なのはなユニオンニュース

2025年1月25日 No.315






ユニオン希望の2025年に

写真1

 2025年がスタートしました。今年はどんな年になるのでしょうか。
 昨年末の望年会に参加した仲間が「ユニオンには、自分のことでなく他人のことを何とかしたいという思いをもった方々が多く集まっている。こういう集まりは他にはないと思うので、もっともっと広げるにはどうするかを考えれば組合は大きくなるのでは。」と言った。今年こそ、組合員200名の拡大を実現したい。年明けて1月8日には、全国ユニオン113名の仲間が2025年をたたかう意思を固めた。

今年もよろしくお願いします。



2025春闘 がんばろう!

 春闘は、労働組合のナショナルセンター(連合・全労連・全労協)が毎年2月頃から一斉に労使交渉を行い、賃金の引き上げや労働条件の改善を目指す労働運動です。
 春闘における要求・交渉内容として重要なのは賃金の引上げ(賃上げ)です。ただし労働時間、育児や介護に関する制度の充実、非正規労働者の待遇改善、働きやすい環境作りに関する交渉にも重点が置かれています。春闘は労働組合による団体交渉なので労働組合法が適用されるので、使用者は春闘を拒否できません。
 近年、春闘をとりまく環境は変化していますが、春闘は労働者の生活水準の向上や労働条件の改善に大きく貢献して来ました。なのはなユニオンは全国ユニオンとともに2025春闘に取り組みます。

イラスト■なのはなユニオン 春闘の重点的取組
 1)物価高を上回る賃上げを獲得しよう!
 2)8時間働いて生活できる賃金を!
 3)どこでも誰でも時給1500円以上を実現しよう!
 4)雇用形態間などの格差是正を!とりわけ職務非関連の格差是正の推進!
 5)解雇・雇止をさせない!
 6)社会的課題を発信しよう!
  ●高齢者の再雇用制度問題を問う
  ●スキマバイト問題
 7)すべての支部は春闘をたたかおう!
 8)職場に一人であっても春闘を闘おう!
 9)組合員を拡大しよう!

春闘スケジュール
1)春闘要求を2月中頃までに作成
2)2月14日全国ユニオン 春闘決起集会
3)2月末から会社に春闘交渉を要求。
4)2月25日 全国ユニオン春闘アクション
5)3月13日 全国ユニオン春期厚生労働省交渉
6)会社と交渉を3月・4月に行う。
7)なのはなユニオン春闘学習&交流会

3月1日18時30分
ユニオン事務所下3階自治会室にて開催。


■全国ユニオン 春闘要求 ※抜粋
(1)賃上げについて
 
1)
すべての労働者の生活改善のために格差是正分を含めて6% (定期昇給相当分2%+ベースアップ3%以上+格差是正分1%以上)以上、額にして1万8000円以上の賃上げを目指す。
 
2)
年収300万円を目指す。自立して生きられ、かつ健康で文化的な生活を維持できる時間給「誰でもどこでも時給 1500円以上(1500円×2000時間=300万円以上)を目指す。
 
3)
格差是正〜職務非関連格差は早急に是正。正規・非正規の賃金(基本給・手当・一時金・退職金など)格差について、合理性のない格差の是正を求める。とりわけ 職務非関連の手当など(通勤手当、食堂の利用、慶弔休暇)について早急に是正を求める。

(2)一時金について
 正規と非正規との賃金格差、大手企業と中小零細企業の賃金格差を是正する。一時金の要求基準は年間6カ月(夏季3カ月、年末3カ月)とする。 雇用形態に関わらず一時金の支給を求める。とりわけ定年前に支給されていたのに定年再雇用後に支払われていない場合は支給を求める。

(3)最低賃金1500円の引き上げに取り組む!
 各ユニオンの職場で企業内最低賃金についても要求する。
 スキマバイトで問題がある場合には、諦めずになのはなユニオンへご相談下さい。

(4)ハラスメント協定の締結
 安全かつ安心に働くことができる権利を確認し、上司・同僚以外の顧客などからのハラスメントにも対応するためにハラスメント行為そのものを禁止する実効性のある法律の制定を求める。すべてのハラスメント行為を禁止する労働協約の締結にも取り組む。

(5)職場におけるジェンダー平等の実現
 男女平等社会実現に向けて1)働きがいのある人間らしい仕事(ディーセント・ワーク) の実現と女性の活躍促進、2)仕事と生活の調和、3)多様な仲間の結集と労働運動の活性化に向け取り組む。また、性的指向・性自認による差別を許さず、だれもが自分らしく働ける環境の実現に取り組む。

(6)安心して働き続けられる定年後の就業の確保
 本人の意思を尊重した定年再雇用の労働条件の確保、定年年齢の引き上げなどに取り組む。なお高齢法で努力義務となっている65歳以降の就業確保について安定した雇用・労働条件を求める。

(7)長時間労働の是正、ワーク・ライフ・バランスの実現
 
1)
昨年よりも短い時間で36協定を締結する。
 
2)
定額働かせ放題といわれた高度プロフェッショナル制度を職場に導入させない。
 
3)
労働時間規制や業務終了と次の業務の開始までの一定の間隔を確保するなど過重労働対策を進める。
 
4)
8時間働けば生活できる賃金水準の確保を求める。
 
5)
時間外手当の適正な支払いを求める。
 
6)
年次有給休暇取得率向上に向けて取り組む。

(8)日本以外にルーツを持つ労働者を仲間とする取り組みを進める。

(9)医療・介護の職場においては賃金と労働条件を引上げる。組織化にも取り組む。

(10)業務委託・フリーランスの労働者性について確認しつつ組織化に取り組む。


■社会的労働運動としての取組み
(1)格差・不合理について国・自治体に対して対応を求める。
 
1)
休業手当の不支給を違法として指導できないフリーシフトの撲滅を目指す。
 
2)
休業手当の計算方法 「平均賃金の6割」とする不合理な休業手当の計算方法の改善を求める。
 
3)
フリーランス新法を超えたフリーランスの権利拡大、セーフティーネットの拡大を求める。

イラスト(2)解雇の金銭解決制度を許さない運動に取り組む。

(3)雇用によらない働き方の拡大阻止に取り組む。

(4)どこでもだれでも最低賃金1500円以上の実現をめざす。

(5)リビングウェイジ(生活保障賃金条例)の制定に取り組む。

(6)性的指向・性自認、国籍、障がいの有無、年齢などを超えた多様な仲間づくりに取り組む。

(7)改憲阻止の運動、平和な社会を維持・形成していくための反戦、脱原発に取り組む。

2025春闘学習・交流会
「米国の労働者とストライキ」
(仮称)
講師 猿田佐世弁護士

3月1日(土)18時30分
前原睦自治会館(ユニオン事務所下3階)

春闘を取り組む方も取り組まない方も、元気が出る話です。参加を呼び掛けます。
春闘の要求作りに入りましたが、春闘は関係ない、春闘で何をするのか、イメージがわかない等々あるので、一人でも多くの仲間が取り組む春闘にしたいと思い、学習・交流会を企画しました。

米国は事業所の1/2従業員が組合員にならないと交渉権もないなどの条件下でもストライキなどで果敢に闘っている状況、トランプ氏が大統領になったことでの労働運動への影響などをお話しいただきます。猿田弁護士は米国での生活も長く、リアルなお話をいただけると思います。




イラスト


交渉1

 自動運転のモノレールの運行を24時間2人体制で2014年から担ってきた。休憩は8時間となっていたが24時間開放されない業務であったので、組合員は休憩が取れない、手待ち時間であると会社に2021年9月に問題提起をしたが、改善されなかった。24年8月に夜間についてのみ親会社であるオリエンタルランド株式会社から改善通知が出されたということで、24年10月に24時間を3交代勤務に変更し、未払金を3年前に遡って支払うとなった。組合は入社の2015年から残業代未払いがある、昼帯も手待ち時間であったとして未払残業代を要求。
 さらに上記経緯のなかで、上司から休憩時間は勤務指示をしていない、このままではお前の将来はない、お前の考えが正しいとしても会社が困っているからその話題は止めろ、等々の圧迫面談が7日間・長時間にわたり行われ、組合員は「うつ病」を発症。会社は上司の不適切な言動があったということで謝罪はしたが、パワハラとは認めず。組合は会社を休業したことで受けた不利益の保障を要求。第一回の交渉が開催されたが、会社は全面拒否で、交渉は継続中。

交渉2

 学習塾の講師。体調不良により手術が必要であるとの診断を受け、その旨を職場で同僚に話したところ、塾長から以前は服薬治療と言っていただろうとか本人が他の従業員に話すべきことではないというような趣旨の発言をされて、次の日から10日間ほど休む。休んだことを理由に懲戒解雇が通告される。
 組合員は復職する意思は無いが、長期(8年間)に働いたのに突然、懲戒解雇が通告されたこと、長期にわたり塾長からセクハラを受けてきた経緯もあり交渉に入る。第一回の交渉で、懲戒解雇の撤回については合意したが、その直後に出された離職票の自由欄は自己都合退職となっている、セクハラは認めないなどあり交渉は継続。

交渉3

 会社(児童通所施設)が入る商業施設に子どもを送迎する運転業務に就労。就業施設の従業者ルールについての違反があったと「誓約書」へのサインを求められる。組合員は従業者ルールの説明もなく、会社側の一方的な内容での誓約書にサインはできない旨を話したところ、即日出勤停止となる。組合員は高齢化した従業員が働き続けられる労働条件や送迎時にチャイルドシートが必要な子どもたちへの安全配慮などなどに問題があると危機感を抱いている。組合は出勤停止の撤回と今後働き続けられる労働条件の改善、送迎業務における子供への安全配慮への対策などを求めて団体交渉を開始。

交渉4

 個人病院に入社早々に同僚からのいじめがあり、院長に相談するも気のせいと言われ、きちんと対応してもらえず、状況が改善されずに悪化したため、組合員は心身の不調により出勤が出来なくなる。職場の人間関係が理由であるため、今後の復職は考えていないが、組合は退職事由に問題があるとして交渉を準備中。

交渉5

 設計の正社員として昨年8月に採用された組合員は、知人がストーカー化してしまったことを勤務開始まもなくトラブルの事前防止目的で伝えたところ、「セキュリティに厳しい会社であるからストーカーにあっている人を雇っていると会社への風当たりが強くなる」という理由で即日解雇になる。組合員は、「会社都合の解雇」であることを訴えたが、離職票の会社記入欄には「退職勧奨による合意退職」と記入され、数日分の日割りの給料が支払われただけだった。組合は1)「会社都合の解雇」であるので解雇予告手当相当の解決金、2)支払われた日割りが採用時に約束された年収に基づいていない額なので、その差額を求めて12月に団体交渉を行う。会社が要求を拒否したので、交渉は越年。

交渉6

 賃貸マンション管理会社に部長として勤務する組合員は、上司から異動を内示され抑うつ状態になり昨年11月から休職した。休職により管理職から部付きの業務推進職になったので、その待遇について休職中に事務折衝をした際、会社は「管理職と業務推進職の間に上下はなく、給与は変わらない」と明言。しかし、12月の賞与は前年と比べて1割減額となり、復職後の業務にも差別的取り扱いがあったため、前年と同額の賞与と、復職前の地位と業務に戻すことを求めて団体交渉を開始した。

交渉7

 組合員は今年の1月16日で60歳になるので、会社から再雇用をどうするのかという話を待っていたが来なかったので、誕生日直前に自分から再雇用を求めた。会社は就業規則で「定年後の継続雇用を希望する者は誕生日の2ヵ月前に会社に言う」となっているのに、その規則を守らなかったから再雇用はしないと返答。高年齢者等の雇用の安定等に関する法律(「高年法」という)9条1項では、65歳未満の定年制をおいている事業主は、65歳までの安定した雇用を確保するため、1)当該定年の引き上げ、2)継続雇用制度(高年齢者が希望するときは定年後に引き続いて雇用する制度)の導入、3)定年制の廃止のいずれかの雇用確保措置を講じなければならないとなっています。つまり、高年齢者が希望するときは定年後に引き続いて雇用しなければならないとなっているので、組合員が雇用継続を希望したことを会社は拒否できないと解される。また、組合員外の方には会社が雇用継続の有無を確認しているのに組合員にはなかったということで周知の公平性についても問題があるので、継続して雇用することを会社に要求。交渉が開始される。




共済だより

 なのはなユニオン結成(1988年)当初、未組織・非正規の方々の職場には共済がなかったので何かあった時の助け合いということで、全国労働者共済生活協同組合連合会(こくみん共済)に組合(団体)として加入。以降、共済への加入は自由選択として、会費月800円で継続して現在に至る。

[共済内容]
給付事由
給付額
すべての死亡
540,000
不慮の事故死亡
180,000
配偶者の死亡
360,000
子の死亡
180,000
親の死亡
 54,000
重度障害見舞金
540,000
火災
800,000
自然災害風水害等
240,000
自然災害地震等
 80,000
火災による同居親
 80,000
休業7日以上
 16,000
休業14日以上
 16,000
休業30日以上
 16,000
休業90日以上
 24,000
休業120日以上
 24,000
交通事故による場合

死亡
100万円
障害100万〜4万円
入院日額3000円 5日以上の入院
(180日限度)
通院日額1500円
入院4日以内含む。
通院1日あたり
(90日限度)


[2024年度支払い]
交通災害
傷病見舞金
傷病見舞金
傷病見舞金
傷病見舞金
傷病見舞金
親死亡
親死亡
本人死亡弔慰金
本人死亡弔慰金
 34500円
 30000円
 40000円
 48000円
 32000円
104000円
 54000円
 54000円
 54000円
 54000円

 最近、共済加入者が高齢化し、死亡、休業などでの共済給付が増えている。あまりよい話ではないが、先日、亡くなった方が受け取った額と支払った額を計算した。その方は1988年結成時より加入だったので、345600円(800円×12カ月×36年)を支払い、死亡弔慰金540000円を受け取った。つまり掛け捨てではないということがわかった。だからどうだという話ではあるが、組合員にとって掛け捨てではない共済であることを知っていただきたい。
※組合に連絡いただければ、いつでも加入できます。


スキマバイトに関する相談、受付ます!

 「空き時間を有効活用して働ける」をうたい文句に、日々紹介という制度を使い、短時間で即収入が得られるというスキマバイトが拡大しています。
 しかし、労働災害が起きた時、仕事がキャンセルされたとき、ハラスメントがあったときなど何らかのトラブルが生じた際に雇用責任の所在が不明確で、労働者に対する法的保護がされない。時給が安すぎる、事前に聞いていた話と実際の業務が違ったなどの声があります。





【《昭和〜平成》:ヴィンテージとレトロ、その狭間の中で】第19話

《目くそ・鼻くそ》

・正式には何というのでしょうねえ。

 皆様、旧年中は大変お世話になりました。本年も引き続き何卒よろしくお願い致します。

 実はですねえ、不詳・HK、昨年のクリスマスイヴの仕事帰り道、逆走してきたクルマに接触されましてね。加害者曰く「ウトウトとして」と言っていましたが、アクセルとブレーキを間違え、挙句、加速しながら逆走。私にヒットし、私の後ろの車両に正面衝突(エアバッグが作動していました!)そして、そのまた後ろのクルマも追突という、加害者・車両を含め4台の事故。正面衝突されていたクルマの運転手は、そのまま救急搬送されました。ふう、何という事を、何という時期に! 私達に一切の過失はなく、100パーセント加害者の責任の人身事故ですが、現在の法律では、何故か貰い事故に遭った被害者のほうが「やられ損」…… 全く遣る瀬無い気持ちで、寒空の中、鼻水を垂らしながら警察の見分を待っていました。この鼻水も直ぐに固まって『鼻くそ』に…… ん?『鼻くそ』??? うむ? 待てよ、コレは正しい言い方なのか!?

目くそ・鼻くそ≠ニは良く云ったもので、成分は一緒…… という話しではなく、古来より目くそ・耳くそ≠ニは、どっちも・どっち…… ちっ・があああう!

 目くそ、鼻くそ、耳くそ、これらは正式な用語ではない、と思いつつも、つい使ってしまう日常用語です。ですが、果たして、ニュース・キャスターが『放送中』に使うのか、というと、使わない、と思うのであります。

 「犯人は不敵にも鼻を穿りながら、指に取った鼻くそ≠店員に向けて跳ね飛ばしました」とか言うのでしょうか?(笑) 恐らく別の言葉に置き換えられるでしょう。

 目くそ⇒目ヤニ、耳くそ⇒耳垢…… では「鼻くそ」は?

 ざっと調べてみましたが、確かに「目クソ(=目ヤニ)」は「眼脂(ガンシ)」、「耳クソ(=耳アカ)」は「耳垢(ジコウ)」、「歯クソ(=歯カス)」は「歯垢(シコウ)」と呼ぶのが正式な用語とされるようです。

 しかあ〜し「鼻くそ」には正式名称がない。言ってしまえば「鼻くそ」自体が正式な用語である、とされるそうなのです! そもそも「クソ」という言葉を使わず「鼻アカ=鼻垢(ビコウ)」を正式な用語にすべきではないか、とする意見もあるそうですが。

 世界共通の言語として開発された「エスペラント語」が普及しなかった訳が此処にもあったわけであります。我々は「雨」を多くの種類に分類していますが、海外では殆どが「雨」の一言で済むのだそうです。五月雨や春雨、霧雨、雷雨、豪雨、も全て「雨」だろ?と。 逆に、私たちが一言で「ラクダ」と呼ぶ動物も、中東では、寝ているラクダ、起きているラクダ、水を飲んでいるラクダ、歩いているラクダ、其々が違うラクダなのだそうです。だから世界共通言語は難しいのです。 その中にあって、日本には、多くの海外の人が翻訳に苦戦する恐怖の「オノマトペ」があるのですが、こうして日本人自身が分からない言葉もあるのであります。 「わたくしたちは日々、鼻垢(びこう)が鼻孔(びこう)から出る微香(びこう)を感じ取り、その四季折々の」…… う〜む、難しい。というか最早「バカバカしい」領域で・笑。 新春から失礼いたしました。

 どうか皆様にとりましても、今年「もorは」良い一年でありますように。

 阪神淡路大震災から早30年。他人事ではありません。どうか今年も御安全に!
(H・K)





☆☆おしらせ☆☆
2025年


 1月30日(木)13:30
OLC大川裁判(業務過重)
判決 817号室

 2月 5日(水)14:00
三役会議

 2月14日(金)19:00
         
全国ユニオン25春闘決起集会
四ツ谷TKPスター会議室

 2月15日(土)18:00
執行委員会

 2月20日(木)16:00
首都圏幹事会

 2月25日(月)
全国ユニオンアクション

 3月 1日(土)
春闘学習会 講師猿田弁護士
「米国の労働者とストライキ」(仮称)

 3月 8日(土)
さよなら原発全国集会
代々木公園
※13時鳥居前集合

 3月13日(木)
厚生労働省交渉

 3月22日(土)18:00
執行委員会

 3月27日(木)13:10

成田空港裁判(高齢法問題)
判決 510号室







10月にWindows10のサポート終了。
Linux(リナックス)はいかが?

 
 新しい年2025年になりましたが、パソコン関係で今年の大きな話題はWindows10のサポートが10月14日に切れることでしょう。Windows10は10月14日以降、セキュリティの更新がされないので、ウイルス感染の危険が増すなどの問題があります。

 現時点でWindows10を使っている場合は、1)可能ならWindows11にアップグレードする、2)ハードウェア要件が満たされずWindows11にアップグレードできないPCを使用している場合はWindows11対応機を新規購入する、のいずれかの対応が必要です。

 さて、まだ使えるパソコンなのに、CPUなどの条件が合わないためにWindows10からWindows11にアップグレードできない人はどうしても新しいパソコンを買わなければいけないのでしょうか。Windowsをやめて無料のLinux(リナックス)をインストールするという手があります。

 インターネットもメールもZoomもできますし、WordやExcelとある程度互換性のあるワープロソフト、表計算ソフトもあり、これらが全て無料です。

 最近はYouTube動画でもLinuxの情報が沢山ありますので、興味のある方は検討してみて下さい。Microsoft純正のOfficeが必要な人、Adobe製など高価な商用ソフトを使っている人は、Windows11への移行が避けられませんが、インターネット利用が中心で、ワープロソフトもMicrosoft製でなくても構わないのだったら、Linuxは大変魅力的な選択肢だと思います。

イラスト Linuxのとっつきにくさ、分かりにくさは、ディストリビューションと呼ばれる種類がたくさんあることだろうと思います。Linuxに変わりはないのですが、「用途に応じて見た目が違う」とでも言っておきましょうか。情報量が多くて、乗り換え用におすすめなのがUbuntu(ウブントゥ)です。私もUbuntuを使っていますので、相談に乗りますよ。

 それでは、今年も皆さんのパソコン・ライフが素敵なものでありますように。

(片岡)