259号2019年11月22日 |
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この企画を初めて提案したのは昨年秋。未経験の私は「皆様に喜んで頂ける様な構想を練って計画を立てるにはこれっくらいの期間は必要だ」と思っていました。日が決まったのが今夏。(この頃丁度、委員長は大会準備追い込み中。天手古舞でパタパタ舞ってる委員長。)9月初め、市営公園の予約が取れた連絡を貰い雨上がりで日射し厳しく暑い9月15日に下見にGO。これが決まらないとなんも行動に移せない。 立地確認をし、管理職員と長い会話をし、これからの全貌が全部理解出来た(市営公園が貸してくれるのは炉のみ。炭、鉄板…全部自己責任!)その時「(ひゅーるりらーひゅーるりらー風にふかれて〜)完全に詰んだウルトラスーパーピンチじゃねーか?だろ!」。私は他の予定を放り投げて港区青山の馴染みのカフェへ逃避行。それだけではダメで市川市アイリンクタウン展望台から臨む夜景を前に放心状態からの1人作戦大会議。 「どうするわし。引き受けたらやるがモットー。有言実行がモットー。嘘つきなんかにゃなってたまるか。ここで止めたら私が廃る。それは私が許さねー。いつもみたいに1コ1コ潰していけばたいしたこたねーよ。こちとら場数を踏んでるぜ。Q?どっから潰しにかかる?よしやるかの。俄然面白くなってきたでよ。俺はやるぜ!待ってろよ!BBQ in 市営公園!でも一人じゃ到底無理じゃから助けてもらおう。」と車と気合いのエンジンを噴かせながら帰り(雨に濡れたので)風邪をひきました(やれやれ)。 10月5日、皆さんがムシャムシャ食べて自由に楽しんでいる姿を見ていて嬉しくなって本当にお腹が一杯になりました。食材を沢山用意しすぎて皆様へのお土産も沢山になりました。「マフィンとパン!私も持って帰りたいです!誰か確保お願いします!」と大声を出ながら(自分の荷物まとめもお願いして)全体の片づけをし、私物の中の確認もしないまま慌ただしく帰宅しました。帰宅して→大爆笑!! 「収穫祭なのに・・あれだけあったのに・・私が収穫できたマフィンとパンは何処?って無いじゃーん!面白すぎる。もう〜あっぱれよ。」良い食材がテーブルに並んだ証拠。 私自身の反省点は富士山並み。自らの取り組みについての評価は20点。なぜなら、BBQ in 市営公園を完遂する事が出来ず、予算も超過したから。(「敵は市営公園BBQ!いつか超えてみせるぞ〜!」←って何?もうやらないと思うよ〜多分ね)さておき、実際の準備から最後まで多くの皆様がしっかり支えてくださったからこそ楽しい時間を共有できました。紙面上ではありますが深く感謝しております。ありがとうございました。おわり。PS:公園職員さんとは気が合って電話番号を交換しお友達になりました。鴨副委員長の大ファンなんですって。副委員長の話で盛り上がりました(^▽^)。市役所緑地課にお礼電話を入れました。 ユニオンBBQ(バーベキュー)野菜はいかがでしたか?
パルコの屋上でBBQは二度目です。しかし、こんなに大勢の仲間の皆さんとワイワイおしゃべりしながらのBBQは格別でした。最後に歌ったインターも大変よかったです。 さて、私が担当した野菜ですが、我が家の畑から調達できるものは、エゴマの葉、野菜サラダに入れたツルムラサキの葉とブロッコリーの小房、あとは保存しているタマネギでした。買ったのは、人参・カボチャ・なす・ピーマン・椎茸・ネギなどで、出来るだけ安くあげようと厳選しました。トウモロコシだけ茹でましたが、あとは生でそのまま焼いていただきました。人参とカボチャも少し茹でておいた方がよかったかもしれませんね。 二日に分けて、野菜たちを洗って、切って、袋に入れて、保冷バックに入れて運びました。いかがでしたか?たっぷり召し上がっていただけましたか? 焼いて食べる以外には、野菜サラダとキノコのホイル焼きをしました。特にキノコのホイル焼きはエリンギ・えのき・舞茸・オクラを入れ、味付けは塩とバターです。事前に「秋のBBQだからキノコが食べたーい!」というリクエストがありました。備長炭の火で焼いてみると、お肉類のたれ味に慣れていた味覚とこのホイル焼きのあっさり味が違って食感がよかったようです。とても好評でよかったです。なお、レモン汁をかけるとまた美味とのことでした。 季節にあった野菜を二人であーやこーや言いながら、愛情をこめて育て、機会ある度に皆さんのお口に届けますので、これからもお楽しみにしてユニオンの企画にご参加くださいね。お世話いただきました金沢さん、鴨委員長さん、清水さん、ご苦労様でした。(H) |
8:30舞浜/オリエンタルランド(なのはなユニオン) →10:30人形町/都営戦力研究所(プレカリアートユニオン)→11:45恵比寿/フェローズ(派遣ユニオン)→14:00参議院会館/厚生労働省交渉→17:30初台/NTT東日本(派遣ユニオン) 株式会社オリエンタルランド(OLC)が、2019年8月30日に裁判原告Aに、2019年10月18日にキャストAに、雇止めを通告したことを抗議しました。 OLCは、「出演者業務に復帰できる見込みがないと判断し、2019年9月30日の期間満了をもって終了」と通告しました。原告Aは、業務過重による労働災害が認定され休職をして、医師から職場復帰可能という診断が出ました。しかし、復職初日に、出演者20人程待機しているところで、「どのツラさげて来てんのか見に行ってやろうぜ」と大声で先輩が呼びかけたことを知りました。また、別の先輩からも「謝罪」を要求され、会社に行くことが怖くなり、心の病気と診断されて休業に至りました。キャストAは、ゲスト対応に問題があったとされて2回、そして更に何もなかったのに3回目の「指導確認書」を書かされ、更新の不安から心の病気と診断されて休業に至りました。会社は準社員については、私傷病による休暇制度や休職制度を設けていないので、準社員就業規則第56条第1項第3号「「欠勤、休日、契約休日および年次有給休暇により、勤務に就かない日数が、継続して30日を超え、かつ契約期限までに復帰できる見込みがないとき」には退職とする。」に基づく雇い止めは問題がないと言います。 しかし、理不尽なパワハラによって心が壊され、休業せざるをえなく、復帰したくともなかなか復帰ができない状態におかれた労働者に対し、復職の可能性を問われても、医師も当事者も明確に判断できないのが実情です。 会社には安全配慮義務が課せられています。二人の復職に対して、安心・安全に復職できる環境を整備することなく、復職の可能性がないからと雇い止めすることは許せないと訴えました。 同時に、上記就業規則を撤廃し、安心して休める休職制度の実現を求めようと、訴えました。 ※残念ながら、11月13日の団体交渉でOLCの姿勢は変わらず、原告Aの雇止め決定。ユニオンは「不同意」を宣言し、決着は裁判でとなりました。この日のアクション先は、妊娠した女性に「中絶しろ」など酷いマタハラ、セクハラ事案が続きました。
第31回コミュニティユニオン全国交流集会 in ひょうご姫路 夏の暑さがぶり返し、真夏のような暑さの中、10月5.6日の二日間姫路で行われた全国交流集会に参加してきました。
朝一番の新幹線にて姫路に向かい、姫路城を散策。太陽の光で真っ白な外壁の姫路城はとても美しく、しばらく見入ってしまいました。 13時30分、いよいよ第31回コミュニティ・ユニオン全国集会 in ひょうご姫路が開幕。全国各地から集まった約530人の組合員で、会場は凄い熱気に包まれました。全国ネットワーク総会に続き、特別闘争報告がありました。 住友ゴムアスベスト訴訟の闘い(兵庫ユニオン)の中で、「世間に興味を持ってもらう事との闘いでもあった。」という言葉が特に印象に残りました。何よりも一番怖いのは、世間からの風化だと思っている自分にとって、その言葉は今の自分に重なり、思わず涙がこぼれそうになりました。 被害にあった全員に責任を取ってもらうまで、13年経った今でも交渉を続けているとのこと。これからも応援していきたいと思います。 ユニオンみえの「使い捨てられる外国人労働者」は、日本に来て一生懸命働いているのに、使い捨てられる現状に対する悲痛な叫びで、とても心が痛みました。 続いて今回、韓国から韓国非正規労働団ネットワークの方々が参加しました。活動の内容をDVD にて流し、韓国の労働環境がとても分かりやすい内容でした。 そして空気が変わり、松元ヒロさんの漫談が始まりました。時事ネタを面白おかしく擬人化した内容で、ブラックジョークも満載、終始会場は大きな笑いに包まれました。 ライブの後はレセプションの開始。沢山のお酒と、美味しい料理。この日のために練習してきた組合員によるバンドの演奏。全員参加のダンス「カジヨ」を踊り、最後は「団結がんばろう」で締めくくられ、楽しい夜を過ごしました。 2日目は分科会。私は「精神疾患の労災認定を勝ち取るには」を専攻しました。精神疾患が労災で認められる件数はまだまだ少ないけれど、昔よりは確実に増えてきています。内容はとてもためになり、現在自分のおかれている状態もあり、瞬きする間も惜しく、集中して聞いてしまい、食い入るように質問までさせて頂きました。労災認定はまだまだ壁が厚いですが、今後に役立てたいと思います。 そして閉会式。最後も「団結がんばろう」で締めくくられました。今回のスローガン「どこかで誰かが声をあげれば、みんなで駆けつける闘うネットワークを」本当に力強い言葉で、1人じゃない!一緒に声を上げてくれる仲間がたくさんいる!怖がらずにおかしいことはおかしいと言える勇気を持とう!と、改めて勇気をもらいました。 2日間に亘るプログラム。慣れない環境に疲労感もありましたが、たくさんの仲間からのパワーを受けて、帰ってからも頑張ろう!と、気合が入りました。 来年は神奈川のヨコスカでの開催。1年後、笑顔になれる人が増えることを心から願います。 (佐藤) |
今年の5月29日に「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律」が成立し、6月5日に公布されました。そこにはハラスメント対策について、パワーハラスメントに関して事業主が講ずべき雇用管理上の措置やハラスメント全般に関する国、事業主、労働者の責務などが盛り込まれています。 一方、6月21日には、国際労働機関(ILO)第108回総会にて、ハラスメントに特化した初の国際労働基準となる「仕事の世界における暴力とハラスメントの根絶」に関する条約と勧告が採択されました。 10月21日には労働政策審議会雇用環境・均等分科会がパワハラに該当する行為の定義について、 (1)優越的な関係を背景とした言動、(2)業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの、(3)労働者の就業環境が害されるもの、の3つ全てを満たすものとした「指針素案」を提示しました。 ところが指針案には、第198回通常国会で衆参両院で採択した21項目の付帯決議が反映されていなかったため、日本労働弁護団は同日に「パワハラ助長の指針案の抜本的修正を求める緊急声明」を発表しました。 まず「優越的な関係を背景とした言動」については、「抵抗又は拒絶することができない蓋然性が高い関係」の内容を、同僚や上司部下間のみに限定するような案を示したことを問題視。優越的とは「職務上の地位に限らず、人間関係や専門知識など様々な優位性が含まれ、結果、上司から部下に限らず、先輩・後輩間や同僚間、部下から上司に対して行われる行為も含まれるとして広く解釈されてきた」と述べ、現在の定義が狭すぎると指摘しました。 また、「業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの」については、指針案では「労働者の問題行動の有無や内容」等を考慮し該当適否を判断するとしたのに対し、「労働者の行動に問題があったからといって、暴行や人格を否定する言葉を伴うなど」の「業務上必要かつ相当な範囲を超えた」指導は許容されないとコメント。労働者の行動に問題があったとしてもパワハラに該当するケースがあると修正を求めた。 さらに、同指針案では、6つの行為類型毎にパワハラに該当しない例が記載されているが、「いずれも『使用者の弁解カタログ』とも言うべき不適当な例示」とし、パワハラに該当するものも、この例示により該当しないケースが出てくるとした。 指針案の抜本的修正を求める集会、相次ぎ開催 10月29日、衆議院会館で急遽、開催されました。 集会は女性、LGBT、障がい差別などを背景とした様々なハラスメント問題に取り組む活動家や学識者が呼びかけ人となって、実行委員会形式で行われました。与党の国会議員も参加して「衆参両院の附帯決議が活かされていない」と発言しました。参加した国会議員からは、(1)「労働者」が対象で就活生やフリーランスが明記されていない、(2)被害を受けた人の「主観」(被害者が受けた言動をいやだと感じること)への尊重が書かれていない、(3)SOGI(性的指向・性自認)ハラスメントの記述がない点が強く指摘されました。 オリエンタルランド裁判の原告Bは「5年前に、ゲストからグリーティング中に指を反対側に曲げられたことに対し、警察を呼んでくださいとお願いしても「ディズニーには警察を呼べない」と言われた。労働災害にして下さいと言ったら「エンターなんだから我慢しろ。心が弱い」「労災にすると立場が悪くなる」と言われた。同じキャラクター、同じシチュエーションだとフラッシュバックするので代えて下さいと上司にお願いすると、「ババアは要らない。病気なら死んじゃえ」とパワハラがエスカレートした。ゲストあっての仕事なので、逃れることはできない。」と、第三者によるハラスメント行為(カスタマハラスメント)とその後の実態を発言しました。 11月12日、日本労働弁護団主催で集会が行われました。 各当事者からということで、鴨委員長は、「ゲストの夢を壊さないという魔法を従業員にかけて、OLCでは会社ぐるみのパワハラが行われている。その実態を改善するためには、会社に法を守っていますと言わせない実効性ある指針の策定が必要である。」と訴えました。 私たちには働く権利があります。尊厳を脅かされたらNOという権利もあります。労働権が守られ、尊厳が守られる「ハラスメント指針」が必要です。そのために、緊急集会が開催されています。 いつも至急の呼びかけとなりますが、集会にぜひとも参加を! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年も早いもので、クリスマス準備が始まり、街の所々にクリスマスツリーが立ち始めています。 ユニオンも恒例の望年会の企画を開始しました。 思いっきり楽しいものにしたいと張り切って準備しますので、組合員の皆様&ご家族様、是非ともご参加して下さい。
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東京モーターショー2019に
行きました。 10月25日、入場2万人限定。9時〜14時(14時からは一般入場。20時まで可能)のチケット(3,800円)を事前購入。いざビッグサイトへ。 国産車メーカーは、ほぼ展示。残念なのは、外国車の展示が5メーカーのみと2017年に比べ大幅減。空いたスペースは、アイドルグループの為のステージとキッザニアや他人の車(日本スーパーカー協会や日本オートサロンが協賛)で埋めているように感じました。 今回展示は有明会場だけで無く、青海会場とその間の通路及びメガウェブと言う施設も展示エリアにした為、移動が大変。有明〜青海間の無料のシャトルバスが準備されていたものの、乗り場に行くと"40分待ち"の看板が(台数が少ない?)。仕方なく、その先のゆりかもめの駅から電車移動(勿論自腹)。行った日は悪天候の上、駅を降りてからも歩いた為、傘を差していたにも拘わらず濡れた状態に。言うまでも無く、この日の屋外イベントは"グルメキングダム"という屋台以外、すべて中止。何でも"デカく"すればいいという問題ではないと思いました。 今回は、流行りの"電動車"の展示が各メーカー1台はあったこと。ただ、関東地方を襲った3台風のように日本はこのような自然災害が多く、もし車が浸水した場合、漏れた電気が冠水部分に集まりその近くを歩いた場合、火傷や最悪感電死。また漏電のため近づけず、避難や救助が遅れ、助かる命が助からない状況が発生。漏電による火災が起きる可能性もあるのではと思い、"環境の為"と一概には増やさない方がいいのでは?と思いました。 青海会場内を一通り見て、外を見ると暴風雨が嘘のように綺麗な夕空に変わり、歩いて有明会場へ戻ることに。途中、キャンピングカーを牽引したSUVや金色の日産GT−R(ウサイン・ボルト仕様)、国産市販車や痛車等が通路の至る所に展示。展示の意図がよくわかりません。 新聞の記事では、今回は130万人来場でトヨタの社長が新聞一面で感謝と喜びのような広告を出していましたが、実際は"高校生以下無料"及び無料エリア(メガウェブ)の入場者数を3倍に水増ししていたとか(ズルですよね?)。 有明会場近辺で食事を済ませ、いざ自宅へ。と思ったら携帯電話に家族からメールが。「房総方面、鉄道・道路寸断。千葉市では生き埋めで2人死亡」。急遽、小松川の妹夫婦宅に連絡。1泊する事に。帰宅難民にならずに済みました。急なお願いにも嫌な顔せず応じてくれた妹夫婦に感謝。 (清水)
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