下々の者へ(その601)

気になる人、そうでない人がいるが、音は相手を選ばないぜ(根本的に全体主義。かつての共産主義国家が、秘密警察とスピーカー、マスゲームが無いと持たないのは知っての通りだ)。納税者が何時に食事しようが寝ようが個人の勝手。12時、5時、9時、つまり役人のライフスタイルの区切りごとに命令されるいわれはない。火災に関しては今のやり方に問題はあるが、定時放送同様に、全廃しろとは言って無い。少なくとも、鎮火の知らせは不要。それと、近所の火事が放送あるまで気付かぬとは希有な一家。建て込んでて、集合住宅の多い都会なら大変(でもんな迷惑放送は都会じゃせんだろ?理由は分かるね)。防災無線や敬老、禁煙、女権拡張等は、日本の盗人役人には、頼りになる新公共事業なのだ。B・テン、回数と君のペンネーム加えたらペン入れを。白地部分にはもう少し文字とイラストをな。 (04.3.10)

下々の者へ(その602)

小倉かしおんのデータと思うが、自宅で受けて間違って削除。もう一度頼む。それと贅沢言って済まぬが、夜11時〜翌朝9時はなるべく送らないで。自分とこから転送するのが面倒で。業界は昨秋、ほとんどの雑誌が分水嶺を超えた。後は野となれ山となれと言った所。 (04.3.16)

下々の者へ(その603)

生乳へ。「凡人回想録」の新データ、また2〜3回分頼む。地元ロケの『油断大敵』の上映が、市内の「生涯学習センタ−」で。完璧な方言指導に地元民はどう反応するかと出かけて、呆れ果てる。一度しかない上映を勝手に一時間も遅らせるは、やっと始まると超ドピンボケ。「ざけんな!金返せ馬鹿野郎!!」と二度強硬に抗議、やっと直る。その間、5〜6人の関係者はただウロウロ。これで1400円の前売り料金取ってるのだ。このウスノロど素人集団、一体ど−ゆ素性?(笑わせる事に、高崎映画祭のパンフなど配布)。コジキ職員に制服支給する銭はあっても、まともなスクリーンは買えぬらしく、画面が波打ってたが、ピンボケに比べりゃな(清二郎、新しいの買え)。地元民は上州弁に「スバル座」の客程にも反応せずガックリ(ピンボケにも)。だからこそ、岩井賢太郎や今井清二郎がでかい面?『かまち』にも行くかな。この2〜3日に限らぬが、NHKの国内でのイラク反戦デモの無視振りは完璧。厚顔にも海外デモは盛んに報道。東京地裁とNHKで、創価自民党体制は磐石?(夜中の2時とかのニュースだと、道警腐敗とかもたまに報道。カウントしてる団体もあるのでアリバイ作りを。首相官邸やNHKこそアレされても仕方ないが、俺みてな罪も弔意金も出ぬ者が歩いてる、東京駅とかがやられるのだろう) (04.3.21)

下々の者へ(その604)

臭まんみやえつ大丈夫。今月からまたも減ページ、たったの4Pだから(俺の「新・嫌われ者の記」再開のため)。で、灰谷健次郎や佐藤亜紀の際はかなり背景が分かったが、矢作俊彦はなぜ新潮社とケンカ別れしたの?(そうとしか思えぬ)。誤植教科書で有名な東京書籍から新刊が主として出てるが、ほとんど広告出さないので、不便極まりない。誰か情報頼む。富岡市内に「キンカ堂」。1階の食品売り場は常にガラガラ。人込み嫌いの俺は、プールの帰りに良くここへ寄り、和菓子と98円のお茶のペットボトルを。賞味期限など全く気にせぬ方だから、特価品専門。今日切れの田舎まんじゅうは半額。チョイ前の30円引きだかの大福は、1日超過。愚妻は運転しながら憤慨してたが、俺は物を大切にする同店の姿勢を支持(けど、超過は1〜2日くらいでな。山崎パン系で味は並)。漫画屋の近所のス−パー「カエデ」の、この方面でのダイナミック振りは付近で有名。レジの姉チャンもなぜかダイナミック、いや大型。愛想もいいが、良く変わる。「キンカ堂」のレジは『塾女の恥ずかしいH告白』風。これまた愛想良し。でもあの客影の薄さじゃいつまであんだか。『刑事コロンボ』でも観ながら寝よう。 (04.3.28)

下々の者へ(その605)

「ズンドコジョッキー」の一人おはやしの多さにグッタリ。投稿者も編集の年令を考慮、余り小さな字で書かぬように。桜は、自室から村の観音様の境内の立派なのが見える。事務所も九段や市ヶ谷に近いが、最近はさっぱり(市ヶ谷の土手で、辰巳出版の営業部が花見やってたのも、もう6〜7年前?吉田婆ちゃんとよく参加)。いつかまた、漫画屋読者集会したいね。市内の「キンカ堂」で、受刑者の作った品の販売。べラボーに高いし、ロクな物なし。退職した刑務所関係者が利権を独占、受刑者からやくざ以上の悪質なピンハネしてると聞いてるが納得(市販の物も混入させボロ儲けと。何度でも言う。“あらゆる日本の公務員は犯罪者である”)。そういや、地元の防災無線を訴えてた呉智英、敗訴と。我慢の範囲内と、アホ女判事は抜かしたと。予想はされたが、壁の厚い豪華官舎(タダ同然)住まいのノーメンクラツーラに、世間の常識を伝えるのは、『週刊文春』事前検閲発禁事件を見れば分かる様に大変。呉センセを陰ながら応援。例の映画、石井隆作品としては珍しく大ヒットと。みやえつ、夫婦で見物に行ったとか?(田中登や石井隆の映画は、タダでも観たかない俺)。そういや小桃、久々に夫婦で露出プレイ、スッキリと。安く出来てるぜ、秋田の変態ブルーカラー族。池田満寿夫の『窓からローマが見える』の続きを読もう(これって、イタリア観光協会の援助、少しは受けてるんだろね?)。 (04.4.4)

下々の者へ(その606)

テンの「馬鹿投稿者登場!!」、結構絵になってた。問題は今月の担当。思い浮かばないよ。希望者は連絡を。『記録』の原稿をカリカリ。数多い連合赤軍本の中でも屈指のトンデモ本、『あさま山荘事件―審判担当書記官の回想―』(白鳥忠良・国書刊行会’88)なのだが、日本の役人の無自覚な馬鹿さにウンザリ。コードないが、自費出版?そういや同版元、かつては「日本特価書籍」のゾッキコーナーの常連だったが、近ごろはサッパリだ。現在のキング、青弓社にゃロクなもんないから、“バベルの図書館シリーズ”また頼むよ。それにしてもNHKの官報化は歯止めが効かない。国内の反戦デモ、一切報じないし。英国BBCやドイツはちゃんと報道。それをNHKBS7が。笑えぬ漫画。こんな連中に受信料払うなら、『聖教新聞』を購読する方がマシ。中国かロシア並。 (04.4.10)

下々の者へ(その607)

久々に、みやえつんとこのハンコHPに行ったがない。移転、あるいは消滅?(こりゃ漫画屋の明日か)。いよいよやばくなった業界だが、廃刊宣告があるまでは皆さん貧乏暇なし。先週もタコ多田や吉田婆ちゃんが宴会。呼ばれたが、余計に暗くなりそうなので不参加。「凡人回想録」をカリカリ。で、最近全く興味を失ってた武映画だが、『座頭市』、面白いじゃん(先週「早稲田松竹」で)。配役、セット、衣装、照明と金かけてて、永田雅一時代のセピア色の大映映画を観るようだった。今風盆踊りと妙に早い台詞回しを改めて、オカマ姉弟の回想をメインに20分カットすりゃ傑作。浅野忠信がプロの役者に見えただけで凄い(若尾文子のヌードのように、一瞬吹き替えかと…)。 (04.4.17)

下々の者へ(その608)

国民年金未納の石破が薄ら笑い浮かべると、一緒に笑う馬鹿。例によって傲慢に居直る福田官房長官に、「閣僚にプライバシーなんてない!」とも叫べぬ腰抜け。公金たかり取材の記者クラブ所属飼い犬記者の醜態に言葉もないが、当人達は「俺達は『週刊新潮』や『週刊文春』の下品な連中とは違い、選ばれたエリートなんだ」とマジで思い込んでる(朝日から産経まで一致して)。本当の飼い犬は、時に飼い主を噛む。彼等はそれ以下なんだろう。北朝鮮攻撃で自らの貧しさを合理化したり、林ますみ宅に落書きしたり、人質トリオの官製誹謗に加担はするが、検察や警察の税金泥棒には寛容と言うか、恐くって批判も出来ない、日本人の品性の一環。昨日までの鬼畜米英を、公営売春宿で大歓迎したDNAの正当な後継者は、忠犬小泉のみにあらず。「馬鹿投稿者登場!!」、今月はいまいしぎが。天蠍宮が多忙で無理と言うので代打(本人には内緒)。今朝の俺の血圧は、83〜135。いつもより3〜4ポイント低い。畑仕事はさっぱり。近所ではコンニャク植えが始まってる。安いので昔にくらべればわずか。彼等の多くが、傲慢福田の支持者。都民の7割が石原を支持するに似る?日本の貧乏人は、威張った品性下劣な金持ちが大好き・ (04.4.25)

下々の者へ(その609)

『貸本マンガ史研究』の件が載った「凡人回想録」は既に消したけど、住所知らせてくれれば、掲載誌のコピー送る。首寸前だった、小桃の旦那の勤務先、少し忙しくなりホッとしてると。隕石3号もそんな投書を。エロ本界はあいかわらず極寒。春よお前は誰のために? (04.4.26)

下々の者へ(その610)

3日がかりで今朝ズンジョをアップ。ハガキは一杯来たが年寄りは根気がなくて。漫工爺やアオイを欠いてもやっとカッコが。風流上信線景色。その1。金曜日の最終で、本当に久々に“クンクンオッサン”を目撃。年令は俺くらい。白髪で褐色の肌の締った職人風の体格。痴漢ではあるが、体には触れない。隣に座りモジモジ。体臭で興奮するタイプと推測ゆえの命々。当然女性は逃げる。すると深追いはせず、他の獲物の隣にチョコン。2両しかない車内でこれを繰り返す。下仁田辺りの住人らしいが、1年以上見なかった。臭い飯でも?(夏場は「富岡市民プール」にも出没)鼻水たらした20歳くらいの同様な痴漢が、根小屋付近にも。こっちは眼に少し狂暴性。巡回の警官に、「駄目だで、女子高生に寄ってっちゃあ」とか言われてた。両名共に有名人らしいが、新入生はビックリだろう。その2。今日の午後見た運動部系高校生。白いバッグにテイッシュを丸ごと一箱。いや元気で何より。明日あたり上京してみるかな。でも庭の草むしりもしないと、ひでえザマなんだよな。しおん、本欄のデータは? (04.5.3)

下々の者へ(その611)

題名と宣伝にしてやられたって感じ。東京見物の折り、不快な渋谷までわざわざ出掛けて観た、『永遠のモータウン』の事(「シネ・アミューズ」で上映中)。往年のソウルスターの秘蔵シーンがと期待してたら、漫画でいやアシ、アニメなら無名アニメーター、つまり裏方の楽団員にスポットを当てた“良心作”。音楽史的価値はあるし、愚作って訳じゃねんだが、乗れないソウルの教科書映画(モンテル・ジョーダンて兄ちゃんは良かった)。生き残った人々の誠実さは、ジャッキー・ウィルソンの一節の引用で色褪せる。でも満員。ムカついたのが冷房。気違いじみてて、「俺たちはニチレイの冷凍コロッケか!!」と、絶叫したくなった。 (04.5.5) 

下々の者へ(その612)

しおんよ、もう一回送ってや。夕べうっかり自分ちで受けちゃって。今夜は大丈夫。こっちでお仕事中だから。(04.5.6)

下々の者へ(その613)

しおんよ、俺が東京に泊ったのは6日。夕べ(7日)送るからまた自宅で。おちょくってんのか?以降月曜夜11時過ぎまでは自宅で受信をせぬから、懲りずにワンスモア(内心は何て気の効かぬガキと腹を立ててるが、さすがに50の峠を越えると人格が練れるな)。珍しく原稿書きのない週末とウキウキしてたら、田植えを控え用水路の泥上げを、明日朝8時からと。父ちゃんの代打。麦わら帽子に首にタオル。ボロジーパンに長靴、軍手した手にシャベル。このフアッションで高校時代もよく土方のバイトをして(黒岩から安中へ抜ける道路の舗装には相当貢献)、給料もらうと高崎へ。今はシャッター通りと化した、「スズラン」裏手の商店街も人でごった返し、書店「天華堂」の終日の混雑振りは、飯田橋は昼時の、潮出版と目白通りを隔ててある、「セブンイレブン」並であった(現在は耳鳴りのするような静寂に包まれてる)。同店やとっくに閉店した「学陽書房」で、大江健三郎や高橋和巳の本を買った(大久保清が埴谷雄高を片手にベレー帽姿で、連続強姦に励んでた頃)。イラクの自衛隊、給料の他に日に3万も手当てもらって、鯉のぼり上げたり、自分達用の水の浄化作業に努力と。国内の無責任金満公務員をまんま輸出した訳だ。イラク国民を殺したりリンチする前に帰国すりゃいいが。女房に弁明させるような奴が野党第一党の党首じゃ…。『日刊ゲンダイ』じゃないが、小沢一郎を頭に据えないと、参議院選で惨敗、北朝鮮や中国等の独裁国家を笑えないカルト政権、創価自民党体制はより強固に。3冊連続おもろい本を。『キャバレー妄想スター』(根本敬・ブルース・インターアクションズ)『男流文学論』(上野千鶴子・小倉千加子・富岡多恵子・ちくま文庫)『われらを 生かしめる者は どこか』(稲川方人・青土社)。じゃ、しおんヨロピク・(04.5.8)

下々の者へ(その614)

今日分の無駄話で、やくる〜とが大チョンボ。無論明日修正させるが、武智鉄二は民主主義者ではなく、民族主義者。いやはや。 (04.5.11)

下々の者へ(その615)

皇室不要論者の俺も、デンマーク王室の結婚式に、1人ポツんと出席の皇太子にはやや同情。湯浅長官て奴も凄い神経(というか、日本の無責任役人の“象徴”)。高齢出産したばかりなのに、記者会見でもっと産め云々。犬や猫じゃねえぜ。今時、百姓の爺さん婆さんでもこんな寝言は吐かん。もっと不愉快なのが大マスコミ。相手が皇族でなくとも、公僕失格の恥ずべき妄言。昨年6月の段階で批判すべきなのに、皇太子のお墨付き発言があるまでダンマリ。情けねえヤツラ。イラクの5人の人質や菅は批判出来ても、毎日1億円かけて200万程度の水供給してる自衛隊や(『日刊ゲンダイ』)、年金未納どころか、政権維持のためなら、相手がブッシュだろうが金正日だろうが、自国民の生命、財産、誇りと、何でも差し出す小泉には愛想笑い浮かべてる、程度の低い日本人のこれまた“象徴”なのだろう(ましてや池田大作に自民党を投げ出すなんて屁のカッパ)。水明君、毎度おおきに。ケツ&ホモの口調は、懐かしのオカマリアを彷佛とさせる。さっきまで「凡人回想録」をカリカリ。でふと、今月の「馬鹿投稿者登場!!」の手配がまだなのに気ずく。誰か立候補してや。ちなみに皇太子の奥さんの父親、俺大嫌い。近頃だいふくに凝り、体重1キロ増。まずい!(でもうまい!)。
 (04.5.16)

下々の者へ(その616)

不愉快なメンバーもいて好きになれなかった家族会、自己陶酔売国奴、小泉批判をなぜ抑制?(余計に嫌いに)3人の人質が沈黙するがごとし。匿名批判しか出来ない人間の屑は時代、地域を問わず必ず存在。特に十人十色と言う世間の基本常識さえ理解しない、小心で幼児的人間の多い日本じゃなおさら。彼等は異質の人間の存在が不安なのだ。それは瞬時に恐怖感に転化。普通は自らを顧みるが、それの出来ないガキの行動は知っての通り。意識構造は、試験を中止しないと自殺すると学校に電話する小便タレと同一。屈するのは悪しき前例を残すのみ。安易な妥協はする者は、以降小便タレ呼ばわりされても、怒る資格ゼロ。匿名者に基本的人権無し(映画『コンクリート』の上映を中止した、「銀座シネパトス」も本当に情けねえ。馬鹿共がタダで宣伝してくれたんだ。もっけの幸いじゃねえか。興行師の資格無し。腹を切れ。何のために高い税金で警察が?)。締め切りは月曜だが、ズンジョを少し進行。露出狂、小桃が近頃一丁前に遅れる。肉体的制裁を加えると逆に喜ぶし、いい手は?「凡人回想録」を昨日更新。そういや今回の屈辱日朝交渉、共産、社民は評価。奴隷根性はイデオロギーを超える。ズンジョ、明日までに投稿すれば間に合いますです。 (04.5.29)

下々の者へ(その617)

殺人企業としては、森ビルが急激に売り出し中だが、やっぱ歴史の重みと言うか、三菱の堂々たる無法振りにはただ恐れ入るのみ(国家の寄生虫としての共通項から来るのか、上っ面だけの謝罪は、北海道警本部長風)。当然自動車だけでなく、戦闘機や戦車も同様なはず。事故死扱いされた自衛隊員の遺族は、バンバン訴訟を起こすべし。昼間、自民党の上野なんとか言う、猪を踏みつぶしたような面の参議院議院が事前運動に。むかついたのがスピーカーの音量。今井清二郎式気違い防災無線並。死に損ないの婆あの声であれじゃ逆効果。当人も周りも馬鹿ぞろい。転送、切手さえ貼ってあれば何通でも。今までズンジョの校正を。金曜日、忙しくて持ち帰り。純粋休日のはずだったのに…。編集仕事で多用するトレッシングペーパー、いつも買う「セキチュ−」に行くが、影も形もなし(レジに眉毛が印象的な美人妻が)。仕方ないので「カインズホーム」にまで。同じ。ここらの人も使うだろうに。神保町の「キムラヤ」が、時計のベルトの扱いを止めて以来の寂しさ。近頃、高崎で「麒麟ビヤホール」なる居酒屋に時々。安い上に(ビール大、380円)、つまみの量が半端じゃない(味は中の上)。しかも姉チャンが一杯目を酌してくれるせいか、初老男でごった返してる。2年以上前に開店したと。全然知らず。ただ注文が入る度に、調理場の連中が一斉に品名を合唱する、フランチャイズ風マニュアルはシラける。さて明日は?(庭の草むしり、あるいは古本屋?)
(04.6.5)

下々の者へ(その618)

雑誌は基本的に発売日の2日前に取次に搬入される(『レモンクラブ』は13日売りだから11日)。が、日曜、祭日に当たると1日早まる。で、今月は10日だったと言いたいが、取次の事情で9日だった。漫画専門店の発売日は搬入日と昔から決まってるので、山口よりちょうど1週間早く、首都圏じゃ発売になったはず。早けりゃいい訳でもないと…。 (04.6.11)

下々の者へ(その619)

秋本鉄次、いやパツキン姉チャンの色気に幻惑されたせいか、金曜日に「凡人回想録」を更新したの書き忘れた。爆ブス生乳、また新データヨロピク。で、ティム・バートンもすっかりスランプだね。『猿の惑星』もガックリだったが、『ビッグ・フイッシュ』もなあ…。凡庸なお涙頂戴映画。画面に全く切れがなし。特に最初の30分など眠くて眠くて。やっぱおたくは幸せになっちゃあかん。もう一本同レベルの撮ると、マニアも散るな。渋谷のパルコに行ったら、すっかり寂れててて驚く。“70年代の浅草”テイスト。お陰で地下のアングラポスター展が全くの違和感を感じさせない。西武文化イコール郷愁?そろそろ『記録』のコラムにかからないと。 (04.6.12)

下々の者へ(その620)

水明へ。2名は昨日発送。ソヴィエトと音川は住所不明(投書は下版後必ず破り捨てる)。まだ明かせない事情があって、勤労意欲ゼロ。人生は忍耐だな。男も惚れるショー・ペンだが(『ミステイック・リヴァー』を昨夜)、ちと目鼻立ち整いすぎ。宍戸錠のように、手術で崩すべきと。8月売りの『Mate』はかなり搬入が早い。『レモンクラブ』と締めきりがほぼ同時になると思うので、今から準備を。さてこねり旦那の色原稿の指定でも。 (04.6.17)

下々の者へ(その621)

世の中わけの分からぬ事が多い。下の野郎などわざわざ長距離電話などせず、住所をメ−ルしてくれりゃ即解決。一方漫画屋デブス軍団の代貸し、雪豹は「馬鹿投稿者登場!!」の件で電話をと留守電しといたのに、長々と無意味なメールを。お陰でFAXしたり余計な手間が。事務処理能力を欠いた奴とは接したくない。訳がわからぬと言えば昨日の「漫画屋無駄話」も。冒頭に“「アクセス」の”を入れ忘れた。初老ボケ。本器の編集機能も良く分からぬ。その620に“(”を一つ入れ忘れる。指示通りに打つと、なぜか※マ−クが(出てるでしょ?)。以前はこんな事なかった。使い方が悪いの? (04.6.19)

下々の者へ(その622)

よろしい。(04.6.21)

下々の者へ(その623)

今日も今井清二郎式気違い防災無線の臨時放送。まず午後、富岡署が身元不迷者を保護したと。夜8時。身元が判明したとお礼放送(冗談にあらず。やくざのお礼参りならぬ、警察と市役所の騒音のお礼参り)。職務遂行してるだけなのに、税金を二重に乱費して偉そうに大宣伝。べラボーな給料に退職金と年金、更に裏金付き特権階級の説教ほど、むかつくもんはこの世にない。参院選。馬鹿有権者の多い群馬は自民党が2議席独占中。中曽根のアホ息子と、上野ナントカ言う、脳みその存在を忘却させる野郎。俺は一応民主党に入れるが、同党候補の富岡君のポスター、上等とは言えない。ここへ来て自民党の苦戦が伝えられるが、立川の反戦団体大弾圧並の、姑息な手段に出る可能性も。検察も警察も、自らの公金泥棒を見逃してくれりゃ何でもやるし(マスコミも記者クラブさえ残してくれりゃなる座頭市)。で、町山智浩の米国便りは面白い。最近毎日のように。『キネマ旬報』に殴り込んだのもつい昨日のような気がするが、出世したよな(事件直後、誰が送ったか知らないが、漫画屋宛に襲撃敢行のFAXが)。「なかよし倶楽部」、今月はハガキがやたら来た。果たしてみやえつは?(3ページ化?)。露出狂とハンコの違い?相変わらず、新旧の『刑事コロンボ』漬けの日々。早くケーブルテレビの放送が終了しないと、他の映画が観られない(今日の『新・刑事コロンボ 影なき殺人者』も良かった)。さて、愚作『0線の女狼群』(監督・三輪彰・’60新東宝)の後半でも観ながら寝よう。(04.6.26)

下々の者へ(その624) 

「こちら騒音富岡です」のページに、最近場違いな感じで、ペイントロボのイラストが入ってんでしょ?その経緯が次号『Mate』の「新・嫌われ者の記』に詳細に。(04.6.29)

下々の者へ(その625)

ズンジョをカリカリ。毒イチゴ、生乳と強力デブスコンビをやっつけ、やっと300行クリア(残り460行)。次は小平市の大江って野郎。こいつも33歳。10〜20代はもうエロ漫画は読まぬか?で、今週の『週刊文春』の小林信彦のコラムに、『記録』が登場しビックリ。鎌田慧の新刊に触れた下りだが、アストラって版元名ださにゃ宣伝にならんよ。大畑氏に同情(俺はちっとも面白いと思わぬのでどうでもいい。同誌、やっぱ国労組合員、斎藤典雄の「サイテイ車掌のJR日記」がベスト。スナックママとの浮気後、より深みが増した)。さっきまでBS2の「’50アメリカン ヒッツ」っての観ながら書いてたが、湯川れい子の言う通り、サム・クックのセクシーさは強烈。しかもカメラマンがその道の人なのか、引き締まって小気味良く開閉する口元を延々と捉えて離さない。最近の乳ポロ事件など、目じゃない卑猥さだった。さってまた仕事。400行までは仕上げないと。明日は草刈りのため、余り夜更かしも出来ないが…。(04.7.3)

下々の者へ(その626)

山紫の野郎、QーBeeへのイラスト依頼の封書に、自分の住所書き忘れたらしく、昨日編集部に届いたので転送しといた。女は住所公開するとトラブルの元だが、男はまず大丈夫。それと、深雪って娘は、多分『Mate』全く読んでないよ。(04.7.9)

下々の者へ(その627)

小泉“創価”純一郎レベルの超特大詭弁に呆れ果てたのが、今朝の『東京新聞』の投書欄に掲載された、JR“革マル派”東日本のサービス担当次長、西山隆雄の寝言。数日前に載った、無料の水飲み場撤去批判への弁明のつもりだ。“ライフスタイルの変化につれ、ご利用者がほとんどいない…通行を妨げてしまう”。馬鹿が。ねえもんは使いようねえだろう。邪魔なのは、水飲み場の何倍もある自販機。ここまで利用者コケにしてるゼニゲバ企業に、月10万も巻き上げられてるとは…。カルトに金玉握られると、目明きも全員が座頭市(めくら)。カルト国家北朝鮮と仏政府公認のカルト教団創価学会に支えられた政権が、売国外交の茶番で勝ちそうだなんて…。「誰がやっても同じ」と言うのは、現創価自民党を支持すると言う事。選挙に行かないと、連中や泥棒公務員が喜ぶのみ。ああ今週も仕事。『記録』の書評。週明けに入稿しないと、美人女子大生担当者、I嬢に怒られるしな。『L・L・COOLJ太郎』(杉作J太郎・マガジンフアイブ)にでも。 (04.7.10)

下々の者へ(その628)

草は余計な書き込みなどせず、黙ってデータ打って送りゃいいの。今後は一切の登場を禁止する(ドカス共が!!)。 (04.7.13)

下々の者へ(その629)

エロ漫画業界的に言うなら、「虎の穴」が全店閉鎖するに等しい、「青山ブックセンター」の破綻。漫画、グラフを問わずにエロ本が壊滅的なのは、場末の中小書店の閉店が一番効いてるが、知的スノッブの殿堂がこのザマじゃ、飯田橋の「文鳥堂」が好んで平積みにしてるような版元様の明日も、小泉&菅フアミリ−と同じ(漫画屋?未だ存在してる方が不思議なんだし、問題外じゃよ)。今井清二郎ドアホ市長の見当違いの節約で、半月遅れでオープンした、「富岡市民プール」へ(初日無料)。貧乏人の夏の楽しみ奪うより、職員の給与下げたり、無用な防災無線の放送止めやがれと思いつつ、1000メートルばかり泳ぎ、プールサイドのボロ椅子で『汁かけめしの快食學』(遠藤哲夫・ちくま文庫)を三分の一。東陽片岡をカットに起用したのは失敗。煮込み丼のお新香代わりに、ソースカツ丼のスライス出された感じ。「凡人回想録」をかたずけねばならないが、意欲がわかない。仕方ない。『爆弾男といわれるあいつ』(監督・長谷部安春・’67日活)の後半でも観ながら寝るか。汗は腐るほどかくが心は氷河期のこの夏。(04.7.17)

下々の者へ(その630)

近所に群馬県の一の宮、貫前神社。ここが氏子の下部組織を通じて、教育基本法改正の署名運動を。彼等がどんな思想を持とうと勝手だが、非政治的である集まりを使うとは、姑息な振る舞い。創価学会員他を除けば、葬式等の関係で、古くからの農家は思想信条に関系なく氏子に。葬式にチョロッと顔出すだけで、香典袋何枚分もの金を持ってっちまう、青白い面した傲慢神主共、ボンクラ小泉の登場で調子ずいてる?やりてえのなら、お前達が一軒ずつ訪ねろ。まる投げで点数稼ごうという、“いろいろ総理”と同レベルの輩。近所の人が来ても支持出来ない署名は拒否すべきだし、当然氏子脱退も考慮すべき。『汁かけめし快食學』(遠藤哲夫・ちくま文庫)、残り読了。68点。80点になれなかったのは、担当編集者が著者の爺さんに惚れ込み過ぎたせいと。東陽片岡の絵が中身と共鳴し過ぎてくどいとは既に書いたが(映画『野良犬』で三船敏郎が木村功を追い詰める際に流れる音楽が、すかしたピアノでなく、渡辺宙明のジャズだったなら、ぴったり過ぎて同作も今程の評価は受けなかったはず)、とにかく長い。「爺さん、酔っぱらった時と同じでくどいよ!!」と一喝、前半の観念的部分をメインに70ページ程カットすべきだった。あんま書くと、これからかかる「新・嫌われ者の記」のネタが尽きるか。そうそう。以前は俺のが一番面白いからと、他人の日記類は積極的に読まなかったが、昨今反省、チョロチョロと。で発見。何買った何読んだの羅列は論外として、面白い物は一行ごとに落ちがあるという事(物事への評価も含む)。書き手のリトマス紙(馬鹿はそれが理解し得ないから平気で書く)。(04.7.19)

下々の者へ(その631)

じゃあ「誰がやっても同じ」とか言って棄権、創価自民党体制支持したら?観念の中ならともかく、この世には完璧な物は存在しない。公務員の総泥棒化の最大要因は言うまでもなく、政権交代がないから。政界・官界が総世襲化(皇室化)した国が、破綻しないはずがないのだ。民主党政権が出来ても、腐敗は当然起きる。そしたらまた代えればいい。その時、さすがに自民党もカルト集団と絶縁してるかも知れないし、社民党と共産党が合体、第3極が力を得てるかも。政党はコンドーム。つまり納税者の使い捨て。コレが一番健康的な姿。マルクスがどうの、大作のお言葉が、なんつってる連中を信じてはいけない。指導したがる人間は、基本的に銭儲けの上手いパラノイア。早い話が気違いと思って間違いなし。今の一番のリトマス紙は、田中康夫も言う通り、官公労に対する姿勢。ダラ幹出身議員を抱えてる民主党は、コイツラをねじ伏せないと、社会党。ちなみに、支持者や党員に役人を多数抱えてる、社民党、共産党はココに手が付けられない。役人腐敗はピンからキリまでなのに、幹部だけだみてな寝言を。あたかも、身障者や被差別者は悪事を働かないと言わんばかり。誰もが悪事を働く。仕方ない。問題は均等に罰せられないから。教員や警官は、なぜ多くが世襲で悪事を働いてもほとんど首にならないのか?ここらから考えるべし。暇だからってガキに向かって説教してちゃ、干上がるな…。 (04.7.21)

下々の者へ(その632)

『レッド・ドラゴン』観てたがちっとも恐くない。寸足らずな役者ばかり出てたせいもあるが、一番の要因は上州名物の雷。生処女を裂くような雷雲が埼玉から長野方向へゆっくリ移動。お陰でプールにも行けず。「ポレポレ東中野」へ初めて昨日。話題のドキュメンタリー、『HARUKO』が目的だが、金曜で終了と。『ぴあ』にゃんな事ちっとも。『陽炎座』がかかってたが、鈴木清順屈指の愚作を2回も見物する気なし。やむを得ず猛暑の中、近所の古本屋をフラフラ(やっぱこういう時も、「ブック・オフ」型が冷房が効いてて助かる)。高円寺の「都丸書店」の店頭特価コーナーで300円で買った、『糸地獄』(岸田理生・出帆新社’84)にサイン。釘で引っ掻いたような、神経質っぽい文字。寺山修司の陰でかすみがちだが、彼ほど田舎の汲み取り便所の臭気はしない、別の個性が。モアが入ってたビルの横も歩く。みやえつオバン、『漫画ボン』は生き残って良かったね。さって、晩酌前に『小春日和』(金井美恵子・河出文庫’99)でも少し(献名入り署名はしてもらうもんじゃないね。岸田にもらった平さんも処分する理由はあったんだろうが。とか言いつつ俺も何册もしたりされたり…)。原稿書きのない週末(要するに暇)。 (04.7.25)

下々の者へ(その633)

ズンジョ、600行までアップ。初の深雪嬢、久々の天蠍宮、男が出来たという毒イチゴ他の投稿でそれなりに。「馬鹿投稿者登場!!」狙いの守備表示も(馬鹿度が深くて使えない)。あと千葉と大阪の草、いつまでもタダ飯喰らっとらんで仕事しろ。NHKの海老沢会長の居座りもむかつくが、県の助成金4000万を騙し取った上信バスを擁する、上信電鉄社長、秦次雄もふざけた野郎。テメ−の会社は近隣市町村から年数億もの援助を受ける準公共機関。労組委員長、大河原照雄共々、責任取って辞職しろ(無論退職金はなしで)。料金だけは世界的だが、まともに時刻表通り運行も出来ない住民のコジキ鉄道は、線路背負って何処ヘでも引っ越しやがれ(何処の誰も受け入れんだろが)。公金数億をポッポに入れながら、未だシャバでうめえ飯喰ってる元県会議長で現役県議、岩井賢太郎のような奴を野放しにしとく、県警や前橋地検が誘発した事件とも言える。民間人なら即逮捕なのに、政治家や役人、それに準ずる立場の者は、返しゃOK。北朝鮮を笑う奴は誰だ?そういや今月は、QーBeeの投稿がなかった。また引きこもり?あと100行チョイ。早く片付けないと、午後から「富岡市民プール」に行けない。昨日は真っ青な50メートルプールの中を俺1人。100円の地上の楽園。ただ木陰で読んだ『自画像の魅力と謎』(粟津則雄・NHK出版)は退屈だった。が、冒頭の口絵の発色は抜群(慶昌堂印刷・近代美術)。発見だったのは、靉光の自画像が案外退屈で、高校時代に詩にしびれてた、村山槐多の物が素晴らしかった事。なぜかやなせたかしも大好きらしい詩も、久々に再読するか? (04.8.1)

下々の者へ(その634)

創価大生就職先企業名一覧以外、古手の大作マニアには新味がなかった『週刊ダイヤモンド』の学会特集だが、編集の腰は座ってるようだし、第2弾、第3弾を期待。で、会員制の『第三文明』(『第四文明』?)と化した『選択』、購読料切れなのにしつこく送付。伝統ある雑誌も、単なる大作の宣材と化した訳だ。チ〜ン。昨夜は、池袋のロサ会館近くの居酒屋で軽く。相手がこれで分かれば、君も立派なエロ漫画業界通。 (04.8.5)

下々の者へ(その635)

こんな映画があったのだね。存在どころか論じられたのを読んだ記憶もない。NECO録画の『姿なき一0八部隊』(監督・佐藤武・’56大映)の事だ。敗戦10年後の終電が出た後の東京駅15番線ホームに、サイパン玉砕部隊が幽霊と化して帰還、家族を訪ねるのだ。東京駅は知っての通り、天皇のための駅だ。隊長(笠智衆)はまず皇居前に膝間ずき、赤子として力及ばなかった事を詫びる。皮肉の効いたいい場面だ。彼のアプレ息子も登場するドンパチ場面も。ただ各隊員と妻子の下りは退屈。日本の反戦映画では、幽霊までもが被害者意識99パーセント。しかし繊細な演出はどこか胸を打ち、再びホームに再集結、海の彼方に去って行く松本零士風特撮シーンには、快い物が。『日本映画人名事典・監督篇』(キネマ旬報社)によれば、監督は’03年東京生まれで、松竹入社以降、各社を渡り歩き、晩年は教育映画を主に演出、’78年に亡くなっている(’76年に『多摩川決潰記録』を。山田太一が脚本書いたアレ?’42年には『九十九人目の花嫁』なる作品も。後の新東宝の怪作『九十九本目の生娘』はこれのパクリだな)。過日、池袋の某社を訪ねた際、元斎藤O子嬢(?)の部下だったという、AV男優みてな野郎を紹介されたが、興味ないせいもありすぐ名前は忘れた。彼女と死んだOの上役だったNさんは、まだ総務か何かにいらっしゃるのだろうか?昔話を始めるとキリがないのでここらで(オメーからそれ取って何が残るとの意見もあろうが…)。 (04.8.7)

下々の者へ(その636)

不景気で暇なはずなのに、“安くて高技術なDTP屋”で有名な公栄社が、夏休みを例年より1日少ない4日間(13〜16日)に設定したため、漫画屋もそれに合わせたが、主義に反する精神主義な気も。確かに多額な先行投資をしてる公栄社はともかく、ケチなエロ漫画の編プロは、一週間位は休むべきだったかもかって、銭もねえのに7日間も一体?松文館の高田“獄中派&セクシーヴォイス”編集長は実質1日と言うし、贅沢は言えないか?ただ好況業種は凄い。例えば神保町でも有名な「田村書店」は、12日から丸々1週間。店主の怒鳴り声に負けない豪気さ。昨今店頭にロクな本出してくんない、「中山書店」「小宮山書店」(最近のガレージセールはゴミセールと改名すべし)「ブンケンロックサイド」は不明。脚本・井手俊郎、監督・鈴木英夫と言うから半端な出来じゃないと思ってた、『旅愁の都』(’62宝塚)が予想以上の陰鬱映画でしびれる。一応はハッピーエンドなのに、画面を全く無視した音楽(池野成)は不敵と言うしかなく、しばらく忘れられそうにない(最近のNECOは日活以外の番組の方が充実)。夏休みで思いだしたが、朝鮮半島のヒトラー2世に52億恵んでやったエロ小泉、何と2週間と。公務員の給料アップ画策中の人事院と言い、“精神年齢12歳”の納税者は舐められっぱなし。一方、一番おかしかったのが、インチキ温泉をめぐる、『東京新聞』の「こちら特報部」に載った、某伊香保町民のコメント。「事情を知ってる地元の人は、温泉は草津に行きます」(要約)今月の「馬鹿投稿者登場!!」、誰にしようか? (04.8.14)

下々の者へ(その637)

前回触れた『旅愁の都』の音楽担当者、池野成の訃報が今朝の『東京新聞』朝刊に(拙宅の地域は朝夕統合版)。73歳。肺がん。『白い巨塔』の他、200本以上の映画音楽を担当と。合掌。さっきまで、「新・嫌われ者の記」を(半分ほどアップ)。「凡人回想録」の初校が公栄社からまだ出てないため、ネタの重複回避にちと苦労。昼間は例によって「富岡市民プール」。ベンチの寝転び読書は、『ふるさとは貧民街なりき』(小板橋二郎・ちくま文庫)。上等。早死にした著者の父親は高崎中学卒業と(今の高崎高校)。ここらも小板橋って名字多いよ。で、帰宅してテレビ観たら、整形した生乳が柔道着姿で出ててビックリ。それとも昼寝中の妄想?(そういやジェンキンス君の奥さん、まだ勤務先の役所休んでるの?ひょっとして有給?客観的な事実関係伝えろよNHK!)。いつかの学会特集の『週刊ダイヤモンド』、印刷関係者の話じゃ完売と。続編早く頼む(宝島社&洋泉社のムックもな)。小桃、仕事減で持ち込みに上京と言っとたが、いつ頃?みやえつの連載先を片っ端訪問、売り込んじゃ?「あたしのが3000円ページ単価安いですう!」と、大胆な胸開きの上着と、スリットの鋭いスカート姿で。寝しなの楽しみ、ケーブルで録画した『刑事コロンボ』の再生スイッチを押すと、なぜか『精霊流し』が。テープ引っ張り出したくなる。近くミステリチャンネルがOKに。ウキウキウキ(唯一の明るい話題か?)。(04.8.22)

下々の者へ(その638)

ヤケジョをまとめながら、三田明のベストCDを。元勤労学生としては、「みんな名もなく貧しいけれど」(作詞・宮川哲夫/作曲・吉田正)の2番目の一節、“僕等いまこそ小さいけれど みんな大きく伸びゆく若木 明日の青空知っている”に不覚にも涙…のはずが、生乳やスリングの糞文を写してちゃなあ…。今月は新人女性投稿者が多く、割と楽に。小桃オバン、どうだい調子は?みやえつオバンも、時々ゴミを取らんと、ハンコの写りが悪くなるぜ。CDを『決定版!高倉健』に。これは映画の名場面の台詞入り。『網走番外地・望郷篇』での余りにも有名な、杉浦直樹とのやり取りまで(“カラス〜ナゼ〜”のメロデイの口笛にゾクゾク)。石井輝男監督自身が、チンピラ時代の渡瀬恒彦で再映画化した、『殺し屋人別帳』まで浮かんで来るのはちとアレだが…。「富岡市民プール」、確か明日までだが、この天気じゃ有終の美は飾れぬか。前橋の「煥乎堂」で古本市やってるみたいだから、行くかな(近所の「美好屋」のだんごも喰いてえし)。いトうセンセの初単行本、まあまあの出足の様でホッ。市内で唯一の映画館だった、「キンカ堂」の中の旧「コロクシネマ」が数カ月前に、ひっそり閉館。本体事体も長くないんじゃ?じゃあ。 (04.8.28)

下々の者へ(その639)

酒飲んで一度寝て眼が覚めると、なかなか眠れない。今夜がそうで、『ファム・ファタール』丸々一本観たのに、つぶらな瞳キラキラ(訳が分からないが、脚フエチ必見。初老男としては、もう少し太い方が…)。前橋の古本市に行き、昼寝出来なかったせいも。「煥乎堂」裏手の商店街も、行く度にシャッター通り化が進行。泥棒公務員の群馬最大の拠点がこれじゃな(連中の貯金通帳のゼロのみ増加?)。ロクな本なかったが、なぜか毎年富岡多恵子の未読本が出るのが嬉しい。きっぷの良さが上州人に受ける?けど家賃がただ同然のせいか、古本屋に決断力はねえな。見切りがなかなかつかないらしく、何年も前から同じ値段で出てる本がゾロゾロ。で、みやえつの読書ライフも、『婦人“エロ”公論』読んでる様じゃレベルが知れる。その南陀楼特選の『絶対毎日スエイ日記』(末井昭・ア−トン・本体2500円)を、今朝の上信電車から(買ってあったが、カバーが気色悪いので積んでた)。前評判以上の面白さ。2段組900ページと言う大決断した、編集担当者にまず敬意。しかもこの値段。日記愛好家は、必買い&必読。この畑の本のポイントは、女房、子供、愛人、恋人等の、著者に一番大切な存在の物の描写。それが不快なら読む必要無し。本書、武田泰淳の『新・東海道五十三次』程は枯淡の境地に達してないが、池袋的生臭さがまたオツ…て、まだ150ページしか読んでないのに。南陀楼も2冊目は、こういう本をと思ったのでは?(俺は思った)ついでに、秋本鉄次の映画評論集、この位の厚さでどっかの版元が出してくれないかと。さて、『刑事コロンボ』でも観ながら寝ようか(だんだん暑くなって来た。何だ電気スタンドのせいか)。 (04.8.30)

下々の者へ(その640)

毒イチゴ(滑川市)との言葉SMを終えて、やっとズンジョ400行アップ。BGMは美樹克彦の「君は俺の花」なれど、残念ながら2枚組CDじゃなく、前から持ってるカセット(「ビッグスターシリーズ・心に残る愛唱歌・美樹克彦VOI・1」日本クラウン)。昼間、プール帰りに早速「SS楽器」「文進堂」と回ったがなくて(お陰で、閉館したと書いた旧「コロクシネマ」こと、現「キンカ堂富岡シネマ」が健在なのを発見。一時休んでただけなのか?すいません。支那そばの具みたいなアニメ、そ、『ナルト』っての上映中でした)。飯田橋駅の「新星堂」にでも行ってみるか。今、彼のベストバラード「想い出の恋人」(作詞・水沢圭吾/作曲・叶弦大)が終わった所だが、手持ちCDにも入ってなさそうな曲が期待出来そうで楽しみ(昨今のには興味なし)。浅間の噴火時は東京だったので不明。でも高給で超暇な富岡市のドコジキ職員の事。防災無線を無料カラオケ代りにしたくてうずうずしてるから、馬鹿やった事は十分あり得る。農作物の被害についちゃ、明日父ちゃんにでも聞いてみる。漫画屋のケーブルテレビ、昨日デジタル工事してもらった。NECOに加えてミステリチャンネルが観られるのは嬉しいが、何か予約が複雑。しばらく、新人バイトの蟹空解太の仕事だな。てな事を書いてたら、青山ミチの「叱らないで」や「マンハッタン・ブルース」が聴きたくなった(後者、作詞・湯川れい子/作曲・叶弦大)。今夜中にもう100行は上げとかんと。次は誰だ…ゲロゲロの生乳じゃん。石井輝男監督が切り開いたのは“異常性愛シリーズ”だが、これじゃ“異常ブス家畜化物シリーズ”だっての。初老のフエミニスト編集者も辛いよ。青山ミチ、忘れてたが「おもちゃの女」もいいな。 (04.9.4)

下々の者へ(その641)

昨夜、やっと「高島屋」高崎店前の「タワーレコード」で入手。勿論、『ゴールデン・ベスト美樹克彦』(日本クラウン・2枚組)、『ゴールデン・ベスト青山ミチ』(同・1枚)の事だ(近所の「HMV」には影も形もなし)。枚数の違いを無視して採点すれば、前者90点、後者70点。美樹版の収録曲が凄いのは言うまでもない。「燃えろ青春」「君の名を呼んだりしない」「行こうぜ東京」「狂った時計」「白いワゴン」「花散る都」「母さんよせよ」等は手持ちCD&カセットに無いため何度も(曲名だけでエクスタシーに達するでしょ?)。中でも男の執念深さをさわやかに歌った「君の〜」(作詞・笛一生/作曲・北原じゅん)の、“なんだって!どうしたって!いいじゃないか!だからいいじゃないか!”という、アヌイの芝居真っ青な強引な展開が泣かせる、「狂った〜」(作詞・南沢純三/作曲・北原じゅん)は、肉体労働者、インテリを問わず必聴。青山版も退屈な演歌調を排してて、選曲センスはいい。大映の悪名シリーズ挿入歌が未収録なのは不満だが、投げ遺りというか、「紅白歌合戦」に出場した際の、荒木一郎張りのふて腐り歌唱がなぜか胸にしみる、「ミッチ−音頭」(作詞・岩瀬ひろし/作曲・伊部晴美)は、一番飽きが来なそう(CDがはまってる部分の写真は青山版が上。こんなダイナマイトボデイがシャブでボロボロに…)。草は3人位で十分か?(うがあなんて糞の役にもたっとらんし)40過ぎたら誕生日なんて、大酒喰らって寝た夜の小便(いちいち回数なんか覚えとらんて)。もう『記録』の原稿の締め切り。今月は『絶対毎日スエイ日記』。これは楽に書けそう。が、実はもう一本。『BOOSUMUパン通信』じゃなくて、『BOOKiSH』て大阪の雑誌。「アクセス」のHPの予告に名前があったが、没になるとカッコ悪いな(結構なるんだよ俺は)。台風、ブランシュア宅の電話が不通に。春風サキもだったのだろう。関西だと大変だった。で、60年代半ばのクラウンて、恐るべき会社だったのだね。社史でも読みたいよ。“僕のために 僕のために 祈らないでおくれ 母さん!母さん!!”(作詞・星野哲朗/作曲・米山正夫)の、「母さんよせよ」より)。 (04.9.11)

下々の者へ(その642)

確かに。ソニー、東芝、ホオライフ、ユニバーサルの共同企画の中じゃ、浮きまくってますよ日本クラウンは。けどここがありゃ、日本歌謡史は磐石。富岡多恵子の小説がありゃ、村上春樹なんざ要らぬように。「新星堂」の堕落は昨今の事では無い。高崎にも支店があって、ブルース系が充実してた事もあり重宝してたが、昨今は品揃えが半端。特に、アキラベスト4枚組(監修・大瀧詠一)がいつまでも入荷せず、「タワー・レコード」で即日入手出来た時には、この店は不要と確信(けど庄野潤三の息子さんは長く同店に勤務。リストラされにゃいいが)。駅前のシャッター通り化は久しいが、昨今は高崎も。勿論、富岡駅前とは異なり、真ん前はいいのだが、5分も歩くと地獄(「新星堂」はまさにそこに立地)。従業員は敷地の割に多く、忙しい振りをしてるが、客の役には全然立ってないし(社長が『日経流通新聞』に出たがるようになると、どの社も断末魔だが)。で、クラウンじゃなくて、美空ひばりと離婚後に追われた、コロムビア版『あきら2』を。「アキラでボサ・ノバ」「アキラのブンガワンソロ」「東京ツイスト」…言うまでもなく曲名と中身は連動するが、余りに広大な旭論に深入りすると眠れなくなるので…。と言いつつ、旭のCDを途中で止める勇気もとても…。(04.9.12)

下々の者へ(その643)

いつの事かはもう忘れたが、お会いしましたよね、佑哉さんとは漫画屋読者集会で。貴重な事に美形で、取り巻きの野郎共が結構おったような。子供が夜泣きしても、窓から放り出したりしないように(亭主は構わないが)。青山ミチと出来た位で移籍してちゃ、専属歌手がいなくなっちゃうような…(身空ひばりの場合は、山口組との関係その他だと。この頃の旭は、映画でも憔悴し切ってる感じ)。『話の特集』だったと思うが、荒木一郎が谷村新司が彼の曲を盗作しながら、被害者面してる事に対して切ったタンカはカッコ良かった(さよならだか、バイバイで有名な奴)。訴えなかったのは荒木の美学?(入れ込んでたマルチ商法との一環性は欠くような)。「凡人回想録」をと準備してるが、気が乗らず、クリス・コナ−や渚ゆう子、新川二郎を聴きながらダラダラ。そだ生乳。凡回の新データ送れ。BS11で放映した『コナン・ドイルの事件簿』を何本か観たが、さすがは英国BBC。権力との緊張関係を維持しつつ、こういう娯楽番組も制作。彼等が公共放送を自称するのは納得行くが、エビ・ジョンイル以下の悪相の茶坊主共が口にするなど、詐欺以外の何物でもない。NHKの受信料払う位なら、靖国神社の賽銭箱に万札投げ入れる。ふとまた、美樹克彦の「行こうぜ東京」が無性に(どうせ「想い出の恋人」も聴くな。その後、『ネオン太平記』でも観ながら寝るか)。地味な初老男の連休。 (04.9.18)

下々の者へ(その644)

DOGA、時々描くと。もう50ページ位で1冊になるが、以前と比べ情勢は厳しいし、どっかコミックス引き受けてくれりゃいいが。サニーももう人妻?彼女は同性人気あって、青森だっけの子分(梶芽衣子風)と遊びに来た事も。忙しい時分で飯どころか、コ−ヒー一杯御馳走せず(ヤボテンオヤジでな、昔から)。もっとも生乳だと、玄関にさえ上げてもらえないので、超厚遇なのだが…。「埼玉県立美術館」のマン・レイ展へ。チンポやマンコに毛が生え揃わないうちは、結構楽しいかも。中身より何と1枚100円という、良心的ポスター販売価格に胸を打たれる。 (04.9.24)

下々の者へ(その645)

ふつふつと怒りが湧いて来た。「新・嫌われ者の記」も書き終えた今日、雑事を済ませ、夜軽く一杯やると、趣味の歌謡曲を。まずは“70年代の稚児”、あいざき進也の『BEST OF SHINYA』より「気になる17才」「愛の誕生日」「恋のリクエスト」「君のハートに火をつけて」を拾い聴き、約30歳若返ると、もう10歳遡らんと、大瀧詠一監修の例のアキラ4枚組に。と…ところが、今の俺が一番聴きたかった、旭のベストバラード、「口笛の流れる港町」が収録されてない。恥を知れ大瀧!!(美樹克彦で言えば「想い出の恋人」に当たる)。今まで気が付かなかった俺も馬鹿。勿論、手持ちの歌手デビュー40周年記念の3本組みカセット、『小林旭オリジナル・ベスト55』を引っぱリ出し、心の乾きを癒したが。大瀧、信用するに値せず。で、通称“朝帰りの進也”(大学時代同じサ−クルだった、上中里の菊池嬢談)の中性声、久々に堪能したが、やはり危険な方向へモラリストを誘う何かが。これには12曲しか入ってないが、ベスト版も当然?それと日本クラウン情報、誰かもっと書き込んでよ。じゃあ。 (04.9.26)

下々の者へ(その646)

ズンジョ書き。判型変更に伴い100行程減ったが、16字×665行は初老男にゃSMプレイ。しかも生乳、毒イチゴという異常恐怖醜女コンビの強襲に、神経はマイベビベビバラバラ、バラバラバラバラバラ…♪だが「口笛の流れる港町」、やはり『アキラ3』には収録すべきだったと。愚曲、「さすらい」と「北帰行」の一方をカットしてでも。不滅クラウン青春歌謡シリーズだが(勝手に命名)、泉アキは買う必要なし。1回聴いただけ飽きが。もっと歌唱力あったと思ったが…(例によって高崎の「タワーレコード」で山田太郎と一緒に。“あ”の棚に青山ミチが2枚も)。で、あいざき進也。彼に限らず、この頃までは芸能人も、黄色人種である事に誇りまではともかく、納得してたような気が。それは同時代の日活ロマンポルノを今観るとわかる。黄色い魅力たっぷり。それが知らぬ間に、総マイケル・ジャクソン化しちまって…。敗戦後の権力者の属国意識が、下々の者の顔面にまで行き渡ったか?(なのに、愚妻の面は今も真っ黒。なぜだ?)そういや、新人の埼玉の星は色黒の美少年。高校の同級生だった『・COS』の藤田の、ネコを鼻を鳴らしながら勤めてた…との説もあるが、まだ確認はされてない。高田馬場の穴八幡で古本市やってると。1回も行った事ないし、これから突貫仕事して、明日見物してこようかな。(04.10.2)

下々の者へ(その647)

かの地震の夜は、俺は蕨の「丸好」で古いダチと飲み、京浜東北線の中。秋葉まで45分くらいだろうし、かつては毎日通ったコースなのに、新幹線通勤歴10年の身には耐えらないモノがあるが(夜は景色も駄目。読書も酔うと眼が…)、加えて停車でゲッソリ。事務所も自宅も本やCDが山だが、何の被害もなし(車中の俺のみ)。愚妻の話じゃ群馬はたいした事なかった様子(我が家は特にここ数年“揺れ”とは無縁)。編集業は地震より台風の方が。22号が週の前半に襲来してたら…と考えると首筋を冷たい何かが(航空便利用作家も多い)。ラジオ深夜便ファンは多いようだが、俺は朝方のBS7で、世界の二ュース“聴きながら”寝るのが趣味。今発売中の『キネマ旬報』での、小林旭インタビューが素晴らしい。取材・文 西脇英夫とのキャプション見て納得(昨今の同誌の、作家名の小ささは気違い沙汰。アホデザイナーを粛清しろ)。劇画原作者、東史朗(史郎?)としては無能を極めた人物だが、旭及び日活映画を語らせると、一種天才的(が、他の映画となると再び劇画原作者に…)。悪い噂のない人だし、人格者なのだろう。退屈だな、出来た物書きなんて(身につまされマス)。西脇も小林信彦やちとマイナーすぎるかも知れぬが、冨田均並の傲慢さがあれば良かったのかも(過去形じゃ失礼か…)。それと本欄の主催者は自明。超気色悪いので、いちいち俺の名前を書かないでくれ。今夜は久々に、弘田三枝子の『ミコちゃんのヒット・キット・パレード』(東芝・2枚組)でも。 (04.10.9)

下々の者へ(その648) 

ユダの字よ、何でもいいから、トップの4文字を削除しろ。俺様の文のどこ読んでるの?「凡人回想録」アップ。明日は「日本絹の里」という所で開催中の、辻村寿三郎人形展に行く予定だが、果たしてたどり着けるのか?前橋駅からバスで20分以上かかる僻地なのに、バスは1日で3本。県立らしいから、ワイロ出してる土建屋と天下り役人の都合のためだけに建てられたのだろう。いかにも群馬。ただ同展のちらしのセンスは悪くない。ポスター販売してりゃいいけど(京橋の「フイルムセンター」も、当然のように売ってないね。感じ悪い施設ほどそうなのが不思議)。ヨリ様(笙野頼子)の『金比羅』、いよいよ佳境。天才。富岡多恵子も矢作俊彦も高く評価するが、2人共に良くも悪くも秀才的香りが。紙一重ヨリ様が上。で、大塚英志とのケンカの本質的原因は、互いに顔が似すぎてる故の近親相姦、いや憎悪じゃ?『マクベス巡査』でも観ながら寝よう。 (04.10.17)

下々の者へ(その649)

職業病とでも言うか、不謹慎にも関西と違って、漫画家が住んでなくて良かった、などとつい思ってしまった。興味ないだろうが拙宅の被害。「新・嫌われ者の記」を自室でカリカリ。まずテレビの上の枕時計がスッテンコロリン。あわてて右手の台の電気スタンドを押さえてると、本棚から『本棚探偵の回想』(喜国雅彦・双葉社)、『リンゴォ・キッドの休日』(矢作俊彦・早川書房)、『対論 昭和天皇』(原武史・保阪正康・文春新書)がドカンゴッツンパサ。それだけかと安心してたら、子供もしばらく上信電車に閉じ込められたと。実は本文、昨夜一度打ったのだが、画面が固まって消失。ああいう時の保存方法はないの?イラクでなまはげゴッコする暇はあっても、夜明けの被災地に駆け付ける能力は自衛隊にない様子。彼等も日本総泥棒公務員の一部だし。救援より弁明の種でも考えてるのだろう。結局、泥棒役人と土建屋がまた焼け太り?
(04.10.24)

下々の者へ(その650)

ワリワリみやえつ婆ちゃん。ハガキの締めきり今日だったな。月曜に追加分送るは。今、ズンジョをカリカリやっとるが、「今月どうもハガキ少ねえな。この調子じゃ…」と悲観しとったのよ。けどあれだな。下請け雑誌と漫画屋の収入が比例して減るに従い、アクセス数も減ったな。一時は400前後あったのに、最近はやっと200台。これ増やすのは収入を増やす以上の知恵が要りそう。昼間、和製ミュージカル、『アスフアルト・ガ−ル』(監督・島耕二・’64大映)を。主演の中田康子が社長の永田雅一の妾で、無理矢理撮らせたと言う記事を以前読んだ事があったので大いに期待したが、中田のひどさ以外は案外普通でガックリ(団鬼六のSM映画ピッタシの人がダンスを)。大映は7年後に倒産するのだが、まだ少しは余裕があったのだね。同年の東京オリンピックを機に一変するからね、日本は。西郷輝彦が仕切ってた『ヤマハヤングジャンボリー』名物、スタジオNo.1ダンサーズの艶姿と、例によって今と同じ顔した、尾藤イサオが観られて幸せでした。 (04.10.30)