なのはなユニオンニュース

2022年1月25日 No.282


 2.2022 春闘に向けて準備を始めよう!

 3.解決しました!

 4.新年メッセージ!

 5.なかまから

 6.おしらせ






2022 千葉県なのはなユニオン


写真1



2022 春闘に向けて準備を始めよう!
イラスト
全国ユニオン

2022春闘スローガン

1.コロナ渦で浮き彫りになった格差・不合理を改善しよう!
2.スト権を確立して労働条件の向上を目指そう!
3.賃金・労働条件の底上げに取り組むとともに雇用形態間などの格差是正を実現しよう!
4.「職場のハラスメントに関する労働協約」を締結し、職場のハラスメントを撲滅しよう!
5.ワークライフバランスを確立し、長時間労働を是正しよう!
6.労働法制や平和憲法の改悪を許さない取り組みを進めよう!
7.どこでも誰でも時給1500円以上を実現しよう!

2022 春闘方針6つのポイント
1.コロナ渦で浮き彫りになったフリーランスの社会保障の脆弱性、労基法で救済されないフリーシフト、休業手当の不合理について法制度を含めた改善を求める
2.労働契約法の無期転換権、労働者派遣法の雇用安定措置を活用して安定した雇用を目指す
3.規模間、雇用形態間、男女間、無期転換後にも残存する格差などあらゆる格差を是正し、均等待遇を実現する
4.36協定を短い時間で協定し時短を進めるとともに、高度プロフェッショナル制度を職場で導入させない取り組みを進める
5.法改悪による企画業務型裁量労働制の拡大反対に向けた運動を強化する
6.賃上げ要求基準4%の獲得を目指す
全国ユニオン春闘アクション
2月18日(金)19時春闘開始集会
2月24日(木)1日春闘アクション
3月24日(木)厚生労働省交渉
4月29日(金)連合メーデー(予定)

なのはなユニオン

2022 春闘の準備を開始しよう!

 毎年、春闘に取組んできたオリエンタルランドユニオン、ロイヤルは今年も雇用形態間(正社員とパート・アルバイト)の格差是正を柱に取組む。具体的には正社員にあって非正規にはない手当や福利厚生、交通費や有給休暇取得時の賃金などの格差を是正する要求書作成の準備に取り掛かる。

 富士そば労働組合は
 @アルバイトの時給アップ、
 A有給休暇を取得しやすい環境、
 B裁判(残業代請求裁判、懲戒解雇無効裁判)勝利、
 C労働委員会(支配介入と団交拒否)勝利、
 などなどに取り組む。

 高滝カントリー支部は退職金規定の改定を柱に取り組む。

まだまだ続くコロナ禍に負けない要求を!
 ●シフト減に対し休業補償を、
 ●フリーシフトにも休業補償を、
 ●生活できる休業補償を
 etc


“一人春闘”をやろう!

★ロイヤルの仲間(パート)は一人組合員だが、春闘要求を毎年出し続けて交渉を行っている。2020年春闘からは、会社が交渉時間を労働時間として認めてくれたので安心して交渉ができている。

★S社の仲間(正社員)も一人組合員だが、1年に1回でも会社と交渉する意義はあると、昇給を求めて春闘交渉を毎年続けている。




イラスト
 組合員Y(正職員)は入社半年後の2021年5月に、直属の上司から性的暴行を社内にて受けました。その直後からうつ状態がひどくなり涙が止まらない、吐き気などの症状で仕事ができなくなりました。別の上司にあったことを話して会社に告発したい、症状が落ち着くまで休みたいということをお願いして休職しました。6月にエリアマネージャに全てを話し、対応して欲しいとお願いしました。また、別の上司にも話し、別営業所に異動になり、8月末で退職せざるをえなくなりました。

 組合は上記経緯から、組合員Yが問題を訴えたにも関わらず、対応せず、結果的にうつ状態が悪化し、退職せざるをえなかったことは、労働者が労働するにあたり使用者に課せられている義務「その生命、身体等の安全の確保」と男女雇用機会均等法に基づくセクハラ防止措置義務を果たさなかった結果であるとして、会社に交渉を求めました。

 会社は第1回目の交渉では「個人的恋愛関係の問題であり、無理矢理の暴行とは言いにくい。しかし、望ましくない上司と部下の関係である。」と主張しました。しかし、組合員Yが「今も似た男性を見ると怖くて動けなくなる。PTSDと一生つきあう辛さをわかってほしい。」と訴えたり、組合が会社のセクハラ防止規定の不十分性を指摘し、「ハラスメント及び性的暴行が起きにくい職場環境の整備」ということで休憩室、ロッカー、仮眠室の整備、職場内における私的な酒類を伴う飲食の禁止などをいれることを求めるなど話合を重ねるなかで、これを機に会社も変わっていければとなり和解に至りました。

 「和解書」には「本件を機に職場環境の更なる整備に努めるものとする。」という条文が入りました。


 2015年に正社員として入社した組合員Wは、2019年7月に「横紋筋融解症」と診断され、筋肉痛が続き退職したいと申し出たが、会社から人手不足なので待ってくれと言われて働き続けた。

 2020年7月に会社から「退職届」を渡された。その際は「辞めません」と応えたが、その後、「仕事向いていない。いつ辞めるか。」と言われ続ける。2021年10月にメンタルが発症して診断書を提出したら、会社から休職届と退職金計算書が渡される。組合員Wは生活が厳しかったので残有給休暇30日を取得して休職に入りたいと会社に書面を提出した。しかし、会社からは有給休暇取得ならば退職届を出して下さい、有給休暇取得しなければ傷病手当を申請して下さいと言われ、どうしてよいかわからずに組合に相談。組合は、会社が2020年7月から退職勧奨を始め、組合員Wが拒否したにも関わらず退職勧奨を続け、組合員Wがメンタル発症に至った会社のやり方は退職強要にあたると主張。

 第1回目の交渉で、会社が組合員Wを退職させたいという意志があったことを認め、組合員Wもこのまま就労継続したらメンタルはよくならないということで、組合が提示した解決金を会社が支払うことを条件に「合意退職」を選択して和解に至る。







組合員 M さん

ユニオンの皆様へ
 明けましておめでとうございます。
 昨年は、大変お世話になり、ありがとうございました。
 本年もよろしくお願いいたします。

 お正月は、いかがお過ごしでしょうか?
 私は、相棒お正月SP(駅売店の非正規雇用の賃金問題がテーマになっていました。)や箱根駅伝を観てのんびり過ごしています。

 また、1月4日(火)15:48〜16:45 相棒SEASON9 第8話『ボーダーライン』派遣社員「偽装請負、二重派遣」 これも、観てみようと思います。
 今年も、22 春闘頑張ります。

 では、寒い日が続いていますが、体調に気を付けて、良いお正月を過ごして下さい。

組合員 K さん

 2020年末、“もうさすがに来年2021からはやらなきゃ、あれとこれと… あ〜やらなきゃ”と思って2021年を迎えました。2021年末、全く同じ事を思い、焦っています。“あんたもう2022年になっちゃうじゃないの.. どーすんのよあんた!!..”。そして今年も本気で思う。2022年こそ、私自身が最低でも5人は欲しい。分裂しろ私。
「賢いよりも優しい方が難しい」
「鬼手仏心」
「仏手鬼心」
「小さな事からコツコツと」
「備えよ常に」
「誠実な人になろう、意地でも。」
「どこまでもいこう」
「いい加減に落ち着け私」

組合員 I さん

 コロナ禍でユニオンのアクションになかなか参加できません。早く安心して乗り物に乗り、アチコチの応援に行きたいと思います。皆様、どうぞ十分気を付けて元気な1年をお過ごし下さい。早くお会いしたいです。

組合員 S さん

 「戦争と歌人たち〜ここにも抵抗があった」を手にして、大作です。著者、篠弘さんの反戦への強い思いを感じます。改めて先人に学び、今をこれからを生きる力にしたいと強く思います。








OLC判決が2022年2月25日(金)に延期になりました。

 次に記事を書くのは判決後だと思っていたので、再び記事を書くとは思いませんでした。

 判決1週間前に突然届いた一通のメール「12月24日の判決が2月25日に変更になりました。」私はこの連絡を受けた時に、一人でなのはな事務所にて作業を行っていました。目の前が真っ暗で足元から崩れ落ち、泣き過ぎて過呼吸を起こしてしまいました。「12月の打ち間違いで翌日に延期になったんじゃなくて!?」何度読み返しても2か月後の2月でした。

 証人尋問が終わり判決を待つまでの2カ月間でも、不安と悔しさで気が狂いそうな感情で眠れぬ日々を送り「判決まであと〇日、頑張れ! 頑張れ!!」と必死に踏ん張り、己を保って毎日を過ごしていました。ゴールに向かいズタボロの心と身体を誤魔化しながら最後の力を振り絞り全力疾走したけれど、直前でゴールが離れてしまった感覚でした。その後に押し寄せた今まで以上の不安の感情。会社からまた不誠実な申し立てがあったのでは? 判決に不利な状態になってしまったのでは? 裁判所から延期の理由は一切教えられません。理由が分からないというのは、原告にとっては悪い方向に考えてしまい、とても怖いものです。

 ひとしきり感情を出し切った後は、自分でも驚くほど冷静になりました。「考えても仕方がない」委員長がよくおっしゃっている言葉に救われました。「考えたって判決が変わるもんじゃないし、嫌でもあと2ヶ月間過ごさないとならないんだから。クリスマスもお正月もこんな暗い気持ちで過ごすなんて勿体ない!」そう切り替えて、楽しく年末年始を過ごし、今日も事務所でこの記事を書いています。
OLC判決
日時 2月25日(金)13:10
場所 千葉地裁601号室

 クリスマスイブという大切な日に応援の為に予定を空けて下さっていた方には心からお詫び致します。改めてのお願いになりますが、2月25日(金)の判決日、多くの方に応援に来て頂き、見守って頂けますようお願い申し上げます。




 昨日、温泉から脱衣所に戻ったら小さな女の子が居ました。私の事をじっと見てから、お母さんとロッカーの間に隠れて怖い怖いと大泣き。ある筈の脚が無い人を初めて見たんでしょうね。

 あれだけわかりやすい反応、初めてでした。そりゃそうだよねー 無理もないよねー と思いました。

 同じ空間に今まで見た事も無いような関わった事が無い未知の人が居るってのは大人でも少なからず動揺します。職場だってもちろんそう。どうしていいか分からない。当たり前の自然な反応で悪い事じゃない。

 悪い事じゃないけどでもね……って思いながらなんとかしながら今までと変わらずこれからも生きてく事にちょっと途方に暮れてため息出しながら帰った私の誕生日

 大抵何処でもそっからスタートの環境作りはまず異常な根性の持続があってこそ取り組める事だからホントに大変。

 ノンアルコールビールが美味しいなぁー
by Q






☆☆おしらせ☆☆
2022年



2月 1日(火)
首都圏幹事会

2月15日(火)
首都圏幹事会

2月18日(金)
全国ユニオン春闘決起大会

2月24日(木)
全国ユニオン春闘アクション

2月25日(金)
13:10
OLC原告B判決 千葉地裁601号室

14:30
記者会見  県庁記者会見室

2月26日(水)
18:00
なのはなユニオン執行委員会

3月 2日(水)
13:30
都労委
「団体交渉拒否」証人尋問・富士そば安部委員長

3月10日(木)
首都圏幹事会

3月24日(木)
全国ユニオン厚生労働省交渉(予定)





ライン

なのはなトーク 朝いつもの駅までバスで通勤している。バスはだいたい時刻通りか少し過ぎてバス停までやってくる。それから電車で会社まで向かう毎日である。

 2021年の秋のある日は、会社で健康診断がありました。職場から会場まで片道15分の道のりを往復して歩きました。終了後に仕事に戻りましたが、今度は郵便局で葉書を出すために郵便局まで外出しました。手続きを済ませて会社に戻ってくると、歩数は久しぶりに1万歩を達成して嬉しくなりました。コロナで歩くことが少なくなっており適度にいい運動になりました。

 コロナ以前の土日はよく外出して買い物や図書館に行く事がいつもの日課でした。平日に歩けない分を休日で歩数を増やしていたものでした。お昼になれば図書館の休憩場所で弁当を食べていたものでした。今となっては家に居る事が生活リズムとなっています。土日の生活パターンはクリーニング店へ行く時間に変更があり多少時間を動かしました。コインランドリーの時間も移動しました。相変わらずに、平日はコインランドリー店が、コロナ対策のため、会社を早退しています。この場合も電車やバスが時刻通りである事が前提になります。たまに電車が遅れてコインランドリー利用時間に間に合わなくなる事もありました。やがて時は流れて、2022年の新年を迎えました。折角なので昔懐かしい「シャーボ」を取り出してみました。久しぶりにゆっくりと過ごしています。自宅で読書するのはいつ以来でしょう。

 カズオ・イシグロさんの小説を途中まで読みました。イギリスのことは分かりませんが、何故か子供時代に家族で過ごした頃が思い出されてリンクしたりします。現在はいない家族ですが笑顔が浮かびます。

 この部屋に住んでもう20年近くになり、職場では11年目になります。私が飲んだりするペットボトルの飲物と同じ商品を買ってくれる人もいて嬉しさや楽しさがあります。

追伸:猫が入ってきてびっくりしました。さすが寅年ですね。
(田中)

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