は払ってる労組の前に、一文も出してない記者クラブの廃止の方が先決。こいつの反官僚はポーズだけ。下っ端専門で、裏金警察・検察・司法のケツの糞は嬉々とレロレロ。竹原信一とは天と地。(11.12/27)

漫画屋無駄話 其の3256
▼1月末売りのスカトロアンソロジー『トイレの秘密』は、レイアウト関係を吉田婆ちゃんに手伝ってもらってる。俺なんてまだMOをやっと覚えてオロオロ仕事してるのに、最新技術まで習得してて感心至極。年齢じゃなく努力だな。業界歴婆ちゃん33年、俺35年。誰もほめてくれないし、40年になっても勲章はもらえそうにない。勿論欲しくもないが、出版問題懇話会は金一封を出すのが礼儀じゃないのか。今年は遠山さんと再会しかねなかったな。(11.12/26)

漫画屋無駄話 其の3256
▼映画『ここに泉あり』のロケ隊が宿泊したので知られる、高崎駅西口の「豊田屋旅館」近所の歩行者用信号は、完璧に狂っている。2〜3メートル幅の道なのに、京王線の開かず踏み切り並。高崎警察署交通部、マジメに仕事しろっての。駅寄りの「松屋」もどうにかしろ。20人近い客の入る1時30分頃、おばさん従業員はたった2人。ただの牛丼やカレーが出るのに10数分かかる。俺のそぼろ丼は間違いなく15分。お陰で出社は3時過ぎ(定期検診日だった)。(11.12/22)

漫画屋無駄話 其の3255
▼一昨日夜の「丸の内東映」窓口にて。「『ハードロマンチッカー』てどこでやってんの?」「この地下です。チケットは?」「持ってるよ」「はい」で、地下の入口で三省堂のチケットぴあで買った前売り券を差し出すと、「全席指定なので窓口でお願いします」「何ッ!?」。さすがに先程の姉チャンも気まずい顔をしてたが、東宝系封切り館ではあり得ない光景だ。松田翔太、もう5センチ背が欲しかったね。真田広之よりはマシだが。駄作ではないが緩急がゼロ。観客9人。定員は250人前後か。(11.12/21)

漫画屋無駄話 其の3254
▼三信ビルはポンコツだから、すきま風が音もなく忍び込む。暖房の真下はいいが俺は窓際なので冷える。暖房寄りに移る手もあるが、そうすると今度は手元が暗くなる。肺病と糖尿を併発した感じ。今日は2時近い出勤で神保町に行けず。昼飯は水道橋西口前の、「ゆで太郎」のけんちんそば(430円)。温かいそばのメニューとしては一番だ。栄養のバランスもいいし。昼時は夜の3倍の6人前後の従業員が。(11.12/20)

漫画屋無駄話 其の3253
▼そうか。明日はもうわめぞテレビ出演か。各種病気・編集・野良仕事…。しかも酒は飲めないので毎日が、急な用水路のように流れ去る。緊張したり照れたりする暇もない。こんな感じでポックリ死んじゃうのかとも。が、悪事も無茶もしない人生のまま、考えれば夏のうちに逝ってたかも知れないのだ。タコ多田のように楽しい事は今日中に、つらい事は明日以降にとの姿勢こそ正しいのかも。部屋の不要紙の処分に約90分要する。(11.12/19)

漫画屋無駄話 其の3252
▼珍しくファクスの調子が悪く、営業マンに来てもらう。来社中は元に戻り、去るとまた昔の状態(紙詰まり)になる最悪のパターン。26ページも送って来るはずの漫画家が、約束時間になぜか寄越さない。状態の確認になるのに。こういう間の悪さはブランシェアと昔から決まっているから不思議。当然ながら営業マンが去ると、ドカドカと奴の下描きを吐き出す。また紙詰まり。死ね!血圧が下がらないはずだよ。(11.12/16)

漫画屋無駄話 其の3251
▼師走なのに大して忙しくないから、明日も休んで自宅で仕事するか。午後少し野良仕事手伝って、また夜は高崎でゴダールかな(特集は金曜日まで)。充実してんだか分裂してんだか、自分でも良くわからない。ハッキリしてるのはノンアルコールビールの不味さ。最近はめったに飲まない。ただのサイダーの方がまだ救いがあるし安い。『Mate』の見本誌が明日着だと休みずらい所だが、3時過ぎに届いたので発送しちゃったしな。(11.12/14)

漫画屋無駄話 其の3250
▼三省堂2階でオカタケ天皇の『古本道入門』(中公新書クラレ)を買おうとしたら、平積みの最後の1冊。不愉快なので止めようとしたが、誰かに見られてるかも知れないし、無理して購入。専大交差点の「ドトール」で、同店4階でもらった『雲のうえ』15号を。代わり映えのしない南陀楼綾繁の原稿が何本も続くので、即ゴミ箱に捨てワクワクする『白衣の女』(ウィルキー・コリンズ・岩波文庫)に。本書もだが、「山陽堂書店」の店頭はきれいで質のいい岩波文庫がズラリ。(11.12/12)

漫画屋無駄話 其の3249
▼新幹線で席を譲る風景はめったに見ないが、今朝の高崎駅10時28分発「Maxとき316号」で目撃。足元のおぼつかない老夫婦に、デッキの引き出し形式の椅子に座ってた、若い会社印風の2人が「どうぞ!」と。心がなごむ。特に昨日、吹きさらしの駅構内に老人たちを1時間以上待たせながら、自分達だけは事務所でストーブにぬくぬくとあたってた、上州富岡駅のゲスなゴロツキ上信電鉄社員の、ド汚ない馬鹿面を見物させられたばかりなので。(11.12/9)

漫画屋無駄話 其の3248
▼真珠湾奇襲(闇討ち)攻撃の日に架線事故を起こした上信電鉄の姑息さについては、今夜の漫画屋BBSで詳しく触れるとして、昨夜「神保町シアター」でイカれた客を。あそこは一番後列の右奥が落ち着く(カバンも横に置けるし)。空いている。近付くとバッグが。隣の席の男のモノらしい。「あいてますか?」「はい。あ、こちらへどうぞ!」腐れオカマっぽいゲス野郎、今まで自分が座ってた2番目の席に俺を導く。蹴飛ばしてやろうとしたが耐え、同じ最後尾の入口付近に移動し、悪臭を避ける。(11.12/8)

漫画屋無駄話 其の3247
▼映画の出来と居眠りが無関係な事は、多くの映画ファンも承知済みと思うが、中でも安心して眠れるのが頻繁に上映される名作。昨夜の「フィルムセンター」の『驟雨』はその代表。何度も観てるし、これからも絶えまなく鑑賞の機会は保証されているから、安心してスヤスヤ。千葉泰樹あたりだとこうは行かない。HPの扉を更新。あ、ブランシェアの『肛欲ママ』出すの忘れた。進行が順調なモノほど逆に忘れられる。すいません。(11.12/7)

漫画屋無駄話 其の3246
▼むなしさ漂う「富岡総合病院」での年に1度の健康診断(毎年この時期に夫婦で)。相変わらず高めの血圧の数値を指摘されると、余計に気分は眠狂四郎。だからってやけくそになる度胸もないし。来年あたりからは脳ドックとかもやらねばならぬのか?愚妻の話じゃ3万円以上かかると。一般検診と足したら5万近くに。更に胃カメラやれとか言われると一体?日本の制度はアメリカより、よっぽどいいとの主張を良く聞くがどうも。(11.12/6)

漫画屋無駄話 其の3245
▼死に損ないがこんなに仕事してていいのかしら?けど反論は許されない年末の下請け編集稼業。毎月3人で6誌前後こなしてた最盛期の、10倍くらい多忙な気が。4〜5日振りで神保町へ。俺1人が行かないくらいじゃ、無論何一つ変わってない。ただ「書肆アクセス」があった頃と違い、知人に会わなくなった。あそこは立ったままの、コーヒーなしの喫茶店みたいな役目も果たしていた。昔は『東京新聞』の販売店だったとか。(11.12/5)

漫画屋無駄話 其の3244
▼酒を飲まなくなり、水分が万年的に不足がちなのだろうか。便秘がひどい昨今。苦しくて今日も神保町参りは休み。ヨーグルト飲料を大量に飲み、何とか日曜日以来の通じがあったが…。寒くてトイレにしばしば行きたくないので、ペット飲料のお茶を夏場に比べて抑えてるのも良くない。『Mate』のオイスターの新連載、「狂れ腐れ焦がれる」のヒロイン・小夜子は、そこら心配なさそうでうらやましい。今夜は映画も無理だな。(11.12/2)

漫画屋無駄話 其の3243
▼朝一番で、南陀楼綾繁以上に目付きの悪い男がドア付近でウロウロ。幼女を廊下で物色してるのか?警察に電話しなきゃと思ったら、原稿片手の朝比奈まこと。帰りにも「おい!近所の女の子に手を出すんじゃねえぞ」。むろん言う方もだが、黙って受け止めている側にも問題があるような、ないような…。久々に神保町に行かないで、「秀栄」(ラーメン屋)→「珈琲美学」。やっぱここのが「ドトール」の数倍は上手い。店の『朝日新聞』『週刊文春』『週刊新潮』…めまいのする退屈さ。(11.12/1)

漫画屋無駄話 其の3242
▼昨年末、いきなり勅使河原喜夫市議の横車で復活した、富岡市気狂い防災無線の夜9時の説教放送期間限定復活(約2カ月半)、今年もやるのかと市役所総務課に電話。対応した鈴木職員、念入りに上司と相談後に「今の所はその予定はありません」と。中止だとは言明しない。勅使河原喜夫市議が市長室に怒鳴り込めば、今にでも復活しそうな感じも。ああ、とにかく決断力はあった保守反動、岩井賢太郎市長が懐かしい。岡野光利市長よ、キッパリと止めなさい。(11.11/30)

漫画屋無駄話 其の3241
▼牛丼戦線1人負けの「吉野屋」、注文マニュアルにも問題が。必ず「…以上でよろしいですか?」と結ぶが、「安いんだしもっと他にトッピングしろ!」と、暗に言われてるような気分に。田舎者は遠慮深くて小心だから心落ち着かない。これは戦前の軍隊でも同様で、軍医にかかるのを遠慮、ないし恥と考えた地方の兵隊が、多数無意味に死んで行ったと『海軍日記』(野口冨士男・文藝春秋)に。大元帥の軍隊は、外敵より同胞と戦さをしてた事も良くわかる。必然的敗戦。(11.11/29)

漫画屋無駄話 其の3240
▼雑誌1点、コミックス2点が追い込みになるに連れて、せきがコンコンコン。まあ昔からこういうもの。この調子では今週は1日も休めないな。やだなあ、1人だけの事務所で息が絶え、いトうか朝日奈まことあたりに発見されるなんて。せめて葬式専門ミニコミ『葬』編集長でもある、アストラの奥山嬢に見つけて欲しい。初めて飛鳥新社近所のラーメン屋、「豚とこむぎ」へ。800円も味噌ラーメンは量が余りに多く(もやし類が)、味はよくわからなかった。(11.11/28)

漫画屋無駄話 其の3239
▼風邪を引いてしまった。すると血圧も少し上がる。明日はばっくれたいトコだが、東北の田舎者がせっかく上京するのだから、ちゃんと相手をしてやらねば。今、明日の唯一の女性出席者、奥山嬢が『聖教新聞』を持参してくれたが、聞けばいがらしの新刊を買って読んだと。「やっぱり凄いですよ!」明日、話を合わせるために安月給からわざわざ(各種保険一切なし)。こんな事なら、俺がもらったの上げるんだったよ。常に義理硬い下層階級。(11.11/25)

漫画屋無駄話 其の3238
▼オイスターの『ワタシキレイ?』、全面的に加筆修整がなされたため、エロ場面の直しもほぼやり直し。データ流用もネームのみ。ただ手描き原稿でのこういう眼に見える作業は、どこか安心出来る。同時進行中のブランシェアの『肛姦ママ』は、収録7本中5本はデータ流用。楽だが達成感はゼロ。初めて暖房を入れる。パッチは既に着用中。これから寒さが怖いし、北向きの我が家の風呂場にも暖房を入れようかな。(11.11/24)

漫画屋無駄話 其の3237
▼昨日、いずみコミックスで製本上の問題が生じたのでタコ多田に連絡すると、配下の森田共々、南国酒池肉林旅行の最中と。ふざけてる!純粋下請けが高血圧と闘いながら安いギャラで仕事に没頭してるのに、アロハ姿で遊び呆けてるとは…。過去の例からすると、この手の版元に5年先の将来はない。せいぜい線香花火のような余生を楽しんでおくんだな。コミガレの3冊100円の映画パンフ、大部分が背をテープ留め。そうでないのを金曜と今日で30冊選び出す。(11.11/22)

漫画屋無駄話 其の3236
▼大阪市長選挙候補の橋下徹は犬の糞、いやそれ以下のカス野郎だ。奴の反官僚主義などそこらのおばさんの韓流趣味と同じ。流行だからワッペンにしてるだけ。証拠?奴には日本国裏金盗人階級たる、警察・検察・司法・大マスコミ、更には宗主国たる米国が一切干渉しない。官憲に愛される反官僚主義者がどこにいる?三井環・鈴木宗男・小沢一郎他がたどった歩みを見れば、橋下は単なる極右新自由主義者なのが明白。便乗詐欺師にだまされるな。(11.11/21)

漫画屋無駄話 其の3235
▼半分もの蛍光灯をまびき、真っ暗だった上信線車輌がようやく元に戻る。沿線自治体から莫大な資金援助を受けながら、日本一高いと言われる運賃取ってるくせに、糞生意気なんだよ(当然電話で猛抗議)。JRや地下鉄もだが、運賃がそのままと言うのがふざけてる。定食屋でも普通と半ライスじゃ値段が違う。事情が違う?全然違わねえよ。いずれも単なる商売。「みちくさ市」の本、宅急便で送ったけれど。う〜む、う〜むのお天道様頼み。(11.11/18)

漫画屋無駄話 其の3234
▼中高年携帯セドラー&リュックサック無礼男で混雑、本が見ずらい田村店頭。あたしのような生っ粋のドブ客が、偉そうなこと言って申し訳ない。しかし相場の半額が見当の右側箱の、今日の福武文庫版、内田百けんの500円の値付けには疑問(従来は300円)。素人古本市では武田百合子共々、すっかり峠を超えたとの見方が支配的。みちくさ市では400円でも売れないだろう(旺文社文庫なら別)。もっと貧乏人の事情を考えて下さい!(何様なんだか…)(11.11/17)

漫画屋無駄話 其の3233
▼コミガレではなく、連日開いてる「小宮山書店」の100円均一ワゴンに、質のいい講談社文庫が大量に出た形跡。俺が行った時には既にスカスカで、大庭みな子他のクズ本が散乱してただけだが、金井美恵子の詩集『春の画の館』(講談社文庫)が残ってたのは、僥倖と言わねばなるまい。昨今「神保町シアター」通いの回数が激減。企画を種々変えても上映作品が同じじゃこうなる。「新文芸坐」にでも久々に行くかな。(11.11/15)

漫画屋無駄話 其の3232
▼「東西堂書店」近所の回転寿司、「もりいち」には時々行くが、その度に客が減ってる感じ。味も接客も問題ないのに(値段は135円均一とやや高めだか)、やっぱり魚の放射線汚染への恐怖か?午前中にみそ汁を無料サービスしたり、色々と工夫してるのにね。だいぶ冷え込んで来たが、年寄りの冷や水でさすがにまだ暖房は。色々と雑用に追われて今夜は映画に行けない。「新文芸坐」で寅の予定だったのだが。(11.11/14)

漫画屋無駄話 其の3231
▼『Mate』最新号で絵にかかるナレーションを1行吹っ飛ばして、さどっこに叱られたばかり。なのに、オイスターのいずみコミックス『ワタシキレイ?』の原稿整理中に、大ドジをまた犯してた事に、指摘されて初めて気付き赤面。同一コマではあるがネームが左右逆に。さどっこの場合と異なり、脳溢血前の件だから弁明が効かない。原稿の現物が多くの場合手元に無い今、ネーム指定した下描きをページごとに、注意深く青焼きと照らし合わせないとまずい。(11.11/11)

漫画屋無駄話 其の3230
▼多少でも自分に落ち度がある場合はすぐに反省する俺だけど、似た性格の遅筆漫画家には弱ったもの。反省してもちっともスピードアップしねんだもの。一種の虚無感に襲われるが、編集は進行を放棄出来ない。よく胃を壊す編集の話を聞くが、俺は脳の血管を破壊してたのかも。遅筆組2〜3人に最近はチクチク嫌みを吐いてるが、これまた底なしのむなしさ。売春婦に限らず、人間は体を売って生計を立ててるのだし。(11.11/10)

漫画屋無駄話 其の3229
▼10月半ば頃から上昇気味だった血圧が、薬を増やしてもらったせいかやっと落ち着く。けど今週は多忙で連日出勤。う〜む。肩凝りは相変わらずだし…。階段が億劫で足が遠のいていた、東京堂の3階へ久々に。外見通り畠中女史も高血圧と。定期健康診断の際には脳も検診してもらいなさいと、死に損ない得意の蜘蛛膜下性説教をひとくさり。女史は万が一倒れたらイチコロだと思うし。後遺症が残って生きてるだけだと、ニコロとでも?(馬鹿が…)(11.11/9)

漫画屋無駄話 其の3228
▼今さらあれな気もするが、今朝の『東京新聞』1面の新刊広告を見て、岩波書店て本当にどうでもいい版元になってるんだなと改めて。関川夏央、森村泰昌、朝日新聞教育チーム、阿久悠…他社が使い古したポンコツばっか(まだ岩波を有り難く思いそうなメンツでもある)。大赤字だと言われて久しい。岩波文庫だけの版元になっても、99%の人は困らないだろう。公務員風版元の公務員相手の稼業は、実父のケツの穴を鑑賞させられるかのよう。(11.11/8)

漫画屋無駄話 其の3227
▼午後2時頃、専大交差点の城南信金前で、20代半ば位のやせ気味の青年が、怒りの咆哮を振りまきつつ、自らのリュックサックを何度も蹴飛ばしていた。本が数冊飛び出ていたが、どうせならガードレールにでもすればいいのに。推測。どっかの版元に原稿を持ち込んで、けんもほろろの扱いを受けた、自信満々の田舎インテリでは?日本教育会館方面に去ったが、暇なら理由を尋ねたのだけれど。けどおっかないな。(11.11/7)

漫画屋無駄話 其の3226
▼神保町が高崎駅西口前の「ジュンク堂」のような静寂さを取り戻す。少しも寂しくない。これでいいのだ。『獣欲』08、いトうのいずみコミックス『公衆肉便器』、『Mate』1月号、そしてオイスターのいずみコミックス『ワタシキレイ?』が、少しずつズレながら進行中。週3日出勤だが、持ち帰り仕事が多いのでそう気楽ではない。自宅から全国各地の漫画家に連絡するのは、事務所でやるより疲れる気がする。錯覚だろうが。(11.11/4)

漫画屋無駄話 其の3225
▼カートひきずってまでコミガレの列に侵入するなっつーの!しかも毛むくじゃらの手を、本の背にドカッと乗せやがって(ウゲーッ!)。神田古本祭は全国の、非常識な古本マニアの祭典でもあるな。某漫画家のせいで某映画の試写に行けなくなる。一瞬心中のわら人形を五寸釘で打ったが、編集の方が本業なんだから仕方ない(一応)。別の某漫画家はデータの解像度がとんでもなく低いまま送って来るし。殺意は秋風に乗せて!(11.11/2)

漫画屋無駄話 其の3224
▼昨夜7時のNHK(日本捏造放送)ニュースは、トップでアメリカの降雪を詳しく。いくら宗主国様だからって、放射線やセシウム、プルトニウムが自国の首都圏に降りまくってるのに、絶句する奴隷根性(でも職員の平均年収1000万!)。昔からうさん臭い泉谷しげるの馬鹿にもむかつく。JR構内に東日本の野菜を喰おうとの奴のポスター。本当は福島の野菜は安全だから喰おうと言いたいのだ。”営業用ガセ不良”は、とっととセシウムの一気飲みでもしてくたばれ。(11.10/31)

漫画屋無駄話 其の3223
▼エロ本屋が警視庁保安課に挙げられるのは珍しくないが、『日刊ゲンダイ』を風営法関連でガサ入れと。こんな事で捜査令状を出す自販機インチキ裁判所共々、余りにもわざとらしい裏金官僚独裁国家のマスコミ弾圧だ。他人事のようにベタ記事でしか報じない『東京新聞』よ、仲間を助けないと明日は我が身。小沢一郎に加えて、『日刊ゲンダイ』支援デモを企てるべきだ。吐き気がする人波の神保町。でもつい行っちゃうふらふらオヤジ。(11.10/28)

漫画屋無駄話 其の3222
▼俺が世話になった「高崎総合医療センター」、8月頭に内科で医療ミスを起こして(俺の入院中だ!)、患者が今月初めに死亡。高崎署に検死・捜査をと申し出たと。優秀な病院だと思うけれどね(特に脳外科は)。ただ同病院は運がいい。発売中の『週刊ダイヤモンド』の”頼れる病院2012”では、群馬県内では前橋の群大病院、同赤十字病院に次ぐベスト3の高評価。年末発売なら、79点から10点はマイナスだったかも(先の2病院は80点代)。(11.10/26)

漫画屋無駄話 其の3221
▼とうとう田村に新人が入った。これで男・内澤旬子風番頭格や正ちゃんも一安心だろう。けど古本祭りまではともかくも、ちゃんと年内持つのかね?(過去のデータからの登石郁朗テイストの推論)前任者も優秀で将来が嘱望されたが、噂では3・11での放射能汚染を怖れて西に去ったとか。他社でもそういう例は聞いた。つてと経済的余裕さえあれば誰もが実行したい決断だ。コミガレ、今日も開いてたが古本祭りまでずっとかな?(11.10/24)

漫画屋無駄話 其の3220
▼うれしいねえ。久々に専大交差点の「吉野家」に行ったら、またいたよ。30代半ば、ノーネクタイのスーツ姿で中肉中背。牛丼並にまず圧さ2ミリ位にトンガラシを全面撒布。終わると次は紅ショウガの山盛り攻撃(池玲子のオッパイにも匹敵)。後者は飯を半分喰った段階でお代わり。会計も1万円札を小銭にする用意周到さ。惚れ惚れ。あんたはセシウムにもプルトニウムにも負けないよ。早退して豊島公会堂へ。(11.10/21)

漫画屋無駄話 其の3219
▼『ビッグイシュ−』を売るにはちょっと苦しい感じの愛想のいいおじさんが、神保町交差点の書店「廣文館」前で、自主的に通行人の交通整理を。元警官、あるいは小さな頃から憧れてたのか?いや、元警備員と考えた方が合理的だな。いずみコミックス、11月は『公衆肉便器』(いトう)、12月は『ワタシキレイ?』(オイスター)。清濁合わせ飲むエロ漫画界とでも言うか。『獣欲』08で下描きの没が2本。血圧に悪いし真面目にやってよ。(11.10/19)

漫画屋無駄話 其の3218
▼午後、「神保町シアター」と路地を隔てた自販機前で、子供が堂々と煙草をプカプカ。よっぽど注意してやろうとよく見れば、単に背の小さな色白の中年男。大騒動になるトコだった。“おいしい公務員”特集の『週刊ダイヤモンド』、『原発の深い闇2』(宝島社)と、必読でボリュームある雑誌が出るので、文庫本や単行本を片付ける速度がダウン。嫌いなんだよ、ゆっくりと活字を追うのは。追われるように読むから楽しい。(11.10/17)

漫画屋無駄話 其の3217
▼昨今「フィルムセンター」でも、方々の試写会場でもキネマ原人を見ないが、奴も初老者の1人暮らし。孤独死してんじゃ?(なら腐臭を放つ白髪死体を蹴飛ばして、映画雑誌のめぼしいトコを片っ端強奪して来る)『Mate』12月号の見本誌を発送。わずか24冊を、徒歩3分のヤマトにメール便で出すだけなのに、すぐ屁っぴり腰に。元々猫背の上にこれが加わっては、北関東の老農夫そのもの。空っ風が事務所を吹き抜ける。(11.10/14)

漫画屋無駄話 其の3216
▼『無言歌』(12月17日公開)試写→「ゆで太郎」(水道橋駅前店)→事務所で雑用→床屋→『続へそくり社長』(「神保町シアター」・予定)→帰宅。充実してんだかしてないんだか…。立ち喰いそば屋や床屋ではラジオを。北野武や爆笑問題みたいな御用芸人が余り出ないのは気分いいが、その代わりだろうか、創価学会の宣伝が凄い。俺みたいに名誉会長を尊敬する人はともかく、嫌な思いの人も多分。http://gekkankiroku.cocolog-nifty.com/edit/cat21357928/index.html(11.10/13)

漫画屋無駄話 其の3215
▼2時すぎの重役出勤。手短かに仕事を済ませて、夕方には神保町を通って、御茶ノ水駅から「フィルムセンター」ヘ抜ける予定だったが、甘かった。金にならない雑用がいくらでも。どうでもいいが、昨夜京橋の「上島コーヒー」で、永六輔にそっくりのお爺さんを見た。この時期はお隣の『実話時報』編集部の見本誌発送日で、全員が郵便受け前のフロア(?)でせっせと。毎月3・11をつい思い出す。滋賀県でまた裏警察が、エセ右翼・在特会を使って牧師を不当逮捕との噂。(11.10/12)

漫画屋無駄話 其の3214
▼2時前に立ち喰いの神保町の名店、「利根」でげそ天そばを喰ってたら、珍しく若い女性客が1人で(ここは「小諸そば」とは環境が違う)。化粧にもファッションにも興味なさそうな娘だったが、聡明そうで女房にすれば平和な家庭が築けそうであった。俺のリクエストに応えた訳ではないだろうが、コミガレに敗戦直後の『キネマ旬報』が100円で数十冊。15冊買う。50年代も次にはお願い。「@ワンダー」だと店外でも1冊315円だし。(11.10/11)

漫画屋無駄話 其の3213
▼コミガレの1冊100円の『キネマ旬報』、もう影も形もない。確かに今世紀に入っての同誌は“ゴミクズ老舗雑誌”だから、さっぱり売れないゆえの当然の措置だろう。が、映画産業が奈落へと突き進む中での、白井佳夫編集長時代は輝いていた(映画評論家としての白井は退屈)。70年代初頭分だけでも、棚に突っ込んでおいて欲しかった。吝嗇総会屋、上森子鐵のオーナー時代でもある。上森といえば富岡の伝説的共産党員、高瀬豊ニの自伝に登場して驚いた。(11.10/7)

漫画屋無駄話 其の3212
▼今日は午後から出勤で、12時チョイ過ぎの上信線に乗ったら、2時間後には事務所に到着。長野新幹線のあさまだと、途中に止まらないから早い。ただ上越新幹線に比べて車輌が短く本数も少ないのか、混む。今日も大宮まで立つ。出稿が明日にずれ込んだため、『女装奴隷』の原稿整理やネーム指定紙の廃棄を。本当に紙を無駄にしている業界だ。IT化が進行するほど無駄紙が増えるような感じ。姿を消した原稿用紙の量など全体的に見れば雀の涙だ。(11.10/6)

漫画屋無駄話 其の3211
▼らしからぬドジを。「高崎総合医療センター」入院中、看護士君にエロ漫画を送ってやる約束を。1カ月以上経って思い出し、一昨日宅急便で手配した所ヤマトから電話があり、同病院は患者からの贈り物は一切受け付けない主義と。そうだよな今はちゃんとした病院は。彼の名前と住所を聞いとくべきだったが、半馬鹿状態じゃとてもそこまでの智恵は回らない。「フィルムセンター」か「神保町シアター」で迷ってる人は多いであろう今夜。(11.10/5)

漫画屋無駄話 其の3210
▼東映作品にしては珍しく本当に当たってるらしいね、『探偵はBARにいる』。午後、三省堂のチケットぴあで「丸の内東映」(館名変更したのか?)の前売り券をと思ったら、売り切れと。『モテキ』はあったのにね。今、夜の8時25分。今日もよ〜く働いた。隔日出勤だから当然だが(明日また休み)、逆に腰が疲れるような気も。田村は棚卸で臨時休業。「さぼうる」手前にキャンパス持ったホームレスが。初めて見る顔だと。(11.10/3)

漫画屋無駄話 其の3209
▼今回の『Mate』の南陀楼綾繁の書評は、世間的には無名の元スタジオミュージシャン、平野肇著『僕の音楽物語』(祥伝社)。文中で南陀楼センセ、僕も無名で貧乏のまま人生を終えるのだろうとしみじみ書いてるが、既に絶対それは無理。平塚雷鳥や越路吹雪の旦那のように、内澤旬子の“さえない亭主”として、一生語り継がれるのだ。離婚したり死んでも“元亭主“扱かい。愚妻を持った自分の幸せをしみじみ噛み締める。(11.9/30)

漫画屋無駄話 其の3208
▼退院から1カ月、初めての昼時の神保町散歩(2カ月振り)。ついでに古書会館の近くまで足を。付近に勤務する奴が、「神保町シアター」の招待券をくれると。今夜は川島雄三の『夜の肌』で丁度いい。体の心配をしていただく。でもどうせ心配してくれるなら券を郵送して欲しかった。長距離歩くと例によってまだ腰がね。好善信士とは次回女装作品、オイスターとはコミックスの題名打ち合わせ。『Mate』連載分、年末までには出したい。(11.9/28)

漫画屋無駄話 其の3207
▼退屈男来社。あらゆる貧乏人がそうであるように義理堅く、安い手みやげまで。お返しに当分は不要になった、未開封のウイスキーとカンビールを上げる。えびたいではあるが、体のためには涙を飲むしかない。次のみちくさ市は11月下旬頃と。是非出たいと言うと、寒いので店番はつらいですよ。もう1回待ったらとほざく。馬鹿野郎、店番はお前がするんだよ!つん堂を子分にな。まさか俺が、哀れみのみで物をくれると?(11.9/26)

漫画屋無駄話 其の3206
▼「おまんこはやらしてくれるって時に、コミックスは穴埋めでも出してくれるって時に飛びつかなけりゃ、2度とチャンスはねんだよボケイ!」某新人漫画家が糞生意気にも、「もう少しまともな作品が揃ってから…」などと、初の単行本企画(穴埋め)に1000年早い口上を並べた事への返事。「餃子で口が臭いとか、パンツが汚ねえとかはまったく理由にならねんだ!!」もう少し上品な例えは出来ねえのかよ、水呑み百姓が。腰痛が少し好転。このまま回復してな。(11.9/22)

漫画屋無駄話 其の3205
▼首都高速下の堀留橋で雨をしのいでる、ホームレスのオッサンを恐喝した方が、まだ確実に金になるだろう(山崎邦紀が訴えられたとの、奇想天外・抱腹絶倒な情報を耳にした際の第一印象)。銭金が本来の目的ではないのかも知れないが、世間のほとんどの問題はそこに収斂する。突然プチホームレスホモ映画監督が、ハイソに見えて来たから不思議。4連休だったのでバンバン仕事。明日また休むが、ネーム指定原稿を4本抱えてちゃ休息にもならん。(11.9/20)

漫画屋無駄話 其の3204
▼例年通りなのだが、虫刺されや湿疹で体のあちこちが痛かゆい。忍耐力は幼少期から養ってるが、やはりつらい。上信電車に乗ってると良くわかる。車内の虫が盛んに俺に寄って来る。脂性だから腐臭を発してるのかも。全く逆の人もいるが、つくづくうらやましい。腰痛が徐々に和らいで来たが、調子づいて神保町歩きを復活させたら元の木阿弥。ジッと我慢のピカピカの58歳。久々に「フィルムセンター」へ。駅から近いし。(11.9/15)

漫画屋無駄話 其の3203
▼新宿の反原発デモで12人も不当逮捕と。素人の乱の狙い撃ち。デモを明るく楽しい自己表現の場にした、彼等のふざけた才覚に、裏金警察はおののいている。新左翼や日共を問わずに、警察の言うがままの北朝鮮風管理デモは、ゴロツキ共も怖くない。素人の乱のスタイルは犬共にすれば、明日の米騒動を予感させる何かが。親子連れにまで暴行を働いたと。日本がリビア以下の官憲独裁国家だと良くわかるエピソードだ。森ゆう子副大臣、是非国会で徹底追求を。(11.9/12)

漫画屋無駄話 其の3202
▼今朝、高崎駅で腹下しになりトイレへ。幸い1つ開いていたので用を済ませて出ると、中年女性が「有り難うございます」と深いおじぎ。掃除が始まったのだ。俺の隣から出て来た兄チャンも同じ言葉をかけられドギマギ。上から言われてるのだろうが、単にうんこしただけなのだし、黙礼くらいが妥当じゃ?退屈男君に電話、18日の今回のみちくさ市は休ませてもらう。挨拶かたがた一稼ぎしたい所だが、またひっくり返っちゃ皆さんに大迷惑だ。(11.9/8)

漫画屋無駄話 其の3201
▼やくる〜と君の言う通り、ペーストを忘れていた馬鹿な俺。正直な所、まだ頭は相当にいかれたままの模様。三共グラフィックの営業マンに、カッターでも振るわなければいいが。先週出勤した3日間は、幼稚園児よろしく愚妻を同道。皆に週3日は仕事し過ぎと警告をされたので、今週は今日と木曜のみを1人で出勤。井上梅次監督の未見作を上映するらしいから、久々に「神保町シアター」に行くか。映画が高血圧に悪いとの話は聞かないし。(11.9/6)

漫画屋無駄話 其の3200
▼すれたつん堂あたりが田舎に出張してるせいか、今日はコミガレが午後でも充実。『葛西善蔵随想集』(福武文庫)他、文庫を9冊も買ってしまった。夕方、いつも通り『聖教新聞』を持参してくれた、アストラの奥山と出版ドン底話。昔から子供は欲しい方ではなかったが、もう絶対に産まないと決意したと。当然だな。国内のガン・畸形児対策に加えて、韓国・中国・ロシア他からの賠償請求も確実。海外移住するなら今のうちだろう。(11.7/21)

漫画屋無駄話 其の3199
▼吾方嬢、今朝もチョンボの連続。1ミリの進歩もなし。普通は自主降板を申し出るべきレベルだが、馬鹿ゆえにめげないのだ(あるいは親が役人で、その図々しさでも?)。ともかく今のうちに見物しといた方がいい。毎朝7時30分頃にヘラヘラ登場。NHKのチョンボ芸で顔を広めて吉本に移る、当初からの売り出し計画なのかも。やっぱり自称”公共放送”は凄い。『Mate』10月号がそろそろ忙しくなる。音信不通の漫画家もいるけど。(11.7/20)

漫画屋無駄話 其の3198
▼親族にNHKの大幹部がいるか、あるいはプロデューサーの愛人としか思えないのが、BS1海外ニュースでの天気予報担当、吾方佑名。固有名詞を一発音ごとにぶつ切りで話すわ(インド人もビックリ!)、コソ泥か出歯亀のようにキョロキョロ方々のカメラに視線を向けるは、連日大暴走。普通は3日で首だろう。確かに美人だが彼女が出る度にイライラ。受信料を払ってなくても落ち着かずムカムカする。アホな振り込み契約者は抗議しなさいよ。(11.7/19)

漫画屋無駄話 其の3197
▼阪神大震災以来放置してあった、防災リュックの中身を漫画屋でも入れ替えた。中核派っぽい白ヘルも新規に。六本木の「アスミックエース」試写室の影響だ(全シートの下に白ヘルが完備)。準備が済むと、是非でかいのが来て欲しくなる。関東大震災下で大杉栄や伊藤野枝を虐殺したのは(幼い甥まで!)、憲兵大尉・甘粕正彦を主犯とする鬼畜赤子共だが、東京電力って7万人の甘粕正彦から成る社なのだな。結局幹部は満映的国策会社の理事長か?日本じゃ充分あり得る。(11.7/15)

漫画屋無駄話 其の3196
▼今度の鬼子母神通り商店街のみちくさ市は23日(土曜日)。当日はよんどころのない用事で、急遽つん堂の野郎に店番を頼むのだが、飽食性健忘症で忘れてねえだろうな?(雨で24日に延期の場合は俺が)みちくさ市は客も大家さんも人品卑しからぬ人揃いで(別に他意はあります)、是非参加したいが近親の一周忌ではねえ。渋谷駅前のバス停付近というか、公衆便所横にたむろする、大震災義援金を呼び掛けるオッサンのうさん臭さは絶品。(11.7/14)

漫画屋無駄話 其の3195
▼羨ましいねえ、ギリシャやポルトガル、スペインやイタリアの国民が。国家破産が囁かれているが、別に顔を溶解させなながらガンで死んだり、孫が奇形児になる訳じゃないもの。貧乏になって医者にも行けずに早死にしそうだが、一族共々親にもらった体で死ねるだけ幸せ!革マル派の御用聞き、枝野官房長官がネット情報発信者を訴える用意があると。執念深い黒田寛一教徒らしい発想だが、偽りの原発安全情報発信者としての責任はどう取る?(11.7/13)

漫画屋無駄話 其の3194
▼とうとう「一誠堂」にまで100円文庫コーナーが(6箱前後)。老舗のそば屋が裏口の一角でこっそり、賎民用に立ち喰いそば屋を始めた感もあるが(残飯で)、1箱に1冊位はいいものも。一方、「原書房」は100円コーナーを廃止(面倒だったのだろう)。朝日出版社の並びにあった、小学館グループの右翼フロント企業の祥伝社、いつの間にか移転を。どうでもいいが(大昔に入社試験を受けた経験あり)。陰気で嫌だよねえ、高速道路沿いの建物は。(11.7/12)

漫画屋無駄話 其の3193
▼この時期は『BUSTER COMIC』の三共グラフィックでの出張校正が。東西線の神楽坂駅で降りて赤城神社裏へと向かうが、その門前手前右に「小諸そば」が。1軒置いて安くてうまい独立系中華料理屋もあった。しかし短期間で閉店。その後は空き店舗のままと思っていたら、今日そこが「小諸そば」の倉庫になっているのを発見。まず母親をレイプ、直後に帰宅した娘もといったあんばい…と言ったら語弊が?(懐かしの番外地貢ワールド)(11.7/11)

漫画屋無駄話 其の3192
▼コウモリ扱いされてる創価学会&公明党だが、実は一番基本に忠実な組織だ。世間から見れば様々な無節操な行動も、”池田大作を死守する”という不滅の大原理大原則維持のためなのだ。安保も原発も消費税も本大義に比すればノミの屁。これを鑑にしてるのが、狂人・菅直人。総理大臣でいるためなら失政もネタにする”歴史的ド気狂い”。更に追い詰められれば、傑出した出しゃばり愚妻、伸子の使用済み下着も有権者に差し出すだろう。(11.7/8)

漫画屋無駄話 其の3191
▼市川雷蔵主演の『ある殺し屋』(’67大映)を初めて観たのは「川崎銀星座」(併映は田宮二郎の『早射ち犬』)。品川駅前の「ホテルパシフィック」で部屋掃除のバイトしてて、各駅の京浜急行で行った覚えがあるから、大学1年、つまり1973年か。以降はテレビでしか。「フィルムセンター」で今夜38年振りに再会する訳だが、改めて唸るのかあるいはがっかりするのか?故郷は遠きにあり思うモノってような事情、本や映画にもあるよ。(11.7/7)

漫画屋無駄話 其の3190
▼御茶ノ水で乗り換えた総武線の、余り冷房の効いてない車中で震え上がる。『作家のうしろ姿』(和田芳恵・毎日新聞社’78)での、心臓麻痺でわずか44歳で急死した、牧逸馬の女房の和子、マネージャー役の義兄の守銭奴振りの描写が、リアル過ぎて気分は軽井沢、いや冷凍庫。嫉妬深い奥さんはキンキン声で、義兄はつるりとした無表情な顔で、牧の原稿生速度のアップを迫る。石ノ森章太郎を連想させずにはおかない、貧乏人には無縁な怪談話だが。(11.7/6)

漫画屋無駄話 其の3189
▼シャブの老売人が元締めに対して、「ここまで精製していただければ、習慣性も体への害もあり得ません。是非、お薬の卸しの再開をお願いします!」そう言ってるようだった売人(岸本英雄玄海町長)と元締め(眞部利應九州電力社長)の、腐臭を放つ玄海原発再開応諾会談。2人は一族郎党が海外移住出来る程度の資産をためてるのだ、もうとっくに。国賊共を裏金機動隊が厳重警備。官舎の妻子は放射能まみれなのに。凄惨な景色だ。(11.7/5)

漫画屋無駄話 其の3188
▼偽装民主党政権下、子供が放射能漬け集団モルモットになってる間に、ファシスト知事下ではどこにも被害者のいないエロ漫画狩りが、莫大な都税を用いて強行されつつある。いずれも盗人官僚が今の王侯生活を維持したり、利権枠を拡大させんがための三文芝居。部落解放同盟の世襲ボンクラ議員がひんしゅくを買ってるが(身銭を復興に投じるがごとき口調が笑止)、裏金まみれの文部&警察官僚も、税金は親の遺産だと確信している狂人集団である。(11.7/4)

漫画屋無駄話 其の3187
▼カワディMAXの『輪姦され娘』の本文回収を頼もうと、三共グラフィックに電話したはずが、妙に子分肌で貧乏&古本臭くて、でもそれなりに人生を楽しんでる子供っぽい声。退屈男を呼び出してしまったのだ。謝って掛け直すと営業担当が出たが、同社は今日創立記念日で休みと。それでも出先から対応するとはけながすぎ。再び謝罪する謙虚な俺。相変わらず物忘れが激しいが、放射能の影響もゼロとは思えない。東電にいくら請求しようか?(11.7/1)

漫画屋無駄話 其の3186
▼まいったね昨夜の神楽坂は。たかるつもりが、版元の初老極悪コンビ(白髪太夫&淫水焼けハゲ)にすっかりたかられてしまった。近頃の社員編集者は油断もスキもない。やっぱり「大王」か「浅草厨房」のカウンターで、1人寂しく飲むのが経済的だし気楽だ。今日は午前中に銀行へ。月末でも午後に比べて空いてる。一水社分のギャラは10時代には未入。田村他をしばし歩く。11時過ぎには入金済みに。またみずほ銀行の怠慢?(11.6/30)

漫画屋無駄話 其の3185
▼移転後の一水社には実はまだ1度も顔を出してない。今夜は久々に神楽坂で一杯やるので、編集部の見物にでも行こうかと。無論手ぶらであるが…。爺様ばかりの宴会もあれなので、アストラの奥山に電話したら留守。運のいい葬式女だ。神楽坂、昔は日本出版社や『週刊読書人』など、縁ある版元が多かったが、もはや一水社あるのみ。そういや石本種男のスタジオディグは、まだあそこら辺なんだろうな。別に奴のタイ人顔を見たくはないが。(11.6/29)

漫画屋無駄話 其の3184
▼ちょっと心配なので、8月売りのさどっこのいずみコミックス、『哀願少女』の台割を確認したら、1本だけページ数を作者が勘違いしてた。しかし今回は不幸中の幸いで、4ページカット予定の某作品が無傷で収録される結果に。珍しい例。多くの場合は逆で、泣く泣くページを抜くハメに。1ページと言う訳には行かず、2、4、ないし6と、偶数ページでバッサリ切らねばならない。エロ劇画全盛時代、やまだのらの16ページを半分切ったが、漫画は逆に締まった。(11.6/28)

漫画屋無駄話 其の3183
▼雨の日は神保町詣でを休み、「エース」のカレーか「秀栄」のラーメンで済ませ、「珈琲貴族」での読書とコースを決めてるが、こういう日に限って「神保町シアター」が珍品を上映。『奴が殺人者だ』(監督・丸林久信・’58東宝)なんて、まったく聞いた事もない。仕方なく傘さして先に同館で前売り券を買い(2番)、Uターンして「珈琲貴族」へ。別にどっかの「ドトール」でも良かったのにな。根が保守的なもので…。(11.6/27)

漫画屋無駄話 其の3182
▼心が狭い上に貧乏で馬鹿で薄汚なくて、ただ善良さだけが取り柄の連中が、より濃厚な放射能を浴びに東北へ集団移動したせいか、コミガレには午後もまだいい物が。顔が溶けるまで全員帰って来るな!で、来年のノーベル平和賞は菅直人で決まりだ。自ら原発爆発を誘発しただけではなく、秘密裏に自国民を総モルモット化、その屍を乗り越えて被曝データを全世界に提供、原発全廃へのリーダーになろうというのだから。既に池田大作名誉会長を超えた?(11.6/24)

漫画屋無駄話 其の3181
▼今日の午前中は古本屋泣かせの気候。晴れたり降ったり曇ったりまた降ったり。幸いタイミング良く田村で文庫本を5冊買うなり(700円。別に3冊拾う)、またパラパラ。大洋図書ビル前の通りの、堀留橋を飯田橋側に渡ったすぐ右に、小さな公園(堀留北児童公園)。ここのあづまやに初々しいホームレスが最近。俺と同世代だから”初々しい”はないか…。小室等風で、あるいは前職は編集者だったかも。エロ漫画以外であった事を祈ろう。(11.6/23)

漫画屋無駄話 其の3180
▼ネット配信といえば、雑誌やコミックスの内容説明文を良くタコ多田に書かせられるが(タダ!)、今のように比較的暇な時期にと画面に向かうが、何だかバナナの叩き売りの口上みたいでめげる。田中小実昌みたいに若い頃なら、香具師も人生及び文筆修行の一環だろうが、57歳にもなってねえ。けど当たれば大きい(実際はほとんどチャリンで終息)。「シネマヴェ−ラ渋谷」の加藤泰特集、1度も行ってないので今夜は思い切って。(11.6/22)

漫画屋無駄話 其の3179
▼夜11時過ぎに帰宅すると、『旅と趣味』(串間努編集長)向けに午前中送っておいた投稿原稿への返事がメールで。何とか掲載してもらえるようだ。あんな場違いな原稿でいいのかしら?寛容すぎる人だ。松文館のネット配信許諾の件で(漫画屋下請け分のコミックス)、昔の漫画家に方々電話をしてるが、らいぶらりを除いて全て連絡がつく。万が一見てたら電話をおくれ。損する話じゃないんだし。平日の休みは楽しいな。(11.6/21)

漫画屋無駄話 其の3178
▼今月末までが有効期限の、「ゆで太郎」の無料クーポン券をまだ1枚も使っていない。特に理由はないが、こうなりゃこの8枚つづりを処女で、いや無傷のまま保存しようか?価値が出るとも思えないが…。同チェーン、前橋付近にもあるんだね。デモ仲間の”赤い土建屋”の話じゃ、群馬の「吉野家」はそばもメニューにあると。「あたしゃ、ゆで太郎のより好きですね!」とも。牛丼の臭気の中の日本そばは、余り食欲をそそりそうもないが(逆なんかい?)。(11.6/20)

漫画屋無駄話 其の3177
▼専大前の「たいよう軒」で、ラーメンすすりながら見てた『毎日新聞』外報欄に、鵜塚健なる記者がイランの民主派への弾圧の凄まじさを、これでもかとばかりにエラソ−に書いていた。鵜塚クン、自国の実状は書けねえの?放射能プールで殺されつつある福島の子供や、原発に抗議するデモ隊に暴力的に干渉する裏金機動隊員の実態等をさ。自らの頭のハエが追えないポチ記者のたわ言は、イラン及び日本の両国民衆に対して無礼だ。お気楽な商売でうらやましいけどさ。(11.6/17)

漫画屋無駄話 其の3176
▼老AV男優の使い込まれたペニスの亀頭並に鈍く黒光りする、タコ多田のハゲ頭ほど俺の美意識に反する無惨な光景はマレだったが、何の事はない去年あたりから自分の額が”無惨仲間”に。気にして洗えば洗うほど、シワまみれのそこはまぶしく輝きを増す。暮れ行くたそがれ人生をあざ笑うかのように。で、末期のガンやエイズの人はスッキリした気分だろうな。日本人の多くが溶けたり畸形になったりして、自分と同じく死んじまうんだし。(11.6/16)

漫画屋無駄話 其の3175
▼昨今、ひし美ゆり子の名前や写真を見ると、浅ましい商人(あきんど)振りにヘド吐きそうになるのはともかく(アグネス・チャン並?)、午後コミガレで文庫本を10冊も買ってしまった。今月は市もないのにどうしよう?トーク界のサム&デイブ、南陀楼綾繁とNEGIのおしゃべりショーが再び開催と。無論、10万円もらっても行く気はないが、どんな糞馬鹿野郎共が喜捨に訪れるのかは、少々関心が。究極の”外し芸”を具体的に学ぶにはいいチャンスだが。(11.6/15)

漫画屋無駄話 其の3174
▼種々反省の多い『Mate』8月号の見本誌を22部、メール便で関係者に発送。柄にもなく久々に深くめげる。昨日、今日とコミガレが開催中。三島由紀夫&岡留安則本が溢れた”高揚シーズン”(意味不明!)は既に終息、昔の水準に落ち着く。相変わらず一休み中の田村には、新人さんが入らず従来の丁稚コンビがコマネズミ状態。40年通い続けた「日本特価書籍」の、新刊部門撤退を目撃する日が来ようとは!岩波&ちくま文庫も今後は定価か…。(11.6/14)

漫画屋無駄話 其の3173
▼悪夢ではあるが、菅直人に延命の秘策がない訳ではない。今や日本は北朝鮮など遥かに及ばない、”世界最強最悪のの放射能テロ国家”だ。これを逆手に取る。アメリカ国債を売り飛ばして増税を避け、国民の支持を得て解散に打って出るのだ。オバマには「宗主国ツラをこれ以上すると、汚染水をまた大平洋にぶちまける!」と、開き直ればいい。愛国者として後世に名前も残せる。日本という国家の後世と、伝える国民が存在すればの話だが。(11.6/13)

漫画屋無駄話 其の3172
▼コミガレで”痴呆浪花携帯セドラ−”とケンカする直前に、「三省堂」4階で『報道と隠蔽』(今井照容・無双舎・本体880円)と、『続・石井輝男映画魂』(ワイズ出版・本体1500円)を。後者はワイズお得意の手抜き本だが(写真ペッタペタ!)、前者は題名と出足が期待を抱かせる。昨日は夜遅くまで珍しく仕事を。その後で「大王」で一杯やったが、1人で30分くらい勝手に喋って帰る、自己完結性の高い中年男性客が。孤独という病か?(11.6/10)

漫画屋無駄話 其の3171
▼亀井監督の記録映画のもう1つの楽しみは、わざとらしいやらせ場面。硬い場面が続くと唐突に入浴シーン入れたり、凄くお茶目なんだから。本作でも突然皇居前広場のアベックの、『スーパー写真塾』的ペッティングショットがしつこく。何だと思ってると、ここの土にも放射能がと来るが、盗み撮りへの弁明にしか聞こえない。後の企業PR映画にも頻出したこの種の眠気払いサービス場面、昨今の若手自己陶酔派監督にも取り入れて欲しい。(11.6/9)

漫画屋無駄話 其の3170
▼終映後の場内の雰囲気が約40年前、「新宿昭和館」で石井輝男の”異常性愛シリーズ”3本立てを観た後とそっくりだった、昨夜の「新文芸坐」。特に若い女性客はショックがありあり(出産拒否?)。原爆による奇形児の一つ眼小僧や、シャム双生児ガンガンだものなあ…。作者(亀井文夫)の最後の言葉はトドメ。天災と異なり原爆実験さえ止めれば、人類は放射能の恐怖からは逃れられる、と。広島・長崎・第五福竜丸、そして神戸、いや福島。学ばない民族が没落するのは自然な事だ。(11.6/8)

漫画屋無駄話 其の3169
▼”南会津のタルコフスキー”こと、山崎邦紀監督の放射能汚染発情ピンクがマジで胎動中というから、あの業界のヤケクソ振りも、エロ漫画界に引けを取らない。放射能で思い出したが、「新文芸坐」で今夜上映の『世界は恐怖する 死の灰の正体』(’57)は是非観ねば。公開時の『キネマ旬報』ヘの1ページ広告は毒々しく、どう見ても化け猫映画扱い。実際の所は?うまいカレーライスを喰いたい。「共栄堂」も長く行ってないな。(11.6/7)

漫画屋無駄話 其の3168
▼そろそろ短パンの季節だ(誰だよ吐いてんのは?)。物忘れと顔のシミの数に加速がついてるが、放射能の加勢もあんだろうな。菅直人や仙谷由人が薄ら笑い浮かべてる間に、日本人が丸ごと”放射能汚染ジプシー民族”化、世界中の鼻つまみモノに。俺が外人なら日本には絶対に踏み入らないし、食物はおろか電化製品も買わない。けど表面上は同情を示し、チャリティ−には協力する(500円程度)。一切権力に楯突く事もせずに、静かな滅亡を選ぶ奇特な国民と内心軽蔑しつつ。(11.6/6)

漫画屋無駄話 其の3167
▼『Mate』と内田こねりのいずみコミックス、『息子のアソコに誘われて』が重なり多忙。『記録』の原稿は明日だな。今回は「池田大作より他に神はなし」を1回休み、初老男のデモ趣味について書こうかと(裏金警官の馬鹿らしい干渉を中心に)。尊敬する名誉会長、昨今動きがないので書きずらくもあるし。今日のコミガレはハイレベルな物が。早い時間に行った人はいい思いをしたろう。逆に田村は一服という感じ。詐欺師が総理大臣じゃ悪いのか?(11.6/3)

漫画屋無駄話 其の3166
▼沿線自治体に大金をたかってる”ドコジキ鉄道”、上信電鉄までが節電とかで車内照明を半減、夜の読書の眼が疲れるの何の。糞高い運賃に加えて税金からも天引き、更には健康被害まで!回送電車が脱線するように(一般乗客に罪はない)、小細工出来る関東軍的鉄道爆破知識があれば、憂さも晴れるのにな。観たのを忘れて『愛妻記』を「神保町シアター」へまた。40分は楽に切れる長いだけの凡作。フランキー界も司葉子もわざとらしい演技であくび。(11.6/2)

漫画屋無駄話 其の3165
▼タコ多田が月末の漫画屋へのギャラの振り込みを忘れ、とんだボケ爺さんと罵倒してたら、今度は俺が今月売りの内田こねりのいずみコミックス、『息子のアソコに誘われて』の、”誘われて”部分を忘れて入稿、初稿まで出稿してしまい、デザイナーや印刷屋さんに大迷惑を。ティ−アイネットには請求書ミスで同じく先週。よくこれで法定文字を間違えないと、我ながら感心…してる場合じゃねえよ!売れない原稿の遅れは情けない。(11.6/1)

漫画屋無駄話 其の3164
▼日本という国は自民党の半世紀に一切学ばない。同党の最盛期は極右から社会党より左派まで揃え、危機を迎えると野党の政策をパクり常に延命を。妙な潔癖性の世襲政痴呆治家がその伝統を破壊、野に下った。原発一家とて1〜2割の反対派を内包する度量を示せば、このザマにはならなかった。なのに”最低栽”は愛国心の強要を合憲とのたわ言。国家は異分子を許容する事で強靱さを増す。金太郎飴は剣たり得ない。国ぐるみで創価学会化する愚かさ。一億総心中国ニッポン!(11.5/31)

漫画屋無駄話 其の3163
▼最近、神保町のホームレスおばさんを見ない。そういや東京駅八重洲南口バス乗り場の、いつも椅子に座ってる同業のおばさんもだ。寒い時期にはお二方ともに頻繁に見かけたのに。裏金官憲に追放されたのか?「大震災被害者の事を考えろ!」とかの名目で。何か朝から冴えない『Mate』の色校正したせいか、元気が出ない。古本屋街の看板類が強風でバタバタ倒れ、ちょっと怖かった。看板の圧死は余りにカッコ悪すぎる。(11.5/30)

漫画屋無駄話 其の3162
▼G8を次回は日本で開催したいとド気違い総理がほざいたと、NHK他が無批判に報道。自らが発生させたコレラ菌が蔓延中の家に貴賓客を招こうとは、一体どういう神経?こいつ、自分と家族さえ守れれば一億国民も平気で見殺しに。天皇裕仁は国体護持に最後までこだわり、結局は沖縄玉砕、広島・長崎の大惨事を招いたが、”菅直人のプライド”が、再び日本国民を同じ目に遭わせつつある。急流をド盲でびっこ、しかも痴呆の馬で渡ろうとする愚かな民族の退路なき蹉跌。(11.5/27)

漫画屋無駄話 其の3161
▼坂手洋二の舞台は見た事ないが、戯曲や表現規制に反発する文章は高く評価。ところが昨日の『東京新聞』芸能欄のインタビューで、大震災・原発事故下での菅下ろしは許せない等の妄言を。もっと早く引きずり下ろさなかった故の大惨事だろうが。政治的感度の鋭い物書きにはありがちだが、同業者の平田オリザ同様、内閣参与でも狙ってるのか?このスタンスで行けば参与はともかく、勲章くらいは射程距離内。そこら木下順二は偉かったねえ。(11.5/26)

漫画屋無駄話 其の3160
▼あるコレクターは大嫌いな奴の絵を敢えて買い入れ、トイレに飾っておくという。不愉快な事があると、脱糞後にも水を流さない。それどころか小窓も閉めて換気扇もオフ。そのまま放置して出社。つまり翌朝の排便時まで陰湿に息長く”臭殺責め”。つん堂の野郎が、武藤良子画伯の作品に対して実践してるとの噂を漏れ聞いたが、まだ未確認である。今度の日曜日、富岡のフリマに参加予定だが、雨らしいね。また2000円放棄?(11.5/25)

漫画屋無駄話 其の3159
▼5月の感動の名ネーム。”あたしは三日三晩 死体に犯され続けた”。詳細は6月17日発売の『Mate』8月号、カワディMAXの「傷だらけの少女たち」シリーズを読もう(涙をぬぐうハンカチを忘れないで!)。菅直人総理の御努力で、放射能で武装した神国・日本人が次々と誕生しそうで、頼もしい限り。B29は竹やりでは落とせなかったが、今度は見えざる最終兵器。鬼畜米英や中国・韓国朝鮮人何するものぞ!放射能ケロイド光線を受けてみよ!!(11.5/24)

漫画屋無駄話 其の3158
▼日曜日の夕方、18時11分高崎駅着の上信線に乗ったら、6時近くになっても車内電灯を付けない。いくら『クロード・シャブロルとの対話』(清流出版)の本文が大きくても、眼が疲れる。山名駅だったと思うが、運ちゃん(なぜか2人も)に控えめに進言。「電気つけろ!本が読めねえだろう馬鹿野郎!!」先輩風があわてて2両目に行きスイッチを。片道40分で半年定期137540円も強奪する公金漬けコジキ鉄道。国賊・JR東日本や東京メトロに倣って火事場泥棒の真似すんな。(11.5/23)

漫画屋無駄話 其の3157
▼素人古本屋ごっこ界の山守義雄です…じゃなかった、単なるボケ老人の塩爺でありんすが、身分証明書持参しないと、新幹線に忘れたバッグ返してくれないと、東京駅の担当者。当然だが、免許なしの俺はこれで結構困る(自宅ならともかく)。仕方ない。電話代や電気料金の請求書、俺宛の現金書留、富岡市の公文書開示への回答、預金通帳など、色々持ってってみよう。うんざりして返してくれるかも。写真入りの『出版業界最底辺日記』とかも(嫌がらせ?)。(11.5/20)

漫画屋無駄話 其の3156
▼やはり深刻な内部分裂との噂は本当だったのか?「古書現世」の向井透史のブログから、わめぞ民共のツイッター一覧が消えた。3人一山36円くらいの凡人連中のたわ言だが、下層生活者の明日なき息吹がリアルに伝わるので、時々チェックしてたのに。南陀楼綾繁センセイから、21日の谷中よみせ通り商店街の古本市に誘っていただき、急遽準備を。やはりその道のオーソリティーの主催だと、コチコチに緊張します。不忍は一箱古本市のホームラン王だ!(首吊りか…)(11.5/19)

漫画屋無駄話 其の3155
▼ネーム指定を2本ほど。『Mate』分は先行進行しとかないと、『獣欲』が盛りのついた犬のように追いかけて来る。家族一致団結してデータ化作業を完遂、獣どもから逃げ切らねばな。しのぎやすい天気になったら、早くも隣接する秋田書店倉庫の方角から強烈な西日が。マジでドゥワップ顔に日焼けしかねない。ファクスがカワディMAXのネームを吐き出している。昔は事務所に泊まると、全国各地からこの音が明け方まで鳴り響き、なかなか眠れなかった。(11.5/18)

漫画屋無駄話 其の3154
▼1日も早く引退、出しゃばり女房と同じく幻冬舎新書から、『驚異の責任転嫁術』を出して、これ以上国民を苦しませて欲しくない菅”馬糞”直人。だが、御用政治学者・山口二郎や、御用新聞記者・星浩のクズ智恵でも借りて、愚鈍は愚鈍なりの延命策を企んでるのだろう。官房機密費でのグルメ生活や、裏金警察集団の敬礼に迎えられる事の快感は、泥棒公務員共の裏金のみ負担させられてる我々には、やはり想像の域を出ない。口開き”痴呆”源太郎は何を?(11.5/17)

漫画屋無駄話 其の3153
▼今までも2〜3人しか客が入ってない事はしょっちゅうだった「シネマテーカたかさき」。昨夜の『照和』(監督・フカツマサカズ)で終始俺1人だけを初体験。ライブハウスのドキュメンタリーかと思いきや、甲斐バンドの老齢ファンクラブ会員用芸なし映像の垂れ流し。群馬交響楽団を持つ街の住民を舐めるなと言いたいが、クズ商品を買い付けたのも高崎市民か。ドキュメント界の『エンジェルウォーズ』。後方の楽団員の1人が豊崎由美そっくりで苦笑。(11.5/16)

漫画屋無駄話 其の3152
▼『奴隷市場』04の青焼き校正してると、懐かしのやす○から電話。よっぽど暇らしく顔を出すと。相変わらず若くて美人(けど確か、遠山企画に初投稿してくれたのは20年前…)。ただ眼と胸がやけに大きくなってる気が。「整形したろ?」「し…してません!お金ないし…」「………」くれると言うが可哀想なので、出したばかりのCD『YASUKA』を2500円で。何か柄にもなく暗黒ムードだが。地元岩手の被災話なども。近く飲もうと。(11.5/13)

漫画屋無駄話 其の3151
▼毎度お世話になってる『記録』の発信元、アストラの出版物と言えば、富士山に親父のステテコと言うか、池玲子に純潔と言うか、”増刷”との言葉とは長い間無縁だった。ところが鎌田慧の新刊『原発暴走列島』は、発売半月もしないのに大増刷決定と。いつ首になってもおかしくなかった、奥山”葬儀”子の身分もしばらくは安泰。良かったな!(本当は拙著『エロ漫画の黄金時代』のベストセラー化で、自社ビルを建てる予定だったのだが…)。(11.5/12)

漫画屋無駄話 其の3150
▼雨で久々に昼時の神保町詣でを中止に。元の事務所近くの「秀栄」の味噌ラーメンを食べに行くと、顔見知りのヤマトの兄ちゃんが2人も。で、隣の「エース」のささみフライカレーに。そしたら券売機が故障、入れた1000円札も戻らない。しばしの気まずいムード。食後に「珈琲美学」。夕方、今は大洋図書にいるかつての吉田婆ちゃんの部下、加藤君が顔を。また携帯配信の契約書にポコポコ判子を。一体いくらになるのやら。おおぬま・ひろしはまだ現役と聞き驚く。(11.5/11)

漫画屋無駄話 其の3149
▼先週までは色んな行事で多忙を極めたが、今週は細かい仕事が重なり淡々と経過。この歳になるとどっちでもいいが、時の経過は今の方が早い。全電力会社の経営陣は7割、従業員は5割、全公務員が3・5割の年俸削減が前提でない限り、増税論議など出ようはずがないのに、御用マスコミは財務省の提灯持ち。大震災や原発被災者の懐にも手を突っ込む訳だ。中国では死刑囚が銃の弾代を負担させられると聞いたが、日本じゃムコの一般人が同じ眼に遭うのだ。(11.5/10)

漫画屋無駄話 其の3148
▼去年前半あたりからずっと空室だった(一昨年?)、三信”オンボロ”ビル2階にやっと店子が。部屋の大改造をしてるが、自費でなのだろうな。建築関係の方で、タオル持参でわざわざ引っ越しの挨拶に来られた。俺は他の階までは行かなかったよ。3・11の揺れの凄さが記憶に新しい俺には、やや無謀な決断な気もするが、それぞれ事情もあろう。日特では時に見かける携帯片手のセドラーを田村店頭で。これまた勇気ある人と言えよう。(11.5/9)

漫画屋無駄話 其の3147
▼西郷さんの銅像を欠いた上野公園とでも言おうか?民青臭さばかりが充満していた、不忍一箱古本市打ち上げに何か満たされなさを抱いてたが、やっとその訳が。千駄木ばかりか、全国各地の古本マニアの熱い敬愛を一身に受けている、ハテナのおやっさんの顔が見えなかった。俺は早退したから良くわからないが、後半にはいらしたのか?だとしたら実に残念な事であった。おやっさんの無欲な人柄の詳細はこちら。http://www.ustream.tv/recorded/11579616(11.5/6)

漫画屋無駄話 其の3146
▼「シネマテークたかさき」、午前10時からの『トスカーナの贋作』(ウジウジした凡作!約15人の入り)を見物後に、午後からの重役出勤。上信線も高崎駅も高度経済成長時代のようにごった返してたが、人々の表情は明るくない。8日の、完璧に雨の予想のみちくさ市の準備も本業の合間に。延期になると困る。父ちゃんの一周忌と重複。天気祈願と同時に、誰か店番のアルバイトを探さないと。夜、気の進まない不忍の打ち上げに。ケチが付いたよ。(11.5/3)

漫画屋無駄話 其の3145
▼世の中どこに謀略が仕掛けられてるかわからないので、皆さんも足元に御注意を…じゃなかった、2冊のいずみコミックスの雑用で忙しい。仕方ないから明日も出勤だ。「池田大作より他に神はなし」を自宅で上げる予定だったのに。「岩波ホール」下のATMを閉鎖したので、みずほ銀行の専大交差点の店舗の列が生き地獄。東電本社前の裏金原資用機動隊員並の人数だ。馬鹿にしやがって!せめて腐った生卵でも投げ付けたい!!本店が火事で全焼すればいいのに。(11.5/2)

漫画屋無駄話 其の3144
▼早朝から30日の一箱古本市の準備。終えるや神保町の田村の廃棄コーナーへ。数冊拾って三省堂。老眼鏡を取り出して…て、ないヨ。田村だ。慌てて引き返す。「眼鏡の忘れ物は…」「これでしょう!」お馴染みののび太店員。「塩山さん、それ僕が拾ったんですよ」見ればオカタケ天皇。「文庫本拾って眼鏡落としちゃ、間尺に合いませんね」本当。助かりました。ただ天皇、むくみがちで顏色がさえなかった。お大事に。コミガレはなかなかの水準だった。(11.4/28)

漫画屋無駄話 其の3143
▼先月末の午前中までに、一水社のギャラが塩山商店の口座に入金してなかったのは、やはり例のみずほ銀行のトラブルのためと、タコ多田さえもが激怒した。そのド腐れみずほの神保町交差点のATMが、震災の節電を口実に突如休業。お陰で専大交差点の店舗は月末並の大混雑!顧客にあんだけ大迷惑をかけときながら、JR”革マル派”東日本、東京メトロを見習って火事場泥棒同然の”急ぎ働き”(池波正太郎)。みずほ本社は火炎瓶の雨か糞尿をぶちまけらるのが筋だ。(11.4/27)

漫画屋無駄話 其の3142
▼表参道ってプラダ他の洋品屋が軒を連ねた、衣料品業界の神保町みたいなトコなんだね。「根津美術館」裏手の富士フィルム試写室まで20分以上歩く。浜野佐知監督の新作、『百合子、ダスヴィダーニヤ』(脚本・山崎邦紀)だ。題名は青山、表参道のイメージだが、主演の2人はジュンとネネというか、戸田市郊外の歌って踊れるスナック、「来夢来人」の女給の香り。下層貧乏人スタッフが束になって、豪奢さを出そうとの真摯な努力が涙を誘う。画面の解説的な吉岡しげ美の音楽もマヌケ。(11.4/26)

漫画屋無駄話 其の3141
▼6流本とでも呼べばいいのか?3流詩人兼無能経営者(辻井喬)と、3流御用政治学者(山口二郎)の共愚書、『日本を問う』(平凡社)の事だ。宣伝が掲載されていた同社のPR誌『月刊百科』5月号、次号で廃刊との告知。『ちくま』と並んで読みではあった方だよ、類似誌中では。『奴隷市場』04と『BUSTER COMIC』7月号の仕事をチョコチョコっと。後者連載「塩山業界無駄話」第23回、11行オーバーでさすがに添削疲れ。回転寿司(「もりいち」)は5皿は食べないと腹が減るな。(11.4/25)

漫画屋無駄話 其の3140
▼いよいよ不忍一箱古本市も来週の30日。昨秋のような雨だけは願い下げにしたい。嫌記箱は極貧アル中夫婦がヤケクソで営む、「古書信天翁」に出店(午前11時〜午後4時)。分裂開店後は1度も行ってないし、こっそり下見に出かけるかな。午後神保町で同市関連の知り合い2人に遭遇。顔は知ってるが素姓は思い出せない。適当に話を合わせる。吉野家で280円の牛鍋丼に300円分くらいの紅ショウガ盛り上げてる、同世代のオヤジが。女房や子供が見たら嗚咽にむせぶぞ。(11.4/22)

漫画屋無駄話 其の3139
▼全四部のゲーテの自伝『詩と真実』(岩波文庫)、まだ第一部を読んでるだけだが、気取ってる所も結構あるのに面白い。フランクフルト生まれなのか。『フランクフルトの女たち』といった感じの西独製ポルノ映画、昔観たような記憶が。田村で『イタリア紀行』(全3巻・同)まで入手(600円)。田村といえば30歳までで要免許のアルバイト、ないし従業員を募集中。u-senあたりは応募、人間性を鍛え直してもらえ。書類段階で即不可か。聡明で寡黙で感じ良かった新人の後任だろう。(11.4/21)

漫画屋無駄話 其の3138
▼この20年、全く歳を取らないお婆ちゃんが仕切る水道橋のそば屋、「豊年屋」で久々にたぬきそばを食べて(650円)、裏手の日大法学部付近から神保町へ。途中の喫茶店「フラミンゴ」、洋食の「清水亭」がいずれも健在なのにビックリ!前者は淡路町の旧東海銀行裏手地下にも支店があり(今は不明)、ナポリタンセットとエロ漫画誌の充実で、後者はサイコロステーキとハヤシライスで、周辺の編集者や学生に有名だった。和食趣味の今では、懐かしさより先に胸焼けが。(11.4/20)

漫画屋無駄話 其の3137
▼神保町で時々見かける姉ちゃんで、何度か宴会でも一緒になった記憶があるのに、素性が思い出せないので知らん振りしてたコが。今日は旧「あまみ」前の路地で遭遇したので、挨拶をして記憶をたどる。元晶文社の女性解雇コンビの片割れであった。『日刊ゲンダイ』見ましたと言われる(テへへへ…)。今は他社で営業を。付近で見かけるはずだよ。アストラの奥山といい、出版社の女性営業部員は結構多いね。旦那は売れない元映画監督だっけ?(11.4/19)

漫画屋無駄話 其の3136
▼『日刊ゲンダイ』の今日売りのカラーデモ写真でお馴染みの塩の字…じゃなかった(しつこいネ!)、仙台のいがらしみきおに毎号送ってる『Mate』が、午前中に返品されて来た。まだヤマトの配達体制が復旧してないらしい。『WiLL』編集部の川島宛の分も。こちらは単なる事務所の移転。川島センセ、最近各種古本市に餃子臭い極右顔を見せない。いいカモ客なんだけど。30日の不忍一箱古本市には必ず来るように(餃子は古本買ってから喰えよ)。(11.4/18)

漫画屋無駄話 其の3135
▼明日、午前中は天気余り良くないらしいが、明治公園での反原発・反菅内閣デモ、出発は12時らしいので大丈夫か?やっぱ自転車通勤も野良仕事もデモも雨はつらいよ。11時過ぎないと東京駅KIOSKに出ない『日刊ゲンダイ』が、今日は10時30分には既に。うれしいが、朝から読んじゃうと夕方が寂しいんだよ。酒も昼間からビール飲んだり、何日も深酒を続けると味が落ちる。1日置きにしかやらない人間の実感です。(11.4/15)

漫画屋無駄話 其の3134
▼午前中、神保町帰りに爽やかなプルトニウム混じりの風を浴びながら事務所付近まで来ると、急に風が生臭さと淫猥さを帯びる。当然だ。目の前に坂崎重盛老がヨタヨタヨタ。増刷になったという、『「絵のある」岩波文庫への招待』(芸術新聞社)をいただいてしまう(どうせ初版800部くらいか?)。田村にも質のいい岩波文庫が溢れ出したし、これで不忍一箱古本市の準備は万端。あ、屋上の放射能たっぷりの毛布を取り入れなきゃ。(11.4/14)

漫画屋無駄話 其の3133
▼昨日、午後2時過ぎの強い地震の際も田村店頭に。文庫を5冊買おうとしてると、内澤旬子似の番頭が2回から駆け降りて来て、「地震警報が出たので本から離れて…」。言うそばからユラユラユラ!ここで死ぬなら仕方ないと、覚悟するなり治まる。外に飛び出て来た怖い旦那の奥さんもホッ!(旦那は便所かどっかで震えてた?)今日も同時間帯に行ったが何も無し。『Mate』の見本誌発送と原稿整理で日が暮れる。夜は「シネマヴェ−ラ渋谷」行き。(11.4/13)

漫画屋無駄話 其の3132
▼橘孝志の獣姦系いずみコミックス第2弾、『恋人はケダモノ』の原稿整理中。困るのが2本だけ収録するコンビニ誌掲載原稿。都条例対策で大きなシール貼ってるから、ラベル剥がし液を塗って取ろうとすると、下のトーンまでが一緒に!男女性器部分だから、当然巧妙なトーンワークが。一方で液を塗り過ぎるとトーンのノリが馬鹿になり、剥がれて行方不明に。真っ白な亀頭ほど情けないものもない。仕方なくセロテープで固定。製版じゃまず出ないしネ!(消え行く無形文化?)。(11.4/12)

漫画屋無駄話 其の3131
▼本当に気が効く。不忍の一箱古本市やみちくさ市が近付いたせいか、久々に田村が店頭の左右の箱に大量の文庫本を。岡本綺堂や木山捷平、野口冨士男他を計11册仕入れる(1900円)。本当に助かります。神様・仏様・田村様!県議選、民主党菅増税裏切り者一派推薦の下山まこと、富岡市で最下位の4位で落選。けど選挙全敗の岡田幹事長も、頭目の菅直人も居座ると。これじゃ東電の清水社長も辞職する必要なし。昨日の高円寺の反原発デモ、行きたかった。(11.4/11)

漫画屋無駄話 其の3130
▼昨日のいトうの吹き出しの件、責任を大いに感じた当人が、急遽修正版を持参してくれたので解決。俺特製の怪しい吹き出しも、決して悪くはなかったが…。千代田区の防災無線が午前中、都知事選投票を呼び掛ける放送を最近毎日。富岡に比べればマシだが気になる。放送回数も、都の役人崩れの石川現区長になってから増えた。暇すぎる金満役人は、東京でも北関東でも納税者に説教したくなる模様。さすがに義援金の呼び掛けまで毎日するほどは狂ってないが。(11.4/8)

漫画屋無駄話 其の3129
▼日本橋川沿いの桜並木が一際きれいだ。通勤途中に桜吹雪の中を池部良気分で歩いてると、心身ともにとろけそう(プルトニウム効果か?)。『Mate』のいトうの漫画で(CG)、当人が吹き出しを描き忘れたネームが2カ所。さすがに入稿前に、吹き出しの数までは確認しない。初稿の上にトレペを貼って、輪郭を自分で描く(焼き込み白マド文字スミの指定)。原発爆発後のバケツリレーみたいだが、読者はまず気付かないはず(指摘出来たら何かやるヨ)。(11.4/7)

漫画屋無駄話 其の3128
▼『Mate』とブランシェアのいずみコミックス、『メイドママ』の集中校正で、神保町詣でも休み。武道館での入学式帰りとおぼしき、無意味に微笑む若い連中の群れが目白通りを埋める。かなりの者が無精子症野郎や、『江戸川乱歩全集・恐怖畸形人間』の母親になるとも知らないで…。今後は誰もが刹那的になり(特に若年層)、凶悪犯罪も急増しよう。でもどうせ殺すなら無名人じゃなく、原発爆発パフォ−マーこそリクエスト。義挙と英雄扱いかも(自分でやれ!)。(11.4/6)

漫画屋無駄話 其の3127
▼空中バケツリレー、消防出初め式放水、古新聞&おがくず&入浴剤乱れ撃ち、福島湾奇襲大排水作戦と、水際立った菅直人総理以下の矢継早の国難回避策に、国民も大船に乗った気持ちになったか。専大付近の「小諸そば」も「ドトール」も、「三好弥」(定食屋)も満員で入れない。九段の櫻を眺める人々の眼も優しい。信頼された政治の姿が今ここに。マスク姿は少ないしデモも起きない。99%の国民が明日の希望を確信。”幸せ〜は〜オイラの〜願い〜♪”。(11.4/5)

漫画屋無駄話 其の3126
▼昔からだが、入稿や出稿は必ず集中する。今日はほとんど各漫画の初稿が印刷所から出ず、明日の事を考えると頭が重い。老化すると、大量仕事への集中力を欠く傾向が。カワディMAXと次回コミックスの打ち合わせ。奴が7月で、さどっこが8月になりそう。夏場に凝り性の2人が続くので疲れそう。思い当たらない人から留守に不便な郵パック。再配達のため外出できず。使えない新人の投稿原稿では泣くに泣けない。イライラ。(11.4/4)

漫画屋無駄話 其の3125
▼昨日入稿済みだったのに手が回らなかった、さどっこの「dollは笑わない」の2回目のエロシーンを修整。当初3回で完結予定だったが、4回になると。彼は連載モノの方が人気が。来月の『奴隷市場』04、少し先だが『獣欲』07の打ち合わせも(お猿で行こうと!)。彼の実家は茨城で福島県寄り。家は高台なのでヒビ程度で済んだが、海辺では多数の犠牲者が出たと。身辺の漫画家では初めての被災関係者。確かつるぎ基明は、福島の山間部だったはずだ。(11.4/2)

漫画屋無駄話 其の3124
▼「このアージェントとかいうバイク便屋、もう2度と使わない方がいいヨ。あなたに留守だから、ドアに原稿を貼っといたなんて連絡したらしいけど、俺いたんだからそん時。黙ってドア2〜3度叩くのよ誰か。”どうぞ”つっても無言。”漫画屋さん!”て向こうから声かける訳でもねえし。鍵もかけてねえノブに触りもしねえの。何かのセールスかなって思ってるうちに、原稿貼って勝手に帰っちまったんだよ。オシかっての!」「はあ…」(月下冴喜への電話)。(11.4/1)

漫画屋無駄話 其の3123
▼朝方は晴れてたし、放射能とプルトニウムをたっぷり染み込ませようと、屋上に毛布を干した(日光との3種類ブレンドが香ばしくてたまらない!)。ところが午後2時頃に銀行に行って後、田村店頭にたどりつくや曇り空からポツポツ。あわてて半ば駆け足で戻るが、中学時代の中距離の元陸上部員も今やただのオッサン。タッチの差で濡らさずに済んだが、足腰が…。『Mate』6月号とブランシェアのいずみコミックス、『メイドママ』が佳境。(11.3/31)

漫画屋無駄話 其の3122
▼3〜4年くらい前からいらっしゃる、神保町の中高年おばさんホームレス、今日は「小宮山書店」裏手の路地に横になってたが(手帳に何事かメモを)、かなり汚れちまった。最初はいいトコのおばさん風だったのに。一緒に移動するビニール袋は急増、年寄りには持ち運びがつらいだろうな…。初めてご尊顔を拝した頃はまだ、「書肆アクセス」があったのかも。自販機の水類はどこも完売。すぐインチキなペットボトルが急増だ(やるかな俺も?)。(11.3/30)

漫画屋無駄話 其の3121
▼昔に比べて仕事場が常に静か。雑誌や人間が激減したせいだけではない。かつて一番編集現場に頻繁に出入りしてたのが、写植屋と製版屋の営業。前者を編集が後者を印刷屋が受け持つ時代になり、かつまた漫画家が原稿を宅急便で送る場合が増え、編集部はより静寂さを保つように。まるで三省堂4階の古本売り場、同じく1階のオンデマンドコーナー並だ(人影ゼロ!)。これに高崎駅前の「ジュンク堂」を加え、”書店業界の日本3大静ひつ地帯”と俺は呼ぶ。(11.3/29)

漫画屋無駄話 其の3120
▼買いだめは少しも恥ずかしい行為ではない。総理大臣が原発復旧を遊覧飛行で妨害、福耳詐欺師官房長官が東電と大マスコミとのトリオで、日々放射線とデマをまき散らしてる今、頼れるのは自分だけ。富岡のスーパーはまだ水を売ってるので、愚妻に買わせて今日娘の所に運んだ。2人共に将来出産の可能性あるし。要するに敗戦直後の闇である。アホ政治家と糞役人を信じて大人しく死んでたまるか!義援金が凄いそうだが、かなりの部分は確実に役人の裏金に。どこまで馬鹿な日本人!(11.3/28)

漫画屋無駄話 其の3119
▼ガソリンや灯油、ペットボトルや納豆ばかりじゃなく、コンドームも大量生産すべきだ。どうせ誰もがはげてガンになり溶けて死ぬのだ。SEXくらい思いきりしたいだろう、若い連中は!生でしたい気持ちもわかるが、被爆っ子は将来可哀想だし。『わが青春の黒澤明』(植草圭之助・文春文庫)の一節をふと。空襲を逃れて靖国神社に避難した人々が、助からないと思うや誰の眼もはばからず、いたし始めたのだと。結局は助かり平然と皆去ったのだが、”今大戦”は東條英機以下の男がトップだし…。(11.3/25)

漫画屋無駄話 其の3118
▼マスクした30前後の小デブのおたく風女が、万引きで「日本特価書籍」店頭で捕まる(午後2時前)。逃げ方、臭い土下座の仕方といい、間違いなく常習犯だろう。面倒臭がらずに、警察に突き出してくれてればいいが。ナチスの収容所でも、殺されるとわかってて、人々は抵抗もせずに殺されて行ったと。あそこはSSとか怖い連中が一杯いたが、日本じゃ裏金公安警察程度。でも日本人は詐欺師・枝野の妄言を信じて、溶解人間ベムに?ニッポジンワッカリマセン!(11.3/24)

漫画屋無駄話 其の3117
▼紅毛人・アジア人を問わずに、今都心で外人を見かけると、よっぽど貧しいんだなと思うと共に、同志的連帯感を感じるのは事実だ。諦念溢るるその表情は、別に少しも美しくも高貴でもないが。NHK他の記者クラブマスコミの辞書から、東電に限ってだろうが、”下請け”との言葉が消失。関連会社、協力企業だというから笑わせる。漫画屋も一水社やティーアイネットの協力企業か?敗戦を終戦と言いくるめる、腐った男の性根が脈々と世襲化。(11.3/23)

漫画屋無駄話 其の3116
▼無表情な青木義朗にスパナで殴られて死にたいじゃなかった、『非情のライセンス』(テレビ朝日)の天地茂の主題歌は、ブルーベル・シンガーズがオリジナルだでもなく(本当だが)、ただちに体に影響がないという事は、しばらくするとはげたりガンになったり、溶解人間になるって事だろう。ただその”しばらく”の具体的日数が、明確にされないのは不届き千万だ。元福島原発の従業員は、今までいい生活してきたんだし、一番最後に移転するのが筋。(11.3/22)

漫画屋無駄話 其の3115
▼都内の映画館のほとんどが、18時過ぎの最終上映を自粛して中止に。つまり、平日俺は夜の暇つぶしがまったく出来ない。愛人もおらずギャンブルにも興味のない初老男は、一体何をすれば?どんなに被災地の人々が困ってようが(いがらしみきおが1週間入浴できなかろうが)、俺には快適な時間を過ごす権利があるのに。肉親が居ないと天災も正直言って皮膚にピンと来ない。NHKのアナみたいに調子いい態度はとても。自分勝手で悪いか?(11.3/18)

漫画屋無駄話 其の3114
▼『Mate』のいトうと月下冴喜の色を持参してくれた、顔見知りのヤマトの兄チャンに尋ねる。「お宅の会社関係の被害者も多いんでしょ?」「何でも1000人近くが…」聞いた時は少しオーバーな気もしたが、メール便配達の人を加えればあり得る数字だ。NHKが親が福島原発勤務の子供の臭い手紙を紹介、国民の失政への怒りを浪花節に転化せんと汗みずく!(種々のバージョンあり)。別にいんだよ俺も一緒に泣いたって。死の放射能がそれで雲散霧消するのなら。(11.3/17)

漫画屋無駄話 其の3113
▼『本の立ち話』(小沢信男・西田書店・本体1600円)、日特で1冊残ってたのを入手したが、版元がみすず書房でなくてホッ!同社なら間違いなく本体2600円。ハードカバーでこの値段は安い。天皇制廃止論者の俺が言うのもアレだが、こういう時こそ皇太子夫妻は記者会見を開いて、被災地の住民を励ますべきだ。昨今、公務放棄との批判が多いが、一気に評価は逆転しよう。逆に東京から脱出したなら、皇統の維持にも赤信号だ。(11.3/16)

漫画屋無駄話 其の3112
▼各地の漫画家さんから、「大丈夫でしたか?」の電話をもらう。鬼畜な獣姦漫画を描いてても、皆さんそれぞれ優しい。明日は臨時に休むので、今日は早めに東京を出ようと。「シネマテークたかさき」で1本観て帰ろうかな。で、例によって右顧左眄しての自粛ムードが蔓延してきたが、みちくさ市は?(20日の予定…)。過剰な自粛は余計に景気を冷やし、結局は復興の妨げになるが、日本でそう主張するには勇気が要る。(11.3/14)

漫画屋無駄話 其の3111
▼上越新幹線がそろそろ動き始めると。群馬は地盤が固くて安心だが、福島産の放射能に近いんだよ。けど三信”ボロ”ビルの、モンキーダンスに付き合うのはもう嫌だし。もっと嫌なのが、裏切り増税総理の菅直人が居座りそうな事。平時でさえ無能を極める男が、パニック状況を乗り切れるはずがない。落ち着いたらすぐに引きずり下ろせって、ま…また揺れてるヨ。やっぱ放射能を浴びに群馬に帰るか。漫画家は西が多いので救われた。(11.3/12)

漫画屋無駄話 其の3110
▼村のセブンの公衆電話から、やっと6時前に事務所に電話が繋がった愚妻の話では、富岡方面は全面的に停電で、今日中の復旧の見込みはゼロと。テレビ、ネット、風呂、暖房はアウト。4時から『BUSTER COMIC』の出張校正が、赤城神社裏の三共グラフィックで。怯える人々を見物しながら歩く。鳶口片手の連中が四つ角で尋問してなかったのは退屈だったが、千代田区の防災無線が馬鹿丸出し。「テレビやラジオに注意して落ち着いて…」誰も聴いちゃいねえよ。(11.3/11)

漫画屋無駄話 其の3109
▼”よみがえる日本映画”特集中の「フィルムセンター」、上映前に何とか予算のお陰で本作が修復と、恩着せがましい字幕が毎回出る。国立なんだからあったりめえじゃねえか。それに修復作業はあんたらの基本的職務。俺たちの払った税金を元手にな。警官が駐車違反を取り締まってるだけなんだから、いちいち説教するなよ馬鹿野郎!それとも映画文化に関わる君たちは、お巡りや自衛官より偉いとでも?身銭で修復してるがごとき口ぶりにヘド。(11.3/10)

漫画屋無駄話 其の3108
▼最近コミガレは、ウィークデイに営業しなくなって退屈。東京駅では午前11時前には販売開始の『日刊ゲンダイ』、神保町は午後2時頃から(どうでもいい『夕刊フジ』は1〜2時間早い)。神保町交差点の「廣文館」及び信号を渡ったタバコ屋を参考にしたが、コンビニはスタンド業者とは流通が異なるので、も少し早いのか?(今度チェックを)みちくさ市前日の19日には、明治公園でまた反検察・反マスコミデモが。当然参加する。(11.3/9)

漫画屋無駄話 其の3107
▼月下冴喜のいずみコミックス『汁だくマゾ娘』が終わったら、『獣欲』06の青焼きが続々と。後者連載の山崎邦紀の「ケダモノ名画座」だが、いつの間にか単なる書評になってて、看板に偽りあり。お前、映画館で余り映画観とらんだろう?来週の日曜日(20日)はもう”みちくさ市”。イケブックロ2の残本ばかり並べる訳には行かないし、久々に蔵でも漁ってみるか。青果「ツカモトヤ」前で、アルーアインさんとまた一緒!(11.3/8)

漫画屋無駄話 其の3106
▼毎回凄い”入谷コピー文庫”だが、今回の『昭和のテレビ映画 特捜最前線』は、上下巻の超豪華版だ。帰りが楽しみ。80年前後と思うが、『漫画エキサイト号』に対都条例対策のつまらんギャグ漫画連載中の杉作J太郎と、しばしば特捜について熱く語り合った(芙蓉ビル1階の店名失念の喫茶店で)。阿宮美亜がこれまた退屈ないがらしみきおもどきの4コマを、宮崎勤そっくりの彼氏(今の亭主)と持ち込みに来てた頃。うたかたの30年よ!(11.3/7)

漫画屋無駄話 其の3105
▼先週「神保町シアター」で『雁の寺』(’62大映)を、今週は「フィルムセンター」で『母の曲』(’37東宝)を観て、三島雅夫はつくづく名優だと思うと共に(千田是也なんかと違い、舞台でなくても手抜きしない所が立派!)、誰かに似てるなと。そ、一水社のタコ多田だ。特に戦後のハゲ切って脂ぎったエロ坊主役の、スッポン喰って若尾文子に挑む『雁の〜』は怖い程の域(最後に殺されちゃいますが…)。ちっこい眼がクセものの憎いオヤジ。(11.3/4)

漫画屋無駄話 其の3104
▼うれしそうだよな、日本の大マスコミって天災や相撲、入試の八百長問題とかを報じる時って!権力者相手だと借りて来たゴキブリ状態なのに、弱者だと付け上がって大魔人気取り。あとフリー以外の日本人報道関係者、絶対に戦場で見ない。BBC他はちゃんと居るぞ。金と命がそんなに大事なら役人になれよ。って、大マスコミの正社員は公金取材してんだし、プチ役人だよ。田中康夫や小沢一郎は当然天敵だ。俺達から見れば2人は憂国の士。(11.3/3)

漫画屋無駄話 其の3103
▼最近神保町の各古本屋の店頭特価コーナーを、”自転車に乗ったまま見てる”糞馬鹿野郎が。誰もが放置してるので、段々いい気になってる。次に見たらどやしつけようと決意したら、急に姿を見掛けなくなる。馬鹿で貧相で気の小さそうな、薄汚ない中年男。自転車ごと蹴っ飛ばして突っ転がすと、やっぱ犯罪か?一番見る、「小宮山書店」100円文庫コーナー周辺のパトロール開始!けど今日は天気雨なので、神保町は休んじゃったのよ。(11.3/2)

漫画屋無駄話 其の3102
▼『スプリング・フィーバー』は上手い役者揃いだし楽しめるが、山崎邦紀の薔薇族映画に比べるとかなり通俗。ロウ・イエ監督は自らを芸術派作家と勘違いを。山本薩夫タイプなのにね。中国が民主化されると、一発屋・石井聰互になるタイプかも。ただ石井とか林海象、塚本晋也、瀬々敬久などは、150歳くらいまで生きるんだろうな(60歳を前に自殺した池田敏春を回想しつつ)。『獣欲』06の作業中。人間はひどい。可哀想な獣たち!(11.3/1)

漫画屋無駄話 其の3101
▼朝からムカムカ。『海に住む少女』(シュペルヴィエル・光文社古典新訳文庫)を読んでたら、訳者の永田千奈が脚注の形で妄言を。「足をひきずる」「びっこを引く」の原語表現を、”訳者の力不足と、誰かを傷つけるような表現を用いたくないという配慮から”、充分に伝えられなかったと。当人と担当編集者の底なしの馬鹿さに呆れる。本を出すという事は、不特定多数の読者と喜怒哀楽を共有する行為。保身一筋の低能偽善者は本なんか出すな!(11.2/28)

漫画屋無駄話 其の3100
▼最近1番感動したネーム。”牛は裸だろ 人間が服を着てると キンチョ−して 乳が出にくいんだ””そ そうなの?””小春ちゃんも ハダカになれば 牛の乳が出やすく なるんだよ”(3月25日発売の『獣欲』6号、カワディMAX「少女牛乳」より)。打倒『唐山大地震』!!泣きに泣けるパニック映画の同作も3月末公開だが、タイミング良すぎるニュージーランド地震の手前、大々的宣伝がはばかられるムードも。あらゆる自粛は偽善である!!(11.2/25)

漫画屋無駄話 其の3099
▼5月公開の『4月の涙』というフィンランド映画、結構楽しめた。フィンランドに激しい内戦があったなんて、ちっとも知らなかった。役の経歴は石原慎太郎、演技の質は三國連太郎を連想させる名優、エーロ・アホの『田舎教師』の男色版的場面にウヒヒヒ!(殺人マニアの作家兼軍人判事役を)雨で久々に神保町に行かず。運動不足だから、「フィルムセンター」まで歩く…のは到底無理か。いつかは挑戦したい。武藤良子なら往復するな。(11.2/24)

漫画屋無駄話 其の3098
▼専大交差点の「山本書店」が改装中。どうでもいいが(数年前まではいい文庫本が時たま店頭に)。夜、かつての栄昇ビルの仲間と久々に軽く飲む。事務所を撤退、自宅で仕事を始めた人も。景気云々のレベルではなく、家賃が払えてるうちはマシという世相だ。俺もまだ幸せ者?(けど税金がなあ…)ふじたじゅんのいずみコミックス、『淫獣謝肉祭』の見本を使用済み原稿共々宅急便で本人に送ったが、荷物が超不格好!不器用さの具象芸術だ。(11.2/23)

漫画屋無駄話 其の3097
▼事務所付近のあちこちの電柱に、せきせいインコを探してとの手書きの貼り紙が何枚も。熱意はわかるが効果はなかったろう。一番大事な、”お礼差し上げます”の一言が抜けていた。「古書往来座」の瀬戸店長が、古本の”売る売る詐欺”に引っ掛かったと。向井透史がu-senを使って、一芝居打ったとのもっぱらの噂。声色電話役のu-sen、「日高屋」の焼そば一食で快諾したと。貧しさの凄みとでも言おうか。シャレになってないって。(11.2/22)

漫画屋無駄話 其の3096
▼両方の太腿が痛い。10年振りでSEXした訳じゃない。昨日の約1時間の”反検察・反マスコミ”デモの疲れ。原宿から渋谷の繁華街を練り歩き、気分爽快。全然統制の取れてない、バラバラ感が気持ち良かった。参加者は1000人だった1月の半分。いいコースだったのに、16人の志士登場で皆さん油断してない?終了後に「シネマヴェ−ラ」へ。『黄色いカラス』、『唐山大地震』の半分くらい泣いてしまった。出たら雨だった。(11.2/21)

漫画屋無駄話 其の3095
▼政治意識の低いC層にも困りもの。明治公園で20日の午後3時30分からある、捏造裏金検察・飼い犬マスコミ糾弾デモにタコ多田を誘ったら、「競馬でその時間は…」だと。1月のデモの体験を話したら、「私も行きたい!」と言ってたアストラの奥山は、風邪で休んでるし…。全員たるんどる!また1人で参加だ。今度はカメラも持ってこう。地元にも菅直人っぽい裏切り者政治家が多いから、芸術創作上のネタにもなるだろうし。(11.2/18)

漫画屋無駄話 其の3094
▼発売中の『週刊朝日』を見てビックリ。デパートへ出掛けた皇太子一家を撮影しようとした人が、乱暴に阻まれたのだと。直接手を下したのは裏金で有名な皇宮警察か、同様な公安だろうが、それを放置した当の夫妻の見識も疑う。皇族の全生活は税金でまかなわれている。公共の場で納税者が撮影してなぜ悪いのか?両親は表現・言論の自由を保障した日本国憲法を順守すると、何度も公言している。息子夫婦は肝心な事を忘れかけてないか?(11.2/17)

漫画屋無駄話 其の3093
▼日曜日の20日、明治公園で午後3時30分から、捏造調活費泥棒検察・記者クラブ飼い犬白痴大マスコミ・裏切り発狂菅民主党徹底糾弾デモがあると。1月の青山公園でのデモの際のゼッケンに、改良を加えて必ず参加しよう(いトうにエロイラストでも描き加えてもらうか?)。午後2時過ぎ、「神保町シアター」に夜7時15分からの『四畳半物語 娼婦しの』の券を買いに行ったら、何と29番!(普段は5番前後)稀な上映のせい。質とは無間系な場合も。(11.2/16)

漫画屋無駄話 其の3092
▼ああソファー寝は肩が凝る…。素面では絶対に事務所に泊まりたくない(酒は1日置きにしか飲まない主義で)。ただ仕事ははかどる。『Mate』4月号の見本誌発送から原稿整理、校正刷りの処分もパパパパ!来月売りの『獣欲』06、月下冴喜のいずみコミックス、『汁だくマゾ娘』のカバーデータ打ちまでホホイのホイ!昼頃に神保町から帰ると、ポストに涼栗乱成のサイン本が。直接持参した感じ。東京に来てるのか?(滋賀県在住)(11.2/15)

漫画屋無駄話 其の3091
▼「上野オークラにでも行けよタコ!」と怒鳴る寸前。「利根」(立ち喰いそば屋)に空いてるのに敢えて柱で狭くなってる所で喰い、他の客との尻の接触を味わってる、50前後の衆道オヤジが(午後2時頃)。気持ち悪くなったが、田村で金井美恵子の詩集『マダム・ジュジュの家』(思潮社’71)を発見(300円)。専大交差点の「ドトール」で久々に、「ハンプティに語りかける言葉についての思いめぐらし」を無声で朗読したら、気分がスッキリした。(11.2/14)

漫画屋無駄話 其の3090
▼頻繁に銀行で残高チェックをしても、99%の確率で空振りなのに、今日は一水社の携帯配信著作権料が入ってて、凄〜くうれしかった。松文館だとチャリンだが堂々のふた桁!来月末で切れる新幹線定期もこれで買えるぞ。ミリオン分も早く入らないかしら(日本出版社のアップルコミックスを回した)。そういや遊民社のエロ劇画配信はどうなったの?塙社長、ひょっとして辰巳や三世社同様にばっくれるつもり?(200ページほど原稿を貸した)悪党だらけの世間様。(11.2/10)

漫画屋無駄話 其の3089
▼昨夜の朝吹真理子、先週の西村賢太と、「神保町シアター」に行く途中で通った「三省堂」で、偶然2人のサイン会に遭遇。「俺のガラパンは糞だらけ。文句あっか?」「わたくしのショーツには、シミ1つございませんのことヨ」そういう面をしていた。前者は体格のいい版元関係者とおぼしき面々が厳戒体制を。昔踏み倒した借金を、暴力的に回収に来る者でも恐れ警戒してたのだろう。両日共に列は中高年親父ばかり。(11.2/9)

漫画屋無駄話 其の3088
▼専大通りの食堂「ナギ」が閉店。少し前、店頭に食器類を並べて”ご自由にお持ち下さい”とあったので、予想はしていたが。時間単位で安くなる弁当が名物だったが、店側の入店客への一挙手も見逃そうとしない、うっとうしいまでの監視振りが忘れられない(2度行って懲りた)。コミガレの土石流映画パンフが激安。いつもは1冊100円だが、今日は15冊買って500円。5冊で300円だ(違う!)。山下敦弘の『どんてん生活』や『リアリズムの宿』他を。(11.2/8)

漫画屋無駄話 其の3087
▼小器用にまとまってはいるが、人を見る眼が傲慢で不愉快な『シルビアのいる街で』上映中の昨夜の「シネマテークたかさき」、20時10分からの観客は俺を入れて2人のみ。上信線最終電車、上州一ノ宮駅で俺ともう1人が降りると、残った乗客はおばさん1人。下仁田駅まで冷えた空気を運ぶのだ。その点、出しゃばり伸子や口開き源太郎に囲まれた馬菅直人は、まだまだ幸せ者。今日も営業中だったコミガレの映画パンフ、土石流みたいな出し方は一考を。(11.2/7)

漫画屋無駄話 其の3086
▼手元にあるオイスターのコミックスデビュー作『少女地獄』は、08年5月発行の8刷り分。普通は初版日も並記されてるが、全てに大雑把な一水社はそれもなし。噂じゃ初版から10年はたつと。信じられない。ただただ右下がり一筋の転落の日々であった。前世紀中からのメンバーは鬼姫の引退後は、ペイントロボ、内田こねり(昔はVECSTER)を残すのみ。「僕はまだ7年くらいです」(いトう)一番の驚きは、エロ漫画家の浮草稼業振りが、裏金公務員以外の全日本人に拡大した点。(11.2/4)

漫画屋無駄話 其の3085
▼やっぱ中高年衆道者がおっかないよ〜、「上野オークラ」はいくらリフレッシュしても…。滝田洋二郎”アカデミー賞”監督作品『ザ・緊縛』における、端正なテクニシャン振りの後で観る、山崎邦紀監督の『奴隷飼育 変態しゃぶり牝』の前衛的なまでの素人っぽさ、途方のなさと言ったら…。徹底的に自分勝手な野郎ゆえ、観客は無論、出資者、役者、スタッフ、エキストラの意向など完璧にシカト。親の教育が悪かったな。俺など、無意識のうちに全員にサービスしちゃう。貧乏育ちの生きる智恵。(11.2/3)

漫画屋無駄話 其の3084
▼不忍(貴族)、みちくさ(公務員)、外市(乞食)。都内の代表的素人古本市と客筋だ。特に「古書往来座」の外市客の貧困化は眼を覆わんばかりで、今回「嫌記箱」は2万強と新記録を作ったが、売れた69点のうち500円以上の商品は19点のみ。うす汚い携帯セドラ−も多いし、市価の半額前後で皆さん出品してるから、ヤフオクで100円とか200円の利鞘を稼いでるのだろう。泥棒から上前をはねる、『オリバー・ツイスト』風で素敵だが、300円の文庫を買うのに1時間も逡巡してては…。(11.2/2)

漫画屋無駄話 其の3083
▼午後、「日本特価書籍」のおやじに、「『日本列島改造論』ありませんか?」と尋ねてる同世代の白髪頭が。当然の答えを聞いて早足で店を出てったが、あの調子じゃ片っ端の古本屋で同じ質問を繰り返しているのだ。「具合のいいオマンコありませんか?」の方が、まだずっと気が効いてると思う。同店で扱ってない映画関係書籍が約15000円分ほど、「三省堂」4階にたまってる。昔はためる隙もなくなく買えたのに。『Mate』で本当に忙しい。老体に鞭をビュンビュン!(11.2/1)

漫画屋無駄話 其の3082
▼いずみコミックス、『少女嬲り』(カワディMAX)のハイライトはやはり「いちご」で、多くの読者が感涙にむせんだと思うが、漫画に育ちは出るな。『Mate』4月号の「傷だらけの少女たち」では棒アメ。ガキの頃に喰った試しのないマスクメロンは、絶対に登場しない。オイスターやいトうの初版部数には比べるべくもないが、出足はまあまあとタコ多田。奴、「上野オークラ」の山崎邦紀のピンクに一緒に行こうと。「1人じゃ怖いしヨ」お前と2人じゃ俺の美意識に反する。(11.1/31)

漫画屋無駄話 其の3081
▼しわくちゃ婆さんになった初恋の女性に再開した思いなのが、敗戦後の斎藤寅次郎監督のカックン作品群。昨夜の「神保町シアター」の『恋すれど恋すれど物語』も無惨の一言。旧「文芸坐」のオールナイトで、『子宝騒動』(サイレント)他を観てなければ、こんな感慨も抱かなかったろう。当人は82年まで存命で、『日刊ゲンダイ』の「あの人は今」にも登場、山田洋次の湿った笑いを罵倒していた。年寄りの冷や水を哀れんだ(言える立場じゃねえか…)。江口渙、小説も絶対に読まねば。(11.1/28)

漫画屋無駄話 其の3080
▼今、西村賢太を語るのは本当に恥ずかしい(ドイモな奴ほどブログ他でペラペラと)。官僚の走狗と化した全納税者の裏切り者・菅直人の政治的実績が、糞馬鹿息子”口開き源太郎”を政策秘書に雇ったのみなのや(年収1000万!)、民主党推薦の岡野光利富岡市長の指導力が、夜9時の気違い防災無線を復活させた愚挙だけなのと同様に。「古書往来座」で買った、『続 わが文学半世紀』(江口渙・青木文庫’68)がめちゃくちゃ面白い。1冊目よりはるかに。痺れまくるテロリスト群像。(11.1/27)

漫画屋無駄話 其の3079
▼ネーム文字の悪筆振りで独走中の月下冴喜、本人指定の次回コミックスの台割を引こうとしたら、1本ない原稿が(26ページ)。棚中を物色しても影も形もない。念のため前の前のコミックスをチェックしたら、巻頭にシッカリ掲載されている。「若いんだからぼけないでよ!」と電話で愚痴るが、「ど…どうも。へへへへ…」との憎めない反応。印刷屋に連絡する前で良かった。今夜は渋谷の「シネマヴェ−ラ」とかに行ってみようと。40年前の上京時には、この先に住んでいた。(11.1/26)

漫画屋無駄話 其の3078
▼午後2時頃、神保町交差点で美人だが、凄いがに股の女性を目撃。昨日は上信線でこれまた美人なのに、粗末極まる服装の女性を。屈折したゴージャス感に溢れてたが。『バッハの生涯と芸術』(フォルケル・岩波文庫)に、18世紀のドイツのオルガニスト、ヨハン・アードルフ・シャイベが一瞬登場。注釈にこうある。”バッハを恨み、のちにバッハについてひどい悪口を書いたことによって、辛うじて音楽の歴史に名を留めた”。罵倒するにも相手を選べとの教訓だ。しばし考え込む。(11.1/25)

漫画屋無駄話 其の3077
▼昨夜「シネマテークたかさき」で、朴訥なスパイ映画『フェアウェル』を観ての帰り、三宅雪子事務所の下を歩いてると(ビルの2階)、しばた雅章なる候補の小沢一郎とのツーショットポスターが窓から見えた。地元の下山”ピンボケ”まことなんかと違い根性のある奴と感心して調べたら、元三宅の公設秘書で山形市で推薦候補として県議選に立候補予定と。是非当選して欲しい。で、男はスパイ映画って戦争モノ同様大好き!7人の客は全員男だった。この畑は失敗作でも許せちゃう。(11.1/24)

漫画屋無駄話 其の3076
▼『少女嬲り』(カワディMAX)と『闘乳凌辱』(さどっこ)の見本を届けてくれた、未知の運送屋さんと無駄話。「やっぱ景気は最悪ですか?」「全然良くならないですね。同業者には夜、タクシーの運転手してる人も多いですよ」阿久根市や富岡市の世襲厚顔役人が、平均納税者の2〜3倍の年収を得て王侯貴族並の生活をする一方で、民間人は本業だけでは喰えなくなっている。左右の裏切り者から成る現政権は、裏金役人、大マスコミ、米国には一時の赤まむしドリンクだ。(11.1/21)

漫画屋無駄話 其の3075
▼早朝、2月末売りの獣姦系いずみコミックス、ふじたじゅんの『淫獣謝肉祭』のカバー各種データをデザイナーへ送付。神保町から帰ると届いてた、『BUSTER COMIC』3月号の見本誌を午後郵便局へ(たった3冊!)。『Mate』4月号や『獣欲』06のネーム指定や校正してると、もうこんな時間。昼飯は「まさみ」のさばの味噌煮定食(600円)。そうだ、22〜23日は池袋「古書往来座」の外市。俺は22日に店番を(レジでは使えない役立たず!)。からかいに来てね。(11.1/20)

漫画屋無駄話 其の3074
▼”しわくちゃの女ヴェルレーヌ”こと柴田トヨさん、『くじけないで』って言っても、40過ぎると中折れは避けられないじゃなかった、本体2800円なので躊躇してた『武智鉄二という藝術』(森影英・水曜社)を、遂に「三省堂」4階に買いに行く途中、田村店頭で武智の『三島由紀夫の首』(都市出版社’72)を300円で発見、ラッキー♪この人、人間も人生も作物もうさん臭くて大好き!森影英、著者略歴に出生年を書いてない。無論、当人の勝手だが、積極的意味合いも感じられない。(11.1/19)

漫画屋無駄話 其の3073
▼原作が森本薫、脚本が和田夏十に井手俊郎、演出が市川崑、音楽が黛敏郎で主演が三国連太郎とくれば、駄作を撮る方がよっぽど困難なはずと期待して出掛けた、昨夜の「新文芸坐」の『愛人』(’53東宝)、予想以上の出来で汚れた心が洗われた。巻ごとに発色にバラつきがなく、音割れしないプリントで再見したい。有馬稲子もこの頃は普通の芝居を。普通でないといえば、『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』で、永作博美が発狂芝居を。大竹しのぶ気取り?(似合わず吐きそうだった)(11.1/18)

漫画屋無駄話 其の3072
▼やけに腹の周りが突っ張ると思ったら、腹巻きしたまんま出勤していた。毛頭気付かずに、ストップした上越&長野新幹線をあきらめ、各駅の高崎線で大宮まで出て、90分遅れの東北新幹線で東京駅に。昼までに2冊のいずみコミックスの青焼きを、三共グラフィックに渡す約束だったので焦った(25日発売分)。東北新幹線からめったに使わない携帯でヤマトにも連絡。ちょっとしたビジネスマン気分。「利根」ヘ久々に。相変わらず、冴えない貧乏人でごった返していた。(11.1/17)

漫画屋無駄話 其の3071
▼今日迷わずに買った本(三省堂の4階で)。『僕の日記帳 続みんな、いい人』(小倉一郎・書肆アルス・本体800円)。元々上手い役者じゃなかったが、『あゝ日本活動大写真』(TBS・1978年)の頃からの急激な劣化は眼を覆わんばかり。理由が分るんじゃないかと。高橋幸治、中山仁、根津甚八…、例は昔から多い。客観性過剰になる病か?同じ子役出身でも石橋蓮司とじゃ天と地。年末に「新文芸坐」で観た『33号車応答なし』(’55東宝)での連司の演技は、小倉の最盛期以上だったが。(11.1/14)

漫画屋無駄話 其の3070
▼『BUSTER COMIC』の出張校正が続いて神保町に2日間も行ってない。その赤城神社裏の三共グラフィックは、コアマガ、大洋図書、ミリオン、一水社の編集も良く見掛ける(近所にある、70〜80年代の三晃印刷のよう)。ただ放火されて全焼しても20世紀の頃とは異なり、全国の発情青少年も大して悲しむまい。ふらっと読んだ『ヨセフス』(秦剛平・ちくま学芸文庫)が結構充実。この畑に興味ある人なら余計だろう。著者の今を基点する余計で下世話な突っ込みがいい味を。(11.1/13)

漫画屋無駄話 其の3069
▼朝一番で暖房のフィルター掃除。予想通りホコリが3ミリくらいビッシリ!一挙にパワー断然アップし、さすがに肩掛けが欲しいとは思わなくなった。この種の仕事、全部やくる〜と君任せだったから。昨夜は映画を観なかった。2年に渡る連載が終了した、「シネマぜんざい」の服部編集長と「フィルムセンター」近くの居酒屋で軽く。『ヘヴンズストーリー』への罵倒で盛り上がり、9時過ぎに彼女は名古屋へ、俺は高崎へと新幹線に飛び乗った。本当にお世話になりました。(11.1/12)

漫画屋無駄話 其の3068
▼昨日、今日からの仕込みをしといたので楽なはずが、いずみコミックスのカバーやその他の問題でゴタゴタ。事務所は元工場を事務所用に改築した物件。無意味に天井が高く、人が徘徊する高さの冷え込みはひとしお。膝掛けだけではなく、マジで肩掛けが2枚くらい欲しい。昨日のデモのゼッケンは参加者に受けて、撮影にも喜んで応じた。データ送ってもらう約束をすれば、披露できたのになあ。前用のには左右に、”伸子恋しや””源太郎可愛や”のキャッチを入れた。(11.1/11)

漫画屋無駄話 其の3067
▼通常通り朝11時に出勤、段ボールでゼッケンを2枚作る。前が”人間失格!!菅直人”、背中が”俺にも裏金くれい!!”。1時前、青山公園に集合、六本木まで約1時間デモ。半蔵門線で神保町に戻る。コミガレで『シナリオ 人間革命』(橋本忍・潮出版’73)他を買い、3時30分から「神保町シアター」の『森繁のペテン王』(’55新東宝)を。愚作だが珍品のせいか大入り。「ドトール」で『女中たち バルコン』(ジャン・ジュネ・岩波文庫)を数十ページ読み6時前に帰社、仕事。(11.1/10)

漫画屋無駄話 其の3066
▼30代半ば頃と思うが、見栄を捨てて初めてパッチをはいて以来の感動だ。今朝から愚妻手作りの膝掛けを事務所で。さすがに暖房はあるが暖気が上半身にのみ集中する、”欲しない金冷法状態”から一気に離脱、既に太腿は小春日和。上信線内では夜、高校生が男女の区別なく用いてるが、気持ちがよ〜くわかる。『BUSTER COMIC』のいトうの原稿のネーム貼りもはかどる。けど出稿した三共グラフィックの4色の発色はひどい。全身でどどめを喰ったがごとし。桑が消えて誰もわからんか?(11.1/7)

漫画屋無駄話 其の3065
▼原稿書きしながら八方に営業活動してる、枯れた振りしてるが強烈な名誉欲に憑かれた俗物爺さん。”さいはて新書”こと、朝日新書の『装丁問答』(長友啓典)を読んでの第一印象。何せ”関西古本マニア界の悪魔”、林哲夫までヨイショする徹底振り。ノーベル賞狙いで新日本文学会にまで寄付してた、晩年の井上靖さえ彷佛とさせる。ノーベル賞といえば笹川良一と並んで狙ってたと噂の名誉会長の、「池田大作より他に神はなし」を更新。長友啓典様にも栄誉が殺到しますように。(11.1/6)

漫画屋無駄話 其の3064
▼『レポ』2号を上信線で。「進駐軍と『風俗奇譚』」は興味深いインタビュー&記事だが、答える側が勘違いを。『奇譚クラブ』は関西で創刊され東上したSMのパイオニア雑誌。『風俗奇譚』は70年代に『漫画大快楽』を擁する事になる、後の檸檬社関係者が東京で創刊した。つまり、”姉妹誌”なんかじゃなく、後者は完璧な亜流誌。誌面の泥臭さとホモ味が特徴。執筆者の早川舞は、「すずらん堂」で河出文庫を立ち読みすれば良かったね。昨日は索引作りの鬼の青柳さんや、畠中さんも働いてた。(11.1/5)

漫画屋無駄話 其の3063
▼年末年始の読書。『あかるみ十五年』→『マンスフィールド・パーク』→『コロンバ』(メリメ・岩波文庫)。北関東の水呑み百姓の小せがれにしては趣味が高尚すぎる?特に『マンス〜』、200年前の古臭い道徳を説いてるだけなのに、700余ページを一挙に読ませる。向上心のない貧乏人への呵責のない描写!想像だが、ソ連や文革期の中国では禁書だったのでは?田村は6日、小宮山は5日から。今日既に営業中なのは、「ブック・ダイバー」や漫画屋とか、明日なき瀕死組織のみ。(11.1/4)

漫画屋無駄話 其の3062
▼映画評論家としては南陀楼綾繁並に生ぬるいし、いい歳こいての「フィルムセンター」での桃色遊戯にもゲッソリさせられるが、編集者としての高崎俊夫は偉いのではないか?(俺の今年のベスト1出版物は、清流出版の徳川夢声の2冊、『くらがり二十年』と『あかるみ十五年』だ)当人は鼻の穴がでかいだけのグロ野郎だが、濱田研吾の解説の無駄のない事!高度な本の次は選択に悩むが、今回はオースティンの『マンスフィールド・パーク』(ちくま文庫)にスムーズ移動。(10.12/29)

漫画屋無駄話 其の3061
▼近親婚の弊害とも思えないが、”伸子愛しや源太郎可愛や”の余り、遂に発狂状態の馬菅直人。森、安倍、麻生を完全に超えた!馬鹿息子をコネで身辺に置く前に、政策秘書職は就職浪人から公募するとか、銭のかからない人気取り手段はいくらでもあったのに、時すでに遅し。障子キンタマ破りの慎太郎を持ち出すまでもなく、親馬鹿は思想信条を超えて国を根本から腐らせる。さどっこのいずみコミックス、『闘乳凌辱』の原稿整理がまだ終わらず死にそう。明日も出勤だ。(10.12/28)

漫画屋無駄話 其の3060
▼いかにもナベツネ傘下に入った、時事通信らしい配信文ではあった。今朝の『東京新聞』海外面の、アサンジ氏が自伝を契約とのコラムで、何と”アサンジ容疑者”と表記。なら問う。アウンサン・スーチ−や劉暁波にはなぜ容疑者とつけない?国内基準オンリーの自称ジャーナリストの、見苦しい嫉妬心。NHKは?さどっこ本人にも手伝わせて、コミックスの原稿整理。「懲りましたよ。18ページの描き下しがいかに無謀か、身に染みて悟りました」だか〜ら言ったじゃないの〜♪(10.12/27)

漫画屋無駄話 其の3059
▼こんな高い本を買うのは何カ月振りだろうか?「三省堂」の4階で、『くらがり二十年』(徳川夢声・清流出版)と『あかるみ十五年』(同・同)を死んだつもりで!(両方、本体価格2500円!!)。装丁も重すぎず軽すぎずの感じがいい。年末に一気読みだ。そういや最近、「フィルムセンター」の老いぼれスケコマシ、キネマ原人のシミだらけの醜悪な悪相を見ないが、孤独死か?凡作続きだった「銀座シネパトス」の谷啓特集、最終の昨日からの2本は割り方楽しめた。(10.12/24)

漫画屋無駄話 其の3058
▼右翼の非常識な街宣車の騒音に9時前に叩き起こされて、通常通りのお仕事を(年末年始休みに、家族総出でするネームデータ打ち用の、級数、書体等の指定だ)。子供も多数参加、ビル前の路地では町会のもちつき大会。暮れらしい微笑ましい景色だが、脇の町会物置きのポールに、日章旗が強風にハタハタ。一挙にシラけて朝の騒音がまた甦る。二日酔いはこれに限ると、「利根」のかきあげそば。非正規風貧しさを漂わせた青年が、天丼とそばのセットを。田村もコミガレも営業中。(10.12/23)

漫画屋無駄話 其の3057
▼楽しいね、毎日コミガレが開催されてるとじゃなく、今夜は千駄木で忘年会が。畠中理恵子、山崎邦紀、奥山”『葬』”子、南陀楼綾繁…これをゴールデンメンバー、あるいは千駄木ダイヤモンドラインと呼んじゃ、やはり語弊を招くのか?9時30分からは「不忍ブックストリーム」なる、文字通りの電気紙芝居にも出るのだと(アンニュイ筋の畠中嬢と!)。どうでもいいがこの天気だし、気付けば谷中墓地で熟睡というパターンだけは避けたい。そろそろ出かける準備を。(10.12/22)

漫画屋無駄話 其の3056
▼高崎駅で3カ月分の新幹線定期を買う(292630円)。「時刻表くれないの?」「もう切れてしまいまして…」(マスク姿の女性窓口)「200円出して買えって訳だね。俺みてな客にくれねえで、一体誰にくれてんだよ?」「………」昔はこんな風ではなかった。革マル派のATMとして奮励努力する一方、国からタダでもらった土地の駅ビルで、派手な商売して駅周辺の商店街を圧迫して平然としてる、反社会的カルト企業の末端らしい対応だ。暴走機関車のようなJR東日本、将来はトイレも有料にするかも。(10.12/21)

漫画屋無駄話 其の3055
▼『奴隷市場』03の見本誌を関係者に発送、次いで原稿整理。デジタル化以降は原稿と一緒に、1冊見本誌をバラけさせ、作品ごとのスクラップも整理袋に入れておく。吹き出しにネームが貼ってないから、こうしとかないと単行本化の祭に大変だ(ネーム変更もスクラップに赤字を入れ、新しいネームデータをMOで渡す)。月曜日なのにコミガレがオープン。という事は、正月休みまで連日営業するのだろう。珍しく、今月は平凡社新書を1冊しか買わず。ちくま文庫はゼロ冊。(10.12/20)

漫画屋無駄話 其の3054
▼店側の事前選択過剰というか、「ブンケン・ロック・サイド」店頭の105円均一文庫が最近余りに不毛すぎるじゃなかった、浦崎浩實の『映画人忌辰抄』(ワイズ出版)は『シナリオ』じゃなく、『キネマ旬報』連載分なのね。前者は墓めぐりだが、後者は前段階というか訃報へのうんちく。うれしい勘違いで大いに楽しめる。奇数ページにいちいち参考文献をまとめてるのがうるさいのと(物故者ごとに)、やや己の性癖を吐露し過ぎるのがヤボだが、一時の小林信彦タッチの勢いが。(10.12/17)

漫画屋無駄話 其の3053
▼カワディMAXと来月売りのいずみコミックス、『少女嬲り』のカバー打ち合わせ。同時期発売のさどっこの『闘乳凌辱』に比べ、他社の仕事の関係で進行に遅れが。2人ともズルズルと締め切りが延びるタイプではないので、そう心配はしてない。拙著、『エロ漫画の黄金時代』を藤木TDCが昨日ラジオで紹介してくれたらしく、「注文来ましたよ!」と、版元アストラの奥山が喜んでいた(TBSのDig。1週間くらいはネットで聴取出来るらしい)。ありがとよ、茶髪場末ライター!(10.12/16)

漫画屋無駄話 其の3052
▼湯浅学の才気なきコレクターの努力賞風自慢話と異なり、具体的で面白く痛烈な『創られた「日本の心」神話』(輪島裕介・光文社新書)。朝日新書よりはマシなだけの同新書も(ちくま新書とどっこい?)、ごくたまにまぐれ当たり。小林旭教徒にはたまらない章も。「日本特価書籍」にやはりなかったので、昨日に続いて「三省堂」4階に行き、『映画人忌辰抄』(浦崎浩實・ワイズ出版・本体2200円)。高いし、『シナリオ』連載中にほとんど読んでるが、再読の価値が。(10.12/15)

漫画屋無駄話 其の3051
▼昨日3時頃、三信ビル2階の階段でiPhoneを拾う。ビル関係者に決まってる。で、事務所ドアと1階のポストに、”落とし物を預かってます”との貼り紙を。早速今日午後、上階の事務所の若者が「携帯を…」と顔を。良かったね。君は知らないだろうが、東京駅北口通路にある、「NEW DAYS」のお嬢さんに感謝すべきかも。『Mate』2月号の見本誌発送や原稿整理、ネーム指定紙の処分他の雑用で1日が暮れる。拙稿も掲載の『葬』5号が、神保町の「三省堂」本店4階にも並び始めた。(10.12/14)

漫画屋無駄話 其の3050
▼いつも通り11時頃、東京駅北口通路の「NEW DAYS」で『日刊ゲンダイ』を買い、中央線へのエスカレーターに足を掛けかけると、先程の女店員が息を荒げて追いすがって来る。「おつり400円お忘れです!」130円丁度のつもりが、老眼のせいで530円出したらしい。「わざわざありがとう!」「あ〜間に合って良かったぁ!」雨模様だが朝から気分は晴れ晴れ。国政に次いで都議会でも民主党が裏切り、エセ右翼親馬鹿慎太郎や、冤罪製造裏金警察官僚のケツを舐めたにしてもだ。(10.12/13)

漫画屋無駄話 其の3049
▼京都精華”駅弁漫画”大学をいい歳こいて卒業した、菅”腐ったさんまの眼”直人総理の中年豚児の源太郎、以前30近いと書いたが、40近いに訂正。この痴呆口開き馬鹿息子を、コネで年収1千万の政策秘書にしたのと、”出しゃばり醜女”(外見&精神)伸子に毎夜うめえもんを喰わす事(官房機密費で)、武器禁輸措置の緩和、足元の都議団を用いての親馬鹿慎太郎の漫画弾圧条例への加勢、裏金警察・検察・司法の年収と地位向上が、腐臭さんま総理の最大の功績に。目ざすは三多摩の慎太郎一家か?(10.12/10)

漫画屋無駄話 其の3048
▼来月売りのいずみコミックス、『少女嬲り』(カワディMAX)と『闘乳凌辱』(さどっこ)の台割決定。前者は全面的加筆で済みそうだが、「プレミアムファイトクラブ」を主とする後者は、1台以上、つまり18ページも新たに描き加えると。その意気やよし!が、編集は大変だよ…。各作品の見せ場に、飛び飛びで2ページづつはめ込むのだ。慎重に作業しないと、見苦しいページの順番ミスを起こして、稿料無しで苦労した漫画家にどやされる。パッチをはき始める。(10.12/9)

漫画屋無駄話 其の3047
▼貫前神社門前のお女郎坂に居住していた感傷的詩人(県職員)、鈴木比呂志が作詞した富岡市立一ノ宮小学校校歌で、”父の優しいあの肩に、どこか似ている稲含”と謳われた稲含山の、頂上から7割方が今朝は雪化粧。見とれながら自転車で駅前バイパスの信号待ちをしていると、歩道に白いバスタオルが落ちている。良く見たら車に轢かれた猫の屍骸で、赤黒い血もベッタリ。鈴木が生前自らの作品を掲示、一時は”詩の駅”としてサンピンマスコミにもてはやされた、上信線上州一ノ宮駅。(10.12/8)

漫画屋無駄話 其の3046
▼南陀楼綾繁と共に”お坊ちゃん保守”の坪内祐三が毛嫌いする、保坂展人が今日発売の『週刊朝日』にいい記事を。親バカ慎太郎漫画弾圧条例の先導役で、都青少年・治安対策本部長の倉田潤は、でっち上げ冤罪選挙違反事件、志布志事件当時の鹿児島県警本部長で、県議会で自白強要はなかったと、虚偽答弁をした恥知らずと。こんな野郎が偽証罪で逮捕もされずに、厚顔にも納税者に道徳を説くとは、大久保清が女子大の学長に就任するに等しい。寝言は過去の裏金を国庫へ返却後にほざけ。(10.12/7)

漫画屋無駄話 其の3045
▼土日は下仁田ねぎ掘りで、今日は『Mate』と『奴隷市場』の仕込みと下版で、映画に行けず。計3日間の銀幕空白生活。明日は必ず駆け付けないと禁断症状が…。いトうが新しいプリンターを買ったと言ってたが、原稿が確かに鮮明になったし、グラが自然に出るように。逆にこれじゃうっかり手抜きは出来ない。俺は竹原信一阿久根市長を熱烈に支持するが、防災無線での演説には断固反対。メールで説教してやろうか?(『AMENITY』も送り付ける必要がありそう)。(10.12/6)

漫画屋無駄話 其の3044
▼飯田橋付近も空中に枯れ葉が乱舞、リーフリーフで『高原のお嬢さん』状態。神保町へ出るついでにアストラに。俺も拙文を掲載させていただいてる、『葬』5号を奥山嬢からいただく。彼女、今日はいつもにも増して妖艶。彼氏と夜、鶯谷か日暮里の行きつけの某所にでもしけ込むの?(大きなお世話!)。「古書センター」前の105円均一単行本コーナーで、1冊買って領収書もらってる糞ババアが。昨日は森茉莉、内田百けんとなかなかだったが、今日は追加無し。帰社するとバッグに茶色の紅葉が1枚。(10.12/3)

漫画屋無駄話 其の3043
▼腰抜け書店員揃いの神保町には、影も形もない『流出『公安テロ情報』全データ』(第三書館)、新宿の「模索舎」は500部仕入れて400部売ったとの噂(オイラも1冊入手)。大日本印刷系列下の「ジュンク堂」他の大型書店はともかく、「すずらん堂」クラスまでが前にならえしてちゃ救えねえ。書店の記者クラブ化が進行中!下描きのファックスに返事をしたいのに、相手の電話が故障。昨日の事なんだし、変だと思って自分から連絡しろよ。しかも2度目。何を考えてるのか獅月しんらよ。(10.12/2)

漫画屋無駄話 其の3042
▼鼻から入れる胃カメラは優れものだ。政治犯への拷問機具に例えれば、従来の喉タイプがヒトラー総統が率いる我が帝国の友邦、ナチスはゲシュタポの毒ガスレベルだとすると、これは大元帥・天皇裕仁の赤子たる陸軍憲兵隊精鋭の木刀クラス。血まみれの(?)拷問部屋から解放され、上信線で『大手拓次』(野口武久編・ほるぷ出版’75)。田村文雄の挿絵がかっこいいし、詩の選択センスが岩波文庫版などに比べてはるかにいい。いわゆる世間的失敗作にこそ、この詩人の本量が。(10.12/1)

漫画屋無駄話 其の3041
▼ちばてつやも偉いな。一文にもならんのに、松文館裁判の証人になったり、親馬鹿慎太郎の漫画狩り策動に、昨日も抗議の記者会見をしたり。本来そうせねばならない漫画家は腐る程いるし、そもそも一番儲けた集英社、小学館、講談社、秋田書店他が、規制問題を出倫協の精神的末期ガン、清水英夫の糞ボケに丸投げして来たツケが、今ブーメランのように自らの額に迫って来たのだ。エロ本屋や暴力団、赤や同性愛者等を差別する者は、最終的に必ずタッグを組んだ来た官憲に裏切られる。(10.11/30)

漫画屋無駄話 其の3040
▼ビル大家の代行で電気代や水道代を集めている、1階の喫茶店「樹」(いつき)に行ったら、ママさんに「最近、若い方が見えませんね」と。正直に事情を話す。飲食業も夏以降は特にひどいと。裏金警察&調活費泥棒検察を筆頭とする、盗人公務員に対する納税者の白昼テロが、日本全国を覆わないのが謎だ。『奴隷市場』や『Mate』の校正の傍らカワディMAXに電話、ネームの疑問点について尋ねる。俺も成長した。数年前までは勝手に自分で解決させていた。(10.11/29)

漫画屋無駄話 其の3039
▼『Mate』読者ページ締め切り日だが、ハガキが極端に少ない。週末の「ズンドコジョッキー」書きに苦労しそう(下仁田ねぎ掘りの手伝いもある)。昨今の”青少年保護条例攻勢”は、戦前の国体の護持のレベル(絶対的天皇制死守!)。その心は、納税者を常に別件逮捕出来る体制の構築だ。警察・検察・司法以下の役人共が、総泥棒化してるのは明白な事実。これを永久に維持するには、第2の仙波敏郎は片っ端抹殺せねば。都庁を支配した裏金役人総代、窃盗警察官僚の考えそうな事だ。(10.11/26)

漫画屋無駄話 其の3038
▼拙宅は地デジ対策ゼロの家。いや何、このまま放置してテレビが観られなくなったら、それを契機にラジオだけの家庭にしようと。映画は映画館で観る主義だし、全く困らない。狂ったようにWOWOWがダイレクトメールや電話までよこすが、もうおさらば!残念なのは、1度として払った事のないNHKの受信料を拒否する快感が、今後は得られなくなる点。いや連中馬鹿だから、BSアンテナ見てまた来るか?(ここ10年程来ないが…)は〜や〜く〜こい〜こい〜NHK♪(10.11/25)

漫画屋無駄話 其の3037
▼菅直人も、中国首脳と会談するのに相手の眼を直視出来ない、カンニングペーパーがないと口も利けない、国民生活第一から役人生活第一に舵を切った裏切り者等散々だが、実績も残したヨ(過去形)。30近い歳で京都精華”駅弁漫画”大学を卒業した、森元総理の息子レベルの豚児を、親父の威光で年収1000万の政策秘書にしたのだから立派。彼には総理大臣としての目標がないと巷間伝えられるが、実はこれだったのだ。出しゃばり女房は既に総理夫人だし、燃え尽きた故の腐ったさんまの眼。(10.11/24)

漫画屋無駄話 其の3036
▼神保町中に昔の『アサヒグラフ』が溢れてて邪魔でしょうがないじゃなく、南陀楼綾繁、四谷書房、つん堂は古本マニア界の3大恐妻家だでもなく、長岡義幸の『マンガはなぜ規制されるのか』(平凡社新書)はズバリ名著だ。苦界34年の俺が言うのだから間違いなし。単に官僚の権益拡大に奉仕してるに過ぎないエセ右翼・石原慎太郎や、勲章が欲しいだけの自主規制マニアで出倫協のガン、清水英夫の破廉恥な実像をズバリ。学者や評論家に不可能な、現場の息吹がリアルに伝わる。(10.11/22)

漫画屋無駄話 其の3035
▼アグネス・チャンの下腋臭、あるいは日本ユニセフ協会の生ゴミ置き場とでも言うか、八木福次郎を筆頭とする古本屋崩れの物書きは、偽善的で腐臭溢れる文章を平然と発表する、”いい玉”が多い。本や愛好家の感動話は書いても自らの金儲けの実際はさっぱり。馬鹿読者の中にはそれを真に受けて処分を頼み、ケツのシワまでしゃぶられる例もざらと。世間は広い。特に知りたいのは、事故で急死したり、先が長くなさそうな蔵書家への手練手管。他人の手口だけでも披露してくれれば、そいつを俺は信じる。(10.11/19)

漫画屋無駄話 其の3034
▼コバノブって週末から下仁田ねぎの収穫を始める、俺の母ちゃんと同じ歳。う〜む…。香川照之の演技や『ゆれる』を絶賛するモーロク振りも、呆れるというより人間的で、「馬鹿が!」と突っ込みながら読め、ひねくれ初老読書マニア向き。今度『Mate』の色は凸版担当になるが、同社はネット上でデータ送信は基本的にしないと初めて知る。情報漏れを警戒してと。で、デザイン仕事で顔を出したやくる〜と君に、MOへのデータ収納を教えてもらう。簡単じゃん。いいね手渡し進行も。(10.11/18)

漫画屋無駄話 其の3033
▼大塚寧々もニコール・キッドマンもどうでもいいが(『ムーラン・ルージュ』はどこから見ても愚作だろって)、『映画が目にしみる 増補完全版』(小林信彦・文春文庫)はやはり素晴らしい。再読でも気にならない。三読にも十分耐え得ると(小説は3ページで飽きるが…)。コバノブが信用出来るのは、『評伝 黒澤明』(毎日新聞社)を書いた堀川弘通監督を絶賛しながら、監督作品は全然ほめてない点。同書、先週親本が「日本特価書籍」にゾッキで積んであったが、既に昨日は1冊も。(10.11/17)

漫画屋無駄話 其の3032
▼上信線で妙に足元が涼しい。新しいジーパンの初日。見れば踝が丸出し。裾を詰め過ぎたか?周囲の若者の裾は真正包茎状で余裕タップリ。田中邦衛みたいでカッコ悪いの!ところが、高崎の新幹線ホームで見ると、特に裾は短くない。生まれて初めて裾について考える。全ての原因は体型だ。胴長短足短手、しかも出っ尻の上に極太太腿で猫背。姿勢悪く座って読書するうちに、太腿が布地を徐々に上に引き寄せ踝が露出、しばらく歩くと元に戻ると言う訳。体型の醜さは七難を現す。(10.11/16)

漫画屋無駄話 其の3031
▼老化の1つなのか、22日売りの『BUSTER COMIC』1月号のいトうのネームが、青焼き段階でやたら曲がってる(右落ち)のに先週気付き、ヤになる。これじゃタコ多田のチンコだって(見た事はねえが…)。『Mate』と『奴隷市場』が重なり、お陰さまで結構多忙。明日は神楽坂で宴会。アストラの美女2人が参加予定なので、今から心が踊る。当然曲がりチンコや加藤も。世間の義理で気の毒な姉チャン達。あ、『葬』の原稿も書かねば。稿料代わりにセクハラるか?(10.11/15)

漫画屋無駄話 其の3030
▼国士・仙波敏郎によれば、約30万人の全国警察官・職員の100%が裏金をもらってると。その盗人共がAPEC警備と称し、駅頭でエラソーに脚立に乗って警杖を構え、納税者をへいげい。公金泥棒が主権者を脅迫・監視する異常国家日本。ただワンコロポチ記者、例えば『東京新聞』の竹内洋一や高山晶一には、連中の姿が逞しく”犬眼”に映るはずだ。公金取材で得た、不当な私財を守ってくれるから。”(裏金)役人の生活第一”は、やはり小沢一郎にしか破壊出来ない。(10.11/12)

漫画屋無駄話 其の3029
▼田村店頭の廃棄コーナーで、今朝は『定本 小林多喜二全集』(新日本出版社)13巻(日記類)、14巻(書簡)を拾って来る。2段組はつらいが、タダじゃ文句も言えない。帰社するとカワディMAXの『Mate』2月号からの新連載、「傷だらけの少女たち」の4色下描きが届いてた。さどっこの「プレミアムファイトクラブ」は同号で完結、4月号からは奴も新連載に。調子が悪い。昨夜の『喜劇駅前飯店』の、あんまりな愚作振りのせいと思われる。明日は出張校正で終日忙殺されそう。(10.11/11)

漫画屋無駄話 其の3028
▼貧しいのはともかく、自分が幸福か不幸かなどとは考えた試しはない。ただ朝の上信線で右手に稲含山を仰ぎ、『断崖(一)』(ゴンチャロフ・岩波文庫)を開きながら、今夜7時から「フィルムセンター」で『素晴らしき日曜日』を観た後、9時上映上映開始の「銀座シネパトス」のレイトショー、『駅前飯店』に駆け付けるには、10分しか間隔がないが間に合うのか?…と結構マジで逡巡してる自分に気付くと、そう不幸とは言えないかもとふっと。分をわきまえてる方で。(10.11/10)

漫画屋無駄話 其の3027
▼APECは泥棒役人の単なる箱物公共事業。筆頭は警察だ。出張費他で裏金のパイは超巨大化、笑いが止まらない(関係役人も以下同様)。便乗してゴミ箱を閉鎖、厚顔にもゴミを持ち帰れとほざく、JR東日本や営団地下鉄もホクホク(ゴミの元は平然と売店で販売中)。横浜から遥か離れた、上信線0番線ホーム手前のJRのゴミ箱までシール綴じ。狂った景色。『東京新聞』前橋支局の中根政人よ、群馬政界のブローカー面する前に、こういう痴態を納税者側から見る眼力を養え。(10.11/9)

漫画屋無駄話 其の3026
▼遂に決行したか…。奴も童顔に似合わず度胸があると見直す。何せ取りっぱぐれた、『うろつき童子』アニメ化での原作権料は数百万だとの話だしと、感心してたがひょっとこ顔の前田俊夫が、西崎義展殺人容疑で検挙されたとの続報がない。やっぱ事故?つまらねえでやんの。MUJIN COMICS『オナ・マンマ』(白風)と、いずみコミックス『ママと生で』(内田こねり)の青焼き校正。後者、漫画の出来にむらがありすぎ。「巌松堂」、300円均一だがクズ本ばかり(150円がいいトコ)。(10.11/8)

漫画屋無駄話 其の3025
▼原稿持参したはげっこ、いやさどっこと昨今のエロ漫画には、背景及び人物入りのロングショットが無さ過ぎるとの話。アシが使えない衰退業界の宿命か。入れ代わりにはげっこ仲間のいがらしみきおが(患部は前者が額、後者が頭部中央)。新規商談で上京中と。「俺や多田のような枯れ葉人生だと、知らぬ間に土に溶けてりゃいんだが、あんたみたいに1度は大木になって陽を浴びた身だと、枯れ際が大変だな」「いやあ、そりゃ誰も同じだし、そもそも俺は生涯現役で…」(10.11/5)

漫画屋無駄話 其の3024
▼いずみコミックス2点、MUJIN COMICS1点、更に『BUSTER COMIC』が重なり多忙。数カ月振りで1時間早く出勤を。丁度、地元工場団地の出勤時間で、ラッシュ振りはまるで川崎の工場街の朝(皮ジャン姿の黒沢年男こそ居なかったが…)。今日は休みの店が目立った神保町だが、コミガレは果敢に営業。偉いぞ!月曜は映画マニアには受難の日だ。「フィルムセンター」が休みなので日程の潰しが効かない。仕方なく、高い上に宣伝強制鑑賞付きの封切り館とやらに。(10.11/4)

漫画屋無駄話 其の3023
▼明日、及び先週の土日以外に日参した印象。今年の古本祭、田村はコミガレに質、量共に圧倒されていた(もっとも他店は端から覗いてないのだが…)。「古書往来座」の外市(11月6〜7日)の荷物、今回は金曜日着に。すんません。「シネマテークたかさき」で見掛けた長尺酢豆腐映画『ヘヴンズストーリー』の宣材に、敬愛する内澤旬子姐御の歯の浮くような讃辞が。”大人の付き合い”では無く、本心だとするとぼけたな。歳を取ると誰でも症状は。老眼鏡がまだ出てこない。(10.11/2)

漫画屋無駄話 其の3022
▼専大通りで退屈男より貧乏との噂の「ブックダイバー」のつんぼ店長、コミガレで外市仲間の朝と遭遇。良く出歩く割には知人とは会わない(向こうが避けてるのか?)。すったもんだのあげくに、1月のいずみコミックスの題名決定。『少女嬲り』(カワディMAX)、そして『闘乳凌辱』(さどっこ)。同コミックス、アマゾンに画像が全然掲載されないが、昔のディスクジョッキーにレコード会社がそうしたように、鼻薬を嗅がせる必要があるのかな?(10.11/1)

漫画屋無駄話 其の3021
▼出ましたね、コミガレに60〜70年代の『キネマ旬報』が大量に!穴あきだけど読む分にゃ関係無いもの(バインダーに綴じてたため2個の穴が)。12冊も買ってしまった。「神保町シアター」に行く途中でまた6冊ほど。今日は台割引いたり打ち合わせの他は、ロクに仕事をしなかった。来週は忙しいのだから、こういう日もあっていい。1月売りのいずみコミックス、カワディMAXとさどっこの題名も決定。直されたさどっこが、タコ多田のセンスの無さを罵倒。同感!(10.10/29)

漫画屋無駄話 其の3020
▼ただ小谷野敦、映画眼はからっきし(福田和也レベル)。新藤兼人を一流と持ち上げたり、黒木和雄も晩年以外は立派だったとかの、妄言の数々が他の部分の信用を落としている。そりゃともかく、モンガ堂や西日暮里の子デブも来るというので、田端での土曜日夕方の、ポカフェ第2部に参加する事に。萩原朔太郎がメインで、萩原恭次郎も加えるらしいが、恭次郎の出世作は朗読出来ないだろう。いや座敷わらしなら、メイエルホリド風にやるのか?”詩オメハニカ”とかで。(10.10/28)

漫画屋無駄話 其の3019
▼人間はいかれてるようだが、『現代文学論争』(小谷野敦・筑摩選書)はわかりやすくて面白い。公平な物の見方に共感(死刑ヘの見解等には不共感!)。ただ本書を読んでも柄谷行人の偉さは、映画監督の伊藤大輔や稲垣浩のそれ同様にまったく理解出来ない。MUJIN COMICS『オナ・マンマ』(白風)の原稿整理開始。12月売りだから急ぐ必要はないが、データ&生原稿混合ゆえ念のため。久々に屋上で毛布を干す。湿気ある寝具は大嫌い。愚妻はしけたせんべいが好きだが…。(10.10/27)

漫画屋無駄話 其の3018
▼今週は『週刊ポスト』を買わず。今の編集長は元『SAPIO』に居た右翼との噂だが、大きな勘違いを。昨今の路線で部数を伸ばしたと推測されるが、そりゃお前のイデオロギーが支持された訳じゃなく、大政翼賛会的記者クラブマスコミへの、真っ当な批判が受けたのだ。調子づいて櫻井よしこあたりのワンパ中国批判をトップに据えられちゃ、読者ドッチラケ!『週刊朝日』もさえない。仕方ないので、何年か振りで『サイゾー』を。ふ〜ん。「早稲田松竹」にでも行くか。(10.10/26)

漫画屋無駄話 其の3017
▼古本祭の準備であわただしい神保町。3時前、専大交差点まで来たら雨粒が舞って来る。毛布を屋上に干してあったので、駆け足で事務所に戻る(田村&コミガレでの計10冊の古本抱えて)。「まさみ」前まで来たらやんでやがんの。土曜日に神楽坂に移転した一水社に、いずみコミックスの件で初めて電話。確かに近所のせいか相手の声がはっきり聞こえる。版元負担で引っ越しパーティーを大々的に…なんて景気でも時代でもねえよな。再転売されないように俺も奮起?(10.10/25)

漫画屋無駄話 其の3016
▼カワディMAX、次回の『Mate』連載分の題名は「傷だらけの少女たち」に。「全部でコミックス3册分くらいになりそうで…」「かまわねえよ。けど3册目出す時までに、『Mate』が、いや一水社があるかな。ま、売れてさえいりゃ他社が拾ってくれるさ」「ウイッス!」今朝の『東京新聞』、でっち上げ特高検察トリオと、小沢一朗冤罪検審問題との間に、わざわざ奄美大島の豪雨記事を配し、作意的な分離作業を。同一組織の同一メンバーによる犯罪だろうよ。朝日も真っ青な企み!(10.10/22)

漫画屋無駄話 其の3015
▼テレビやラジオでお馴染みの著名文化人、佐高信や南陀楼綾繁まで詰め掛けていた、昨夜の「神保町シアター」の『実は熟したり』(監督・田中重雄・’59大映)、脚本の白坂依志夫の才気はきらめかんばかり(ニヤけた本人も出演。桂千穂は弟子面するな。才能も外見も師匠に比すればゴミ以下と痛感)。市川崑か増村保造が演出していたら、『暖流』並の作品になってたはず。小銭の使い方がいい。『獣欲』5号の見本誌を15部発送。うっかりメディアックスの加藤健次にも送りそうに。(10.10/21)

漫画屋無駄話 其の3014
▼ある時から読まなくなった海野弘の、平凡社新書の『名門大学スキャンダル史』を久々に。面白かった。海外版だが、「コイツは日本だとあいつだよ!」とか、想像力をツンツン刺激。出せないのだろうな日本版は…。確かに周囲を見回しても、大学関係者ってロクな奴いない。高取英、伊藤剛、南陀楼綾繁…。名門ではなく純粋駅弁大学だが、教授、非常勤講師を問わずに、干しイモのしっぷり(上州弁)みたいな人物ばかり。偉いぞ永山薫。ましてや俺にいたっては。(10.10/20)

漫画屋無駄話 其の3013
▼好きでも嫌いでもない女優だが、なぜこうも毎回、日傘を差した岡田茉莉子のうなじ、耳の穴、肩、背中、脇の下、へそばかりを拝ませられるのだ。白黒の絵葉書風映像の中に愛妻を転がし、客から銭を取る趣味なのか?せっかくの休みに午前中一杯草刈りをして、午後から上京、「フィルムセンター」で『情炎』観賞後の率直な思い。だが、こういうスッカラカン映画を有り難がる人も当然いる。50年間も夫婦露出プレイでしのぐのも、偉業と言えば言えるが。ごちそうさま。(10.10/19)

漫画屋無駄話 其の3012
▼”集英社する”といえば古典的出版業界用語で、他社企画の剽窃を意味する事くらい、半年も業界の飯を喰ってればガキでも知ってる常識だ。剽窃、ないし悪質な盗作行為をしながら、ばれて居直る厚顔な態度を、”唐沢俊一する”とも、多くの善良な市民、知識人、業界人が口にするようになって久しい。来年はでっち上げるとの日本語は死語化、”特捜する”あるいは”検審する”と言うようになるのだ。読者からオイスターの本は何が一番いいのかとの電話が。個人的趣味の問題と冷たく返事。(10.10/18)

漫画屋無駄話 其の3011
▼「ランチョン」の裏通りのそば屋「満留賀」は、いつ行っても大繁盛だが(600円のたぬきそばの大盛りが好き!)、感じのいい1階のお姉さん、ちょっと愛想が良すぎて、悪いカルトにはまってるんじゃとのお節介な心配を。特にうまいって店じゃないけど、値段相応な物を出せば、まだ個人商店も充分にやってけるって見本かも(最近「利根」に行ってない…)。コミガレで買った英宝社のコンラッドシリーズのうち、『諜報員・武人の魂』を今朝読了。いいなあ。(10.10/15)

漫画屋無駄話 其の3010
▼再び大規模な落盤事故が勃発、マスコミも含む全員があの世に召してくれれば、実にスッキリしたのにと、”出し遅れの念力”を発揮しつつ、『Mate』12月号の見本誌の発送仕事。昨日原稿整理したばかりなのに。さどっこと『奴隷市場』3号の下描きをめぐって電話で話してたら、「やっぱ塩山さんはロリコンじゃないから!」と、ズバリ突っ込まれた。SM雑誌やホモ雑誌の編集が、その道の人である必然性はないと弁明しようとしたが、大人げないのでやめた。(10.10/14)

漫画屋無駄話 其の3009
▼夕張炭鉱事故他の犠牲者を代表して一言。運が良かっただけの33人の坑夫共よ、家族共々はしゃいで英雄面すんなボケイ!チリの大統領も見え見えの選挙運動して胸糞悪いぞ。更にマスコミ。覗きや稼業らしく謙虚さを取り戻し、感動の押し売りをするな!ヘドが出る!!星浩や本ネタが出るとテレビを消す俺。『場末の酒場、ひとり飲み』(藤木TDC・ちくま新書)、語り口が大いに向上した。AV、場末居酒屋、70年代邦画…規制のきついタレント論以外は、悔しいが独走中。(10.10/13)

漫画屋無駄話 其の3008
▼夏場には一匹も姿を見せなかった蚊が最近バッコ、右腕をまた喰われたので、蚊取り線香を焚きながらのコミックス用原稿の整理。昔と違って誤字・脱字の類いは自分で打たねばならず、結構煩雑。写植が貼ってある去年末以前の原稿に巡り会うと、故郷に里帰りした気分に。その故郷の拙宅裏庭の雑木の枝を大胆に切り燃やしたせいで、腰がまたもや痛い。半日がかりの肉体労働は久々だ。午後、コミガレに若い姉ちゃんの携帯セドラーが。やっぱり彼女は車内化粧もするのか?(10.10/12)

漫画屋無駄話 其の3007
▼トリプル下版の間を縫い、11月末売りのいずみコミックス、涼栗乱成の『届かない絶叫』、内田こねりの『ママと生で』、12月のMUJIN COMICS、白風の『オナ・マンマ』の台割引き。更にその間を縫い、明日の千駄木一箱古本市の準備。腰痛は大分引いたが天気は絶望的と。クヨついても仕方ない。神保町に嵐を呼んでいた、「古書センター」前の210円均一の文庫業者が昨日で撤収。旺文社文庫の内田百けんやちくま学芸文庫のニーチェ全集が、ゴロゴロしてた太っ腹振りだった。(10.10/8)

漫画屋無駄話 其の3006
▼接客態度の良さで知られる「銀座シネパトス」、番組の複雑化にも関わらず増員されてないらしく、スタッフの疲労が目立つ。最近、3度くらい入場料金を間違えられた(夜間割り引き忘れなどで、必ず損するパターン)。バイト入れてやれよ。プログラムミスも目立つ。昨夜の『これが青春だ!』は、ネット表記より10分遅い上映開始。終了が8時53分。最終の新幹線は9時16分。三原橋から競歩でふんばり、東京駅ホームに9時10分に着いたが、無理がたたって腰を痛めた。(10.10/7)

漫画屋無駄話 其の3005
▼『女が愛して憎むとき』→「神保町シアター」。『秋津温泉』→「フィルムセンター」。『儀式』→「新文芸坐」。『霧の中の風景』→「早稲田松竹」。『これが青春だ!』→「銀座シネパトス」。今晩の都内名画座事情だ。迷う事なく俺は銀座行き。20人前後のうらぶれた初老男が、暮れようとしてる我が人生の、活気あった思春期を回想する場に、一兵卒として参加出来るのは光栄至極。浅草や池袋ともまた一味異なる哀愁と、トイレ消臭剤の甘い香りで館内が満ちるのだ。(10.10/6)

漫画屋無駄話 其の3004
▼竹内洋一、高山晶一といえば、偽装リベラル紙『東京新聞』の”看板ワンコロポチ記者コンビ”として名高いが、同紙の豊富な人材振りにはビックリ。今朝の一面で、小沢冤罪事件の解説を書いていた飯田孝幸(社会部)、昨今の検察犯罪糾弾を枕に。だから検察捏造調書のさかのぼっての検証をと主張するのかと思いきや、前田創作調書に基づき検察の尻を叩く市民の眼は健全だと。無茶苦茶。年収1千万代維持のためなら、論理破綻糞くらえの記者クラブ白痴記者。妻子はさぞかし鼻が高いだろう。(10.10/5)

漫画屋無駄話 其の3003
▼元辣腕編集者はトリオじゃなく、”サンピン以下フォー”とすべきだった。元未来社の松本昌次を忘れてた。この人も数々の自伝を出してるが、『近代文学』系作家への芸のないヨイショばかり。俺達が知りたいのは、別名”未払い社”と呼ばれた西谷一族の実像や、『金日成著作集』刊行に至るまでの裏話、女と銭に汚ないので有名な、若き松田正男の横顔などだ。良心的左翼ぶりっこももう飽きたろうし、是非この方面で1册頼むわ。『Mate』『獣欲』『なかだし』で乱交状態。(10.10/4)

漫画屋無駄話 其の3002
▼白井佳夫、津野海太郎、岡留安則と列記すれば、「編集者としては辣腕だったけど、物書きとしちゃサンピン以下のトリオ!」と、まともなインテリは即答するはずだ。2000円、20000円、100円。こりゃわからんでしょ?上信線最寄り駅の月額駐車場料金、新幹線熊谷駅前の〜(以下同)、東京駅八重洲口付近の10分間の駐車料金。どうでもいいが。カワディMAX、ショタっぽい描写が結構うまい(今月売りの『Mate』で)。懐かしの『ジャニー』に描かせたかったね。(10.10/1)

漫画屋無駄話 其の3001
▼チョイ前の本欄で、畠中理恵子女史が嫌ってる人間の名前部分を”××”と表記したが、あれは名字2文字の人、つまり向井(透史)や武藤(良子)、坪内(祐三)や黒岩(比佐子)だけを意味する訳ではありません。暫定的表現で、晩鮭亭やNEGI、あるいはu-sen、下手するとあるあいんさんの事かも知れないので、各自安心せずにいつまでもクヨクヨ悩むように。やっぱり注射は痛かったよ。胃カメラに比べりゃ可愛いもんだけどね。『Mate』の追い込み中。(10.9/30)