2023年6月22日 No.297 |
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6月3日、第14回ちばキャラバンが行われた。数日前からの台風で実行が危ぶまれたが、大雨でない限りやろうという強い決意のもとに実行された。9時45分JR柏駅東口は小雨だったが、柏のI女の仲間達を始めとして、柏市議・鈴木清丞さん、東葛ふれあいユニオンなどなどの方々が例年通り集まってくれた。横断幕は軒下で濡れないように手で持つなどの工夫をして、10時にキャラバンを開始した。 JR船橋駅では、熱心に耳を傾けている外国人の方がいたので、記念撮影に「ご一緒にいかがですか」と呼びかけたら、「アメリカの労働組合の者です。」と喜んで、一緒に写真に入る。後日、写真を送ったら、上記返事が送信された。「最賃上げろ!」の思いがけない国際連帯に、ビックリ!! |
終了後、コロナ禍で出来なかった学習会&交流会を前原睦自治会館にて行う。学習会のテーマは「入管法改正の問題点」ということで、三宅弁護士(千葉市民協同法律事務所)から問題提起を受ける。三宅先生が語る警察より人情がない入管のリアルな扱い、不法滞在だとレッテルを貼られた外国人が置かれた理不尽な実態などなど。今回の入管法改正がそのような実態と乖離したものなので反対であるという提起は迫力があった。参加者25名(なのはな14名参加)、一日行動の後だったが、疲れが飛ぶ内容だった。 学習会後は懇親会。Nさんから料理の差し入れもあり、久しぶりに飲んで!食べて!喋って! |
2023“一人”非正規春闘を終えて
4月11日(火)15時30分から、23春闘交渉を行いました。 ★結果(大まかに良かった3点) 1、要求の時給1500円は、通りませんでしたが、評価シートを通して、今回4月支給分の給料から100円アップになりました。 2、何度も上司に伝えても、評価資料(どのような基準で時給アップするのか?)の閲覧が出来なかったが、今回の春闘で会社は評価資料をだして説明してくれました。 3、会社の安全配慮義務について。 勤務時間中に口論と喧嘩が起きた場合、 防犯カメラの音声確認は出来ないが、画像確認はできることを確認する。さらに、朝礼や掲示板、部内ミーティング等での報告をすることを回答。 ★残りの課題 [格差是正]この部分はこれまでも要求し続けて来ましたが、今後も要求していきます。 @有給休暇の平均賃金から通常賃金への要求。 A慶弔休暇の取得。 B台風などの天候不順、交通事情による列車遅延による遅刻分の賃金カットをなくして欲しい。 ★今回の感想 年に1度の春闘を通して、会社の考えがわかり、時給アップの件はもちろんのこと、評価資料を提示してもらえたのは大きかったです。自分がどのような形で評価されるのか? ずっと疑問に思っていたので。交渉の中で、ここを努力すれば評価がここに上がり、昇給するとの説明を受けることができました。春闘でなければ無理だったと思います。 ★今後も会社とより良い労使関係を築き、春闘を続けて行きたいと思います。(M) |
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《昭和レトロ、平成ヴィンテージ》:その過渡期の只中で 第1話
皆様、初めまして(ギックリ腰でお辞儀が深くできませんが・笑)。
私は今年で54歳を迎えますが、これまでに20以上の異なる仕事に就いてきました。細かく上げれば実際はもっと多いのですが、それはキリが無いですし? 何よりも「日本の風潮」では、仕事を数多く経験すれば良い、というものではありませんからねぇ……(溜息) それでも、良くも・悪くも、色々な事を体験いたしましたので御座います。 恐らく、組合の方々の中でも、異色さは大きいかな、なんて個人的に想像しております。 世間では「昭和や平成」といった元号の時代が、ちょっとしたブームになっていますね。 ですが、コレも私には「良くも・悪くも」なので、何だか複雑な心境でして(苦笑) 私はアポロ11号が月面に着陸した年に生まれたのですが、勿論、その時には知る筈もないですよねえ? ですがその後の、川口浩さんの「探検隊」シリーズや、矢追純一さんの「UFO目撃談」といった番組を、ダイヤル式の電話機が一般的だった私と同年代の日本で生まれ育った方々と同じく、ブラウン管テレビを食い入るように観ていた男子でした。ユリ・ゲラーさんの「超能力」に驚愕し「ノストラダムスの大予言」など、当時の私たちは「人類滅亡説」に恐怖しつつも、実は心の奥底では、少しだけ期待じみていたものです(あ、イイ意味で …イイ意味?)故に自虐的に表現しますと、私の少年〜青年時代の感覚に於きましては「(規制は)ゆるく」て「(気分は)あつ〜い」時代でした。 「ロックンロール」から「ポップミュージック」への過渡期であり、あらゆる物事が「アナログ」から「デジタル」に代わった過渡期でもあり、それまで「子供向け」だったアニメの世界が、青年や「大人を対象」とした作品も造られ始めた過渡期とも云われ、若者の社交の場=デビューの場であった「ディスコ」が、会員制の「クラブ(発音は「クラブゥー」と同音で伸ばします・笑)」となった過渡期でもある訳ですね。 そして直ぐに「平成」になり、社会に出て、この「過渡期」世代の私たちは世の中の理不尽で不条理な現実を突き付けられたのであります。 今では経験できない楽しい事がイッパイありました。その分、慣れない海外での長期生活、職場での日常的なパワハラ・モラハラといった、苦しい事も同じくらいありましたね。 残念ながら所謂「バブル」の恩恵を受けた世代は、もう少し私の上の年齢までです(無念) ここでは現在の「昭和・平成レトロ」ブームに至るまでの私の職場環境を踏まえ、経験談や与太話を、ザックバランにお話しできればと思いまして。 有りますよ〜、今でも。「昭和レトロ」は勿論のこと、価値観としてはもっと古い筈の「ヴィンテージ」な環境だった「平成」時代は、何も見かけだけの外観ではなく、負の部分は内側の奥深くにまで浸透して、そしてその石器時代はいまだに続いていると思います。 そんな私は今、派遣会社の登録スタッフとして、狭い工場内でフォークリフトに乗り、ホイスト(天井クレーン)を動かし、日々「指を持って行かれない」よう祈りながら、室内であっても屋外と同じ気温と湿度の中で、楽しく働いております(藁) それでは「本日(今月)も、御安全に!」 (H・K) |
☆☆おしらせ☆☆
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