2020年12月27日 No.271 |
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12月25日、富士そばの組合員8名が第2陣として残業代支払えと労働審判に申立てる。第1陣で17名が申立てを行っているので、原告は計25名となる。 16時から厚生労働省記者クラブで記者会見が行われる。記者会見には全国ユニオン鈴木会長も同席し、 (1)本日8名が第2陣で労働審判に申立てたこと、(2)雇用調整助成金の不正活用が今も行われていること、(3)悪質な「不当労働行為」を東京都労働委員会に申立てたことを柱に、会見を行う。 店長さん2名が、「11月13日の記者会見後も毎日16時間の長時間労働が続き心が壊れる。」「雇用調整助成金の不正活用に加担させられた。」と怒りを訴える。 コロナ禍に対峙し、負けない! 来年もがんばろう!
富士そば/雇用調整助成金の不正活用問題 「雇調金は雇用の維持が目的なので、退職が決まった従業員が退職日までの期間に休業しても申請対象にならない。解雇通告を受けたり、退職勧奨に応じたり、自ら退職願を出したりしたケースも該当。 (厚生労働省 支給要領)
不正活用パターン(1)
![]() 不正活用パターン(2) ![]() 厚生労働省と交渉 12月14日、福島みずほ参議院議員立ち合いで、厚生労働省と交渉。上記不正活用について、6月30日の第1回団体交渉にて指摘した際、不正活用であるが未遂に終わったとのことであった。にも関わらず、バージョンを変えて行っているのは悪質だとして企業名公表などを求める。厚生労働省はすでに11月11日から調査にはいっている、調査結果は報告することを約束。 富士そば、退職決まった従業員の雇調金受給 労働局調査
![]() グループを統括するダイタンホールディングスは、朝日新聞の取材を受けて、退職日近くに「特別休暇」の記録がある退職者について経緯を確認。「疑義のある件が複数見つかった」とした。グループの調査を進める東京労働局に18日報告したという。件数などの詳細は明らかにしていない。 同グループでは、雇調金の申請対象とする休業を「特別休暇」としている。グループの店舗運営会社の一つ「ダイタンミール」では今月、グループ内の別会社に転籍させた従業員の有給休暇消化分を特別休暇とし、雇調金を申請・受給していたことが発覚。ミール社ではこうした不適切な申請が合わせて5件見つかったという。18日に報告したのはこの5件以外の複数の申請・受給分としている。 雇調金は雇用の維持が目的で、退職が決まった従業員が退職日までの期間に休業しても、申請の対象にならない。解雇予告を受けたり、退職勧奨に応じたり、自ら退職願を出したりしたケースが該当し、厚生労働省が支給要領で対象外と明記している。ダイタンホールディングスは「現時点では知識不足やルールの周知不足によるものと考えているが、東京労働局のご判断、ご指示に従って対応する」としている。 (朝日新聞DIGITAJ 12月24日 江口悟 転載)
不当労働行為を申立 12月25日、会社が発信している以下の書面の内容及び発信の行為について、組合は労働組合法第7条3項に該当する不当労働行為であるとして、東京都労働委員会に不当労働行為であると申立。 1.係長に「係長の組合加入について(注意喚起)(2020年12月14日付)」を発信 労組法でいう「使用者の利益を代表する者」とは(1)役員(監査役、理事、監査等)、(2)人事権をもつ上級管理職、(3)労働関係の機密に接する管理職、(4)その他利益代表者である。委員長・書記長の二人は係長であるが実態的には当てはまらない。にも拘らず会社は、係長は組合に加入できない、労働組合法に定める保護を受けられないと発信。 2.店舗に「労働組合による街宣活動防衛策(2020年12月)」を配布 会社付近での街宣活動及び会社への立ち入りに対する対応ということで、「すぐに110番通報」などを指示。 3.アルバイトスタッフに「過去のシフト表(写真)提出のお願い」及び全従業員に「証拠の偽造について(注意喚起)」を発信。 会社は労働時間の改ざんを行っているので、勤怠を管理したものがない。にも拘らず、組合員が労働時間を偽造、会社の勤怠管理システムのデーターを改ざんして出退勤時間をわからないようにしたなどと明記。アルバイトスタッフに、過去のシフト表提出をお願いし、証拠として提出できるようなものがある場合には「薄謝を進呈」とまで明記。同時に全従業員に「今後偽造証拠を作成、提出した者に対しては注意喚起を無視したとして処分する。」とまで明記。 4.労働審判の日程が決まった組合員に対し、12月14日、各社の常務が事実確認と称して「金ないよ」「会社つぶれるよ」「請求金額知っているのか」「詐欺罪になるよ」など、電話や面談で脅かす。 5.令和2年12月10日の店長会議の場で、丹社長が、労働審判の申立に安部委員長が提出した証拠書類「2018年10月勤怠表」を提示し、「社員旅行、拘束22時間・睡眠2時間と書いてある。非常に残念だなー」と公言。 6.12月22日、組合員M(原告でもある)が妻の病気と連勤の係長に退職の相談を行ったが、その翌日23日に退職はしない旨を告げた際、板谷常務から「組合に入ったときから現在に至ること、組合がこれからやろうとしていることすべ ![]() ………………………………………………→
12月24日17時 富士そばにクリスマスプレゼント |
М、乳がんになりました!
![]() 本来ならば今回のテーマは脱毛と医療体制について書こうと思っていたのですが、先月号のニュースに載っていた富士そば労働組合の原告の訴えの中に「奥様ががんの闘病中だと知っていたのにも拘らず、会社側からの配慮もなく残業続きで、帰宅すると奥様は玄関で亡くなられていた」という声がありました。とても他人事だとは思えませんでした。ですので今回は内容を変更し、感じたことを書かせていただくことにしました。 世の中には「当事者(患者)」と「それ以外の人」がいます。「それ以外の人」の中に「当事者(患者)の状況を少しでも理解しようとする人」がいます。その存在に「当事者(患者)」は励まされ、闘う勇気を持つことができます。 「当事者(患者)」とは治療を受ける本人だけではありません。がんと闘うのは本人だけでは不可能であり、働き続けながら治療を支える家族にも相当の負担がかかります。それ故家族は「第二の患者」とも呼ばれています。 その負担を大きくさせている理由として、「周囲の理解のなさ」があると感じています。 私も伴侶が大腸がんの闘病中には支える側でした。負担軽減のため勤務していた会社に配慮を求めたが応じてもらえず、かといって生活もあるので退職もできず、片道車で2時間かかる現場で勤務し、自分の時間を削って支えていました。今彼は私を支えてくれています。介護職で夜勤もあります。夜勤明けで疲れていても支えてくれました。彼の勤務先は配慮してくれていましたが、それでも大変だったと思います。 我が国のがん対策は「がん対策基本法」のもと「がん対策推進基本計画」が策定され、それに沿って進められています。全体目標の一つとして「尊厳を持って安心して暮らせる社会の構築」というものがあり、分野別の政策として「がんとの共生」が掲げられています。その中で具体的に掲げている政策のひとつとして「がん患者等の就労を含めた社会的な問題 」があるのです。 そのためには「理解ある働きやすい職場環境の構築」は必須であり、あまり知られていませんが助成金制度も用意されています。対策を取ろうとしない会社の中には、このような制度があることを知らずにいる会社も多いと感じています。 そして何より大切なこと。それは「がん対策を総合的かつ計画的に推進するために必要な事項」として「関係者等の連携協力のさらなる強化」が挙げられています。「がん患者等の就労を含めた社会的な問題 」に対処するうえで労働組合の果たす役割は非常に大きいと思うのです。そのためまずは「理解ある働きやすい職場環境の構築」を求めて声を上げること、そして声を上げた仲間を支えていくことが必要だと思います。 このコラムを通して少しでも「当事者(患者)」の置かれた立場の理解に役立てていただけたら幸いです。(M) 『成果は次回 今月は語録集』 ![]() 今年も口喧嘩に近い業務話合いを沢山しました。 今の課に本業受付業で配属になり約4年。ちまちま実現の積み重ねが成果と言えるようになってきてのではないかと思います。 その事柄は次回書くとして、今月はいつものほぼ口喧嘩での語録をほんの極一部紹介しちゃえ。 ・A「Qさんちょっといいですか?」 Q「いい話? 悪い話? どうぞ」 ・Q「さっさと終わらせましょう。同じ話はもう何度もしたくありません」 A「私だってさっさと終わらせたいですよ!」 ・A「ちゃんと話を聞いてくださいよ!」 Q「ちゃんと聞いてますから話を続けてください。どうぞ」 ・Q「あ.―! だ・か・ら・ね、そうじゃ全くなくてねー!」 ・A「何いってんだか全然わかりません」 Q「なんでわからないのかさっぱりわかりません」 ・A「それはいいわけ。」 Q「なんで言い訳になるんですか? この紙にちゃんと理由って書いてあるでしょ。なんでもかんでもどうしても言い訳にしたい癖が頭ん中にありますよね。理由と言い訳の違いがわからないわけじゃないですよね」 ・Q「また言葉のフォークダンスですか? またその話? 何度復習したらいいのかな? わざとですね。これは嫌がらせですよね。初めての話じゃないの位はわかりますよね」 A「わかりません」 ・A「Qさん言葉使い気を付けて下さいよ!」 Q「もう無理です。諦めてください。何度も同じ話をさせて矛盾へ理屈ばっかりの無駄なやり取りで不快を煽ってる限り大無理です」 ・Q「過程・経過もね! 大事なの! 大事! 結果論ばかりで仕事成り立たないの! もうちょっとよくしっかり考えて。何度目これ」 ・A「人生は思い通りにいかないものです」 Q「それ私によく言えますねぇ」 ・A「それ単・な・る主観でしょ」 Q「また? 自分の脳で考えて出す意見が主観じゃなくてなんなんでなんで主観をこの会社は嫌がるの? なにこの伝統?」 ・A「〇〇さんの話意見は関係ないでしょ。人を巻き込まないでください。」 Q「主観をもの凄く嫌がるから第三者の意見を言っただけの話でそれがなんで巻き込むになるの?」 ・A「他の人に聞いてみましょうか? 私の意見は間違ってないですよ。今ここに他の人を連れてきますよ」 Q「最近すぐそれ言ってきますね。新しいやり口ですか? 巻き込んでうんたらって言ってるのもAさんですよ。なんだかまったく矛盾した事ばかり言っててなんなんですか? 」 ・Q「出来ない理由やらない理由を考えるのが仕事じゃなくて、どうやったら出来るか? 出来るようになるのか考えて動くのが仕事なの! もっと考えようか?考えが甘いの緩いの!」 あーもうずっと書いていられる。ずっと書いていたい語録集。←A4に収めてよ! と鴨さんが(笑) ◇ 2020/12/20、全国ユニオンの電話相談に勉強のつもりでヘルプ参加する予定のドタキャンなので、丁度クリスマスだし、お詫びと応援の気持ちを添えて渡しに行きました。 でも、その日のスタッフの人数も知らない。なんも知らない。 でも私は閃いた。これしかない! 役に立つ・驚く・笑う・和む・暖かい・安い・謙遜せずにもらっていただける・邪魔にならないのを。 20時に電話したらどうやらGOODチョイスだった模様。やったね (⌒∇⌒) さて何を渡したでしょうか? |
![]() ![]() 昨年の正月休みは7日間。疲れ溢れ、正月三が日はビジネスホテルに駆け込んで寝る祭り。3日夜に災難。そのまま具合崩して7日間。計14日間休みました。 今年は昨年に比べたら件数は少なかったもの、1つ1つの破壊力が凄まじい災難フェスな2020。「お祓いに行った方が・・・(笑)」と3人に言われ笑い合いました。←言われ慣れている(笑) さておき、『去年みたいになってたまるか! 有給瀕死は嫌だ!』と11月から年越し準備をしてて、頭に浮かんだ事・心配事に直ぐに取り掛かってしまうのを『やるもんか!』とグッと堪えて課題をバンバン減らしていますが、持ち越し課題がもうある事に笑っています。しかししかし、いつもやる追い込みはもうやんない。←とか言いながらスルースキルが皆無なもんだからでへへ。 さてさて、12/24・25の普通の日間は何をして過ごしましたか? 今日は23日。 まぁなんて事でしょう!(◎_◎;) なんと明日は都内にお泊り〜。だって25日は8時から胃カメラ飲むんだもの(^^) もちろん前日夜は固形物無しよ(笑)イルミネーション見ながら空腹なの♪ でね、お正月の特に初売り日は閉店前のモール街には絶対に居ちゃダメなのよ←次閉じ込められたら3回目。ここまで災難と相性が良すぎてくるともう面白くってね、私自身と私が受ける災難が♪♪ (By Q)
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