2021年6月10日 No.275 |
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JR柏駅・東口10:00 → JR松戸駅・東口11:00 → JR市川駅・北口12:30 → JR船橋駅南口14:15 → JR津田沼駅・北口15:00 → JR稲毛駅・東口15:45 → JR千葉駅・旧クリスタルドーム16:30
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М、乳がんになりました! 私は3月4日に肝転移があることを宣告されました。がん種にもよりますが「転移・再発」をした場合、「基本」完治はしないと言われています。 そのため今後の治療の目的は「延命やQOLの維持」になります。 前回のコラムでも触れましたが、胃腸障害の他にめまいもあったため、脳転移を含め様々な転移を疑って検査をした結果「脳に異常はないけれど、肝臓に影がある。血液検査の肝臓の値も悪い、腫瘍マーカーも上がっているから肝臓にがんが転移している」と教えてくれました。主治医と説明を聞いているパートナーの暗い空気の中、私は広範囲に転移した肝臓のCT画像を見ながら「良かった…抗がん剤が使える!抗がん剤が使えるなら闘える!」と呟いていました。なぜなら私のがんのタイプは抗がん剤治療がメインになるので、抗がん剤が使えなければ治療に行き詰まってしまうからです。脳転移だったら抗がん剤は使えません。 私はひたすら肝転移についてガイドライン等を調べ尽くしました。効果のある薬もどんどん開発され、治験も行われていることもわかりました。再び初発乳がんの治療と違い、今度は「回数が決まっていない抗がん剤治療」が始まりました。 決意 昨年完全奏功を得ることができて、短期間で転移しました。でも恐怖を覚えたのは3月4日の告知日のみです。今では私があまりに転移した事をあっけらかんと世間話の中で話すので、周りの方がショックを受けてしまったり泣いてしまったりで申し訳なく思っています。当たり前だとも思います。初めて転移した場所が肝臓の場合、予後が悪いというのはよく聞く話です。しかしその情報は私には当てはまらないと考えています。 私は「普通なら骨やリンパ節に先に転移するのだから、「基本」は当てはまらないのでは?」と根拠無く考えました。その上で「現実的にも使える薬が沢山出てきているし、何より1人じゃない。標準治療を受けた上で『基本完治はしない』という常識に抗ってみよう。」そう思うようになりました。 また、労働闘争の経験も理由の一つです。闘争中何度も「やめてしまいたい、死んだ方がマシ」だと思いました。それでもどうにか仲間の皆さんの力をお借りし、労働審判を完全勝利することができました。闘いきって勝利を得た経験は私を強くしてくれました。その上で「勝利」の基準をどこに置くか。 考えた末「抗がん剤でがんを叩いて、定期的に行う画像検査で画像上がんが消えている」状態を「勝利」としました。これなら十分勝てる自信があります。ただ勝算があるとはいえ、勝負の決着は早くつけるつもりです。「回数が決まっていない抗がん剤治療」なんて勘弁して欲しいし、その時間を乳がんの治療の発展のために使いたいと考えているからです。 (M)
5月20日、千葉セキサン株式会社と春闘交渉 なのはなユニオンの組合員は1名であるが、組合員であるK氏は2019年から春闘要求を実現するための交渉に取り組んでいる。交渉には工場長と課長が対応。 交渉は以下の内容であった。 (1)賞与について。会社内労働組合との交渉が締結されていないということで、その締結内容をベースとする。コロナ禍なので概ね昨年並みである。 (2)昇給について。交渉を始める前までは別の工場長で、就業規則以下の昇給だったため、かなりの不利益を受けていた。工場長が変わり、春闘交渉に取り組んでから就業規則並みに是正された。しかし、受けた不利益は是正されていないので、毎年、就業規則+αを求めているが、今年も実現されなかった。 (3)その他ということで、昼休憩時間が前行程の関係でずれた分、午後の開始時間をずらすことを求め、認められる。 K氏は夏に向かって熱中症を回避したかったのでよかったとのこと。今年は賞与・昇給についての前進はなかった。それでも、K氏は毎年交渉することで現状が維持されることが大事だとの感想であった。 |
パズルに夢中!
私は子供の頃、1人で土手や田んぼに行って季節ごとに変化していく風景を見ていたり、草花遊びや土粘土を掘ったりして遊んでいました。おもちゃ屋さんに沢山並んでいるものは冷たさや無機質な感じがして、どうしても好きにはなれませんでした。 15歳からはジグソーパズルに夢中になりました。のめり込むと止められなくなる性格でもあり、新しい物を買う度一晩中寝ずにやっていました。当然そんなことを続ければ倒れてしまい、親からは禁止されていました。最近「抗がん剤治療の副作用対策に」と再開し、完成する度に壁に飾って新しいものを作り続けていたら…今では完成したパズルが家中の壁を埋め尽くしています。 選んでいるのは全て嵯峨野の竹林、瑠璃光院に醍醐寺に光明寺の紅葉にモネの池…描かれている場所は違えど、どれも子供の頃から大好きだった自然の風景ばかりです。組んでいる間だけでなく、完成した後に飾った瞬間、完成間近から始まる新しいパズルの物色タイム…まさに至福の時間。絶対に止められません! ただ中々進まないものがあります。友人からもらった真っ白の2000ピースにウユニ塩湖の3000ピースです。この間から真っ白のパズルを組み始めましたが、いつ完成できるか検討がつきません。「全て完成するまでは、新しいものは買うな」と言われていますが、内緒で新作を探しています。実はさっき美しい紫陽花のパズル、見つけちゃったんですよ!しかも限定品、揺らぐところです。 (M)
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