塩山芳明
しおやま よしあき


塩山氏のイメージ/前田俊夫
1953年、群馬県富岡市生まれ、72年に上京。牛乳配達、私大夜間部学生、ホテル掃除夫、仏教系出版社アルバイト、各種業界紙の記者兼集金人等を経て、77年にエロ劇画誌下請けプロダクション、(有)遠山企画入社。93年に遠山企画から独立、漫画屋を設立。同時期に富岡市に帰郷、超遠距離通勤を続けている。現在『レモンクラブ』『Mate』『漫画バンプ』『人妻熟女コミック』『キャンディクラブ』編集長。かつて手がけ、廃刊にした漫画誌に『漫画モンロー』『漫画ダンディ』『コミックブック』『漫画ショック』『漫画娯楽館』『漫画ロリータ』『ロリタッチ』『漫画スマック』『漫画ストレート』『漫画エキサイト号』『ジャニー』『ヤケッパチ』『秘密少年』『コラージュ』『熱烈少年』等がある。趣味は読書、映画鑑賞、他人の悪口、園芸、散歩、オナニー、お世辞を言われる事、貧乏の振りしてする定額貯金、永山薫いじめ。急進的性的弱者としても著名。毎日気違いじみた騒音をまき散らす、富岡市(今井清二郎市長)の防災無線と闘う、反拡声器騒音活動家でもある。モットーは「愛されて死ぬよりも、憎まれて生きる方がマシ。」
連絡先
 〒102-0072 東京都千代田区飯田橋2-3-2 三信ビル303号 漫画屋
 電話 03-3238-9851

漫画屋の全下請けエロ漫画誌
(各版元の皆様、いつもお世話になります・)


『レモンクラブ』(日本出版社)毎月13日発売 ¥350

『コミックMate』(一水社)毎月16日発売 ¥380

『キャンディクラブ』(日本出版社)偶数月29日発売 ¥350

『漫画バンプ』(東京三世社)毎月21日発売 ¥350

『人妻熟女コミック』(日本出版社)奇数月29日発売 ¥360





塩山芳明の本
「新宿書店」各支店にゃまず在庫あり!!


『嫌われ者の記/エロ漫画業界凶悪編集者血闘ファイル』
一水社・本体1553円
定価1631円(送料310円)
詳しくは一水社まで(電話03-3437-6315)

『現代エロ漫画』
一水社・本体1619円
定価1700円(送料310円)
詳しくは一水社まで(電話03-3437-6315)

あのエロ漫画界一の嫌われ者編集者、塩山芳明のロングインタビューが載っている異常同人誌がついに出た!!

題して
『日記日和』

欲しい方は700円分の無記名定額小為替、送料として80円切手二枚、『日記日和』希望ととメモを同封して、下記まで申し込んでネ。

〒116-0013  荒川区西日暮里4-21-7コート池上302号 河上進



塩山編集長が記事を書いている記録という雑誌の記事が読めるページ



漫画屋の本を古本屋で探そう

ここでは、漫画屋の前身である遠山企画塩山班が携わった本について紹介する。

『ドッキリ姉妹』(阿宮美亜・著 辰巳出版発行 定価700円)

阿宮美亜の代表作「実録女子高生陵辱日記」を単行本化した『気分は少女色』(一水社)の続編。
「実録女子高生陵辱日記」は光彩書房の『漫画スキャンティ』に連載されていおり,一旦は終了するがその後タイトルを
「気分は処女色」に変え,続編が『漫画エキサイト号』に掲載される。
この『ドッキリ姉妹』は『気分は少女色』に収録できなかった「実録女子高生陵辱日記」と「気分は処女色」を収録したも
のである。
当時,ロリタッチという亜流誌で業界を震撼させた塩山氏だけのことはあり,「気分は処女色」というネーミングの厚顔無
恥ぶりには言葉を失う。
盛り上がりを見せるのは,やはり「ヒンシュク編集・塩山の祟り」の回から。
群馬の片田舎でオナニーに明け暮れていたというトラウマを持つエロ本編集者の実態が,赤裸々に描かれている。
その他の登場人物も個性的なキャラで占められており,発行から10年以上を経た今でも十分楽しめる。

(文・草1号こと小倉智充)