2020年9月23日 No.268 |
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出演者・ダンサーの夢をうばうな! 希望もてる選択肢を!
[会社提示の3つの選択肢&問題点]
(1)2020年9月末退職。支援金80万円支給。 ■「辞めてください」=「解雇」 (2) 契約日まで在籍。「保障勤務時間×時給×6割」 ■「解雇」が「契約満了日」になる。
(3) 準社員(キャスト)に職種転換
■「出演者契約書」違反 出演者・ダンサーは、職種限定(キャラクター、ダンサーなど)で「出演者雇用契約書」を締結している。 OLCはこれまで出演者以外への配置転換はないと言い切ってきた。
■ 労働条件の不利益変更
職種転換後の時給930円は千葉県の最低時給。大幅な減額で、生活できる額ではない。 出演者・ダンサーの声を聴け! 最終回答9月27日は乱暴だ! 3つの選択肢を実施するためには、きちんとした説明(提案理由、残る人・残れない人の選択基準等々)と、何よりも厳密な本人同意が必要である。説明会は9月に1回だけ・9月27日最終返答・返答は3択のみ。あまりに一方的で乱暴なやり方であり、本人同意をえたとはならない。 出演者・ダンサーは、これからもディズニーランド&ディズニーシーで出演者・ダンサーでありたいと、切に願っている。出演者・ダンサーが希望をもてる選択肢に再考を! 正社員冬一時金、7割カット コロナで経営悪化とはいえ、7割カットでは生計維持がたいへん!
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2020年度活動方針(案)
なのはなユニオン第 回定期大会にて確認する来年度の活動方針です。ご意見をお寄せください。
(1)300人の組合員達成を実現する ■ユニオンが取り組んでいる活動(交渉・労働委員会・裁判など)及び改善・解決したことをニュース、インターネットなどで発信します。 ■今年度はオリエンタルランドユニオン及び富士そば労働組合の活動を柱として発信します。 ■1人の相談から支部結成を積極的に進めます。 組織化重点支部を設定します。 ■既存支部の自立と活性化をはかり、継続に努めます。 (2)相談、交渉、解決の活動を強める ■相談活動はあらたな仲間との出会いをつくり、仲間を増やしていくユニオン運動の基本です。一人ひとりの相談を大切にし、粘り強く問題解決にあたり、ともに働くものとして成長できるように全力をつくします。 ■個別労働相談はできるだけ団体交渉にて改善・解決を図ります。 ■団体交渉だけでは解決できなく労働委員会、裁判などに進む場合、必要に応じて争議行為を展開し、勝利をめざします。 ■相談スタッフを育成します。 執行委員会で傾向と対策について協議します。 ■次世代交流会では事例検討、模擬団交などに取り組みます。 ■弁護士、社会保険労務士、議員、専門家の方々との連携を強めます。 (3)2021春闘に取り組む ■全国ユニオンとともに21春闘に取り組みます。 ■2020年4月施行された「同一労働同一賃金」を活用し、格差是正に取り組みます。 ■すべての支部は要求を掲げ、交渉します。 ■一人組合員も一人春闘に取り組みます。 ■無期転換ルールを活用し、有期から無期への転換を積極的に求めます。 (4)あらゆる争議に勝利する ■舞浜アクション(月2回)を継続します。 ■全国ユニオンアクションとコラボし、随時争議支援アクションに取り組みます。 (5)全国ユニオンとともにディセントワークの実現をめざす ■労働法制の改悪に反対します。 ■格差是正に取り組み、非正規労働者、女性労働者の身分差別を許さず、均等待遇の実現をはかります。 ■「無期転換権」を活用し、有期契約労働者の雇用の安定を促進します。 ■最低賃金1500円以上の実現をめざします。 長時間労働の是正をめざします。 ■あらゆるハラスメントのない職場をめざします。 ■全日建・関西生コン支部に対する不当弾圧を跳ね返す闘いを支援し、労働三権を防衛します。 (6)全国ユニオンとともに憲法改悪反対、平和のたたかい、脱原発のたたかいに取り組みます。 ■生存権(憲法25条)と平和(憲法9条)は一体のものとして闘います。 ■沖縄の基地建設反対に取り組みます。 ■原発再稼働に反対し、脱原発の運動に取り組みます。 (7)ネットワーク活動を強める ■2009春闘から積み上げてきた「千葉キャラバン」を継続します。 ■生活に困っている方の生活自立や仕事相談を受ける活動をしている団体と連携し、生き、働くための活動に取り組みます。 ■コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク、首都圏ユニオンネットワークと連帯します。 (8)組織活動を強化する ■「執行委員会」を月1回開催します。 ■「次世代交流会」を3カ月に1回開催します。 ■交渉、労働委員会、裁判などで勝ち取った成果について、全体で共有化するための報告会を開催します。 ■顧問弁護士による学習会を、随時開催します。 ■ユニオンニュースを月1回発行し、タイムリーに情報が伝わるような紙面を作ります。そのために編集・発行を集団体制にします。 ■携帯電話メールなどで、日々の情報、行動をできるだけ早く伝えます。 ■ホームページの充実をはかります。 (9)元気がでるユニオン、楽しいユニオンをみんなでつくる ■元気が出る、楽しい取り組みをみんなで企画し、会員同士の親睦を深めます。 ■花見、暑気払い、望年会などなど、アイディアを募集します。 ■事務所が組合員にとって"居場所"になるようにします。 (10)世代交代にむけた取り組みを強める ■執行委員会及び次世代交流会を軸に、あらゆる場で、組合員の自立を図ります。
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М、乳がんになりました!
今月より自治体でがん検診が始まりました。 がん治療は早期発見、早期治療が重要です。がんに罹ってからでは受けられませんので、ぜひ受けてください。 3.がんを知り、戦略を立てる 私は物事に向き合うとき、まずは「やり遂げることを決意する、相手を知りつくす、やり遂げるまで止めない」と決めています。 告知を受けた後、まずは乳がん診療ガイドラインを購入し、私のがんがどのようなもので、治療はどのように行われるのかを知り尽くすことにしました。 私の乳がんのタイプを調べると、「トリプルネガティブというもので、増殖能力の高いものが多く、治療薬が限られていることから予後不良。で、3年以内の再発が他のタイプの乳がんよりも多く、再発後の生存期間は抗がん剤が効かなかった場合、他のタイプの乳がんに比べて短いのが現状。」とのこと。ふーん…なかなかパンチがあるなぁと感じました。 同時に「再発率は3年以内は高い反面、3年を過ぎると他のタイプよりぐっと低くなる、抗がん剤がほかのタイプより効きやすい」なんていう明るい知識も得ました。私は主治医と話し合い5月15日に、自身の治療方針を「手術前に抗がん剤治療をして腫瘍を可能な限り小さくし、乳房の温存手術を受けた後、放射線治療を受ける。開始は20日」に決めました。これで私のがんを知りつくし治療方針もはっきりしたので「あとは治療をやりきるのみだ!」と決意しました。 4.標準治療を受ける決意を固めるまで 乳がんの告知を受けてから、「どうしたら完治するのか」と恐怖にかられ様々なことを調べていました。また抗がん剤治療に抵抗があり、どうしても標準治療に踏み切れずにいました。そんな中、YouTubeで私と同じステージで乳がんを発見し、標準治療を拒否して代替療法を行ったものの治らず余命1か月にまで悪化したが、標準治療を行って奇跡の復活を遂げた方のインタビュー動画を見つけました。 そのインタビューを見ていて「医師からの乳房の全摘出手術の提案を受け入れられず、切らずに治せないものか?と代替療法をした。その気持ちが間違いだった」という言葉が響きました。その言葉だけではなく、乗り越えた強さからくるのであろう、美しい笑顔で力強く答える彼女の姿と言葉に背中を押され、私も標準治療を受ける決意ができました。 決意は固まったものの、抗がん剤に対する恐怖が抜けたわけではありません。抗がん剤の副作用に耐えられる自信がなかったのです。でも決めた以上逃げたくはない。何か対処法があるはず。私はその対処法を調べることにしました。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 次号に続く (M)
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ちば正直屋 | 皆で勝ち取ったパート休業補償10割
5月からのコロナ休業にあたり、会社は正社員の休業補償は6割としたが、パートにはゼロ対応。5月28日、26名(正社員2名・パート24名)でちば正直屋ユニオンを結成。6月4日から交渉開始。交渉を5回継続して、当初の最大要求であったパートの休業補償10割を獲得。 交渉2回目に、ちば正直屋は閉業を宣言。閉業にあたり、正社員も解雇。残時間外未払分なども含めて会社に再度、解雇にあたる条件整備を要求して解決。 9月20日、ささやかな勝利報告会がもたれた。参加者から「一緒に問題の解決にあたってくれる組合があることを初めて知った。」「初めての経験だったが勉強になった。」「初めは解決すると思っていなかった。解決してよかった。」などなど感想が述べられた。 パートといっても組合員の半数以上は勤続年数10年以上だった。働き続けられたことについて、29年勤続のAさんは「正直屋はいい所だった。働きやすく、人間関係がよく、こよなく愛した。」と。同じく29年勤続のBさんは「とっても働きやすかった。いい人たちに恵まれ、居心地が良かった。これから働くことはないと思うが、主婦として頑張る。」と。 職住接近、人間関係良好、労働条件はそこそこ…コロナがなければ、閉業しなければ、もっともっと働き続けたであろうが。組合員はすでに新たな職場で働きだした人、職捜し中の人、せっかくだから少々のんびりしたい人、もう働かない人…これからの先はいろいろだが、「組合結成の呼びかけに賛同し、交渉に参加してくれる皆が一緒にいてくれたからこそできた。」と副支部長K さんが最後に言ったように、皆で頑張ったことは忘れない。皆で闘い取った実感は忘れない。 |
7月2日、いつもはなのはなユニオン事務所で行いましたが、今回から勤務先の会社で“一人春闘”を行いました。所要時間は、17時から19時までの2時間です。2時間については、今回から労働時間扱いになりました。 同一労働同一賃金を柱として要求しましたが、親会社との関係もあり、なかなか厳しいものがありました。今後の課題として、継続して次回も交渉していきたいと思います。 今回、評価シートのことで解決できました。面談のたびに、●1項目ずつなぜ、このような評価になったのかを質問する、●評価が低い、変わらないのは、なにが不足しているのかを確認していくことができると言われました。次回面談に対応して行きます。 新型コロナウィルスの感染防止対策は、どのようになっておりますでしょうか?の質問に対し、回答を紙で印刷して頂き、安心して仕事ができます。また、他の従業員にも、わかるように社内掲示されました。 毎年、春闘を行うたびに、年に1回交渉する大切さ、そして、健全な労使関係を築くことを学びます。今後も(春闘を)続けて行きたいと思います。(M) ★オリエンタルランドユニオンは2月14日に交渉申入れをして、4月28日に交渉が予定されていたが、コロナ感染が拡大したために延期。7月15日に行われた。今年の春闘は、2020年4月施行「パート・有期雇用労働法」を活用し、格差是正を全面に掲げ要求したが、ゼロ回答であった。 |