257号 2019年9月21日 |
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第10回ちばキャラバン
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夏と言えば怖い話!私は自室でネット配信される映画鑑賞と、裁縫を半々にしていた。好きなキャラの場面(割と終盤)で何やら私の隣で黒い何かが動いている…。奴ではない、幼虫だ。黒い芯のような家の中で足をバタつかせている。よし、倒そう。私の武器は鑑賞しているスマホ、裁ち鋏しかない。鋏で真っ二つにしようと思ったが何を血迷ったのか素手(ティッシュ有)で掴もうとしたら、なんと私の方へ飛んできたのだ!叫んだ。しかし問題はそこではない。幼虫を倒し終えた頃には映画はエンドロールになっていたのだ。幼虫が飛んでくることよりも私は好きな場面を逃し、更にはエンドロールになっていた方が怖かった。令和元年、夏休みの思い出。 (A)
市民農園を借りて二回目の夏今年は何と!驚くことが二つあった。昨年、千葉で初めて育てた落花生。なのに秋の台風の影響で東京湾の塩風を受けて、枝葉が枯れて収穫時にガックリ。その痛手で、今年は一株も植えなかった。ところが、なんと、6月頃、4株ほど根を張った落花生の姿!なんと大地の中に掘り残していたピーナッツが寒い冬をも越して春に殻を破り芽吹いたのだ。いくつ実がつくか皆目分からないけど、この大地からのプレゼントに励まされている。もう一つはトマト。苗を3株植えた。今年は水のやり過ぎを警戒して、雨よけのビニールの丸天井をつくった。まるでドーム。おいしいトマトがたくさん収穫できた。それはそうと、驚くことがあった。芽欠きした枝をパートナーが捨てられずに土にさして水をやってくれた。翌日にはしおれてしまって「やっぱり無理ね」と思いきや、その後シャンと伸びて根付いた!この方式で他の枝も時期をずらして挿し芽した。収穫期がずれて、見事に実をつけた!(この方法で時期をずらして収穫するのも農家の知恵だそうです。)大地に下からのピーナッツ、上から挿し芽のトマト。畑の土の懐の深さ、地力の大きさを感じさせられた。この逞しさ、おおらかさに私もあやかりたいものです。 (I)
私の夏休みは、2年ぶりに友人に会い、錦糸町のレトロ喫茶でケーキを食べ、押上のプラネタリウムに行き、星を見て癒され、また、郵政博物館にもより、世界中の切手をたくさん見ました。今は、メール、ラインが主流ですが、たまに、ハガキを使うのもいいですね。そんな事を感じました、夏休みでした。 (M)
今年の春にセーラームーンなどの演出をされた監督の新作アニメ、カッパアニメが放送されました。舞台は浅草!初めて聖地巡礼なるものを行いました。雷門など観光地で有名なのでしょうが道具街にも若い日本人が多く、街の風景をパシャパシャ撮り歩く様みて「ああ、お仲間ですね」と内心微笑みながら現地でお金を落とせることに喜びをかみしめました。どうせ同じお金を払うなら少しでも好感を持ってるとこに払いたい!裕福じゃないからこそお金の使い道は大好きなものの支援に当てたいものだと思いました。カッパコロッケ美味しかったです! (E)
残暑もピークを過ぎた今日この頃ですが、契約更新時"雇い止め"にあいました。交渉準備段階ですが、しばらく自身の"残暑"は続きそう。この"残暑"をのりきるよう、頑張らなければ。皆様のご支援よろしくお願いいたします。 (Si)
「浴衣」夏は花火やお祭り等、沢山のイベントがある。そのイベントの日に駅に行くと、沢山の参加者で混雑していた。 イベントに参加する目的はさまざまである。初めてのデートなのだろう、1人トイレの鏡の前で真剣な顔つきでヘアメイクを直し、少し緊張した面持ちで彼のところに向かう女性。その隣では、各々美しく着飾り、盛り上がる女の子たち。駅の階段を降りれば、人生で初めてだったのだろう、両親に両手を引かれ、アンパンマンのお面をつけて、得意げな顔で歩く小さな男の子。 皆最高の笑顔をしているが、理由は?と思い目を澄ますと、浴衣を纏っていることに気がついた。人は浴衣を纏うと、最高の笑顔になるようだ。浴衣は人を笑顔にさせる、不思議な力を持っているのだろう。 私にとっての、浴衣を着た最高の笑顔の持ち主は、義母である。義母は盆踊りに命をかけていて、毎年この時期になると、美しく浴衣に身を包み、みんなのお手本として踊る。その時の義母は、自信に溢れた最高の笑顔をしている。私はこの義母の笑顔が、最高に綺麗だと思っている。 「みんなが浴衣を纏い、最高の笑顔になれる」 そんな日常を守ることが、私たちの責務だと心の底から思いました。 (M)
「新刊は図書館で」新刊で読みたい本を見つけると図書館に出かけます。すでに購入されていたら順番を待ち、 購入されていない場合、購入希望申し込みをして連絡を待ちます。そうやって八月に3冊の本を手にする事ができました。 (1)『昭和からの遺言』鈴木健二、(2)絵本『焼けあとのちかい』半藤一利(3)写真絵本『ヒロシマ消えたかぞく』指田和(1)と(2)は東京大空襲を九死に一生を得て生き残る事ができた体験です。戦争だけは絶対ダメだと強く訴えています。(3)は広島原爆投下でその家族6人は全員亡くなります。しかし父親は大切な家族のアルバムを疎開させていました。資料舘でこれを見た児童文学作家が写真絵本にしてくれました。是非手にしてほしいです。合わせて詩人茨木のり子さんの「りゅうりぇんれん物語」も読んで見て!改めて戦争のない社会を望みます。 あ・な・たへ (So)
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台風15号
笑いは万病の薬と云います。万病の薬になるとても大切な不可欠なことがあります。それは睡眠です。栄養摂取もお金もそれを叶える為の手段だとおもいませんか?穏やかにグッスリ良い眠りがとれる環境が、明日からまた始まる社会生活の全エネルギーの源になるのです。では、万病の薬となる笑いはどんな笑い方ですか?報道を見聞きする度に思い、積極的にサポートしたくて出来なくて我が身を歯がゆく苛立たしく思っているのは"被害に遭われた人たちが早く早くよく深く眠れるように!"なんとか私もしたいから"に尽きます。万病の薬となる笑いとは自然に出てくる笑みと笑い声です。無理して笑い続ける不自然な笑いは毒です。自然な笑みを見たい私の為でもあります。 さて、皆さま、先日襲ってきた台風15号でどの程度の被害に見舞われてしまったでしょうか?電車が止まり、私の勤務先と隣の1件を除き、町一帯は、停電と断水が数日続きスーパー・コンビニもダメになりました。トイレも。もちろん、多くの勤務者が住んでいます。 『何でうち(の会社)だけ大丈夫なんだ?!これは天からのイジメか?!』『馬鹿野郎!会社稼働させんな!なにやっとんじゃい!』と怒りながら、普段あまり鳴らない電話が鳴り続けるのを処理してました。 私が出来た実動サポートは今現在、同僚一人だけを自宅に泊めた1つだけでした。被害が酷い東総地区には友人や知り合いが何人か居ます。メールをした返事は皆「大丈夫だ」と。でも実際はどうだかわからない。実際の状況はそうでなくても、もし私だったら私も相手を慮って「大丈夫だ」と返信をするだろう。他の人達からも同様の連絡が着ていることだろう。その対応も彼らに負わせてはいけないし等、情報が無く想像するだけしか出来ない私がしたことは「良かったね!(^^)!安心したよ〜」と書くことだけでした。
今、私は自らの不甲斐なさ自信の喪失等で自らに怒っていて責め苛立ち落ち込んでいます。なぜなら、中途障害者になった時と東日本大震災がきっかけで災害防災意識がとても強く、福島県に行った時には被災時の話を聞いたり、(昨年秋まで)防災コミュニティラジオ(山武市)の立ち上げスタッフなど色々していたので、妙な自信があったんです。でも、クダラナイ驕りそのものだった。今何も出来ていない。災害時の私は、もし勤務中に何かがあったら上司指示なんか蹴飛ばし、我が身の事も蹴散らしてでも動けるぞ!動くぞ!という妄想シュミレーションをしていた。でも、実際は1人しか自宅につれてこれなかった。情けなくて情けなくて寝れていません。
『東金の友人の所へ駆け込めても、どんなに気持ちがあっても、車椅子で邪魔になるだけだ。どんな押し問答があっても、なにがなんでも防災ラジオスタッフでいるべきだった』とも思った。 『私が何も出来ないのはしょうがない』とはまだまだ思いたくない。身体のせいにも、報道が足りないとか公共対応とかとか自分の落としどころとして他人のせいにはまだしたくない。「忙しくて・・」と口癖のように言う無茶苦茶な毎日だけど、それのせいにもしたくない。
今回の台風で私が受けたダメージは、ますます頭が忙しくなって眠れなくなって、至急必須課題がまた増えていったってことです。 今、少しずつ、脳内切り替えをしています。被害を教訓に替えて教材に。取り掛かれそうで実際に多少なりとも貢献出来そうな事を見つけるんだ!と練ってます。 「私にだってなー私にだって出来る事はあるんだー甘くみるんじゃないわよ天災!いつかかってきてもよくってよ!」と非常事態時にモチベーションを保てない。まずは、良く寝ること。自然に笑える余裕を腹に持っていられる状態を保つこと。災いから我が身を守る事を怠慢しないこと。普段の何気ない会話に防災災難話を入れていって気付いてもらうこと。部屋の収納など常に防災時のリスクを考えてやること(見栄えより防災)食料もそう。私は車椅子だから実労サポートは無理に近いなんて、今回初めて気づきました。あほです。先日、私の普段のあれこれをまぁまぁ知っている馴染み店の店員からこういわれました。 「Qさんはこの先、一体全体どこに向かおうとしてるんですか?」答えられず思わず「そういわれるとそうだねー」と大笑いしました。その問いは以前にも違う二人の人から言われたことがあるんですねー。 どうか、天災以外にも災いとなるものから自分を出来るだけ守れることはなんなのか?に関心を持って下さい。あなたを救える最後の人はあなた自身なのです。災いはいつなんどきくるかわからない。災いは必ずこれからの人生で何度も我が身にやってくる。
今日、朝、東金友人から倒木処理で虫にさされてとにかく痒いと酷く酷く被れた両腕の写真が届きました。サポートの実動として、私が使い切れないほど貰ってしまった処方箋の医療かゆみ止め塗り薬を手渡せたらいいなと今考えてます。現場を見れば、私が実動出来る活動のヒントが見つかるかもしれない。
20190921 ByQ
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