チビカネでGO!



チビカネ

 

 

 

チビカネ    それは、唐突に頭に浮かんでしまった、ものすッごく、同人的な妄想。

でかくて黒いあの人を、チビッちゃくしてみよう!
ここでは、その妄想を、余すところなく、一括でお見せします。

 


全ての始まり

 

 

2006/04/03
妄想の始まり・始まりは、アイリスちゃん

 

さて。本局はビーストも終わり、ビーストプラス、に来週からなりますが。

バレルさん出てくるといーなー。

事故でも、熱斗君の手助けのためでも何でもいいので。

そうすると、カネさんの代わりにアイリスちゃんがバレルさんのナビになるとして……

おっさん(←失礼)の相棒が、可愛い女の子……

 

すっげえ、萌え!

 

でも、そのままの格好で戦え、ってのはかなり酷なので、

 

戦闘用のコスチューム、いるよね!

 

基本は、やっぱカネさんの格好でしょう。マントは、胸辺りまでの短いので、

肩当は、女の子用に小ぶりに楕円形ぐらいにして、で、カネのあのスカートみ

たいなコスの丈を短くして、ショートコートぐらい?で、少々前開き。そこか

ら生足出して――とまでは言いません。すらりとしたスーツを纏った足をチラ

チラと見せてくれれば……

 

うわッ!すっげ〜萌える〜━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!

 

で、コスの色は女の子だから全体的に淡い色でお願いします。

うわ〜みたい!すっげー見たい!

 

いやいや。ここはやはりカネさんに復活してもらいましょうか。

でも、アイリスちゃんがいないのはイヤなので(女の子好きです)、

改めて、今度は優しさ・愛情を習得しなおすために復活したカネさんは

 

チビカネで!

 

身長は、バブルマンぐらい。二頭身半〜三頭身?

格好はリアルカネさんの線少ないバージョンで。カワリミぐらいのデザインで、

他の装備もシンプル状態。某イラストサイト様で見た、『僕らの何とか』とい

うゲームに出てくるぬいぐるみカネ、みたいな感じで。

当然腕も足もぷよぷよ。お腹だってぽよぽよ。ほっぺただってぷくぷく。

でも、優しさ習得中なので基本無表情、そして外見幼児とは思えない目つき

の鋭さ。…つまりは、三白眼

 

うわ…いいかも━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

 

んで、身長はチビっちゃくても、心意気は『アイリスのお兄ちゃん』

性格は、

礼儀正しい暴れん坊(どんなや)

基本はそれまでのカネとほぼ一緒だけど、アイリスちゃんをいじめる(いじめ

そう)なヤツはスクリーンディバイドでぶった切る。

でもバレルさんは「大人だからだいじょーぶ」と放置(←ひでえ)。

 

…声は、子供声にするか、ここは思い切って安元洋貴(オリジナルカネ)の

裏声で!デジモン方式というか、デジモン、あれ絶対進化後の声想定して声優

さん決めたはずだし(でなきゃ櫻井さんや高橋さんの裏声なんて聞けない)。

 

で、アイリスちゃんになれなれしくしたヤツをぶっ叩き

「…だめよ、兄さん…」

と、両脇から手を差し入れられ止められる。

  ―――――…想像してみた。

 

うわ〜━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━!!

やばいくらい萌える━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!

 

足はつかずブラブラして、思いっきり不本意だけど、アイリスちゃんがするから大人しく運ば

れるチビカネ!!

 

見てー!もの凄く見たいー!

 

 

……のっけから、アホです。

 

こんなのビーストプラスで放映してくれたら、毎週標準録画しちゃうよ!!

て、新堂さん、それもうカーネルじゃないし。

どころかそれはもはや『ロックマンエグゼ』ですらありません。


このツッコミは、他の全部に言えることですけどね。


妄想は続く

 

 

2006/04/06  おやすみなさい

 

つらつらチビカネ話考えていたら、幾つかエピソードが浮かぶ。

よっぽど、楽しかったらしい。

でも、これ以上抱えてるネタを増やす訳にもいかないので、吐き出すこと決定。

 

1.おやすみなさい

 夜。バレルさんは寝る前の一杯飲みつつ、まったり。

 そこにアイリスちゃん。

「…バレル…おやすみなさい…」

「おお。もうそんな時間か、お休み、アイリス」

「飲んだグラスは片付けておけ」

 …え?今のはカーネルの声。でも画面の中は、アイリスのみ。

まさかと思ってズームアウト。

 

アイリスに小脇に抱えられ、ぬいぐるみの熊状態のカーネル。

 

似合いすぎだけど、何だか不憫なカーネルに何も言えないバレル。

アイリスは、そのまま背を向ける。

「てちょっと待て!」

あわててバレルは二人を呼び止めた。

「お前等そのまま寝るのか!?」

「…そうだけど…」

「何か不都合があるのか?」

不都合があるのか、て改めて問われ。思わず言葉に詰まるバレル。

いや、見た目ぬいぐるみと女の子だけど。その実、兄と妹で。しかも兄と妹の

年齢差もだいぶあって。

なんか激しくマズイ気がするんだけど、本人達は全く頓着しておらず。

バレルがアワアワしているうちに寝に行ってしまう二人。

 

「…バレルは何を慌てていたのかしら…」

「アレは時々意味不明なことを言う」

寝る準備といってもナビですから。電脳空間の床をパンパンと均して直接横に

なるだけ。

床に直接ごろりと横になるアイリスちゃんに、カーネル自分のマントを上にか

けようとする。

が、何せチビカネ。マントの丈も、アイリスちゃんの身長に全然足りない。

むう、と不機嫌になるカネに、アイリスちゃん気付く。

「…どうしたの、兄さん…」

「……マントが、足りない…」

それが、『歯がゆい』という感情だとは、まだカネは気付かない。

「別にいいわ…だって兄さん、一緒にいてくれるのでしょう?」

キュ、と握られる指。

「うむ」

カネはその指を握り返す。

「なら、いいの…」

そういって、目を閉じるアイリスちゃん。

「おやすみなさい、兄さん…」

「おやすみ、アイリス」

で、二人で枕並べて(枕ないけど)おやすみなさい…☆

 

枕並べて寝る二人…かわいいなあ、もう!バレルさん、アイリスちゃんのために、ナビ用寝具

を買ったげて下さい。

 

で、しばらくして。カネ、パチリと目を開けて。

目の前に、アイリスちゃんの寝顔。握られた手と反対の手で、そっとアイリス

ちゃんの髪撫でて。

つらつらと考え事しかけたら。

「…ダメよ…兄さん、ダメ……」

うなされるアイリス。ビヨンダートの、カーネルが消滅した時のことを夢に

見ているらしくて。

「…大丈夫だ」

 

「大丈夫だ、アイリス。私は、ここにいる。ここにいるから…安心しろ…」

耳元で囁くと、アイリスちゃんの表情が柔らかくなる。

不思議なのは、どうして以前の自分は、こんなこともしてやらなかったのだろ

う、ということ。

 

そして以前とは違う、丸っこく、小さい手。

こんな身体では、アイリスを抱きしめてなだめてやることすら出来なくて。

死んだはずの自分が、もう一度、愛情やらを習得しなおすためにここにいて。

でも、元の姿に戻れるのかはっきりしなくて。

て、精神的に成長したら、外見も成長する、てのは、全くもって科学的じゃ

ないけど、光博士はそう言うし。

そんな感情、軍事ナビには必要ない、といったら、バレルには「もう軍事ナ

ビでいる必要はない」て言われるし。

どんな自分にもなれる、というのは、ひどく不確かで、あやふやで、先の見通

しなどまるっきりなくて。

どうなりたいのか、さっぱり分からないけど。

一つだけ、決まっていること。

 

アイリスが、笑っていられるようにすること。

 

指を握り返してやったときの、アイリスの笑顔。

外見年齢相応の、明るい笑み。

以前より、笑うようになった彼女。

 

今の自分にとって、それが大事なこと。

 

 

   ……あれ?バカ話のはずなのに、何故にシリアス展開。

 

  まだまだ続く、チビカネ妄想…。


妖精さん

 

 

2006/04/07  
電子の妖精さん(コレクター○イに非ず)

2 妖精さん

 

「こっち」の世界に来てしまった黒組ご一行様。

 

はっきり言って、一文無し。

 

取りあえず、光博士の好意+熱斗の申し出で、黒組ご一行は光家に居候。(よっ

しゃー!これでバレ熱達成!

 

バレルさん、居候は心苦しいのでバイトを探すが何せ「向こう」でやっていた

ことがやっていたこと。

 

マハ:「あなたがやれることは何ですか?」

バレル:「…破壊活動全般?」

マハ:「…光熱斗…我々は元WWWとはいえ、今はカレー店です。カレー店の何処

に破壊活動が必要なのか、教えていただけますか?」

ネット:「じゃ!ミヤビのとこ行こ!」

バレル:「ミヤビとは?」

熱斗:「闇の仕事人!」

 …えーと、熱斗君、君小学生なのに、何で闇の仕事人とか元とはいえネット

犯罪者とお知り合いなんで?

と突っ込みたくなるバレルさん。

 

ウイルスバスティングしたけど、身元不明者だから払われるゼニーも一度熱斗

君に預ける形になって。

あーあ、とへたっているバレルさんのトコに、アイリスちゃんが戻ってくる。

その手には、何枚ものお札。

熱斗:「そんなにどうしたんだよ、アイリス!」

アイリス:「…バイト、したの…」

熱斗:「バイト、って、危ないのじゃないよな?」

アイリス:「…伊集院君の会社の…CM…」

熱斗:「炎山トコかー。なら大丈夫だな」

 

数日後。

光家でご飯食べてる黒組・青組。

よい食いっぷりの熱斗君&バレルさん。

 

はぐはぐとスプーンもってご飯食べてるチビカネ、可愛いなあ…と見てるロックん

 

でも下手にそんなことを言うと殴られるのでニコニコしながら見てる。(…青黒?)

TVから流れる、IPCの新しいCM

 

ファンシーでポップな色合いの画面で、明るいメロディー。

流れるナレーション

IPCは、セキュリティーも超一流!ウイルスだって、電子の妖精アイちゃんが、

心を込めてポポイのポイ☆」

 

て、『アイちゃん』てアイリスー!!!!?

 

画面の中でくるくる踊っているのは、戦闘用コスチュームのアイリス。

IPCのマーク入ったステッキ持ってるけど、どう見てもアイリス。

最後、いつもの無表情でステッキ構えて一言。

「あなたのハートにプラグ・イン」

 

バレルさん、ポカーン( Д ) ゜ ゜    

カーネル、ポカーン( Д ) ゜ ゜

熱斗、ポカーン…(。Д°) 

ロックマン、ポカーン( Д ) ゜ ゜  

はる香さん「あらあら、アイリスちゃんじゃない。可愛い子は何しても可愛い

わね(ニコニコ)」

 

その後。

「はーなーせーロックマン!」

カーネルじたばたじたばた。

「あの若白髪をデリートしてやるー!」

 

そして、一人ほくそえむ炎山。

 

ちなみに、ナレーションはブルースです。IPCはおかげで儲かりました。


最終回 1

 

 

2006/04/13
嘘吐きの始まり

 

最終回はこんな感じでGO☆

 

また、世界規模で犯罪が起こって。

熱斗君、ロックマン、炎山達おおわらわ。

バレルさん、カネがカネだし、ビヨンダートの人なので、クロスフュージョン無

理→科学省で、パパの警護。

 

いくら『不死身のバレル』さんでも、実体化したナビやらウイルスとサシで戦え

……そーだ、この人の場合(汗)しかも勝ちそうだよ…(汗)

 

まあ、いいや。それは置いといて。

当然、チビカネとアイリスちゃんも、最終防衛ライン、科学省の警護。

 

で、何やかやありまして。

バレルさんに向けられたミサイルを、一刀両断する影。

「バレル」

もうもうたる爆煙の向こうから、響く声。

「お前は、私達のことを『家族』だと言った。

 家族なら、助け合うものなのだろう?

 光熱斗はそう言っていたぞ」

それは、文字通り、アイリスと肩を並べて立っているカネ。

それはもはやチビカネなどではなく――ロックマンぐらいの、少年の、ナビ。

チビカネ、一気に急成長。

「いくぞ!アイリス!」

「はい!兄さん!」

 

それから、ウイルスの攻撃からアイリスちゃんを護ったカネは、

アイリスちゃんを両手で抱える(要するに、お姫様抱っこね)。

なかなか降ろそうとしないカネに。

「…兄さん?」

「ずっと、口惜しくてな」

抱き上げたまま、呟く。

「ここに来た当初、倒れたお前を抱き上げたバレルを見て、私はひどく口惜しかった。

あの身体では、抱き上げることなど不可能だったからな。

こともなげにお前を抱き上げるのが、とても口惜しかった。

その後、光熱斗達もお前を抱き上げて」

どこか、照れたようにアイリスちゃんにかすかに笑いかけながら。

「やっと、お前を抱き上げられたな」

 

……て、カネアイ!?(゚д゚)

このシリーズのテーマはカネアイ!?

いや、少年カネがアイリスちゃんをお姫様抱っこ、てすっごく、萌えるんですけ

どね。

まさに、騎士とお姫様(あ、アイリスちゃんは戦闘用コスチューム着用でよろし

く)。

身長は熱斗より少し高いぐらいで、あまり体格差がないぐらいがいいなあ…。

 

よし!チビカネ妄想吐き出し終了!

 

が、どなたかアイリスちゃん戦闘服バージョンやら、ふてくされチビカネやらの

イラストを見せていただければ、管理人、泣いて喜びます(…そんな奇特な人が

いないこと分かってます)。

 

 

…なんて誘い受けをしてしまい、実際、心優しい方が現れてくださって。

自分の至らなさに身悶えすることになりました…。かわいかったです。戦闘用コスチュームアイリスちゃん。


完結編

 

 

2006/04/24 
最終回の後に来るもの

 

前回『最終回』と銘打っていたくせに…!

 

某作家先生のように、「○○▲▲」(上)(中)(下)完結編(1)(2)(3)になりました。

 

バレルさん達が熱斗君達の世界に来た時、てどんな感じかなー、と考えてしまったわけです。

 

【再会】

 

アキハラ町上空に、浮かぶはずのない光の帯が広がった。

幻想的な七色に輝くその光の帯は、ゆっくりとその範囲を広げていく。

 

「フォッサアンビエンスだ!」

 

祐一郎の声に、熱斗と炎山は身体を硬くした。

久方ぶりの時空の断裂――一体、何が出てくるのか。

その緊張を肯定するように、時空の向こうから、何体もの獣化ウイルスがにじり出

てくる。

巨大なそれらは、地面に落下すると同時に、大量の砂煙と、振動を周囲に与えた。

 

「炎山様、人間がいます」

 

砂埃の中、大中小の三つの人影が見えた。

大きい影は、中小の影をビルの陰に避難させた。

そのまま、棒状の武器を構え、ウイルスに向かっていく。

 

「無茶だ!」

「熱斗君!あの人助けなきゃ!」

 

しかし影は、熱斗達の危惧をよそに、身軽にウイルスの間をかいくぐり、首に、足

に、武器を振り下ろす。

武器を持っているとはいえ、生身で実体化したウイルスに立ち向かい、対抗できる

ような人間は、一人しか心当たりがいない。

 

「バレルさん!?」

 

思わず熱斗は叫んだ。

 

「呼んだか?」

 

ロッドの先端でウイルスに止めを刺しながら、男は――『不死身のバレル』と呼ば

れた男は振り返った。

相変わらずの、不死身っぷりだった。

 

 


締め

 

 

 

とりあえず、ここでチビカネ妄想終わってますが……はてさて、どうなりますことやら。