なのはなユニオンニュース

2021年7月25日 No.276


 2.シンポジウム

   「ユニオン運動の新時代に向けて〜コロナ時代の労働運動を考える」

 3.せいわ保育園労働組合結成

 4.富士そば労働組合

   安部委員長・佐々木書記長の懲戒解雇撤回を求める第1回労働審判

 5.М、乳がんになりました!

 6.本の紹介 労働弁護士「宮里邦雄」55年の軌跡

 7.おしらせ





コロナ危機に対峙するユニオン・合同労組運動の大同団結を!

写真1 7月17日13時、全国ユニオン第20回大会が、第4回緊急事態宣言発令の折、参加者は原則代議員に限定して開催されました。なのはなユニオンは全国委員として佐藤さん、代議員として鴨委員長と富士そば労働組合委員長安部さん、傍聴で富士そば労働組合佐々木書記長と井藤執行委員が参加しました。

 大会冒頭、鈴木会長は「4回目の緊急事態宣言が発出された中、菅政権は何が何でもオリンピックを強行しようとしている。ユニオンはコロナ禍で加速した構造的矛盾である女性・非正規労働者、移住労働者の貧困に対し、昨年末に年越し相談村に取組む。さらに3月には当事者による女性の女性による相談会が開催され、ユニオンから女性組合員も参加した。お互いに支え合う連帯社会を作る中心にユニオンとして関わっていきたい。

 派遣村から10年、ますます自己責任が問われ、非正規労働者は増加。雇用によらない個人事業主など働き方も多様化。派遣村直後に行われた選挙で政権交代が起きた。今後行われる衆議院選挙、政権交代に向けて頑張ろう。」と挨拶。

写真2 続けて来賓として、社民党党首・福島様、連合副事務局長・安永様、日本労働弁護団事務局長・水野様、日本労働弁護団闘争本部長・棗様、全国コミュニティユニオン事務局長・岡村様がご挨拶。

 議事は第19期活動報告・決算報告、会計監査報告、第20期活動方針案・予算案と進み、各ユニオンの活動報告を受けて一括採択される。その後、大会宣言と特別決議「あらゆる労働運動、市民運動に対する弾圧を許さない決議」が提案され、一括で採択。最後、鈴木会長の団結ガンバローで閉会に。

 今大会議長二人の内の一人に富士そば労働組合の安部委員長が選出され、議事進行を担いました。とどこおりなく大会を進行することができ、ホッとしたようです。特別決議は佐藤さんが読み上げました。



シンポジウム
「ユニオン運動の新時代に向けて〜コロナ時代の労働運動を考える」

写真3 16時から開催。パネラーは鈴木剛(全国ユニオン会長)・大久保修一(弁護士・コロナ被害相談村実行委員)・黒川美恵子(女性による女性のための相談会実行委員)の3名。進行は鴨桃代(なのはなユニオン委員長)が行う。

それぞれの取り組み

(鈴木)2008年派遣村の取り組みから今日コロナ禍で問われるユニオン運動について提起。
写真4(大久保)12月29日・30日、1月2日に行われた「年越し支援・コロナ被害相談村」の取り組みについて報告。昨年5 月末から9月末に非正規解雇60%という厚労省統計があり、年末寒波に備えて相談村を開設。3日間で延べ344人が来訪。結果は生活・仕事・住居相談が多く、女性相談者が全体の18%を占めた。何度も同じ人が相談に来ることから、コロナ禍で貧困問題が顕在化し固定化している深刻な実態がある。

写真5(黒川)平時からの女性特有の非正規やシングルマザーゆえの生活困窮やステイホームによる暴力・虐待、望まない妊娠など抱える問題がコロナ禍で深刻化し加速化した現状を何とかするために3月13日・14日に「女性による女性のための相談会」に取り組んだ。女性たちがためらわずに相談に来やすいように、来訪した女性たちが居心地よく話せるように、相談者視線での創意工夫をした。来訪した122人は仕事、心と体、DVや子育てなどについて話され、相談者と長く繋がる必要を実感した。

生活困窮者支援と労働運動

(鈴木)労働組合はいろんな市民運動や弁護士などと繋がって運動することが求められている。同時に労働組合として取り組めること、取り組まなければならないことはあって、全国ユニオン傘下の組合は
●大企業は雇用調整助成金の対象ではないということで大企業で働く非正規に休業手当が支払われない問題、
●シフト制の労働者に休業補償が支払われない問題、
●休業補償6割は手取りにすると4割で生活できない問題、
などなど会社と交渉をして改善を図った。同時に厚生労働省との交渉も行った。組合は路上に放り出される前にやれることはある。

(大久保)職場でいかに勝ち取るかということと、不十分かつ機能しないセフティネット、公的支援を行政に問題提起して現場にあった制度に変える、不十分なところは補強するなどを一緒にやる。

(黒川)女性労働の劣悪さは日本社会におけるジェンダー問題であり自分の問題でもあるので、
●大規模な全国調査(貧困、DV、自死など)の実施、
●追い出されない住居、
●再就職支援、
●多角的緊急支援などの内容で政策提言を行う
ことにした。相談会を取組んで、横と繋がることで正当な扱いを受けられること、権利主張を行うことができると実感した。
オンライン参加の伊丹ワーカーズコープの高木氏から、伊丹市の公共事業を仕事がない生活困窮者に委託し、仕事起こし・生活の立て直しを図っている報告をうける。

まとめ

(鈴木)英国ではコロナ禍で組合に入ろうという運動が強まっている。日本はまだまだであるが、労働組合を当事者主権とする活動に転換を図ること、職場の内外で崩れた雇用(請負、フリーシフト、ウーバーなど)が広がっているので雇用関係の拡張、などなどに取り組む。

(大久保)コロナ相談は一極集中の感ありなので各地域に取り組みを広げる。国の助成金もいつ終了するかわからないので、貧困問題、生活相談に踏み込むことが必要。離職者支援制度などアフターコロナを見据え、労組とともに取り組む弁護士の力が重要である。

(黒川)女性の困り事は様々で、必要な人に必要な支援が行くように連携、連帯して関わっていきたい。

(鴨)ますます個人責任が跋扈していくだろう社会。今までもだが、コロナ禍は起きている問題を可視化する、条件の有無ではなく目前の問題に野戦病院のように取り組む、そして隣の仲間やその周辺に想像力をもって関わり闘うユニオンが求められている。ユニオン内に閉じこもらず、社会的労働運動の実践という熱い志をもって元気に!楽しく!激しく!頑張りましょう。


せいわ保育園労働組合

写真6 千葉市若葉区にある都賀せいわ保育園で労働組合が6月12日に結成されました。正規保育士、パート保育士、園で働くほとんどの従業員が組合員になりました。働きやすい保育園を目指して、月末に第一回団体交渉を開催する予定です。

(1)ことの発端は
 この保育園は秀蹊という株式会社が経営する保育園です。秀蹊は南行徳でも南行徳保育園を経営しています。
 都賀せいわ保育園においては突然園長が園長を追われ、会社側は新園長を新規雇用しました。しかし、その園長は会社の姿勢に違和感をもち、自ら園をやめました。そのため新規雇用されていた主任が新園長に就任しました。
 これに先立ち、辞めさせられた園長と一緒に園を運営していた主任は南行徳保育園に配転させられました。また、副主任は会社役員の圧力で適応障害を発生し、現在休職のやむなきに至っています。
 都賀せいわ保育園では、園長、主任、副主任がいっぺんにいなくなり、そこへ新規の園長が就任したという状況です。当然のことながら、園は大混乱となり、保護者会も会社側を追及するという事態になり、7月4日会社側と保護者会側とで会議が持たれました。保護者会は前園長や前主任、前副主任を信頼していて、なぜ、園長や主任がいなくなったのかを厳しく会社に追及する事態となりましたが、会社側は一切その経緯や内容について明らかにしない答弁に終始しました。
 このような混乱の中で、園を立て直そうと前主任、副主任、そしてほとんどの従業員が結集して労働組合が結成されました。

(2)団体交渉に向けて
 前主任を南行徳保育園に配転した問題、副主任が適応障害になった経緯、そして現職復帰問題、また副主任からの一般保育士への降格問題、賃金問題、会社側のパワハラ的ヒアリングの問題、また保護者会と連携をしていく課題、子供たちの保育の課題等々、多くの問題があります。現在全組合員の声を要求にまとめていくため、組合の会議を開催して議論をしているところです。
 今回の組合結成は園で働く従業員のほとんどが組合員となったことです。また、保護者会が機能しているということも大きな要素です。そこで働きやすい職場をつくり、かつ保護者会と組合の連携も深め、子供たちにとっても良い保育園にしていくという社会的課題も実現していくことが求められていると思います。

 取り合えず、第一回団体交渉を頑張ろうとみんなで励まし合っているところです。









 第1回労働審判

 7月9日13時45分から東京地裁にて、安部委員長と佐々木書記長の懲戒解雇に対する第1回目の労働審判が行われた。審理を終了したのが18時30分、約5時間に及ぶ長い審理時間であった。 二人の代理人である棗弁護士も「こんなに長い審理時間は初めて」と言う程、時間がかかった。

 二人は、前夜は眠れなかったとのことで緊張していたが、審判官の質問にはしっかり答えられたとのことだった。5時間にわたる審判は両者同席で行われ、それぞれの返答に質問や反論が交わされ、会社側は板谷常務が答えることが多かったようである。板谷常務の返答は、その場で審判官や安部委員長からの質問や反論で潰されていたとのことであった。

 今回の審理の最後に、審判官は会社側に対して「この事件は残業代請求事件がきっかけですよね。そもそも会社が勤怠記録の改ざんなどしないでちゃんと労働時間の記録を取っていれば、こんな紛争は起こらなかったのではないでしょうか。会社はその点をどう考えているのですか。残業代請求の証拠がねつ造だというなら、何故残業代請求訴訟の方で徹底的に弾劾しなかったのですか。それをやる前に何故解雇したのですか。しかも、懲戒解雇ですよ。」と、組合側の主張とまったく同じことを言った。

 労働審判委員会の心証は「懲戒解雇は不当だ」ということなので、組合側は二人を職場に戻すべきだと申し入れた。

 今回で決着を付けたいと審判に臨んだが、反論したいという会社側の意向があり、次回労働審判が9月2日に行われることになった。この日で決着をつけたいと、準備を開始した。

 富士そば2店舗でコロナ感染者が−−−−−−−→

 2店舗のアルバイト従業員3名がコロナに感染した。ところが会社のコロナ感染対策が不十分で組合員から不安の声があがり、組合は7月15日に会社に団体交渉の開催を緊急で求めた。

[交渉における要求]

(1)直ちに濃厚接触者の有無の確認を求めます。
 濃厚接触者とみなされるのは感染者の発症2日前から接触した場合で、定義は以下のとおりです。
@ 感染者と同居あるいは長時間の接触があった人、
A 感染者の気道分泌物もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性がある人、
B 手でふれることのできる距離(目安として1m)で、必要な感染予防策
  なし(マスク無し)で15分以上の接触があった人
 上記定義からするならば、2店の感染者と同時期に就労していた従業員は全員濃厚接触者にあたります。

(2) 濃厚接触者への対応を求めます。
 濃厚接触者は当然の事、濃厚接触者ではなくても家庭内やダブルワーク先への感染リスク問題などもあり、会社は、店舗従事者全員に国が定める保険適用検査を実施させ、国が定める検査後10日間の自宅待機をさせる。この間の、検査代及び10日間の給料は助成金など国がコロナ対策で実施している補償手続きを行い店舗従事者全員の生活維持に努める。
※自費での唾液検査は即日或いは翌日結果が出るが、その後、潜伏期間を終えコロナが発病した場合は自己責任となるので検査を勧めるのではなく、国の責任になる国の定める検査及び自宅待機を勧めるべき。

(3)二次感染者が発生しない為の対応を求めます。
@ 入念にアルコール消毒をする。(十分な消毒は国の命令)
A お客様及び店舗従事者に感染させない為、消毒中は閉店。消毒し感染しない状態 になってから開店再開

※上記交渉申入れに対して、会社はまたもや団体交渉拒否。



М、乳がんになりました! 肝メタ編
illust2
 がん治療を再開して、私は初めて自分の身体が「危険な状態」になっていた事を痛感させられました。併せて「コロナとがん」について、1人のがん患者の思いを伝えたいので、読んでいただけたらと思います。

・がんよりも危険なこと
 私が治療に使う抗がん剤の副作用の中に「骨髄抑制」というものがあります。その治療のせいで骨髄の機能が低下して、血液細胞を作る機能が低下してしまいます。私の場合は「白血球と好中球」の減少が激しい状態でした。好中球は身体の外から侵入してくるウイルスや細菌などと戦う細胞で、少なくなると病原体からの攻撃に対応できず、感染症にかかりやすくなります。普通の風邪でも急速に悪化して亡くなることもあります。

 3月10日「白血球は2,700、好中球は1,600」でスタートした後、3月18日に持病の方で採血した時には「白血球は600、好中球は239」まで下がっていました。その場で持病の主治医から「熱が出たら危ないから直ぐに向こうの病院に連絡して!!」と強く言われました。3月22日の夜、急に37.2℃の熱が出ました。コロナのこともあり、抗生剤もなかったので熱が上がりきる前に病院に連絡して18日に言われたことを話して診察を受けました。採血して調べたらなんと「白血球200、好中球100」しかありませんでした。ひどくなる前に解熱剤と抗生剤を服用し乗り切ることができましたが、自分で思っているよりも身体はダメージを受けている事を思い知らされました。

・コロナ禍でのがん治療について
 がん治療の原則は「早期発見・早期治療」です。それは5年生存率を見れば明らかです。特に乳がんでは「ステージ1では100%、ステージ2では96.1%、ステージ3では80.0%、ステージ4では40.0%」というデータが出ています。いかに「早くみつけて治療をスタートさせることができるか」が重要であるかがわかると思います。それに早くに治療を開始できればそれだけ身体に負担がかからない治療を選択することもできます。
 しかし、このコロナ禍でがん検診の機会が減ったり、医療のひっ迫により入院や手術の延期を余儀なくされた結果治療が遅れ、助かる命が助からなくなってしまっています。また感染拡大の影響で突然収入を失い、それが原因で治療ができなくなった方もいます。そのうちの死因の6割ががんだったと聞いて絶句しました。
 私たちがん患者は、命懸けの治療をしています。普段から感染対策を行っています。それでも恐怖は消えません。どうか皆さんにお願いがあります。あらためて鼻までしっかりとマスク着用を徹底し、不要不急の外出を控えていただけたら嬉しく思います。
 また、菅政権や与党は専門家の意見を無視し、国民の健康よりもオリンピックの開催を強行しました。
 命を軽んじた行為に憤りを禁じえませんし、許すことはできません。
(M)




本の紹介 労働弁護士「宮里邦雄」55年の軌跡

 宮里さんは総評弁護団から日本労働弁護団の幹事長、会長として、労働者の権利に寄り添って弁護士活動を続けて来られた労働弁護士です。本書で宮里さんは関わった労働争議、労働訴訟について事件の概要、争点、到達点などを簡潔に述べています。それら闘いの実践を通して組合によせる熱い思いや期待が「不当労働行為を巡る事件をやる中で、勝つということは組合の団結が強化されることなのだと考えるようになった。裁判に勝つとか命令を取るとか、それだけじゃないんだ。」「望ましい労働条件は労使の自治というか、労使関係の中で形成されていくべき」「(格差問題)正規と非正規の連帯というか、全体の労働者の底上げというか、そういう視点を持たないと本格的に正規と非正規に切り込むというのは容易じゃない。労働組合も自己変革を求められている。」など、ビンビン伝わってきます。また、どんな時でも「世界における常識が日本における非常識。裁判所は常識を取るのか非常識をとるのか」「裁判所がもしこういう判決を考えているとすれば、それは果たして歴史の検証に耐えるでありましょうか」など巧まざるユーモアで対峙した様子が浮かびます。80歳を超えて第一線で活躍する秘訣は「事件を受けた責任感」との答え。宮里さんは生涯弁護士であり運動家なんだな、年齢を言い訳にしかかっている我心が引き締まりました。
 宮里さんの人間味あふれるとっても“おもしろい”本です。お読みください。
※事務所にて2000円で販売中。






☆☆おしらせ☆☆
2021年



7月24日(土)
18:00
なのはなユニオン執行委員会

8月21日(土)
18:00
なのはなユニオン執行委員会

9月18日(土)

なのはなユニオン第34回定期大会
※13時開会 藤崎6丁目東部会館





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なのはなトーク やっぱり交通事故は怖い!

 6月28日、YouTube を見ていたらニュース速報の動画があり、クリックしてみた。八街市の市道でトラックが5名の小学生をなぎ倒し、うち2名が心肺停止(後、死亡)という痛ましい事故だった。その後の調べで、帰社途中の運転手歴18年、60代男性が何と昼食時、飲酒した上での運転が原因だったという(常習っぽい。アル中? まさか会社も黙認?)。罰則が強化されても、このザマである。亡くなった小学生のご冥福ならびに、入院されている方の早期回復を、この場を借りてお祈り致します。
 当市は最近コロナ禍の影響もあり、電車1本で都心へ行けるアクセスの良さから大網白里市同様、人気の居住地でもあり、TV等でも度々取り上げられる。しかし、農道を若干拡張した中央線も歩道も無い道路も多く、中心部を走る国道も通・退勤時間帯は渋滞が酷い為、このような道路を“抜け道”として猛スピードで走行している車が殆どでは、と思う。と言うのも、自宅の前の道路が似た使い方をされている、からである。ニュースになるような大きな事故は発生していませんが、普通車同士のすれ違いもきつい道で、朝7〜9時の時間帯は海方面から通勤・通学送迎等で利用する車が多く、前車との距離を詰め気味で走る車や、海方面自宅手前にあるクランク状のカーブでは、タイヤを鳴らして反対車線を大きくはみ出し走る車、「どけどけ」と言うかの如くクラクションを鳴らし、対向車を止めながら走っている車が少なからずいる。しかも、乱暴な運転をするのは車種問わず、意外と女性が多い。やはり車の“高性能化”“安全装置”“運転能力”を過信した運転が、最近は多いように思う。
 車を運転する方は、事故はやってもやられても面白くないので、各能力等を過信せず安全運転で!
(清水)

 学童の
    地面すれすれ
          傘が行く

7月4日 田中 



効きすぎたコロナワクチン
 習志野市のワクチン接種があまりに遅いので大手町の自衛隊東京大規模接種センターに行った。6月8日第1回目の接種、ほとんど副作用の症状もなく絶好調だった。2回目は7月9日だった。
 どうせまた、何もないさとたかをくくっていた。接種した当日は何も変化無し。あまりの絶好調に酒でも飲もうかと思ったが一応自粛した。翌日は午後に地域の集会があり、その後組合支部の会議に出かけた。行く途中に、何だか急に体がだるくなって、頭もボウーとしてきて何かやばいなという感じ。組合支部の帰り道、車の中で、頭痛、微熱、頭がボウーが一緒にきた。やばいやばい、その内吐き気までしてきて、腰が痛くなり、腰から砕けそうな感じになった。やっと家について、ウンウン唸りながらベッドに直行。その日は昼食も取らず、夕食はまったく食欲無し、ひたすら横になっていた。10日の午後から具合が悪くなり、11日は一日中寝たっきり、12日に少し良くなったので、かかりつけ医のところに行った。先生曰く、「それはワクチンが良く効いているという証拠だね。そう思えばいいよ。」と。それにしても効きすぎだ! 恐るべしコロナワクチン、ワクチンでこの程度ということは・・・・・ 本当のコロナはかなり苦しいに違いないと実感した次第である。その後、近所でも、どこでも同じ高齢者と話すとみんな2回目がキクーという声ばかりである。
 回復するまでみんな3日〜4日、ひどい場合は更に日数がかかっているようだ。私もかれこれ1週間ほどかかった。ワクチン接種24時間後が危ない。皆様もお大事に!
(哲)



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