イラスト/矢島Index                  イラスト/あとりK                イラスト/カワディMAX

漫画屋無駄話 其の2700
▼暇。今月末の振り込み額を考えると、腋の下に冷たいモノが…。懐かしい人から電話が。『ジャニー』や『秘密少年』の頃の投稿者、Q-Beeだ。当時は風俗嬢だったが、どうせ今でもロクでもない仕事してるのだろう。GISMや小桃の噂話を。近く一杯やる事に。おごってくれるそうです(彼女は『エロ漫画の黄金時代』にも登場)。そういや本格派男色者、カゼセンセは何を?こう昔にばかりこだわるようじゃ、初老ならぬ本格老人化しつつあるのかも。('09.7/2)

漫画屋無駄話 其の2699
▼キッ!再び長ズボン&長そでライフ。外はともかく、新幹線内も映画館も寒いから(初老人間は歯ぐきから腹まで、余計な肉が空気に溶けてく感じ。腹に関してはウソだが…)。東京駅からはいつも11時7分発の、中央線特快青梅行きの前から2輌目に乗るが、1輌目から必ず雑誌の拾い屋さんが乗り込んで来る。ほぼ俺と同世代。無意味な長髪と黄ばんだワイシャツ(ノーネクタイ)。筋の消えたズボンは茶色系。ファッションは以上をベースに気ままだが、時間は正確この上なし。('09.7/1)

漫画屋無駄話 其の2698
▼ムカムカ。せっかく昨日から短パンに衣更えしたのに、今日は再び普通のズボンに。落ち着かないよ。昨日の朝は愚妻が朝方、内臓を引きずり出されたような叫び声を。あわてて駆け付けると、「さ…さっきここに、へ…蛇が蛇が…」バラックの中に出るのは当然。俺のガキの頃は、蔵の中に這っていた(尾崎一雄にもその類いの作品が)。隣の奥さんまで悲鳴を聞いて登場、実にアホらしい朝だった。昨日はいトう、今日は内田こねりが、締め切り伸ばしの電話を。('09.6/30)

漫画屋無駄話 其の2697
▼いがらしの野郎が、自分1人トークショーで目立ってたのは、地元だけにグッと我慢するが、サイン本をねだる参加者が、奴が全員若い女で、俺が全員腐れおたく揃いというのはムカつくじゃなく(家族だってムカつくんだって話だし)、3日振りで仕事をするのはつらい。しかも『獣欲』の原稿の修整と来ては余計に。そろそろ外市の準備もしなけりゃ。漫画家も編集も、1本の仕事では喰えなくなっている(一部の有能漫画家&編集者を除く)。今日から短パン通勤に。('09.6/29)

漫画屋無駄話 其の2696
▼明日はいよいよ仙台で、いがらし、山崎邦紀、タコ多田らと宴会…じゃなかった、対いがらしみきおのトークショー(司会・南陀楼綾繁)。昨夜はその資料用エロ劇画誌を、池袋「古書館」でピッポしゃんから2冊受け取り(ちゃんと買った)、高田馬場へ。「芳林堂」へ寄ると、『エロ漫画の黄金時代』がまだ目立つ所に平積み。お礼代わりに『チェーホフ・ユモレスカ1・2』(新潮文庫)を買い、「早稲田松竹」へ。『ラースと、その彼女』。傑作。('09.6/25)

漫画屋無駄話 其の2695
▼昨日の行動。水道橋→津田沼→千葉(総武線)→鎌取(外房線)→東京(京葉線)。遠距離通勤慣れしてる俺もグッタリ。けど一番疲れたのは、京葉線で東京駅に着いてから。在来線への乗り換え区間が、どう考えても山手線の2駅区間は楽にある。改札出た直後におぶってた乳飲み子は小学生に、老人なら三途の川に、1人殺した犯人なら仮釈放に、思春期の娘なら更年期に、それぞれなってて当然な道乗り。途中に道祖神があっても不思議じゃない。史上最悪の京葉線。('09.6/24)

漫画屋無駄話 其の2694
▼「神保町シアター」で昨夜観た、『初恋物語』(監督・丸山誠治・'57東宝)で、初めて団伊玖磨の音楽がいいと思ったじゃなく、同館は番号順に5人ずつ入館させるが、ゆっくり階段を降りる年寄りを、駆け足で追い抜く激馬鹿が(付近の常連中年ブス女も必ず)。てすりにつかまってヨロヨロ歩く老人ならともかく、さもしい連中だ(薄毛中年男にも1人)。ひっつめおばさんを久々に見る(この人は礼儀正しい)。そろそろ千葉方面の電車に乗らないと。自宅に何とか帰りたい。('09.6/23)

漫画屋無駄話 其の2693
▼追悼・小倉智充。ガンで闘病中だったが、先週の土曜日に亡くなったと連絡が。半月程前に本人から電話をもらい、具合が悪そうだったので、「お見舞いに…」と言うと、「もう少し落ち着いてから」と。会いたくない風だった。つい仕事にかまけているうちに…。個人としても漫画屋としても、世話になりっ放しだった。まだ40半ばのはず。酒もタバコもやらなかったのに。思想的には右寄りで、阿宮美亜の大ファン。彼女へのファンレターが付き合いのきっかけだったと。明晩はおつやに。合掌。('09.6/22)

漫画屋無駄話 其の2692
▼例の仙台用撮影はほぼ済ませたが、縦長の秋田書店や栄昇ビルを、無精してカメラ横にして撮り再生したら、当然建物が横たわっていた。「何じゃこら!?」と一瞬思うが、やっぱ俺が悪い。天才司会者の南陀楼大明神、気楽に没にしてな。にしてもしつこさにユーモアのない、南会津のタルコフスキーならぬ、“タコルフスキー”山崎邦紀。ボンボン育ちゆえのかたくなさが根底に。水呑み百姓派の俺など、物質的及び精神的利害で、コッロコロ寝返るから。そこに一種の笑いも生じる(日本的無節操さも)。('09.6/19)

漫画屋無駄話 其の2691
▼2人共もちろん絶対的に面白いけど、ユゴーってバルザックと比べ、親切すぎるトコが物足りないなじゃなく(中公文庫版の『エルナニ』を読んでる)、珍しく南陀楼綾繁から泣きの電話。どうでもいいと思ったけど、南会津のタルコフスキーとタコ多田に、「…てな要請が入って」と一応伝言。その南陀楼が41歳にして「シニアですか?」と言われた「神保町シアター」、証明書不要、つまり自己申告で200円安い1000円になるが、白髪頭の俺もなかなかそうは出来ない。('09.6/18)

漫画屋無駄話 其の2690
▼『出版業界最底辺日記』(ちくま文庫)の増刷の契機を作ってくれた、『週刊文春』の連載の単行本化だけに、『文庫本玉手箱』(坪内祐三・文藝春秋)は即買って再読を。が、花見を騒音で邪魔するなと、右翼の街宣車に怒鳴り込もうとした好漢の割に、『昭和天皇・マッカーサー会見』(豊下楢彦・岩波現代文庫)への姿勢が及び腰でガックリ。昨夜は「神保町シアター」の『千曲川絶唱』(監督・豊田四郎・'67東京映画)で地獄を。狂気の沙汰としか思えぬ脚本(松山善三)のせいだが、撮影(岡崎宏三)が最高なので余計にめげた。('09.6/17)

漫画屋無駄話 其の2689
▼潮書房(光人社)ビルの向かって左隣の1階に、「志な乃」なるそば屋が開店。高いがうまい。同名の神楽坂の店と関係あるのかと尋ねたら、修業先が同じなだけと。その左隣はラーメンの「斑鳩」。俺はちっともうまいと思わないが、常に長蛇の列。「志な乃」の前にもはみ出し、通行人から店が見えないありさま。ムカつくだろうな。コミケの小振りな一水社の企業ブースの隣に、ティーアイネットが巨大ブースを構えたら、似たような光景が繰り広げられるだろう。('09.6/16)

漫画屋無駄話 其の2688
▼麻生文盲ケツの穴顔総理が、内閣官房機密費での豪遊生活を維持する道はただ一つ。大阪地検特捜部に、福祉郵便疑惑に民主党参議院議員、石井一の元秘書が登場するのだから、小沢の時と同様、石井の現職秘書を逮捕させる。疑惑の有無など無関係。ナベツネ、産経、NHK、朝日他の記者クラブマスコミは、例によっての検察リークの大本営発表。確実に人のいい選挙民の一部は回帰するし、反学会派の石井バッシングなら大作も狂喜。万が一、樋渡利秋検事総長が抵抗したら、調活費問題で脅せ。ケツの穴にそんな度胸はねえか?('09.6/15)

漫画屋無駄話 其の2687
▼最近の名台詞。『特盛DVD人妻姦熟Comic』、香坂ツトム作品での、「犬とできて僕とはできないのかよ!?」も相当だが(息子が母に対し)、昨夜「神保町シアター」で観た、『浮草日記』(監督・山本薩夫・'55山本プロ)の、貧乏ドサ回り役者、花澤徳衛が炭労組合員に吐く台詞にはかなわない。まずタバコを1本もらう(シケモク生活が続いてた)。「やっぱ生のもんは味が違いますねえ」でかむすびも1個。「こりゃ何ですか、シンまで米ですかい?」脚本(八住利雄)か原作(真山美保)のせいかは不明。('09.6/12)

漫画屋無駄話 其の2686
▼『文藝春秋』から『Mate』を股にかけるスーパー売れっ子ライター、南陀楼綾繁編集長の『書評のメルマガ』の長期原稿料タダ連載、「版元様の御殿拝見」を1回サボリ、ネット版『記録』(アストラ)に、「池田大作より他に神はなし」第1回を入稿。奥山“『葬』”子の話では、明日(12日)アップされると。1回目は『潮』誌面上での会長に讃歌を捧げたが、来月は『第三文明』か『灯台』、いや穴を狙って『リベラルタイム』か?タコ多田にまた編集費を値切られる。バナナの叩き売り?('09.6/11)

漫画屋無駄話 其の2685
▼昨日は近所のお葬式の手伝いで休み。受け付けで80人近い人々の名前、香典の額を筆記するのは大いに緊張したが(額を間違えると大変!)、宮司が伴ってた巫女さんが若い美人だったので、心がなごんだ(かたせ湘が巫女モノ好きだったね、元三世社の飯田さんヨ!)。田村、小宮山を筆頭に、この半月ばかり神保町が不毛。昨今めったに行かない「ブックオフ」は、余計になのだろう。でもつい1日に1回は(バ〜カ!)。「フィルムセンター」、今夜の上映作品は3時間以上。当然「神保町シアター」だ。('09.6/10)

漫画屋無駄話 其の2684
▼“一家に一匹”退屈男スイセンの、虫明亜呂無を初めて今朝。『ロマンチック街道』(話の特集'79)だ。テレビに出る奴ぁ全員馬鹿なはずだが、例外もいるな。マラソンの君原健二が巨根と知っても何のメリットもないが、楽しい気分に。エロ鋭く対象に肉迫。キネマ原人編集の映画論集も買うか。『Mate』と『特盛DVD人妻姦熟Comic』の計10台下版。それぞれ、三共グラフィック、光雅製版と古株が製版してるのに、各1カ所ページの順番ミスが。昨今、こういう間違いは小宮山印刷の独占状態だったが。('09.6/8)

漫画屋無駄話 其の2683
▼御高著『アダルトビデオ革命史』(幻冬舎新書)が爆発的売れ行き(?)の、藤木TDC先生に伝統あるエロビデオ批評誌、『ビデオ・ザ・ワールド』(コアマガジン)で、拙著『エロ漫画の黄金時代』の論評をいただき、光栄至極(掲載見本誌の手配まで!)。まだここでも仕事してたのね(『アダルト〜』に、グリーン企画やセルフ出版が登場しないのにも納得)。うだつの上がらなさは俺も。10数年前初めてインタビュー受けたのが、南陀楼綾繁の同人誌『日記日和』。最新がミニコミ『ゲロダク』だ。は〜あ…。('09.6/5)

漫画屋無駄話 其の2682
▼戯曲と評論以外は読む気がしない−三島由紀夫に対してはこういう俗説の側に立つ俺だが、『評伝 三島由紀夫』(佐伯彰一・中公文庫'88)の面白さには、つい三島を過大評価しそうな何かが。例の未亡人の生前に書かれた本なのに、ズケズケズケ。この人の伝記に関する本にはスカなし(保守的思想の持ち主だが、谷沢永一のように、政治的説教をまぎれ込ませるヤボはしない)。いトうと先月28日にあった、豪華極まるティーアイネット設立10周年パーティーの噂話。('09.6/4)

漫画屋無駄話 其の2681
▼富岡のフリマの雨での不参加といい(日曜日)、水難の相あり。今日も机の上のペットボトルに、栓をするのを忘れたまま倒し、CGではない漫画家の生原稿を濡らしてしまった。幸い余白部分にお茶のシミを付けただけで済んだが、マジで心臓が縮み上がった。すいません、月下冴喜先生!!(アストラの荻太社長の怨念か?)反射神経が退化してるのだ。ほぼ同世代のやまだのらにさっき電話。奴の子供は金がかかる盛りのため、外では2〜3カ月に1度しか酒を飲まないと。('09.6/3)

漫画屋無駄話 其の2680
▼続・奥山“『葬』”子との『エロ漫画の黄金時代』をめぐる会話。「カバーの女デザイナー、何で自分の名前入れねんだ?10年前の巨匠(いがらし)と今の巨匠(内澤)が、子供のお駄賃程度のギャラで名前出しで協力してんのに、失礼じゃねえか?」「い…いえ、とてもいい方でウッカリですねえ…」「荻の糞野郎の百姓なセンスに迎合した、自分の責任をインペイするなんてプロ失格。そのうち俺が内澤姐御に殺されかねん…」「ううう…」(先週の「高円寺書林」の集まり後の宴会の席にて)。('09.6/2)

漫画屋無駄話 其の2679
▼30日の「古書往来座」の外市は何とか持ったが、昨日の地元富岡のもみじ平総合公園でのフリマは、雨だったので本濡れを恐れ放棄(参加料1500円没収)。天気には勝てない。過日の『エロ漫画の黄金時代』の売れ行きをめぐる、アストラの奥山“『葬』”子との会話。「都心の書店から今でも注文が結構来てて、地方からの返品振り向けてマス!」「それじゃプラマイゼロじゃんか!」「ううう…」東京駅構内の「ブックガーデン」に、村上春樹の新刊の上巻は在庫切れとのざとらしい、貼り紙。ケッ!!!('09.6/1)

漫画屋無駄話 其の2678
▼3分の2までしか読んでないが、『アダルトビデオ革命史』(藤木TDC・幻冬舎新書)は労作。ここまで年代、固有名詞を調べ上げて、初版で終わりじゃやってられねえ。ただ幻冬舎の担当編集者はバカタレ。これに索引を付けんでどんな本に付ける?それより仙台での6月26日の、いがらしみきおとのトークショーだ。既に一カ月を切ってんのに、たった15名しか予約が入ってねえと(定員100名)。東京でジタバタしてもどうにもならねんで、東北地方の方々、是非1日も早く申し込んでね(マジ)。('09.5/29)

漫画屋無駄話 其の2677
▼やはり手持ちぶたさな人間が増えたのか?出勤時に毎朝前を通る、少年画報社ビルのショーウィンドー、以前は刷り出しがペタッと貼ってあっただけなのに、最近は各漫画誌ごとに区分けされ、単行本類も実にていねいに陳列(やっと竹書房並)。30年程前に前田俊夫んトコで時々見た、『増刊ヤングコミック』の戸田なんて出世したらしいね。素人古本市のスト破り野郎、書肆紅屋も付近で働いてたらしい。ただ画報社前の道路は危険。やたら車がスピード出してな。('09.5/28)

漫画屋無駄話 其の2676
▼昨今犬の糞並に増えた素人古本市。各々に個性が。彼女つくって結婚したけりゃ、元祖・千駄木一箱古本市(ゴールインカップルまで犬の糞級)。独身貴族を貫きたけりゃ、池袋古書往来座の外市(セドロー、NEGI、晩鮭亭、武藤良子、ピッポと枚挙にいとまなし)。後者の外市が30日・31日に開催。「嫌記箱」も生活のために参加。30日に店番をしますんで、ヨロピク!(本当に芸のある告知だ。他の安易なコピー組、反省しろっ!!)。屋上の毛布をそろそろ取り入れねば。('09.5/27)

漫画屋無駄話 其の2675
▼この季節、事務所はまだクーラー不要。横の窓を開けとくと、隣接する秋田書店の倉庫方向からいい風が。ところが昨今ままならず、時々閉める。街宣右翼の騒音だ。環境破壊や営業妨害して愛国もねえし、尾行する88ナンバーの、“裏金公安警察の私益公共事業”に結果的に加担してるのみ。東京の右翼は前近代的。その点、高崎駅西口で街宣活動してる右翼は、実に紳士的(怒鳴りも威張りもしないし、騒音など問題外)。何て団体か不明だが、今度ジックリ拝聴しよう。('09.5/26)

漫画屋無駄話 其の2674
▼貧乏エロライターの藤木TDCのガキが、新刊『アダルトビデオ革命史』(幻冬舎新書・本体820円)を送って来たが、生意気千万。献本なんてもっと売れっコがする行為。俺は読みたい本は身銭を出す主義なので、今後はこういう真似をするな(今日、「日本特価書籍」で買う予定だった)。奥山が明日の「高円寺書林」の件で電話を寄こし、例によって「出版社アストラの奥山と…」との口上を始めたので、「下請け編プロ、漫画屋の塩山です」と応じ、大いに受けた。('09.5/25)

漫画屋無駄話 其の2673
▼この世の果てみたいな、鶴川ってトコまで遠征しなけりゃならんので、昼飯前なのにもう本欄を。河上センセイの授業が終わったら、「神保町シアター」で『樋口一葉』を観る予定だが、6時45分にまで舞い戻れるのか?俺は大学1年(73年)の4月から約半年位、小田急線沿線に住んでてね。国立大蔵病院近くの「宮田牛乳店」てトコに住み込みを。駅は祖師ヶ谷大蔵と成城学園の間で、凄く歩いた(バス代の節約で)。半年も居なかったか。辞めると、明大松陰寮でしばらく居候を。('09.5/22)

漫画屋無駄話 其の2672
▼午後、奥山と明日の和光大学、26日の「高円寺書林」での一件で相談してると、長いFAXが。『獣欲』Vol.3巻頭作、カワディMAXの「犬小屋の少女」の下描きだ(30P)。20P以降が各2枚に分割して着く。紙の無駄は無論、胴体切りFAXは本当にムカムカ。同誌のふみまんも短編の下描き持参。「この熊はよ、北海道みやげの木彫りのオモチャにしか見えん!」「トーン貼ればもっとリアルに…」本当かよ。昨日も「フィルムセンター」帰りに、オ−ビックビル前から、裁判員制度反対のデモに加わった。('09.5/21)

漫画屋無駄話 其の2671
▼いトうが自著のサイン本を持参。ちょうど、『BUSTER COMIC』7月号の見本誌が届いてたので渡す(高い郵送代の節約に。厚くてメール便は不可)。「原稿用紙の質変えたら、絵が締まったな」「僕も少しそんな気が…」多くのCG系漫画家が使ってる、表面のザラついた紙から、さどっこ愛用の両面半光沢紙にしたのだ。ちと高いらしいが、修整シールを貼っても粒子が取れないし、編集にも便利。商品名、サンワサプライの、カラーレーザープリンタ専用、両面半光沢紙・厚手(長いね)。('09.5/20)

漫画屋無駄話 其の2670
▼東京も毎日も、衆議院と参議院の見学者が、院側の要請でマスクを1人残らずしてる、“北朝鮮&創価学会的異常景色”を、当然であるかのように写真入りで報じてたが、ドキチガイかテメーら!?立法府が法的根拠のねえ事を強制していいのか?裏金泥棒警官共が、繁華街で2〜3人たむろって、違法な強制職質・持ち者検査を、町のゴマの蝿よろしくするが如し。小沢よ、こういう連中を1人残らず粛正してくれ(後は岡田や長妻に任せろ)。今夜はよろしく。早目に出て、付近の古本屋でも歩くか。('09.5/19)

漫画屋無駄話 其の2669
▼明晩の「阿佐ヶ谷ロフトA」の件もあるので、今朝は『マンガ論争勃発2』(マイクロマガジン社)を斜め読み(実直な性格なもんで)。小池一夫の永田雅一並のホララッパ、伊藤剛の一人勝手な満足感、夏目房之介のエラソーさ、(財)日本ユニセフ協会のうさん臭さ、藤本由香里の良い子振り等が印象に残ったが、圧巻は田中秀臣(上武大学教授)。この人だけで30ページは読みたかった(長谷邦夫や中田雅喜は排水溝に流して)。俺はタダ酒飲んで本売るだけだが(買えよな!)。('09.5/18)

漫画屋無駄話 其の2668
▼「幸徳秋水!」歴史上の人物で誰を尊敬するかと問われたら、こう答えようと準備してるのに、誰も尋ねてくれないので書いておく。今朝読んでた『日本文壇史8 日露戦争の時代』(伊藤整・講談社)での、官民あげての『平民新聞』つぶしは、昨今の小沢バッシングそっくり(共産党まで検察と組んでるから、今の方が凄いか)。赤、無政府主義者、極右、人殺し、幼児性愛者、同性愛者、性病持ち、気違い、エロ本屋、やくざ…誰であろうと犯罪の具体的証拠がない限り、推定無罪が近代国家のイロハ。('09.5/15)

漫画屋無駄話 其の2667
▼「『グランド・カジノ』1枚!」「『グラン・トリノ』…ですね?」(昨日、三省堂1階のチケット売り場で)夜、「丸の内ピカデリー2」に。席決め女は空いてるのに外側から埋める(馬鹿タレが)。開始20分後。俺の左の2席が空いたまま。通路側なので詰める(1階の1番後ろ右側の列)。すると後ろに女性が1人立つ。何で今頃?ここを指定されたのか?仕方ないので自分の席に戻る。女性が俺が座ってた席に腰かける。しかし、終わって帰ろうとすると、彼女は「さっきはすいません!」と。よくわからない。('09.5/14)

漫画屋無駄話 其の2666
▼『BUSTER COMIC』&『本当にあった禁断愛』、合計13台分下ろしたのでゲッソリ。修整漏れや誤植、結構あんだろな。特に後者、5折りで全面断ちの某新人作家、描き方にも問題があるので、コグチ側のネームが切れがち。更に製版者がアホで、それをわざわざ切れるように面付け。シンに寄せろボケイ!!昨日の馬鹿記者、日テレレポーターの七尾藍佳と(『日刊ゲンダイ』による)。旦那も大手の新聞記者と言うから、“夫婦ワンコロポチ記者”。政治家より役人より、大手マスコミが一番悪い。('09.5/13)

漫画屋無駄話 其の2665
▼「今度はよ、レースクイーンと鹿が姦るの頼むぜ!」「し…鹿かぁ…」(『獣欲』Vol.3のやまだのらとの打ち合わせ)。ベテランかたせ湘と新人さどっこに、同誌への執筆を断わられる。かたせは金持ちだから仕方ないとして、さどっこの「僕はまだ人間同士のエロ漫画を…」との言葉にもらい泣き。人生とは忍耐だ。小沢の代表辞任記者会見で、議員辞職の意志を問うた記者がいたと。調活費泥棒検察のワンコロポチ記者が、よくも一丁前の台詞を。その厚顔記者、どの社の何て奴?('09.5/12)

漫画屋無駄話 其の2664
▼昨日、テクニックはあるが魂ゼロのフヌケ作、『チェ28歳の革命』が「シネマテークたかさき」で始まるまで時間が。暇つぶしに「高崎市立美術館」の“魯山人の宇宙”を覗くと、隣接する旧井上房一郎邸が公開されていた。焼き物界の寺山修司は放っといて、そちらをジックリ。茶室や離れは荒れてたが、メインの平家は味わい深かった。芸術家のパトロン、及び男色家としても知られた井上。この屋根の下で何人も若者が、淫らな微笑を浮かべたのかと思うとなおさら。('09.5/11)

漫画屋無駄話 其の2663
▼三省堂4階に納入した足で、『葬』編集長の奥山が、2号目を漫画屋までわざわざ持参。朝っぱらからうれしいような悲しいような。『本当にあった禁断愛』の本文を、小宮山印刷に投げ始める。同印刷の外注先は、中とじ本文5台の同誌面付けを、シンに行くほどコグチ側に寄せる奇怪振り。平とじとの区別がついてないのだ。外注する側が無知だと、下請け編プロも類した真似をするが。すずらん通りの「am pm」には、午後の雨の最中に傘が1本もなし。マジメに商売しろよ。('09.5/8)

漫画屋無駄話 其の2662
▼内容は並ながら、もったい振った言い回しのみ特上の、『早世の天才画家』(酒井忠康・中公新書)に余りにイラついたので(糖尿患者の小便風文体)、「神保町シアター」の『拳銃は俺のパスポート』の券を、昼飯ついでに買いに行った帰りに(本作は30年振りの鑑賞)、三省堂4階で『アニメーションのギャグ世界』(森卓也・アスペクト・本体2700円)を。糖尿臭をこれで消そう。さすがに、『BUSTER COMIC』と『本当にあった禁断愛』が重なり多忙。('09.5/7)

漫画屋無駄話 其の2661
▼5月4日、恒例の千駄木一箱古本市に、嫌記箱も生活のために出店。場所は「往来堂書店」裏手の、「ギャラリーKINGYO」ってトコ。11時〜16時で雨天決行。本は、みちくさ市の売れ残りばかりじゃありません(一部はそうだが…)。あと、『エロ漫画の黄金時代』を買って下さった方、サインが欲しければいくらでもしますので、ご持参を。『エロ漫画の〜』も、3冊くらい持ってって売るか?アストラの奥山も、どっかを手伝うとか。『葬」と一緒に拙著も売れヨ。('09.5/1)

漫画屋無駄話 其の2660
▼「マテオ・ファルコネ」を筆頭に、湧き水で顔を洗い直したような傑作短編が収められた、『エトルリヤの壺他五編』(メリメ・岩波文庫)を上信線で開いてて、印象に残った下り。“幸福な恋人は不幸な恋人と同じくらい退屈なものである”。1度言われてみたい。『本当にあった禁断愛』の、おがともよしの「息子と義父と母親の秘戯」のネーム指定してて、フッと奴の仕事場が見物したくなる(3秒後に忘れたが)。朝日の小沢バッシングは『赤旗』以上かも。築地の検察のポチ。('09.4/30)

漫画屋無駄話 其の2659
▼確かに俺は「ジュンク堂」池袋店の女店長は元より、親会社の大日本印刷の悪口も昔から書き続けてるが、1日に40冊入った拙著が、まだ同店に20冊も残ったままなのにイライラ(わざと目立たないトコに?)。近所の人、万引きするなり買うなりして、『エロ漫画の黄金時代』を減らして。『週刊読書人』で同書の書評を書いていただいた堀切直人、同じく『アックス』の浅川満寛、すいませんねえ。鋭い突っ込みも女子高生のキスのように甘い。アストラの奥山よ、マジメに営業してるか?('09.4/28)

漫画屋無駄話 其の2658
▼午前中、都営新宿線で西大島まで行く用事があったため、まず田村で5〜6冊買い、「神保町シアター」の今日の最終回、『とんかつ大将』の券を買いに行くと、既に30人近い中高年男女客の列(今日の初回は、成瀬巳喜男の『稲妻』)。2〜3枚買ってるオッサンまで(日に4作品上映)。ハゲや白髪頭が、劇場側には1000円札に見えるのだ。古本興業関連映画特集の、カンコ鳥が大合唱してた館と同一とはとても思えない。ここ半月ばかり、本当に暇な漫画屋。('09.4/27)

漫画屋無駄話 其の2657
▼“神保町の独立系立ち喰いそば屋最後の砦”、「利根」様へのお願い。調理中に衛生上の観点から、ビニールで手を覆ったりしないでいいから(ここの客はンなもの誰も気にしねえ)、小天丼セット(540円)、野菜てんぷらを御飯に乗せるのは当然として、そばにまでてんぷら入れんな。いくら「キッチンジロー」ほど悪い油使ってないとはいえ、胸やけ。そばはかけかもりにして、100円下げろ。「嫌われ者の記」を今日も更新。近く「塩山業界無駄話」も公開します。('09.4/24)

漫画屋無駄話 其の2656
▼民主主義国家の通俗的基本たる、“疑わしきは罰せず”など全く無視、“疑わしきは死刑に”を高らかに宣言した、日本の最高裁は立派だねえ。戦前の特高と70年代の部落解放同盟をミックスしたような、超傍若無人な犯罪被害者団体と同様に、時効の廃止を求める一方で、無能・無責任な警察、検察の責任追求など一切しない、強い者への卑屈な姿勢も頼もしい限り(犯罪加害者の家族も被害者。国から一銭も出ねえけど)。やっぱし凄いよニッポンコク。「嫌われ者の記」を更新。('09.4/23)

漫画屋無駄話 其の2655
▼『羅生門』(監督・黒澤明・'50大映京都)は豪雨が上がる場面で終わるが、昨夜上映終了後に「フィルムセンター」を出ると、依然バシャバシャ。「八重洲ブックセンター」前で、野音であった裁判員制度反対集会のデモに遭遇。東京駅までの2〜300メートル、デモのシッポについてシュプレキコールを。御苦労様(若い美女も多数)。『羅生門』のデジタル復元版はきれいだったが、日曜日に「シネマテークたかさき」で観た、『シェルブールの雨傘』の“デジタルリマスター版”は悲惨。版ズレと色がにじんだ、安手のビデオレベル。('09.4/22)

漫画屋無駄話 其の2654
▼(昨日のつづき)その他は片っ端クズだったが、中でも辻本力なる“チンピラ役人編集者”の、依頼の下りを自作冒頭に付した連中の分は特にひどい(佐々木敦、桐山知也、福永信、大澤遊他)。先週から今週にかけて暇。う〜む…(だから平日の真っ昼間から、つい「下々の者へ」などを長々と)。裸物DTP屋の最大手、公栄社の元ベテラン営業マンが、タクシーの運ちゃんしてるの、少年画報社の裏手で目撃、ビックリ。メディアックスの加藤に話すと、「何年も前からだヨ」だそうな。('09.4/21)

漫画屋無駄話 其の2653
▼今日、三省堂4階に追加分が山になってた、『WALK』の日記特集への感想。林哲夫・栗原裕一郎・岡崎武志がベスト3(面白い順)。偶然3人共に面識があるが、事実だから仕方ない。『エロ漫画の黄金時代』に対し、“ヤボテン”と見抜いた遠藤哲夫と並び、“マジメな退屈さ”と痛いトコ突いた林には、からんだろうと思ったが、構成と中身にスキがない。栗原のくどさも、日記の本質を理解してると。岡崎が3位なのは、ブログとの重複が多かったため。アングルを変えれば良かったのに。('09.4/20)

漫画屋無駄話 其の2652
▼武満徹の発言や音楽は、1度として共感を抱いた事はないが、昨夜は「フィルムセンター」で観た、『伊豆の踊子』(監督・恩地日出夫・'67東宝)の、歌謡曲をアレンジしたようなチャチな旋律は悪くなかった。驚いたのが団令子。ガリガリにやせてて、誰だかわからなかった。やせたアンパンなんて全然魅力ない(当時、恩地監督との仲が大いにマスコミを騒がせていた)。『新文化』編集部の皆様、拙著及び悪相を大きく紹介していただき、すいません。いつかアストラが、1ページ広告を出すはず(テキトーな…)。('09.4/17)

漫画屋無駄話 其の2651
▼田口久美子の『書店風雲録』(ちくま文庫)は自慢話だらけのつまらん本だが、一つだけ面白い所が。ジュンク堂池袋店は在庫部数を毎日公表してるが、某三文作家は自著がゼロになると、同店に直接電話して入れろとせっつくのだと。余りしばしばなので無視するようになったとあるが、100分の1位は三文作家の気持ちもわかる。『エロ漫画の黄金時代』は1日に40冊入荷で、今の在庫25冊。たった1日1冊の売り上げ。どなたか知りませんが、拙著を『週刊文春』の「新刊推薦文」で取り上げていただいた方、すいません。('09.4/16)