2023年9月25日 No.300 |
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首都高KRMユニオンは7月21日に結成をし、8月4日に支部結成届と支部要求書を会社に提出して2回の団体交渉を行い、支部要求については9月11日に「合意書」を締結した。 組合の要求は以下のとおりであった。 要求の第1は、支部長となったS氏が業務中に高速道路の路肩で停車中に追突事故にあった際の会社の対応が杜撰であったことで、高速道路での危険と隣り合わせの業務に就いている毎日に対する働く者の怒りが爆発したことが原動力となって結成された組合なので、業務中の事故が起きた時、 @原則労災扱いとする。 A労災扱いとなり休業した案件に関して、会社は「月4割」を休業の間、保障する。 B自己の責任なき業務中の事故については、就業規則第60条(特別休暇)、第68条(表彰)の対象とする。 第2は昇級について、就業規則で「原則として年1回4月に、会社の経営状態、本人の勤務成績並びに業務遂行能力等を勘案して行う。」となっているので、 @年1回(4月)の昇給を2024年4月より毎年実施する。 A昇給額については、毎年3月末までに組合と協議して決める。 B昇給を実施してこなかったことに対し、昇給分の支払いを求める。 第3は夜勤者手当について、賃金規程第23条(深夜勤務手当及び宿直手当)は「交代勤務者でない、夜間勤務又は宿直勤務を行った場合は、その所定労働時間(休憩及び仮眠時間を除く)に対して、勤務1時間につき第27条に規定する労働1時間当たりの賃金額の100分の25を深夜勤務手当として支払う。」と規定しているが、深夜勤務手当がついていなかったので、 @今後は深夜勤務手当を支払う。 A「深夜勤務手当不足分」について支払う。 第4は24時間勤務者の休憩時間が取得されていないことについて。緊急班の休憩の実態はいわゆる「手待ち時間」で休憩時間とはいえないので、 @従業規則に則り休憩は1時間とする。 A支払われていなかった残業代について支払う。 第5にアルバイトの日給を100円アップする。 以上の要求について、S氏に対する「補償」は別途案件として継続となったが、支部要求については2回の交渉で解決。アルバイト日給は300円アップが約束された。 今後も労使関係の安定化を図っていくことが約束された。なのはなユニオン結成以来、全従業員3/4を超えた初の支部が活動を開始した。「数は力なり」というが、早速、「時間外労働に関する協定」など会社との協定の調印者に支部長が調印。組合と会社とは組合費のチェックオッフも確約された。 なのはなユニオン初の従業員3/4をしめる首都高KRMユニオンが始動! |
なのはなユニオン第36回定期大会 開催要項
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【《昭和〜平成》:レトロとヴィンテージ、その狭間の中で】第4話
《不必要な英単語、止めません?》 つい先日まで、私は「新型コロナ・ウイルス」に感染しておりまして。まさか自分が、という思いと同時に、こんなにも苦しい病なのか、と、驚きました。 私は本来、平熱が35℃台と低いので、37℃まで上がるような風邪でも、物凄く発熱感があるのです。それがこの病の中で、何と39度3分を記録したので御座います。ですが、そんな発熱よりも、私の場合は、喉が痛くて、咳が止まらず、寝る暇もありませんでした。もう、止まらない咳の所為で、腹筋も痛くて・痛くて。5類になっても「第9波」は確実なのかな、と思いますね。土日を含め9日間も会社を欠勤。職場の先輩1人に感染させていました。復帰後も咳は続き、味覚障害(喉の炎症で刺激に敏感)も一ヶ月近く残りました。そんな療養中に考えていた事があります。 「コロナ」という単語、世界的には使われておりません。この病が世界的に広まった頃に、英語圏の知人と無料通信アプリでやり取りをしている時にハタと気付きました。「COVID1919(コヴィッド・ナインティーン)」を略して「コヴィッド」と言います。 そんな事を想い出した私は、次々と以前から気になっていた事例が浮かび上がりまして。 何故に我々日本人は、そうまでして公私ともに英語(外来語)を使いたがるのか? 「With Colona」…… 誰が言いだしたか分かりませんが、その使い方って、どうなのかな、と思うのです。恐らく「コロナと共に」という意味で使われていた事と思うのですが。「With」という前置詞は、例えば後に「LOVE」を付けて「愛を込めて」というような使い方をします。昔、ドラマでもありましたね「FROM OREGON WITH LOVE(フロム・オレゴン・ウィズ・ラブ)=オレゴンより愛を込めて」……「コロナを込めて」??? 冗談ではありません! 絶対に貰いたくなかった! 考えてみますと、私たちは日常的に色々な外来語を耳にしています。英単語が圧倒的ですね。 「あの人いつもテンション≠ェ高い」と言ったら、英語圏の人は「あの人は何のバネ≠ェそんなに固いのか?」と、疑問に思うでしょう。 「クライアント(依頼主)」は昔から良く耳にする単語ですが。近年では「コンプライアンス(法令遵守)」に始まって「エビデン(根拠、証拠)」や「ガバナンス(統治、管理、運営)」など、枚挙に暇がありません。ですが、これらは本来、弁護士などの専門家が、その職務の性質上、態と使う特殊用語と思います。ですので、本当はより一層の深い解釈が必要なのです。 不詳・私にとりましては、使用を控えたい単語もあります。 「リベンジ」とは、相手の命に係わる復讐、の意味合いがある単語ですので、使い方を注意しないと問題かな、と思います。それこそ国際的に活躍するようなスポーツ選手が、間違ってもSNS上に英語表記で発信してはならない危険な言葉だと思います。「次の試合でリベンジします!」は「次の試合で(相手を)殺します!」と同じになってしまうからです。日本国内だけで通用する外来語でしょうが、この世の中、世界中の人が知る事ができます。それを考えますと「チョッと待った!」と思うのです。そうまでして間違った英語(外来語)を使う必要があるのでしょうか? そんな事を、発熱と咳の中で考えておりました。 それでは皆さま、今月も御安全に! (HK)
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☆☆おしらせ☆☆
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稲刈り
暦の上では秋ですが、まだまだ猛暑日が続きますね。 私の実家は米農家をしています。8月末、何十年振りに稲刈りの手伝いに実家に帰省しました。子供の頃は田植えや稲刈りをよく手伝っていましたが、実家を出てから手伝いに行ったのは本当に久しぶりでした。 刈取機(コンバイン)が入れるくらいまで水田の端を手で刈り取るのですが、私が子供の頃は水田の区画整理がされていなく様々な水田の形があり、手で刈る場所が多く大変でしたが、今は区画整理がされており刈る場所が大分少なくなり両親は多少楽になったのかなと感じました。 農協にお米を卸していますが食生活の多様化、少子高齢化など様々な要因があり、米離れが加速している現状です。 卸値が安くなっていて父親は「一生懸命育てても赤字だ」とぼやいています。 米離れの対策として私たち消費者が出来る事は、お米を出来るだけ食べる事、ご飯として食べる以外にも米粉を利用したパンやお菓子などを取り入れながらお米の消費回復に貢献していけるようにしていきたいと思っています。 (田中)
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OLC業務過重裁判「原告Aの証人尋問」
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